★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK295 > 817.html
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ ★阿修羅♪
玉川徹氏が国民民主・玉木代表「政権入り」の野望を指摘…完全否定でも飛び交う「大臣ポスト用意」の噂(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/817.html
投稿者 赤かぶ 日時 2024 年 10 月 30 日 03:15:30: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

玉川徹氏が国民民主・玉木代表「政権入り」の野望を指摘…完全否定でも飛び交う「大臣ポスト用意」の噂
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/362702
024/10/29 日刊ゲンダイ


玉川徹氏(C)日刊ゲンダイ

「立憲の人の何人かに聞いたんですけど、玉木さん自身はきっと政権内に入りたい思いがあるのだろうと言う風な話をするんですね」

 29日に放送されたテレビ朝日系情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」。コメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏(61)がこう踏み込んだのが、今回の衆院選で獲得議席を公示前の7議席から28議席に増やした国民民主党の玉木雄一郎代表(55)についてだった。

 衆院選では自民、公明両党が大敗して議席を減らし、両党では過半数に満たない少数与党に転落。これを受け、石破茂首相(67=自民党総裁)は国民民主の玉木代表に対し、政策ごとに連携する「部分連合」を呼びかける方針を固めた、と報じられている。

 こうしたことから、番組では玉木代表がどう対応するかについて論じられていたのだが、玉木代表は自身のX(旧ツイッター)ですぐさま番組に反応。《ポストなんか欲しくありません。今、私たち国民民主党が欲しいのは、国民の「手取りを増やす」経済政策の実現です》と反論。29日の会見でも、連立政権入りの可能性を「全くない」と否定していた。

 玉木代表が「完全否定」するのは当然。裏金自民が主導する自公政権に「NO」を突きつけ、国民民主に票を投じた有権者にとっては、連立政権入りは「裏切り行為」に等しいからだ。にもかかわらず、玉木代表の動きがなぜ話題となるのかと言えば、“前科”があるからだろう。

政権の座に居座り続けるためには何でもありの自民党

 玉木代表は、円安進行による物価高、燃料高を受け、レギュラーガソリン価格が全国平均で1リットル160円を3か月連続で超えた場合に約25円のガソリン税上乗せ課税を止める「トリガー条項」の発動(凍結解除)を求めてきた。

 これを見た岸田政権は玉木代表に「凍結解除」をチラつかせ、自公国の3党による実務者協議を進めることを“約束”。国民民主は2022年度当初予算案や23年度補正予算案に対し、野党としては異例となる賛成に回った経緯がある。

 ところがその後、自公は「凍結解除」に難色を示し、国民民主は結局、3党協議からの離脱を決定。「政治生命を懸ける」と言って自公に接近した玉木代表に対し、他の野党からは「狡猾な自民に利用されただけ」「おだてられて舞い上がって予算案に賛成した」「無定見だった」などと冷ややかな声が相次いだのだ。

 このため、石破自民が4倍に議席を増やした国民民主に再び「秋波」を送り始めたことに対し、玉木代表の“すり寄り”を警戒する声が出ているわけだ。

 政権の座に居座り続けるためには「カルト」と指摘される宗教と手を結ぶこともいとわないのが自民党だ。実際、永田町では「玉木代表は財務官僚出身だから財務大臣ポストを用意すればいい」「いや、選挙で落選したため空席となる法務、農林水産大臣のどちらかだ」……といった真偽不明の噂も飛び交っている。

「国民のための政治、国益にかなう政治を、原点に返り、おごることなく初心に立ち返って実行」

 今回の衆院選で当選した際、こう抱負を語っていた玉木代表。自身の言葉を噛みしめてほしい。

  ◇  ◇  ◇

 自公両党が惨敗した裏金選挙。●関連記事【もっと読む】《共産党は“裏金スクープ連発”で自民惨敗させるも議席減…強まる《政党名変えたら?》に党の見解は》【さらに読む】《稲田朋美氏は裏金問題で落選危機も…立憲民主の“敵失”に救われ逃げ切り》を取り上げている。
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 赤かぶ[228809] kNSCqYLU 2024年10月30日 03:16:48 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2393] 報告

2. 赤かぶ[228810] kNSCqYLU 2024年10月30日 03:17:54 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2394] 報告

3. 赤かぶ[228811] kNSCqYLU 2024年10月30日 03:19:17 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2395] 報告

4. 赤かぶ[228812] kNSCqYLU 2024年10月30日 03:20:06 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2396] 報告

5. 赤かぶ[228813] kNSCqYLU 2024年10月30日 05:37:43 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2397] 報告

6. 赤かぶ[228814] kNSCqYLU 2024年10月30日 05:51:59 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2398] 報告
<■103行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

【苦境の自民】首相指名選挙を控え…国民民主へ“ラブコール” 政権維持に奔走

2024/10/30 日テレNEWS

衆議院選挙での大敗を受け、自民党の水面下での動きが慌ただしくなっています。協力を求められた国民民主党の玉木代表は石破内閣との連立は改めて否定した上で、立憲民主党など複数の野党からも接触を受けていることを明かしました。玉木代表がにわかに今後の政局のキーマンとなりつつあります。

この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/category/polit...

   ◇

29日午後7時ごろ、堅い表情で官邸を後にした石破首相。

29日朝、出邸した際には…

石破首相
「おはようございます」

笑顔を見せていましたが、与党過半数割れで苦境に立たされる中、その胸中やいかに…

29日、首相官邸では衆院選後、初の閣議が開かれました。

しかし、その閣僚の中には神妙な面持ちの人が…。落選した牧原法相と小里農林水産相です。閣議後、それぞれが進退について言及しました。

牧原法相
「閣僚の人事は首相が決めることであり、私から申し上げることは差し控えるが、いずれにしても、その間は法相として責務を引き続き果たしていく所存です。現時点で辞任の申し出はしていない」

一方、小里農林水産相は…

小里農水相
「議員としての身分を失う以上は、大臣としての役割を果たすことはできません。僕は当然辞任することになります」

満身創痍(そうい)な政府与党。その存続が決まる首相指名選挙が行われる特別国会は、来月11日に召集する方向で最終調整されています。

首相指名選挙は衆議院・参議院のそれぞれで別々に行われ、過半数を得た人が首相に選ばれます。

しかし今回、衆議院ではどの党も議席数が過半数を下回っているため、1党の力だけで特定の人を首相に押し上げることができなくなっています。

過半数に届く候補者がいない場合は上位2人の決選投票となり、より多くの票を獲得した方が首相となります。

政権を維持するため、野党側の協力を得たい石破首相は…

石破首相
「議席を大きく伸ばされた党がございます。それぞれの党の主張に対して寄せられた国民のご理解・共感、そういうものを謙虚に受け止め、取り入れるべきは取り入れることに躊躇(ちゅうちょ)があってはならないと考えている」

これは、大きく議席を伸ばした国民民主党を意識した発言だったのでしょうか。

複数の与党関係者は、「石破首相は国民民主党に対して、政策ごとに政権への協力を呼びかける考えだ」と話しています。

その“ラブコール”を受ける玉木代表は…

国民民主党 玉木代表
「自民党だけではなく、立憲民主党、あるいは維新もだと思うが、それぞれ幹事長・国対委員長、つかさつかさでいろんなコンタクト、情報交換をしていると報告を受けております」

複数の野党からもラブコールがあることを明かしました。

その上で…

国民民主党 玉木代表
「私たちが欲しいのはポストではなくて選挙で約束した手取りを増やす、国民の懐を潤す、経済政策の実現が欲しい。とにかく政策実現に全力を傾けるので連立入りすることはありません」

大臣のポストよりも目指す政策の実現が大事だと訴えました。

政権の形が定まらない中で、国民民主党の玉木代表は存在感を増しつつあります。

(2024年10月29日放送「news zero」より)

7. ノーサイド[2842] g22BW4NUg0ODaA 2024年10月30日 06:13:25 : 6cgA8XwmcQ : eVZBSHZUQXRIUUk=[2] 報告

玉木の望みは自身の政策実現であり、玉木が入閣するということは石破首相の支配を受けることになり本末転倒、ということで玉木の入閣はありえない。(大笑)
   
8. 天元[639] k1aMsw 2024年10月30日 06:30:33 : ZVfystqlsM : ZUY2UVpNd2t4eHc=[1062] 報告
小沢氏が説得しても、前原氏が自民よりとして離党しても、泉氏が野党統一のために立憲に移動したのも玉木氏の与党志向にあるように思われる。

真実は、事実は・・・・・・・・・・

9. 赤かぶ[228833] kNSCqYLU 2024年10月30日 06:44:48 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2417] 報告

10. アラハバキ[618] g0GDiYNug2@DTA 2024年10月30日 07:11:39 : XjlKser1aw : ZDNDZ1VBenRCbnM=[7] 報告
昭和の自公民政治の焼き直しw

※自公民=自公+民社党(同盟系)
  ↓
※自公国=自公+国民民主(旧同盟系)

予算委会や本会議の多数決で
自民党に協力する代わりに、
自分達の政策のいくつかを飲んでもらうというやつ。

自動車総連や電力総連など、6つの産業別労労組=6産別の
願望が適い易くなる一方で…

…ようするに旧態依然とした産業構造支配は変わらず、
スタートアップ企業策やイノベーションが抑えられて、
この国のダウントレンドが続くことは想像に難くない。

昔と今が違うのは、6産別の大企業がグローバル企業へと肥大し、
労働貴族連中の経済思想が末端民衆から乖離している点だ。


11. アラハバキ[619] g0GDiYNug2@DTA 2024年10月30日 07:19:15 : XjlKser1aw : ZDNDZ1VBenRCbnM=[8] 報告
まあ、見ていたらわかるよ。
最初はアメをくれるだろうけれど、

自民党とグローバル企業の労働貴族がタッグを組むと
寒いことしかやらなくなるからw

12. 夜盗虫[212] lumTkJKO 2024年10月30日 07:26:51 : z6H9yP9PaE : dnQuZ3EyTWFxc1U=[4] 報告
ありえない話ではない

予算が通らない状況が続いたら。。。w

13. 氷島[1692] lViThw 2024年10月30日 07:36:57 : cIIgIQvTVg :TOR V1NDaGtSelR0VGc=[3] 報告
いやいや…
今のところ「自分を総理にしてくれる党と組む」と言ってるみたいだよ。

https://youtu.be/dJusPLRl1SI?si=BSPFRmOqrjVsTR3A
⇒《決選投票にもつれた場合も「玉木雄一郎と書く」》

最大限自分を高く売ろうと… 交渉上手だね。
野田佳彦と馬場伸幸よ、お前らが折れて、玉木総理を誕生させてやれよ。

14. 2024年10月30日 07:48:21 : fKkQda7Cxw : a01WR1RYQWZoY00=[3016] 報告
自民が退潮してもきっと何も変らない、なぜならば日本の政治は役人がやっている、あるいは不作為に何もやっていないと言える、前例踏襲で余程のことがあっても動かないのだ、日銀の植田氏が良い例だ。

そのようにして、ずるずる落ちてゆく。れいわが政権を脅かすぐらい躍進しないとどうにもならない。

15. Mr. SATAN[1] TYKSLiBTQVRBTg 2024年10月30日 07:48:46 : f2SoJWzhmw : TXRNQ2NhSnpzWkU=[216] 報告
公式で玉木はどっちつかず発言をしてるが、水面下では既に変化が起きてる。
15年ぶりに浜岡原発が再稼動した。

電気料金が安くなったらいいなぁ。

16. 疾風[52] jr6Vlw 2024年10月30日 07:54:09 : aKX0Fjkh0w : alZVSFJMSkw2V3c=[3] 報告
明治暴力革命以来

天皇は命乞い

政治屋は クソとうんこの

なすり合いだな。

俺は新平民で良かったよ

馬鹿野郎。

17. はっつぁん[26] gs2CwYLCgp@C8Q 2024年10月30日 08:09:36 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2552] 報告
<△22行くらい>
>投稿者 赤かぶ 日時 2024 年 10 月 30 日 03:15:30:
>日刊ゲンダイDIGITAL > 芸能 > 芸能ニュース > 記事 玉川徹氏が国民民主・玉木代表「政権入り」の野望を指摘…完全否定でも飛び交う「大臣ポスト用意」の噂 公開日:2024/10/29 14:30 更新日:2024/10/29 16:30

きょう(令和6年2024/10/30日(水):平日)の「総合 アクセス数ランキング(瞬間)令和6年2024/10/30 08:01更新」のトップ記事は、

いつもの、

デイリー現代、いや日刊ヒョンデ、じゃなかった、日刊ヒュンダイ、いや日刊ゲンダイ

ですが、なんと「芸能」記事ですか。

>玉川徹氏が国民民主・玉木代表「政権入り」の野望を指摘…完全否定でも飛び交う「大臣ポスト用意」の噂

それも、ウワサ記事。

玉川、玉木のタマタマ記事。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6518045
>FNN 10/29(火) 16:33 国民民主が立憲との党首会断る

>国民民主に対し、立憲が首相指名選挙での協力を求め、野田代表と玉木代表の会談を呼びかけたものの、28日夜、国民側が断っていたことが関係者への取材で分かりました。

>立憲は、日本維新の会や共産党と党首会談を開く方向で調整を進めています。

立憲(立民じゃないんだ)は、保守が50人、革新が100人、の混成政党だからネ。

まあ、ノダの党内指導力がどのくらいあるか、他党との協議の前にやることがあるんじゃないかな?

18. 覚醒した黄色いサルV[-523] im@QwYK1gr2JqZBGgqKDVIOLh1Y 2024年10月30日 08:25:23 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2553] 報告
>>17

>ノダの党内指導力がどのくらいあるか

ノダが、玉木を首相指名する、と言っても、党内をまとめきれるかどうか・・・

信用されないだろうネ。

党首会談なんかやっても意味がない。

19. カミー[1269] g0qDfoFb 2024年10月30日 08:27:05 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[1994] 報告
維新が付くのか、国民がつくのか知らないが、石破は落ち着いているみたいだ、水面かで話はついているのだろう、首相指名選挙が楽しみだ。しかし、石破もたいした玉だ、無責任極まりない。
20. 氷島[1693] lViThw 2024年10月30日 08:54:30 : v5CEoM4NUM :TOR eWQ4VEdGTkFSQVE=[2] 報告
もう立憲も共産もれいわも、自分たちの通したい法案をドンドン自公に持っていって掛け合えばいいんじゃないの?
奴らは政策に興味がないでしょ。奴らにとっては「(サル山の)地位」とか「名誉」とか「体裁」とか「勲章」とかが重要なんでしょ。

いくつか立法が実現するんじゃないの? 今ならば。
選択的夫婦別姓とか、天皇のジェンダー平等とか、同性婚とか、死刑廃止とか、取り調べ過程の全面可視化とか、企業団体献金の禁止とか、差別禁止法とか、週35時間労働制+最低賃金2000円とか…

ドンドン変えていこうぜ。ピンチはチャンスだ。

21. たぬき和尚[870] gr2CyoKrmGGPrg 2024年10月30日 09:21:36 : ZGAvq8lUL6 : RGlkdUxULi93MEE=[233] 報告
玉木がどんな大臣になるにしても、何か問題が起これば今の勢いはどこへやら、しどろもどろになることは想像が付く。こいつが図太く開き直るとは思えない。
だったら問題が起こりそうな閣僚にわざと付けてやったらどうか。連合がバックだから経産大臣辺りを狙っているのだろう。そこへ置いてやったらどうだ。
どこかで2度目の原発事故が起こったとき、こいつがどういう表情をするか見ものだ。あの垂れ目垂れ眉毛のひょっとこ顔がどうなるか見てみたい。
22. わ寺ピンクのエテ公U[7] gu2Om4Nzg5ODToLMg0eDZYz2h1U 2024年10月30日 09:31:08 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2554] 報告
>>17

>立憲(立民じゃないんだ)は、保守が50人、革新が100人、の混成政党

問題は、エダノ時代からの「原発ゼロ」などを主張する議員が、ほとんど再選されたこと・・・

彼らは、反権力だから、ノダ党首の権力には簡単には従わない!

まずは、党内融和でしょうが!!

新入りの50人を優遇して保守化を狙ってもうまくいくわけがない!!!

23. ノーサイド[2844] g22BW4NUg0ODaA 2024年10月30日 09:37:26 : 6cgA8XwmcQ : eVZBSHZUQXRIUUk=[4] 報告

しかし、立憲の左派も野田さんのおかげで当選させてもらってるからね。
(大笑)
  
24. 夜盗虫[213] lumTkJKO 2024年10月30日 11:27:53 : nLjCeGCiD2 : QVYxTUt1blluV28=[1] 報告
立憲の左派はドイツを手本にしてるからな

そのドイツも厳しいね

25. 夜盗虫[214] lumTkJKO 2024年10月30日 11:30:37 : nLjCeGCiD2 : QVYxTUt1blluV28=[2] 報告
>24

旧民主党時代ドイツ銀行に日本株空売りさせてたからな

何も知らない一般投資家はせっせと買って少し上がると空売りされてw

それでもせっせとw

26. 秘密のアッコちゃん[848] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年10月30日 12:47:48 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[413] 報告
<■393行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
最高裁裁判官「不信任率」異例の10%超え4人 国民審査、2人は「ジェンダー裁判」関与
2024/10/30 11:36
https://www.sankei.com/article/20241030-T3SRDJH7ARJXLABRS7NNIUD6AY/?outputType=theme_election2024
2024年10月27日投開票の衆院選と同時に行われた最高裁裁判官の国民審査の投票結果で、対象の6人全員が信任された一方、有権者が罷免を求める
「不信任率」
が10%を超えた裁判官が4人いた。
10%を超える裁判官が出たのは平成12(2000)年以来、約4半世紀ぶりで異例。
4人のうち2人は、性同一性障害を巡る訴訟での重要な判断に関わっていた。
中央選挙管理会の2024年10月28日の発表によると、不信任率が10%を超えたのは今崎幸彦長官11・46%、尾島明氏11・00%、宮川美津子氏10・51%、石兼公博氏10・00%。
近年は1桁台で推移しており、10%超えは平成12(2000)年の1人以来、24年ぶりとなった。
このうち、今年2024年8月から長官を務める今崎氏は、最高裁が昨年2023年7月、性同一性障害により女性として暮らす経済産業省職員に対する省内の女性用トイレの使用制限について、使用を制限するのは
「違法」
とする判断を示した際の裁判長だった。
また今崎、尾島両氏は、最高裁が昨年2023年10月、性同一性障害を巡り戸籍上の性別を変更する場合、生殖能力をなくす手術を必要とする法律の規定について、裁判官15人が全員一致で
「違憲」
との初判断を示した際の裁判官だった。
国民審査の不信任率を巡っては、令和3年の前回衆院選と同時実施された際、対象裁判官11人のうち、夫婦別姓を認めない法の規定を
「合憲」
とした4人に罷免を求める
「×」
の票が多く投じられたが、最高でも7・82%だった。
国民審査は有権者が辞めさせたい裁判官の欄に
「×」
印を書き、有効投票の過半数となった裁判官は罷免される仕組み。
今回で26回目で、昭和24(1949)年の第1回以来、前回までに延べ190人が審査を受けたが、罷免された裁判官はいない。

最高裁国民審査、今崎幸彦長官ら6裁判官全員が信任 4人が罷免率10%超え
2024/10/28 21:53
https://www.sankei.com/article/20241028-FZ5E7QWLNVMT5L42WAKDC3U65A/
中央選挙管理会は2024年10月28日、衆院選と同時に実施された最高裁裁判官の国民審査の投票結果を発表し、今崎幸彦長官ら6人全員が信任された。
対象は2021年の前回衆院選後に任命された裁判官で、他に尾島明、宮川美津子、平木正洋、石兼公博、中村慎の各氏。
有権者が罷免を求めた率が最も高かったのは今崎氏で11・46%。
逆に最も低かったのは中村氏で9・81%だった。
近年は10%以下で推移していたが、今回は4人が10%以上だった。
国民審査は、有権者が辞めさせたい裁判官の欄に「×」印を書き、有効投票の過半数となった裁判官は罷免される仕組み。
最高裁は2022年、在外邦人が国民審査に全く投票できないことを違憲と判断し、今回から投票できるようになった。
1949年の第1回以来、前回までに延べ190人が審査を受けたが、罷免された例はない。

最高裁が嵌った「性自認至上主義」
正論2024年1月号 弁護士 滝本太郎
2023年10月25日の最高裁大法廷(裁判長・戸倉三郎長官)の決定には驚かされた。
「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」(以下特例法)
に定められた性別変更の要件についての憲法判断で最高裁は、申立人(男性から女性への変更)の訴えにあった特例法3条4号
「生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること(生殖機能喪失要件)」
について
「違憲」
と判断してしまった。
更に同法3条5号
「その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えていること(外観要件)」
について、高裁段階で審理が尽くされていないとして、自らの判断を示さぬまま広島高裁に差し戻したのだ。
4号の生殖機能喪失要件が、憲法13条に定めた幸福追求権に反し違憲としたのは、15人全員だった。
三浦守、草野耕一、宇賀克也の3人の裁判官は、5号の外観要件についても差し戻しをせずに違憲だと判断すべきだとしてその意味での反対意見を示した。
残る12人は5号要件の憲法判断を回避した。
最高裁は憲法判断から逃げたのである。
最高裁によるとんでもない暴走である。
女性の権利を劣後させ、余りに矮小化している。
女性が差別され、不利益を被るのは、性別(SEX)を根拠としているという歴史的事実を無視して、つまりは男性の身勝手、女性の侮蔑、差別主義である
「性自認至上主義」
に侵された最高裁になってしまったということである。
「性自認至上主義」
をひた走った先進国では相次いで、女性の安心・安全が害され、脅かされている。
深刻な事態を招いた結果、その反省に立って正常化に舵を切ろうとしながらも、苦労しているイギリスの実態などについて、決定文では何の言及もなかった。
男性として思春期を幾分でも経験した者は女子スポーツ選手権への参加資格はないとした国際水泳連盟や世界陸連の判断なども決定文では一顧だにされていない。
15人の裁判官は何も知らないのだろうか。
不勉強極まると言う外ない。
決定文から読み取れることは、
「性自認は他者の権利法益より優先すべきである」
とする
「性自認至上主義」
に基づく論理展開ばかりなのだ。
私は本誌2023年12月号で、本決定について4つの可能性があると予測した。
第1は
「違憲であり性別変更を認める」
第2は
「違憲状態だ、国会は法を改正せよ」
第3は
「永続的に生殖腺の機能を欠いているなどとして変更を認め、違憲かどうかの判断は回避する」
第4は
「2019年1月の判例と同様、法的性別の変更を認めない、いわゆる手術要件は合憲である」
である。
まさか、4号と5号を分け、4号だけを違憲とし、5号については差し戻しをするとは思わなかった。
仮に広島高裁で5号を違憲として性別変更を認めたならば、最高裁への上訴はなく、高裁決定で確定し、実に不安定なままとなる。
高裁で5号を違憲とせずに
「ホルモン療法で陰茎が小さくなる、などしていれば陰茎ではない」
などと無理に評価し、法的性別の変更を認めてしまう手法を取れば、それが独り歩きしてしまうだろう。
そもそも最高裁は、法律の違憲判断をするかどうかという重大局面なのだから、国(法務省)に家事事件手続法と法務大臣権限法に基づき、利害関係人として参加してもらうべきだった。
最高裁にとって影響が大き過ぎて責任を負えないのならば、法務省に参加を打診すれば良かったのである。
法務省は決定後の2023年11月9日、自民党の
「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」(女性を守る議連)

「通例は裁判所から要請があって参加する」
と説明するなどこれまた逃げを打っていた。
議連も私どもも法務省(国)宛てに参加を要請し続けたのに、法務省も参加申し出をしないままだった。
挙げ句の4号違憲判決であり、5号は高等裁判所に差し戻して違憲となってしまう可能性がある。
行政の長である首相らに政治責任があると思われる。
差し戻し審があるのだから今からでも参加すべきだろう。
■性別変えず支障なき社会を
決定文には、生殖能力喪失要件について
「2014年に世界保健機関等が反対する共同声明を発し、また2017年には欧州人権裁判所が欧州人権条約に違反する旨の判決をした」
などとあった。
申立人側の主張そのままであろう。
死刑制度について国際的に批判を浴びても世論動向などを踏まえながら決して違憲判決を下さないのが日本ではなかったのか。
性別変更は死刑問題よりも格段に国民生活に影響を与える問題であるにもかかわらず、最高裁が暴走してしまった。
決定文には
「性同一性障害者がその性自認にしたがって法令上の性別の取り扱いを受けることは・・・個人の人格的存在と結びついた重要な法的利益である」
とあったが、だからと言って制度である
「法的性別」
を歪ませて良い理由になどならないではないか。
「本件規定がなかったとしても、生殖腺除去手術を受けずに性別変更を受けた者が子をもうけることにより親子関係等に関わる問題が生ずることは、極めてまれであると考えられる」
ともあった。
従前から女性という性自認を持ちながら父となった方も相応に居るのだから、生殖腺を失わずに性別変更ができるのであれば
「父である女」
が続々と出現するだろう。
メディアでも報道されているが、乳房切除までしたが、パートナーとの間に子を設けた例もある。
性別変更が認められれば
「母である男」
となる。
決して稀なことではなかろう。
「そもそも平成20年改正により、成年の子がいる性同一性障害者が性別変更審判を受けた場合には、『女である父』や『男である母』の存在が肯認されることとなった」
ともある。
しかし、平成20年の改正では未成年の子がいる場合は、法的性別は変更できないままだった。
子の出生時点で
「出産した母だが男だ」
「父だが生物学的な女だ」
という事態を招くこととは局面も意味合いも全く異なる。
「強度な身体的侵襲である生殖腺除去手術を受けることを甘受するか、又は性自認に従った法令上の取扱いを受けるという重要な法的利益を放棄して性別変更審判を受けることを断念するかという過酷な二者択一」
という記述も変だ。
手術は身体違和がきついから、自分の意思でするのであり、決して断種手術ではない。
むしろそれまで手術を受けて性別変更してきた人たちにとっては戸籍や身分証明上の性別と身体とが一致しているからこそ信頼が得られていたのだ。
それが失われるデメリットを考えなかったのだろうか。
まして精巣の除去は卵巣や子宮の除去に比較して実に容易である。
身体違和がさほどきつくなく、精巣の除去を含めて性別適合手術を必要としない方は、法的性別を変更しなければよいのである。
精巣と陰嚢を持ったままに、書類上である法的性別を女性に変更することが、どうして
「人格的存在と結びついた重要な法的利益」
と言えるのか。
生殖腺機能喪失要件が
「過酷な二者択一」
と言えるのか。
法的性別など変更でずとも、生活に差し支えない社会を作ることこそが重要ではないのか。
女性だと認識し、いわゆる女性装を日々する人も、排泄は認識からではなく、身体からするのだから男子トイレに入ることも相応にある。
その際に時に男性から揶揄され、時に暴力を受けることがある。
それこそが排除であり、差別であろう。
法的性別を変更して女性トイレを利用する権限があるなどとする前に、男子トイレで男性からの揶揄・暴力のない状態にすること、就職差別などないようにすることが重要な人権ではないのか。
4号の生殖腺機能喪失要件、そして5号の外観要件が外れれば、文字通り
「男性器ある女性」
が続々と登場する、その先には
「性同一性障害」
ではなく、ジェンダーアイデンティティ(性同一性・性自認)に基づく法的性別の変更は決定文中1人の裁判官が何度も言及した。
ドイツにおける性自認至上主義の如く、裁判所の関与さえないままに法的性別が変更できる方向となっていくだろう。
性犯罪目的の男や、女性を侮蔑・差別したく、その専用スペースを侵害することで喜びを得ようとする一部の男は、何としても診断書を取り、法的性別を女性に変更するよう努力するだろう。
週刊新潮2023年11月9日号には、診断が取りやすいことで有名な医師が登場し、
「そもそも性自認は当人がどう感じるかだけ」
「医者が決めることがおかしい」
「医師はウソ発見器じゃないですから、本人の言っていることをそのまま聞く。それが基本」
などと述べている。
法律を違憲とすることは法の形成過程の1つで、今回の最高裁決定は、まさに性自認至上主義を大きく伸展させる法律の登場に繋がるものだ。
先行する国々では混乱が多々あるのに、日本に周回遅れでこれに従えとするもので全く異常である。
岡正晶裁判官は補足意見で、立法府の対応について
「(4号要件の)目的を達成するために、より制限的でない新たな要件を設けることや(中略)社会一般の受け止め方との調整を図りつつ、特例法のその他の要件も含めた法改正」
「立法府に与えられた立法政策上の裁量権に全面的に委ねられている」
と述べている。
確かにこれは立法府が定めるべきことである。
3人の裁判官は、5号外観要件も違憲だからこの際、決断すべきとしたが本来、4号、5号とも立法府の広い裁量に委ねられていると言うべきだろう。
見解を異にする方もいると思うが、婚姻時の選択的夫婦別姓を導入していないことについては、憲法には両性の合意のみで婚姻できるとしているのに、最高裁は未だ立法裁量の問題としている。
多くの女性らが不便を被っている案件でその状況なのである。
「手術をしたくないならば法的性別を変えなければ良い」
だけの話なのに、どうして
「日々、トイレや風呂で見る身体違和には耐えられるが、書類上の性別の食い違いには耐えられない」
といった、率直に言って不可思議な権利主張を、そこまで保障しなければならないのか。
先程、最高裁は逃げたと述べた。
これは言い換えれば、最高裁は
「陰茎のある法的女性を出現させて良いか」
について判断するという、負わされた責任から逃げたという意味である。
最高裁から責任を押し付けられた広島高裁は国会の動向を待って判断すべきであろう。
決して2023年中とか2023年年度内に結論を出そうなどと、司法の傲慢に陥ってはならない。
■要件の再構築を求める
左派野党と公明党は、この最高裁決定を受けて早速に法改正を言い出し、立憲民主党は4号、5号要件の削除、また3号にある
「未成年の子が居る場合は変更を認めない」
という要件も削除するという案を言い出している。
一体、
「陰茎がある法的女性」
が出現することや
「他の性別に変わったものと見做す」
ことの重さをどう考えているのだろう。
「どこでも女性として遇せよ」
という法規範が成立した場合の女性スペースの混乱をどう考えているのだろうか。
私が世話人をしている
「女性スペースを守る諸団体と有志の連絡会」(以下連絡会)
では、議論を重ね、
「女性スペースに関する法律案」

「女子スポーツに関する法律案」
を2023年11月14日に公表し各党に送付した。
2023年の
「LGBT理解増進法」
の制定論議の際、合わせて作ってほしいと作ったものを更新し、特例法の改正案を加えた。
特例法3条の4号と5号の要件は削除するが、新たな4号として
「男性から女性への性別の取り扱いの変更を請求する場合は、陰茎を残していないこと」
と入れるものである。
「女性から男性へ」
と性別変更する場合には要件がないので、比較すると一見不平等に見えるかもしれない。
だがこれは合理的で差別にはならない。
圧倒的多数の性犯罪は陰茎のある者による。
単に要件を削除するだけでは、性犯罪目的の者まで次々と法的女性になろうとする蓋然性がある。
また陰茎という外観上からして明白に男性である者が法的女性となって女性らに不安感・恐怖感を持たせるのは避けるべき強い必要があるからである。
その恐怖は合理的なものであり、決して
「研修」
により消し去れる類のものではない。
女性スペースに関する法律案は、
「女性」
の定義を
「生物学的女性のうち、特例法に基づいて性別を男性と見做されていない者、そして女性と見做された者のうち陰茎を残していない者」
とする。
仮に5号外観要件が削除された特例法により
「陰茎がある法的女性」
となっても、この法律の上では
「法的女性」
とはしない。
特例法4条では
「法律に別段の定めがある場合を除き、その性別につき他の性別に変わったものとみなす」
としており、他の法律による異なった対応を許容しているのである。
今の浴場を男女別にすることについては、理解増進法が成立後の2023年6月23日に通達が出ており、それは
「身体的な特徴による」
とある。
これは主に陰茎の有無の趣旨であろう。
法律案は通達を法律に格上げし、かつ女子トイレ、更衣室等の女性スペースの全体を対象とするものだ。
性自認に重きを置いて考える性自認至上主義の立場であれば、
「トランス女性は女性」
となって
「女子トイレの利用公認を」
となるだろう。
ここが最初から最後まで闘いの焦点である。
ただ
「トランス女性は女性である」
と主張する論者らにも、
「女湯については入れないものとする」
と主張する者は多く、事実上
「法的女性」
を一律に扱わないとする合意形成は可能であろう。
だから、理を尽くして女子トイレの安心安全の確保のためには、陰茎がある限り利用を公認できないことを説得していくこととなる。
また、2023年7月11日の経産省トイレ裁判の最高裁判決も考慮しない訳にはいかない。
そこでは
「特定の女子トイレにつき、管理者が当該女子トイレを通例利用する女性の意向を尊重かつ十分聴取した上で、特定人の入場を別途許容し、その趣旨を女性スペースに明示する場合はこの限りではない」
と対応する外ない。
女子スポーツに関する法律では、2022年6月の世界水泳連盟、2023年3月の世界陸連の方針を踏襲する。
男としての思春期を経験した者は、その後、陰茎があってもなくても、女子スポーツ選手権への参加資格がないとするものである。
ただ、ルールは各団体の自治で定められるものである。
公的資金の援助や後援などに限ったルールとなる。
連絡会は、社会全般に対して10項目に及ぶ要望を2023年10月30日の声明と共に示した。
今後、どうすべきかという点で重要なのでこれを最後に紹介したい。
第1に、政府各省庁が、様々な調査をすることだ。
性自認や性別変更を巡って先行した国々のここ数年間の状況と動向、トイレ、共同浴場などにおけるトラブル・刑事事件の調査、性同一性障害の診断の実態と信頼性に関する調査、法的性別を変更した人のその後の調査などである。
第2にメディアには、性同一性障害はトランスジェンダーのうち15.8%に過ぎないのだから、混同して議論することを厳に慎み、国民に様々な見解・情報を伝えるよう求めたい。
第3に、国民は先入観に捉われることなく、自らの意見形成に努めてほしいと願う。論者による議論を拒否する姿勢のまやかしを知ってほしいし、自由な言論空間を確保し合いたい。
第4に、各政党に求めたいことは、当連絡会を含め多くの国民の様々な意見を聴取し、党内で自由に議論して方針を定めてほしい。
第5に、それらの議論にあっては、女性が性別(SEX)によって未だに経済的・社会的に様々な不利益を被っていることを直視されたい。
第6に、国会に求めるのは5号要件が決して違憲判断が下されたものではないからそれも削除すれば良いというものではないことを確認すると共に、様々な調査や国民的に議論した上で新たな要件等を定めてほしい。
第7に、この裁判を差し戻しされた広島高裁は、早期に本件の判断をすべきではなく、様々な調査結果と国民的な議論の行方をよく見極め、国から参加申出があった時は直ちに認めるべきである。
第8に、国はこれからでも法務大臣権限法と家事事件手続法に基づきこの裁判に利害関係人として参加すべきである。
第9に、国民は次の衆議院議員選挙における国民審査において、対象裁判官に罷免の意思を示すべきである。その対象は憲法の規定で10年以内に審査された裁判官を含まないこととなっているが、私は国民からの民主的統制を強めるために、毎回15人を審査できるように憲法を改正すべきと考える。
第10に、内閣は最高裁判官に定年等で欠員が出たならば、このような「性自認至上主義」に嵌っていない方をこそ指名すべきである。私はまた、任命の前に、国会で予定者への質問をする機会を作るべきと考える。
最高裁は今、
「性別」
を蔑ろにして法的性別の概念を弄び、
「性自認至上主義」
により、安易に
「女性」
「男性」
の定義を変更する道を歩み始めてしまった。
司法が暴走した時、それを止めるのは国権の最高機関、国会であり主権者国民である。
「性自認至上主義」
は欧米で猛威を振るい、女性の権利が剥奪されるなど、様々な混乱がもたらされてきた。
その反省から方針を転換、正常化させるべく悪戦苦闘しているイギリスのような例もあるのに、日本は周回遅れでこれから
「性自認至上主義」
に嵌ろうとしている。
何とか止めなければならない。

薬生衛発0623第1号
令和5年6月23日
都道府県
各 保健所設置市 衛生主管部(局)長 殿
特別区
厚生労働省医薬・生活衛生局生活衛生課長
(公 印 省 略)
公衆浴場や旅館業の施設の共同浴室における男女の取扱いについて
https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/001112499.pdf
○國重委員
(略)公衆浴場、いわゆる銭湯や旅館等の宿泊施設の共同浴室について、現在それぞれ衛生等管理要領が定められておりまして、その中で男女別の定めがされています。
これらは風紀の観点から混浴禁止を定めていることから、男女の別は身体的な特徴の性をもって判断することとされていると、事前に政府の方からも説明を受けております。
そこで、念のため確認をさせていただきたいんですけれども、これらの共同浴場における男女の判断基準はトランスジェンダーにも当てはまる、つまり、トランスジェンダーの場合も性自認ではなくて身体的特徴に基づいて判断することになると理解をしていますけれども、これで間違いないかどうか、答弁を求めます。
○佐々木政府参考人
お答えいたします。
公衆浴場や宿泊施設の共同浴場につきましては、厚生労働省が管理要領を定めております。
具体的には、公衆浴場における衛生等管理要領や旅館業における衛生等管理要領になります。
この中で、おおむね七歳以上の男女を混浴させないことなどと定めております。
この要領で言う男女は、風紀の観点から混浴禁止を定めている趣旨から、トランスジェンダーの方も含め、身体的な特徴の性をもって判断するものであり、公衆浴場等の営業者は、体は男性、心は女性の方が女湯に入らないようにする、こういう必要があると考えております。
実際の適用につきましては、都道府県等が条例を定めております。
この条例によって、基本的にこの要領と同じような形で男女の浴室を区別し、混浴を禁止しているものと承知しております。
○國重委員
トランスジェンダーの方であっても、心ではなくて身体的特徴で判断するというようなことだったと思います。
では、共同浴場において、先ほど答弁いただいたとおり、風紀の観点から心の性ではなくて身体的特徴をもって男女を区別する、このような現在行われている取扱いというのは憲法十四条に照らしても差別に当たらないと、念のため確認しますが、差別に当たらないということで間違いないかどうか、答弁を求めます。
○伊佐副大臣
憲法十四条、いわゆる法の下の平等でありますが、この原則が規定されております。
この趣旨としては、合理的な理由なしに区別をすることを禁止するという趣旨でございます。
つまり、合理的と認められる範囲内の区別を否定するものではないというふうに理解をしておりまして、先ほど委員御指摘の、公衆浴場における入浴者については男女を身体的な特徴の性をもって判断するというこの取扱いは、風紀の観点から合理的な区別であるというふうに考えられております。
憲法第十四条に照らしても差別に当たらないものというふうに考えております。

【決定全文】最高裁はなぜ、性別変更の生殖機能をなくす要件を「違憲」としたのか
最高裁15人の裁判官は、生殖機能をなくす「手術要件」を全員一致で違憲と判断。「過酷な二者択一」だとした
ハフポスト日本版編集部
2023年10月26日 15時0分 JST
|更新 2023年10月26日 JST
https://www.huffingtonpost.jp/entry/japan-supreme-court-gender-change-rule-unconstitutional_jp_6538bcb5e4b0783c4b9f005a
裁判長裁判官 戸倉三郎
裁判官 山口 厚
裁判官 深山卓也
裁判官 三浦 守
裁判官 草野耕一
裁判官 宇賀克也
裁判官 林 道晴
裁判官 岡村和美
裁判官 長嶺安政
裁判官 安浪亮介
裁判官 渡邉 惠理子
裁判官 岡 正晶
裁判官 堺 徹
裁判官 今崎幸彦
裁判官 尾島 明

全裁判官が異例の個別意見 トイレ使用制限訴訟
2023/7/11 20:26
https://www.sankei.com/article/20230711-XZYU7PGZZRPVBAEBWQ36QPB4AA/
戸籍上は男性だが性自認は女性の性同一性障害の経済産業省職員に対するトイレの使用制限を巡る訴訟で最高裁第3小法廷(今崎幸彦裁判長)が2023年7月11日、国の対応を違法とする初判断を示した。
「職場のトイレ」
という限られた空間に関し個別事情を踏まえ判断した形だが、裁判官5人全員が補足意見を付けた。
性的少数者への配慮というより一般的な問題に対し、社会全体での議論を促したと言える。
今回の訴訟で問題となったのは、トイレの使用を制限した経産省が根拠とした女性用トイレを使う他の女性職員らに対する
「配慮」
と、原告職員が自認する性に即した社会生活を送る
「法的利益」
とのバランスだった。
同小法廷は、双方の重要性を認めた上で、原告職員が職場で
「女性」
として十分認知され、公共施設などと異なり人間関係が限定されている具体的な事情を分析。
原告職員がトイレの使用でトラブルを起こしたことはなく、経産省の措置を「問題ない」とした人事院判定までの間、経産省が見直しを検討した形跡もないことを踏まえ、結論を導いた。
判決では、異例となる裁判官5人全員の補足意見が付され、それぞれ持論を展開した。
裁判官出身の今崎裁判長は、今回の判決について
「不特定多数が利用する公共施設のトイレなどを想定した判断ではない」
とした上で
「そうした問題は、機会を改めて議論されるべきだ」
と指摘。
「今後、この種の事例は社会の様々な場面で起こる」
とし
「多くの人々の理解抜きに解決はなく、社会全体で議論され、コンセンサスが形成されることが望まれる」
と述べた。
学者出身の宇賀克也氏は、原告職員が戸籍変更に必要な性別適合手術を受けていなかったことに触れ
「手術は生命・健康への危険を伴い、経済的な負担も大きい」
「受けていなくても可能な限り性自認を尊重して対応すべきだ」
とした。
弁護士出身の渡辺恵理子氏と裁判官出身の林道晴氏も
「性別は人格的な生存と密接不可分」
とし、原告と他の職員との間の利害調整は、具体的に行う必要があったと強調。
経産省が、説明会で女性職員が
「違和感を抱いているように見えた」
という曖昧な理由で制限を決めたことは
「合理性を欠くことは明らかだ」
と批判した。
行政官出身の長嶺安政氏は、トイレの利用制限自体は他の職員の心理面も踏まえ
「激変緩和措置として一定の合理性はあった」
としつつ、
「必要に応じて見直すべきだった」
と述べた。
判決を受けて経産省は
「判決を精査した上で対応していく」。
人事院は
「判決の内容を十分に精査し、適切に対応していきたい」
とそれぞれコメントした。


[18初期非表示理由]:担当:スレと関係が薄い長文多数のため全部処理。自分でスレを建てて好きな事を投稿してください

27. SS(えすツェット)[25] U1OBaYKmgreDY4NGg2KDZ4Fq 2024年10月30日 12:50:01 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2555] 報告
<△23行くらい>
>>17

>なんと「芸能」記事

タマンキも芸能人になったんだね。

しかし、なぜ、こんな不要不急の記事がトップに来るのか・・・??

>誰によって 情報が流されているか なぜ今 流されているか (情報操作の7原則)

誰:赤かぶ(モサド:イスラエル諜報機関の工作員)
なぜ今:何かの記事から読者の目を逸らすため

何の記事かなぁ???

コレかな????

https://jp.reuters.com/markets/commodities/UGXG7XK725MCFLNVEKM3JKPPAA-2024-10-29/
>ロイター 2024年10月30日午前 11:17 EU、中国製EVへの追加関税を正式承認 

>中国製の電気自動車(EV)に対する関税を最大45.3%まで引き上げることを決定した。

さあ、ホンダの登場だ!

https://www.kangnamtimes.com/ja/mobility/article/467191/?utm_source=msn&utm_medium=feed&utm_campaign=slidelink#google_vignette
>ホンダ・プロローグの販売順位はテスラの3車種とフォード・マスタング・マッハEに次ぐ5位を達成し、その底力を示した。

https://www.youtube.com/watch?v=4dUNAzUpRvw
>スケッチスイッチ(covered by marble)

28. ゆでガエルまあクン[-784] guSCxYNLg0eDi4LcgqCDToOT 2024年10月30日 13:46:05 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2556] 報告
<△26行くらい>
>>27

>ホンダの登場

トヨタもね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c0affd7b0242bde991d98795389b6f08d132aae3
>「カローラ」より小さい! トヨタの新型「小型クーペ”セダン”」公開!

アギアやウィーゴのタイ版ですね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4efe520b4e58f2c3d6f35e77e882d07101d778e4
>そのクルマとは「ウィーゴ」です。このクルマは、フィリピンをはじめとするアジア市場で展開されるコンパクトハッチバックで、地域によっては「アギア」などの名前で知られています。

タイやフィリピンなど(生産はインドネシア)はBRICSに加盟する方向なので・・・

https://tanakanews.com/241029brics.htm
>BRICSが多極型世界の準備完了 2024年10月29日   田中 宇

>今回、世界の13か国がBRICSの伴侶諸国(パートナー)になった。

>その中に、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムというASEANの4カ国が入っている。

>ASEANはかつて米国の傀儡勢力だった。

>それが今、BRICSの伴侶として、非米側に入る感じが濃厚だ。

>米国側から問われれば「ASEANは中立です」と言うだろうが、全く自由がない米傀儡・対米従属である日本やEUから見ると、中立とは非米側のことだ。

フィリピンと日本だけが、自由がないが・・・

https://www.youtube.com/watch?v=2a4x5C64lH8
>オラーシャ空軍 航空行進曲

29. わ寺ソーカ基督教門徒[-582] gu2Om4NcgVuDSoruk8KLs5blk2s 2024年10月30日 14:11:30 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2557] 報告
>>28

>フィリピンと日本だけが、自由がない

SSA(サイパン・スーパー・アリーナ)のある(?)北マリアナ諸島も、ですね。

来週の火曜日に、米大統領選があるのですが、

グアムには選挙権があるのに、その北にあるサイパンには「選挙権がない」のですね。

北マリアナ諸島は、アメリカの「自治領」なので、選挙権がないのです。

日本統治下では、日本の選挙権があったのに・・・

https://www.youtube.com/watch?v=xbjRZepWxyQ
>【初音ミク】讃美歌338番 新聖歌384番 「主よおわりまで」フルコーラス

30. 最初[48] jcWPiQ 2024年10月30日 15:06:41 : quMKleKEOA : andmOS5lY2dYN00=[2442] 報告
玉木の裏切りを防ぐ手段は一つだけある

それは、第一回の首班指名選挙で立憲全員が野田でなく玉木に投票すること

玉木は決戦投票で玉木に投票すると宣言しているのだから、
自分が決戦に出たら石破の敵対者になっ自分に投票せざるを獲なくなる

こうして玉木は石破に恩を売ることができなくなり、
さらに決戦で他の野党まで玉木に投票すれば自分が石破の敵対者として
超弱小内閣の首班にならざるを得なくなる
(他の野党はこんな首相をいつでも追放できる)

31. 2024年10月30日 15:12:22 : as8RlqNOGA : aFNiQ1p6eGRSM0E=[2018] 報告
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。

ほら、、筋書き通り、、朝鮮カルト主体の連中の下種さが姿を現している。

今日も、、創価の朝鮮部落民達、、交代でマンションの老化を走っている。

反省など彼等にはない、、与党に入って暴走したいだけの連中。

後、、税務署が創価に入らないのは、、彼等信者が入り込んでいるから、、

各省庁にも。

腐った政治・教育・社会、、劣化種大量生産、、日本の癌細胞と呼ばれる理由は

此処にある。

宗教解体と帰国。

皇室制度廃止と半島との国交断交。

日本人の国、、日本人が居るから成り立っている。



[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数のため全部処理

32. 2024年10月30日 15:21:43 : as8RlqNOGA : aFNiQ1p6eGRSM0E=[2019] 報告
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。

表立ってのばら撒きは最近ですが、、昔から公金を好き放題している噂は

創価公明。

障害者・病気の人達を除いて(利用されているし入らないと嫌がらせを受ける

病院に入っていても)人でなしの連中、、日本人のやり方ではない。

という事で、、宗教は、、腐っているのが日本。

中国の墨〇、、組織は、、歴史を知っている人達なら知っていますよ、、

神社庁さん、、ケ小平がその一員とは思えませんが、、天安門事件の時に

何をしていた? 平和を追求する? どうでしょう?

最近の中国を観ていると疑問だらけ、、半島同様。

まあ、、距離をとるのが一番良いという事。

争う必要はない、、正し、、国内に潜む繋がっている半島勢は疑問?

五色〇? 

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数のため全部処理

33. 通りすがりの[12] ksqC6IK3gqqC6ILM 2024年10月30日 15:34:27 : 3LpSVWYeXw : aW5CalRnYkZYd1U=[1] 報告
>国民民主、首相指名めぐり立憲との党首会談に応ぜず 「玉木と書く」
2024/10/29 朝日

何やってんだコイツ?
いや、タマ・ンと書くのは構わないんだが、
チマタは、イシバと書くんじゃないかと疑心暗鬼なんだが。
 

34. ちばどの[382] gr@CzoLHgsw 2024年10月30日 15:42:22 : 7LT6VRNeYw : eG1YcVJGN2J6ZWs=[526] 報告
<△26行くらい>
  玉木氏は元官僚だけあって霞が関とは親和性が高いのだろう、よって今後も例によって官起案の財界利益優先に公金を用いる行政立法案の閣僚レクに続く党議拘束の掛かった強行可決の悪弊を維持するには、閣僚に玉木氏が入ることは自民にとっては強い味方ができるのだろう。極論すれば国民個々が相互扶助のために出し合い経理実務を行政に委任した福祉目的税を今後も政財官で略奪するには霞が関とのより太いパイプが必要だ。玉木氏は企業献金について言及がないとのことだから、法人を公金の使途の審議の場たる国会に招き入れ補助金漬けとする、官起案の行政立法案を強行可決させるための恰好のカモと国民民主が見做されている可能性は高い。
  何やら国民と立憲の略称を同じ民主党とし投票用紙を紛らわしく粉飾した後に選管が票を案分する仰天の事態まであり、立憲の票が国民にも行くトリックが既にシナリオ化されていた印象だが、そこまでやるには相当の下準備が国対で出来いたのか。
  元官僚の玉木氏が官起案の法案である行政立法案の強行可決と予算化を、内容によっては批判し審議をストップさせるとは思えず、護憲を忌避しつつ法人利益を優先する党利党略実現を国家的な方針としたい自民党にとっては加勢となろう、かつまた法人への公金補助と天下り慣行を維持したい省益優先の官僚集団にとっても現状維持は安泰だ。彼らは法人内に属する多くの労働搾取に耐える底辺労働者層が持つ、労働条件向上のための政策実現に尽力する政党と議員への政治的一票の価値の棄損は大前提である故に、改憲を口実に護憲を忌避した無法主義の継続を図るのである。極論すれば公金泥棒に国民民主も参入するよう無法者集団に求められているとすれば玉木氏にとっても正念場だ。
  かくして国民が互いに出し合う
  
35. ちばどの[383] gr@CzoLHgsw 2024年10月30日 15:45:22 : 7LT6VRNeYw : eG1YcVJGN2J6ZWs=[527] 報告
  34の最下段は不要です
36. 2024年10月30日 16:05:47 : as8RlqNOGA : aFNiQ1p6eGRSM0E=[2020] 報告
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。

創価公明がばら撒きを示唆?

これで、、喜んでいた朝鮮部落の創価信者達。

相変わらず反省なしの馬鹿民族。

集団ストーカー日本人弾圧をしておいて、、一寸お金を与えて? やり過ごそうと

しても無駄。

宗教解体と帰国は、、日本人の未来の為に必要。

あんた達の様なのがのさばったら、、又 同じ様な事をする。

皇室制度も不要、、半島との国交断交。

日本人の為の日本再生。

許される事ではない。

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数のため全部処理

37. [1756] iKQ 2024年10月30日 16:49:10 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[1763] 報告

 玉木は 頭がいいぞ〜〜

 お前ら バカのコメントでは 太刀打ちできないだろう


 スーパーマン玉木


 ま〜〜 じ〜〜っと 見て居なさい


 が〜〜〜はははは〜〜〜

 

38. 夜盗虫[215] lumTkJKO 2024年10月30日 17:21:46 : 0DdmRRjyO6 : VUYyZi9jSm9hb1E=[11] 報告
黄金のタマキンになれるか
39. 第n次嫌々期(仮)[1728] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年10月30日 18:08:43 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[13148] 報告
玉木は元希望の党。
希望の党といえば小池百合子。
小池百合子といえばソロス。

……玉木はソロスの紐付きか?
(もしそうなら国賊か売国奴確定じゃないか)

40. ノーサイド[2845] g22BW4NUg0ODaA 2024年10月30日 18:13:07 : 6cgA8XwmcQ : eVZBSHZUQXRIUUk=[5] 報告

玉木は政策論では野党随一だな。(大笑)
   
41. ハカ[1] g26DSg 2024年10月30日 18:13:36 : DvVuyvHPKE : dmRDenFqVk5nOEE=[1] 報告
>>37
このスレッドでは、
その方みたいな酔っ払ったような投稿するバカは他には見当たらないようですが。

バカでないなら自重願いたいものです。
 

42. 天元[640] k1aMsw 2024年10月30日 18:29:03 : ZVfystqlsM : ZUY2UVpNd2t4eHc=[1063] 報告
自己顕示力の強い玉木氏,常に目立つ存在にいたい政治家。

そのためには、周りの空気が読めなくなるタイプの政治家。

まあ、維新代表のように辞任を求められる事態になることもあり得るのだから。

中途半端な政治家は国民はあまり好まないようです。

43. ゆでガエルまあクン[-783] guSCxYNLg0eDi4LcgqCDToOT 2024年10月30日 19:41:00 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2558] 報告
>>42

>維新代表のように辞任を求められる事態になることもあり得る

馬場は、ノダの名前を書くには大義が必要、と正論・・・

共産は、立共(立憲共産党)の夢を、今も見ている(夢見る乙女)・・・

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6518118
>立憲民主党の野田佳彦代表は30日、日本維新の会の馬場伸幸代表、共産党の田村智子委員長と国会内でそれぞれ会談し、非自民勢力結集による政権交代実現を目指し、首相指名選挙の決選投票で自身に投票するよう要請した。

どうやら、日本の政治体制は、

第一極:自公215(+アルファ)、

第二極:立共156(−8?)

第三極

で決まりですね。

https://www.youtube.com/watch?v=31DrVCK10VE
>正解はひとつ!じゃない!!

44. わ寺そーか臨済宗門徒[264] gu2Om4K7gVuCqZfVjc@PQJblk2s 2024年10月30日 19:50:15 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2559] 報告
>>43

>+アルファ

は、

+6

だったようですね。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6518131
>FNN 衆議院選挙で当選した無所属の6人が、自民党の会派に入ることがわかりました。

18−6−3=9?

https://www.youtube.com/watch?v=POd06wnA0Gs
>Milky Holmes Live Tour 2011 Autumn - To-gather!!!! - Seikai wa Hitotsu! Ja nai!!

45. 減らず口減らん坊[299] jLiC54K4jPuMuILngvGWVg 2024年10月30日 19:50:45 : 02AqR48qCs : bXcxVEVMTWpOMWc=[298] 報告
そりゃ、お前らが選んだんだからそうなるのもしょうがない
お前らが選んだ国民民主がゆ党として正常な動きをしてるだけの事ヨ
つまり、お前らが自民党を選んだって事だよ
ざまぁ無い話だな
だから何度も言ってるだろ
維新や国民民主の様なゆ党を選ぶことは自民党に投票したのと同じことだって
なんでわからないんだろうな?
あ〜あ、お前らのせいで、自民党がまた選ばれたwww
ざまぁwww
46. 夜盗虫[217] lumTkJKO 2024年10月30日 20:03:29 : 0DdmRRjyO6 : VUYyZi9jSm9hb1E=[13] 報告

自民党大混乱www

驚愕!石破内閣は更に崩壊。萩生田光一、西村康稔、世耕弘成、平澤勝栄に対して自民党から復党の打診。元博報堂作家本間龍さんと一月万冊


47. 夜盗虫[218] lumTkJKO 2024年10月30日 20:08:10 : 0DdmRRjyO6 : VUYyZi9jSm9hb1E=[14] 報告
野党ももたもたしてると自民党に食われるぞ!

www

48. 家須蓼伊[15] icaQe@T4iMk 2024年10月30日 20:14:24 : Nfj7Yf8UqA : a3JQbmpqTmJUdUE=[1] 報告
政権入りどころか、
首相のポストが待ってるかもよ!
やったねタマキンちゃん♪

>首相指名で仰天計画「玉木雄一郎総理を誕生させる」立憲関係者が明かす野党連帯の “大逆転” プラン
(某記事より)
 

49. 最初[49] jcWPiQ 2024年10月30日 22:05:19 : quMKleKEOA : andmOS5lY2dYN00=[2443] 報告
そう、
>>48も言うように
弱小野党連合で玉木雄一郎総理を誕生させるのが玉木の裏切り封じには正解
(玉木内閣の主導権は立憲が握れる)
50. 電磁推進機研究者談[578] k2SOpZCEkGmLQIyki4aO0pJr 2024年10月30日 22:44:05 : VQupAuhy05 : eTlRa21aVEp5MWM=[3] 報告

官房機密費でつり出された⁉


  電磁推進機研究者談

PS.2000万、官房機密費からとして、誰が命じた?

51. 名無しのオプ[86] lryWs4K1gsyDSYN2 2024年10月30日 23:09:19 : H6s0Ggmm5c : MFRUR3RLY2Q5SGs=[3] 報告
まぁ、タマ〇ンにしろイン〇ンカイカイにしろ、自民とくっついても所詮は採決の頭図要員になるだけで、予算案や国民の負担を増やすような法案を数の力で強行採決したら、お役御免でポイ捨てされるのがオチだろう。
52. 減らず口減らん坊[312] jLiC54K4jPuMuILngvGWVg 2024年10月31日 03:24:00 : 02AqR48qCs : bXcxVEVMTWpOMWc=[311] 報告
>>48
位打ちで総理もあり得るかもなwww
歴代で最もみっともない総理だwww
国民を裏切った上に売った総理だからなwww
たまきんには相応しい蔑称だwww
53. 秘密のアッコちゃん[861] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年10月31日 07:40:18 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[426] 報告
<■598行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
憲法24条は
「婚姻は、両性の合意のみに基いて・・・」
と定め、文言上、明らかに同性婚を想定していないから、法制化を目指すなら国会で憲法改正を発議し、国民投票に問うべきなのだが、それをしない。
先日2024年3月の札幌高裁判決は憲法24条の文言を無理に解釈して同性婚を認めたが、国民の議論が大きく分かれる問題を、国会議員と国民ではなく裁判官個々の価値判断に丸投げするのは間違いだ。
同性同士の結婚を認めない民法などの規定が「違憲」と判断した裁判所の判断は、屁理屈であり、司法による越権行為の横暴であり、司法が自ら憲法を捻じ曲げて解釈し正当化しようとしているもので、到底許されない。
もっと正確に言えば、札幌地裁・高裁の判決は、素人でも分かるような憲法解釈を曲解している、間違った憲法解釈をしている、と言う他ない。
憲法14条、24条を素直に読めば、同性同士の結婚を認めない民法などの規定は「合憲」である。
同性婚を認めるためには、その前に憲法改正が必要なことは自明の理である。
仮に国がパートナーシップ制度などの公的な家族として認める制度を用意しても、憲法を改正しない限り、同性同士の結婚を認めない民法などの規定は「合憲」である。
2024/10/30の東京高裁判決も同様である。

「生きていてよかった」「うれしい」同性婚訴訟、違憲判決に原告ら喜び 支援者も拍手
2024/10/30 21:11
https://www.sankei.com/article/20241030-WLMWOABJXBKBJJIIXWDTXZOBQA/
同性同士の結婚を認めない民法と戸籍法の規定は憲法違反と判断した東京高裁判決に2024年10月30日、原告からは喜びの声が上がった。
判決後、高裁前で原告らが
「婚姻の平等へさらに前進!」
と書かれた横断幕を広げると、支援者らが拍手で祝福した。
「裁判長の口からはっきり『違憲』と聞けて、生きていてよかったなと思えた瞬間だった」。
判決後の会見で、原告の小川葉子さん=60代=は、安堵の表情を見せた。
提訴から5年が経ち、亡くなった原告もいる。
小川さんは
「私たちも時間がない」
「立法に向けて一歩でも早く進んでほしい」
と法整備を求めた。
判決は、婚姻の意義として
「配偶者としての法的身分関係の形成」
に言及。
小川さんのパートナー、大江千束(ちづか)さん=同=は
「配偶者という言葉を言ってくれたのが凄く嬉しかった」
と話した。
原告の小野春さん=仮名、50代=は、女性パートナーと子供3人を育てる。
「法律の後ろ盾がない中、手探りで子育てをやることも多かった」
と言い、
「色々な家族がいるということを(判決で)言ってもらえた」
と笑顔を見せた。

同性婚認めない現行法は「差別的取り扱い」 立法府に対応求める 東京高裁判決
2024/10/30 21:06
https://www.sankei.com/article/20241030-2ML2XLEURJOYDNKZAQ6TYT5IVY/
同性婚を巡る訴訟で、再び
「違憲」
判断が示された。
同種訴訟でこれまでに地高裁で出された計8件の判決のうち、
「合憲」
は僅か1件。
2024年10月30日の東京高裁判決は、同性婚を認めない現行法の規定を
「差別的取り扱い」
と指摘し、立法府に対応を求めた。
主な争点は、民法などの規定が
「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立する」
とした憲法24条1項▽「婚姻や家族に関する法律は個人の尊厳に立脚して制定する」とした24条2項▽「法の下の平等」を定めた14条1項−に違反するかだった。
高裁判決はまず、婚姻制度の目的を検討した。
憲法制定時は同性婚を想定していなかったとした上で、婚姻の目的として、子を持つことより相手との人間関係が重視されてきたと指摘。
配偶者という法的身分は
「安定的で充実した社会生活を送る基盤」
として
「重要な法的利益」
で、性的指向にかかわらず尊重されるべきだとした。
また、複数の世論調査で同性婚に反対する人が3割未満だったこと、同性カップルを公的に認める
「パートナーシップ制度」
が400超の自治体で導入されていることなど、社会的容認が進む国内外の変化に言及。
現在も同性婚を認めないのは14条1項と24条2項に違反すると結論づけた。
1審東京地裁判決ではパートナーシップ制度などの存在を念頭に
「違憲状態」
とするにとどめたが、控訴審判決は同制度について
「一定の効果にとどまる」
と捉えた上で、具体的な制度構築は国会に委ねた。
控訴審判決は同性パートナーの親の死亡時に忌引休暇が使えなかったといった、原告それぞれの具体的な生活状況も検討。
同性婚ができないことで重大な不利益が原告にあったと認めた。
今年2024年3月の札幌高裁判決は24条1項が
「同性婚も保障する」
と踏み込んだが、東京高裁判決は判断を示さなかった。
■「司法と立法の役割、峻別」
棚村政行・早稲田大名誉教授(家族法)
東京高裁判決は、同性婚に関する規定がないことを違憲と判断することで、国会での立法による解決を強く促すと共に、社会的混乱の回避も狙うものだ。
司法判断を示す裁判所と、立法機関である国会が出来ることを峻別した点で、穏当なアプローチを取ったと言える。
判決は、今年2024年3月の札幌高裁判決と違って憲法24条1項が同性婚を保障するとの立場はとらず、同性カップルの婚姻に関する規定がないことが差別的だと指摘する形を取った。
その上で、制度設計は国会に委ねられるとの見解も示した。
同性カップルの社会保障や税法など、司法判断では解決出来ない問題がある。
東京高裁判決は、司法の立場を弁えつつ、人権を守る最後の砦の役割を果たそうとしたものとも言える。
同性婚訴訟を巡る2つの高裁判決でいずれも違憲の判断が出たことで、司法の流れは固まりつつある。
政府は今回の判決を重く受け止め、同性婚に関する問題の検討や議論を開始すべき立場に置かれている。

同性婚認めぬ規定、東京高裁も「違憲」 国の賠償責任は認めず
2024/10/30 10:14
https://www.sankei.com/article/20241030-QMURUNW7NFPXPJGQCE43QNFBPI/
同性同士の結婚を認めない民法と戸籍法の規定は憲法違反だとして、同性カップルの当事者7人が国に計700万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が2024年10月30日、東京高裁であった。
谷口園恵裁判長は、規定は
「個人の尊厳」
を定める憲法24条2項などに反して
「違憲」
と判断した。
賠償請求は退けた。
全国5地裁に6件起こされた同種訴訟で、2審判決は2件目。
今回の判決で、違憲は4件、違憲状態は3件、合憲は1件となった。
国の賠償責任が認められた例はない。
谷口裁判長は、婚姻によって法的身分関係を形成することは
「重要な法的利益」
で、
「同性間においても十分尊重されるべきもの」
と指摘した。
その上で、男女間にしか法律婚を認めないことは
「合理的な根拠に基づかない差別的取り扱い」
で、憲法24条2項の他、
「法の下の平等」
を定めた14条1項にも反するとした。
一方、同性婚に関する最高裁の統一判断がまだ示されていないことなどから、国の賠償責任までは認めなかった。
訴訟の主な争点は、異性間の婚姻を前提とした民法や戸籍法の規定が、
▽「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立する」とした憲法24条1項
▽「婚姻や家族に関する法律は個人の尊厳に立脚して制定する」とした24条2項
▽「法の下の平等」を定めた14条1項
に違反するかだった。
今年2024年3月の札幌高裁判決は、規定が憲法24条1項に反するとして、違憲と判断していた。

卑怯なパーティー禁止案
産経新聞 2024年6月16日 弁護士 北村晴男
立憲民主党は政治資金パーティー禁止法案を提出する一方で、岡田克也幹事長ら複数幹部がパーティー開催を予定していた。
彼らの心の内は
「政治には金が掛かる」
「政治資金パーティーは、政治家が支持を訴え、これに賛同する有権者から政治資金を集めるという民主主義の根幹を成すもので、これを禁止するのは間違いだ」
「しかし、禁止法案はきっと国民に受ける」
「これは絶対に成立しないから出そう」
というもの。
その証拠に批判を受けてパーティー中止に追い込まれた岡田氏は思わず、記者の前で漏らした。
「政治改革の議論が決着するまで控えた方がいい」。
パーティーを開くつもり満々である。
その心根は実に卑怯で、国民を愚弄するにも程がある。
それにしても立憲民主党の党利党略は目に余る。
国益を図る党なら、政治資金パーティーの必要性、有益性を説明すべきなのに、立憲民主党はむしろ禁止法案を出して政権批判の具に利用する。
戦前、ロンドン海軍軍縮条約に調印した内閣を、野党・立憲政友会の鳩山一郎(鳩山由紀夫元首相の祖父)や犬養毅が
「天皇の統帥権の侵略だ」
と猛烈に批判したのとよく似ている。
統帥権は軍の最高指揮官で、軍政に関わる軍縮条約とは無関係だが、鳩山らはそれを百も承知で軍部の暴論に乗り、批判。
その結果、軍部は限りなく増長を続け、政党政治は死滅し、日本は破滅の淵に追いやられた。
立憲民主党の行動原理もこれと寸分違わない。
彼らには国益のため立法府の義務を果たそうという使命感がない。
国会議員の究極の務めは、国民のため
「憲法を適切な改正により磨き続けること」
だが、その議論さえも避ける。
立憲民主党が提出した同性婚法制化の婚姻平等法もその例だ。
憲法24条は
「婚姻は、両性の合意のみに基いて・・・」
と定め、文言上、明らかに同性婚を想定していないから、法制化を目指すなら国会で憲法改正を発議し、国民投票に問うべきなのだが、それをしない。
先日の札幌高裁判決は憲法24条の文言を無理に解釈して同性婚を認めたが、国民の議論が大きく分かれる問題を、国会議員と国民ではなく裁判官個々の価値判断に丸投げするのは間違いだ。
自衛隊についても全く同じ。
最高裁は自衛権を認め、国民は自衛隊に信頼を寄せるが、多くの憲法学者は憲法9条を根拠に自衛隊を違憲とする。
この条文が放置されることで、憲法の権威は著しく傷付いている。
常に必要な改正をし、条文を磨き上げてこそ、憲法への信頼が保たれる。
だが、立憲民主党は衆参の憲法審査会でもサボタージュを続ける。
「立憲」
と名乗りながら、憲法の権威を傷付け続けるとは、何をか言わんやである。

林官房長官が同性婚制度について「国民の家族観にかかわる」 立民提出の法案巡り
2024/5/14 17:29
https://www.sankei.com/article/20240514-2JPHJ7Q7EBKZXDIFGM4Y7BMNXM/
林芳正官房長官は2024年5月14日の記者会見で、立憲民主党が国会提出した同性婚を法制化するための民法改正案(婚姻平等法案)について
「(同性婚制度は)国民生活の基本に関わる問題だ」
「国民1人1人の家族観とも密接に関わるものと認識している」
と述べた。
同法案は、異性間の婚姻のみを前提としている文言を修正すると共に、従来の「父母」や「父」「母」を性中立的な「親」などの表記に改めることが柱。
保守層からは
「家族の在り方が崩壊し、バラバラの個人の集合体のような国になりかねない」(ジャーナリストの櫻井よしこ氏)
と慎重な意見が上がっている。
林氏は同性婚に関し
「まずは国民各層の意見、国会における議論の状況、同性婚に関する訴訟の動向、地方自治体におけるパートナーシップ制度の導入や運用の状況などを注視していく必要がある」
と語った。

実はあの本のパクリだった!札幌高裁「同性婚」判決、驚きの真実 八木秀次
2024/5/10 7:00
https://www.sankei.com/article/20240510-UIS26P7MTRJGDCXHHGS6Y3H2EQ/
マスコミ報道は分かり易さを追求するためか、しばしば法律論が大雑把になりがちだが、いわゆる同性婚問題についてはちょっと粗雑に過ぎる。
2023年までに全国5カ所の地裁で、同性同士の
「婚姻」
を認めない現行の民法や戸籍法の規定などについて判決が出されたが、多くのマスコミが、このうち4地裁で同性婚を認めていないことを
「違憲」
「違憲状態」
とする判決が出た、と報道していた。
例えば朝日新聞は
「同性どうしで結婚できないのは違憲とした(2023年)5月の名古屋地裁判決」(2023年6月21日付)
と書いた。
しかし、これは明らかに誤報だ。
判決をよく読めば分かるが、実はこれらの中に、単純に同性婚を認めないこと自体を
「違憲」

「違憲状態」
とした判決は1つもない。
これらの判決は、同性愛者に対し結婚そのものを認めなければならないと言っているのではなく、結婚で得られるメリットの一部(例えば社会的承認など)を得られるようにすべきだと言っているに過ぎない。
逆に言えば、
「同性婚」
そのものの導入を命じることは慎重に避けられている。
例えば、札幌地裁の判決は
「同性愛者に対しては、婚姻によって生じる法的効果の一部ですらもこれを享受する法的手段を提供しないとしていることは…合理的根拠を欠く差別取扱いに当たると解さざるを得ない」
と述べるにとどめ、
「婚姻を認めないこと」
自体で違憲と断定されていない。
言い換えれば、せいぜい同性パートナーシップ制の法制化を示唆している程度で、同性婚法制化には躊躇していると言っていい。
少なからざる裁判官が、結婚を男女間に限定した現行制度を改めさせたいと思っているのは事実だろう。
しかし、結婚を男女間に限定することを
「違憲」
とすることには躊躇しているのである。
躊躇せざるを得ない理由の1つに憲法24条の文言がある。
同条は1項で
「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」
と定めている。
つまり結婚は男性と女性の
「両性」
の合意によるものだと明言する24条の文言が、同性婚推進派の裁判官に対するストッパーになり、ストレートな違憲判決が出せないのが現実なのだ。
それなのにマスコミはこれを
「同性どうしで結婚できないのは違憲とした」
などと騒ぎ、多くの国民に
「憲法が同性婚導入を命じている」
と誤解させている。
これでは、きちんとした同性婚を巡る憲法論議はできない。
■札幌高裁”摩り替え”判決
だが、ここに来て、ストッパーになってきた文言の
「壁」
を乗り越える判決が出された。
2024年3月14日の札幌高裁の判決だ。
これは同性婚を認めていない民法などの規定は憲法24条に違反すると明言し、更に同条が同性婚を保障しているとまで主張した驚くべき判決だ。
「同性」
という言葉があるのに、どうして違憲判決を出せるのか?
常識ある読者はこう疑問に思うだろうが、そこには頭のいい裁判官らしい巧妙な論理、言い換えれば
「屁理屈」
がある。
単純に言うと、判決は憲法の
「両性」
という言葉を、
勝手に
「当事者」
と読み替えているのである。
「両性」

「当事者」
と変えると、24条はこうなる。
「婚姻は、当事者の合意のみに基づいて成立し・・・」
なるほど、これなら同性婚も認め得る。
しかし、裁判官が勝手に憲法の文言を書き換えるような真似をしていいのか。
判決はその疑問にこう答える。
憲法の解釈は
「文言や表現のみでなく、その目的とするところを踏まえ」
て行われ、
「社会の状況の変化に伴い、やはり立法の目的とするところに合わせ、改めて社会生活に適する解釈をすることも行われている」
その上で、判決はこう結論付ける。
「憲法24条1項は、人と人との間の自由な結び付きとしての婚姻をも定める趣旨を含み、両性つまり異性間の婚姻のみならず、同性間の婚姻についても、異性間の場合と同じ程度に保障していると考えることが相当である」
■実は「ネタ本」があった・・・
要するに、憲法の言葉を同性婚推進派の都合のいいように摩り替えたのだ。
「法の番人」
として、法の文言を重んじる裁判官にしては大胆な手法だが、実はこの論理には元ネタがある。
裁判官出身で元最高裁判事の千葉勝美氏の『同性婚と司法』(岩波新書、2024年2月刊)と、千葉勝美氏が2年前の2022年に発表した論文である。
同書は初めから同性婚を認めるべきだとの結論ありきで、そのためにどうやってこれまでの憲法解釈を曲げるかを示した憲法解釈のマニュアル本のような著作だ。
札幌高裁の判決は千葉勝美氏の論理も言葉遣いもそのまま借用しているように見える。
「パクリ判決」
と言ってもいいだろう。
千葉勝美氏は憲法24条の
「両性」
の用語について論文で次のように述べている。
「男女の属性を持ったものと言う意味から、その本来の意図を踏まえると、・・・明確な異性婚を想定させない『当事者』、『双方』の用語でも足り、・・・そのような趣旨で、あるいは限度での『憲法の変遷』が生じているのではないか」
「『憲法の変遷』の考え方を取り込み、・・・同性同士の婚姻も排除しない、すなわち許容していると解することの出来る別の用語として捉えることが許されるような状態に変遷していると考えることができよう」
(『判例時報』2506・2507号、2022年3月)。
難解な文章だが、要するに憲法条文の意味は時代によって
「変遷」
しているのだから、
「両性」
「夫婦」
の文言は
「当事者」
「双方」
と読み替えていいのだというのである。
札幌高裁判決とそっくりの内容だ。
ポイントになるのは
「憲法の変遷」
という考え方だろう。
これは19世紀ドイツの公法学者、ゲオルグ・イェリネックが提唱した理論で、日本国憲法のように改正が、難しい
「硬性憲法」
は、簡単に改正できないから、社会との間に齟齬が生じる場合は、同じ文言でもその意味が変遷していくと考えるべきだ・・・というものだ。
同性婚推進派の千葉勝美氏は憲法24条の
「壁」
を乗り越えるためには
「憲法の変遷」
論に基づく文理解釈、即ち
「両性」
から
「当事者」
への読み替えが
「同性婚を憲法上の権利として法制化するための唯一の憲法解釈」
であるとし、司法(裁判所)が毅然としてこれを主張すべきだと煽っている(『同性婚と司法』)。
札幌高裁はこれに乗った形だ。
しかし、である。
「憲法の変遷」
論は学説として存在するのは事実だとしても、裁判所の憲法解釈として妥当なのだろうか。
憲法を文言の原意に関係なく、裁判官の主観的判断で再解釈することは、司法がその権限を越えて文言を改正すること、つまり事実上の立法行為をするに等しい。
立憲主義や憲法の規範性に反する。
私自身は、そもそも
「同性婚」
は子供を産み育てるための制度である婚姻制度の趣旨に相容れないことから、その法制化に反対だが、今、司法で行われていることは、こうした議論とは次元が異なる。
憲法改正は国会の発議で国民投票によって決めるべきものだと憲法が定めているのに、それを司法が勝手に行っていいのかという問題だ。
仮に同性婚を法制化したいのであれば、正面から憲法24条の改正を唱えるのが筋だろう。
裁判所による
「裏口からの憲法改正」
の是非が問われている。

それは裁判官が決めることですか?「同性婚」判決に潜む高慢 米弁護士S・ギブンズ
「正しさ」に潜む高慢
2024/4/11 7:00
https://www.sankei.com/article/20240411-AYWGXSRU3VOOVIMFXC2CZA4YAA/
裁判官は国民の価値観を決められるほど、賢い存在なのだろうか。
先日の札幌高裁の判決は、実質的に、同性婚を認めるように民法および戸籍法の改正を国会に命じるものであった。
結婚は歴史的に男女間のみに限定されてきたが、現在では、そういう価値観は非合理的になったというのである。
「同性婚に対する否定的な意見や価値観を有する国民も少なからずいる」
「もっとも、これらは、感情的な理由にとどまるものであったり、異性婚との区別について合理的に説明がされていなかったりするものである」
つまり、結婚は男女のものだという考えは、理性的な人間ならば否定すべき迷信に過ぎない、というのだ。
同性が結婚するのは不自然だという価値観を心の中に抱くだけでも、天動説を信じる者であるかのように扱われるのだ。
その根拠は何か。
判決では、憲法13条(個人の尊重、幸福追求の権利)、24条1項(両性の合意に基づく婚姻)と2項(個人の尊厳、両性の本質的平等)、14条1項(平等権)という観点から、
「合理性」
に基づいて結論を導いた。
同性婚を認めない法律は
「合理的な根拠を欠く」
もので、違憲であり無効であると。
「合理」「合理」…裁判官はすべてをこの言葉で説明するが、しかし、人間とはそんなに合理的な存在だろうか。
何が正しくて、何が正しくないか、道徳や倫理上の問題を突き詰めていくと
「合理的な」
論理では説明がつかないということを裁判官たちは知らないようだ。
例えば、日本でも有名な1912年の客船タイタニック号沈没事故。
男性よりも子供や女性を優先して救うことに誰も疑問を抱かなかったが、その順位付けは
「合理的」
だったのだろうか?
なぜ例えば、一番強くて賢い者が優先ではなかったのか?
ただの合理から答えは導けない。
タイタニック号の乗組員や乗客は、論理ではなく、何世紀にも渡って培われてきた倫理的本能に基づいて行動したのだ。
同性婚に否定的な意見や感情も同じである。
家族、男女の役割と関係、親と子の関係など、日常生活の中核にある価値観、道徳的感情は、古くからある伝統的で複雑な要素に基づいているもので、
「合理的」
な論理では説明できない。
■不合理の一言で切り捨て
あるいは、過去半世紀に渡ってアメリカの法廷を悩ませてきた人工妊娠中絶の問題を考えてみよう。
アメリカでは、連邦最高裁が1973年の
「ロー対ウェード」
判決で、中絶手術を他の手術と区別するのは不合理であると結論付けて以来、合衆国憲法に一言も明示されていない女性の中絶権が認められてきた。
しかし、中絶手術を受ける女性のほとんどが、他の手術後には起こり得ない本能的な自責の念や、胎児に対する罪悪感を経験する。
その感情を
「不合理」
の一言で片付けることができるだろうか?
また、やがて生まれる命が人工的に奪われることに憤りを覚えることを、
「不合理」
の一言で切り捨てられるだろうか。
恐らく出来ないだろう。
中絶の是非は別としても、これらは純粋な論調だけでは答えの出ない複雑な問題である。
少なくとも、黒い法服をまとった賢い裁判官が正しい答えを出すべきではない。
生物学や歴史に根差した道徳的本能を
「非合理的」
「不合理」
なものとして排除するために、
「合理」
を前面に押し出すのは早計ではないか。
連邦最高裁は50年かけて、ようやくそれに気付き、2022年、憲法解釈を改めたのだが、50年前のアメリカの後を追ったのが札幌高裁の裁判官たちだった。
同性婚を巡る憲法24条について
「いつ誰と婚姻するかについては、当事者間の自由かつ平等な意思決定に委ねられるべきであるという趣旨を明らかにしたものと解され・・・十分尊重に値するものと解することができる」
として、性別に関係なくお互い同意している2人の結婚を禁止することは客観的に見て不合理であると結論付けた。
しかし、誰と結婚するかを制限することが
「不合理」
だと言うなら、それはなぜ同性婚にとどまるのか?
兄弟姉妹の結婚や、3人以上での結婚はどうなるのか?
同意のある成人同士であれば、近親婚や一夫多妻制を法的に禁止することは、同性婚を禁止すること以上に合理的なのだろうか?
同性婚支持者の多くは、近親婚や一夫多妻制に対するタブーは明確に区別できると訴えているようだ。
しかし、それはなぜだろうか?
同性愛、近親相姦、一夫多妻制に対する古来のタブーは、ある意味で全て等しく
「不合理」
なはずである。
■賢き者、それは裁判官か?
アメリカやヨーロッパの同性婚を求める政治運動では、同性愛者は異性愛者と同じように安定した家族関係や子供を望む普通の人々であると主張されている。
彼らは他の人と同じように父性本能や母性本能を持っている。
たまたま同性を好むだけなのだと。
スローガンは
「愛は愛」。
このような人々に結婚の恩恵を与えないのは残酷だとされる。
確かに、伝統的な家庭生活を営み、配偶者に忠実で、良き親である同性カップルがいることは事実だろう。
しかし、同時に全ての同性愛者が1人のパートナーと静かな家庭生活を送ることに関心があるとも思えない。
最近辞任を発表したアイルランド前首相のレオ・バラッカー氏が典型的だろう。
彼は既同性婚者であるにもかかわらず、ゲイクラブで他の男性と性行為に及んでいるところをスクープされた。
彼のパートナーはそのことを気にしていないようだった。
もちろん男女の結婚にも不倫はあるし、同性愛者そのものは自由であるという他にないが、だからといって、同性婚を男女の結婚と同じように認めるのは安直に過ぎないだろうか。
札幌高裁の判決は、近年同性婚を合法化した欧米諸国の例を列記した。
要するに、日本は後進国で時代遅れだから他の国々のように同性婚を受け入れるべきだと言いたいのだろう。
しかし日本は慌てて追随する前に、欧米で同性婚導入に続いて定着したジェンダー・イデオロギーがどのような結果をもたらしたかに目を向け、日本にとってそれが望ましいのか考えるべきではないか。
欧米では、同性愛者に結婚する権利を与えてくれ、という要求が、より過激な要求に拡大していった。
かつては
「倒錯」
的な趣味と見做されていたSM愛好者などもLGBT文化を賛美する
「ブライド・パレード」
などで堂々と闊歩するようになった。
公衆トイレを男女別にしたり、男の子にはロボットのオモチャ、女の子には人形を買ってやったりする行為も、今や差別と見做されている。
アイデンティティーが女性だと主張する男性は、陸上競技で女性と競争することを許可されなければならない。
生まれつきの性差を基本的に不自然かつ不正と見做す国となっているのだ。
その根底にあるのは、社会的性差(ジェンダー)のみならず、生物としての性別すら、社会の偏見であって、根拠のないものだという極端な思想、性別とは個人が自由に選択できる
「アイデンティティー」
の1要素であるという考えだ。
果たして、日本国民の大多数は、このような
「合理的」
な社会で幸せに暮らせるだろうか。
札幌高裁の判決は、同性婚への反対は不合理であるから、
「立法府の裁量を超えるものである」
として同性婚導入を命じる。
しかし、結婚の在り方は日本国民の価値観に関わる重要な問題である。
それは裁判官ではなく、日本国民自身が民主的に選出された立法府の民主的な議論によって決めるべき問題のはずだ。
札幌高裁の判決は余りに反民主的で高慢だ。

同性婚訴訟 札幌高裁判決の要旨
2024年3月15日産経新聞
▽性的指向
同性愛者は婚姻が許されていないため、社会生活上の不利益を受け、アイデンティティーの喪失感を抱いたり、社会的な信用、評価、名誉感情などを維持するのが困難になったりするなど、人格が損なわれる事態となっている。
性的指向は生来備わる人としてのアイデンティティーで、個人の尊重に関わる法の保護は同性愛者も同様に享受されるべきだ。
同性愛のみならず、愛する対象が異性と同性の双方の場合、性を自認できない場合なども同じように考えらえる。
▽憲法14条1項
憲法14条1項は法の下の平等を定め、差別的な取り扱いを禁止する趣旨だ。
立法府の裁量権を考慮しても、取り扱いの区別に合理的な根拠が認められない場合は同項違反と判断すべきだ。
性的指向と婚姻の自由は重要な法的利益だが、同性婚は許されていない。
それにより同性愛者は制度的な保障を享受できず、著しい不利益を受けている。
性的指向の区別は合理的根拠を欠いており、憲法14条1項に違反する。
▽憲法24条
憲法24条1項は、人と人の自由な結び付きとしての婚姻をも定める趣旨だ。
同性間の婚姻も異性間と同じ程度に保障していると理解できる。
憲法制定当時は同性婚が想定されておらず、両性間の婚姻を定めているが、文言のみに捉われる理由はなく、個人の尊重がより明確に認識されるようになったとの背景の下で解釈するのが相当だ。
憲法24条2項は、婚姻や家族に関する立法に当たっては、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚すべきだと定めている。
憲法上の権利に至らない国民の人格的利益をも尊重し、婚姻が事実上不当に制約されないことにも十分に配慮した法制定を要請している。
同性婚を許さず、これに代わる措置を一切規定していないのは、憲法24条の規定に照らして合理性を欠き、国会の立法裁量の範囲を超える状態に至っていると認めるのが相当で、憲法24条に違反している。
▽国民世論
国民に対する調査でも同性婚を容認する割合はほぼ半数を超えている。
否定的な意見を持つ国民もいるが感情的な理由にとどまっている。
啓蒙活動によって解消していく可能性がある。
同性婚について法制度を定めた場合、社会的な影響も含め、不利益・弊害が生じることは窺えない。
▽付言
同性婚を許さない規定は、国会の議論や司法手続きで違憲だと明白になっていたとは言えず、制度設計についても議論が必要だ。
だが違憲性を指摘する意見があり、国民の多くも同性婚を容認している。
社会の変化を受け止めることが重要だ。
同性婚を定めることは国民に意見の統一を求めることを意味しない。
個人の尊厳を尊重することであり、同性愛者は日々の社会生活で不利益を受け、喪失感に直面しており、対策を急いで講じる必要がある。
喫緊の課題として、異性婚と同じ制度の適用を含め、早急に真摯な議論と対応が望まれる。

日本国憲法
第十四条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
第二十四条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
A 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

同性婚めぐる札幌高裁判決 産経「家族制度壊しかねず不当」 朝毎東、政府・国会に立法求める
社説検証
2024/4/3 9:00
https://www.sankei.com/article/20240403-47HTMEGF7NMOLBFX5FBU6OYZL4/
同性同士の結婚を認めない民法などの規定は憲法違反だとして、北海道の同性カップル3組が国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、札幌高裁は
「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立する」
とした憲法24条1項は
「同性婚も保障している」
とする初判断を示した。
同性婚を認める判断を
「不当な判決」
と批判した産経と対照的に、朝日、毎日、東京は判決を評価、政府や国会に同性婚の法整備を求めた。
同種の訴訟は全国の5地裁で計6件起こされており、今回は初の控訴審判決となった。
札幌高裁は、現行の民法などの規定は、個人の尊厳に立脚した婚姻や家族に関する立法を求めた24条2項や、「法の下の平等」を定めた14条1項にも違反するとした。
産経は
「国民の常識と隔たり受け入れられない」
「社会の根幹を成す伝統的な家族制度を壊しかねない不当な判決である」
と訴えた。
その上で24条1項について
「男女、異性間の婚姻について定めているのは明らかだ」
「同性婚は想定していない」
と指摘した。
今回の判決も文言上は異性間の婚姻を定めた規定だと認めているが、
「人と人の結び付きとしての婚姻」
についても規定する趣旨があるとしている。
これについて産経は
「無理がある」
「憲法の条文を蔑ろにする、ご都合主義だと言う他ない」
と批判した。
一方、
朝日は
「当事者は日々、喪失感に直面しており、急いで対策を講じる必要がある」
と強調し、様々な制度は異性間の結婚を前提に作られているとして、
「整合性のある法制化に1日も早く着手する時だ」
と訴え
た。
毎日は
「同性愛者と異性愛者が社会的に区別される謂れはない」
「共に個人として尊重されるべきだと、明確に示した画期的判断だ」
と高く評価した。
併せて
「性的指向は個人のアイデンティティーに関わり、法的に保護される必要があるという当然の認識から、導かれた結論だ」
と理解を示した。
東京も
「性的指向・性自認に即して、不自由なく暮らすことは大事な権利だ」
「立法を急がねばならない」
と提起した。
これら3紙は政府や国会の責任も追及している。
朝日は
「同性カップルの存在を自然に受け止めている社会の変化に、法制化に向けた議論すら始めようとしない自民党は気付いていないのだろうか」
と難じた。
岸田文雄首相が参院予算委員会で
「引き続き、判断に注視していく」
と述べたことにも触れ、
「政府・国会がただ見ているだけでは、遠からず不作為を問われることになりかねない」
と論じた。
毎日は
「政府や国会は重く受け止め、直ちに同性婚の法制化に動かなければならない」
「個人の尊厳を守るには、制度で権利を保障することが不可欠である」
と訴えた。
東京は
「政府の腰が重いのなら、立法府主導で法整備を進めることが国民代表の責任だ」
と国会にも対応を促した。
日経は
判決の直接的な評価には踏み込まず、
「同性カップルが家族として尊厳を持って暮らすためには、どのような法整備が必要なのか」
「度重なる司法からのメッセージを重く受け止め、国会や政府の場で議論を急ぐべきだ」
と提言した。
産経は、
性的少数者への差別解消と結婚や家族のあり方の議論は分けて考えるべきだとの立場だ。
「拙速な議論は社会の分断を招き、却って差別解消から遠のきかねない」
と懸念を示し、自治体や企業なども
「同性カップルを巡る法的・経済的不利益について考慮し、きめ細かな施策を進める現実的な議論が必要だ」
と説いた。
同性婚を巡る問題は家族観と密接に関わってくる。
婚姻制度には、男女の夫婦が子供を産み育てながら共同生活を送る関係に法的保護を与える目的があることを、改めて認識したい。

同性婚の札幌高裁判決を巡る主な社説
【産経】
・国民常識と隔たり不当だ(2024年3月16日付)
【朝日】
・「違憲の法」いつ正す(2024年3月16日付)
【毎日】
・尊厳を守る画期的判決だ(2024年3月16日付)
【日経】
・早急な議論を迫る同性婚判決(2024年3月21日付)
【東京】
・「結婚の自由」立法急げ(2024年3月16日付)

<主張>同性婚で高裁判決 国民常識と隔たり不当だ
社説
2024/3/16 5:00
https://www.sankei.com/article/20240316-GOG5YLYCPNJFTO7XI7MWBQBP6Y/
同性同士の結婚を認めない民法などの規定について札幌高裁は、
「婚姻の自由」
を定めた憲法24条などに反し違憲だとする判断を示した。
同性婚を認めるもので、国民の常識と隔たり受け入れられない。
社会の根幹を成す伝統的な家族制度を壊しかねない不当な判決である。
北海道の同性カップル3組が国に計約600万円の損害賠償を求めていた。
これを含め全国5地裁で起こされた計6件の同種訴訟で初の控訴審判決だ。
「違憲」
とした札幌高裁判決で、とりわけ首を捻るのは、憲法24条1項について
「同性婚も保障している」
と踏み込んだことだ。
「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立する」
としたこの規定は男女、異性間の婚姻について定めているのは明らかだ。
同性婚は想定していない。
一連の地裁判決もそう解釈し、今回の判決も文言上は異性間の婚姻を定めた規定だと認めている。
にもかかわらず、規定の目的を考慮する必要があるとし、
「人と人の結び付きとしての婚姻」
について定めた趣旨があるとしたのは無理がある。
憲法の条文を蔑ろにする、ご都合主義だと言う他ない。
判決は、同性愛者に婚姻を許していないのは差別的取り扱いで、法の下の平等を定めた憲法14条1項に反するともした。
国民世論にも触れ、同性婚に否定的な意見を持つ国民もいるが感情的な理由にとどまっているとも言っている。
だが決してそうではない。
一連の訴訟で国側が主張してきたように婚姻制度は、男女の夫婦が子供を産み育てながら共同生活を送る関係に法的保護を与える目的がある。
同性愛者など性的少数者への差別解消や権利擁護と、結婚や家族の在り方の議論は分けて考えるべきだ。
札幌高裁判決に林芳正官房長官が
「同性婚制度の導入は国民生活の基本に関わる問題で、国民1人1人の家族観とも密接に関わるものだ」
と慎重な立場を示したのはもっともだ。
拙速な議論は社会の分断を招き、却って差別解消から遠のきかねない。
自治体や企業などを含め、同性カップルを巡る法的・経済的不利益について考慮し、きめ細かな施策を進める現実的な議論が必要だ。

<産経抄>同性婚、米民主党政権の価値観に引きずられるな
2024/3/16 5:00
https://www.sankei.com/article/20240316-U53UOYSVZBMM5HFUF2WRX2AMFY/
「婚姻の自由、そして法の下の平等を実現するために、日本がまた一歩前進しました」。
エマニュエル米駐日大使は2024年3月14日、X(旧ツイッター)で憲法は同性婚も保障しているとの札幌高裁の初判断について記した。
2023年のLGBT理解増進法審議の際もそうだったが、日本を12歳の少年扱いした占領軍のマッカーサー最高司令官まがいの上から目線が鼻につく。
▼憲法24条1項は
「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立する」
と定める。
この部分は、連合国軍総司令部(GHQ)が1946(昭和21)年2月13日に日本側に交付した憲法改正案では
「男女両性」
と明記されており、両性が男女のことであるのは自明だろう。
▼そもそも当時、米国は同性婚はおろか同性愛行為すら法律で禁止していた。
そうした前提に立ち改正が難しい硬性憲法を日本に押し付けておいて、今更一歩前進などとよく言う。
同性婚の是非は日本自身が決める。
内政干渉は慎んでもらいたい。
▼自民党の小野田紀美参院議員は2024年3月12日、Xで令和5年の党員数が前年比で約3万4000人減少した問題について指摘した。
「LGBT法通した後ですよ、うちで激減したのは」。
エマニュエル氏が
「我々の価値観」
と述べて日本の政界に熱心に働きかけた同法は、政権に小さくないダメージを残している。
▼岸田文雄首相は2024年3月15日の国会で答弁した。
「双方の性別が同一である婚姻の成立を認めることは、憲法上想定されていないということが従来の政府見解だ」。
エマニュエル氏に代表される米民主党政権の価値観に、これ以上引きずられてはなるまい。
▼2024年11月の米大統領選では、トランプ前大統領率いる共和党の復権もあり得る。
政府が慌てて宗旨変えする醜態は見たくない。

【主張】同性婚否定「違憲」 婚姻制度理解せず不当だ
2021.3.18 05:00
https://www.sankei.com/column/news/210318/clm2103180003-n1.html
婚姻届が受理されなかった同性カップルが、国に損害賠償を求めた訴訟の判決があった。
札幌地裁は賠償請求を棄却しながらも、同性婚を認めないのは法の下の平等を定めた憲法14条に反すると
「違憲」
判断を示した。
耳を疑う。
婚姻制度は男女を前提とし、社会の根幹を成す。
それを覆す不当な判断だと言わざるを得ない。
同性婚を巡る訴訟は、この札幌を含め東京、大阪など全国5地裁で起こされ、初の判決として注目されていた。
札幌地裁の訴訟の原告は、男性カップル2組と女性カップル1組で、婚姻届が受理されなかったため、国に計600万円の損害賠償を求めていた。
札幌地裁は、国は当時、違憲性を認識できなかったとして、損害賠償は認めなかった。
判決は、民法などの婚姻に関する規定が同性婚を認めないのは憲法14条に反するとした。
同性カップルに婚姻によって生じる法的効果の一部すら与えないことは立法府の裁量権の範囲を超え差別に当たるなどとも判じた。
一方で、札幌地裁は、憲法24条の
「婚姻は両性の合意のみに基づく」
との条文について、
「異性婚について定めたものであり、同性婚について定めるものではないと解するのが相当である」
として、原告側の主張を退けた。
それでは憲法24条は、14条違反ということになる。
24条について判決は
「同性愛者が営む共同生活に対する一切の法的保護を否定する趣旨まで有するとは解されない」
と述べたが、
「両性の合意のみ」
の両性を異性間と規定する以上、この解釈には無理がある。
この矛盾を解消するためには、憲法改正を議論しなければならないはずだ。
国側が主張してきたように、婚姻制度は、男女の夫婦が子供を産み育てながら共同生活を送る関係に法的保護を与える目的がある。
社会の自然な考え方だ。
同性愛など性的少数者への偏見や差別をなくす取り組みが必要なのはもちろんだが、そうした権利擁護と、結婚や家族のあり方の議論は分けて考えるべきだ。
同性カップルを公認するパートナー証明などを設け、権利を擁護する自治体もある。
企業などを含め、法的・経済的不利益について事情を十分考慮し、きめ細かな施策を進める方が現実的である。


[18初期非表示理由]:担当:スレと関係が薄い長文多数のため全部処理。自分でスレを建てて好きな事を投稿してください

54. さっちゃん3214[669] grOCwYK_guGC8TMyMTQ 2024年10月31日 13:31:27 : Fng1ae30U6 : ZWh4Z1V0ZkFDcTY=[548] 報告

55. さっちゃん3214[670] grOCwYK_guGC8TMyMTQ 2024年10月31日 13:32:14 : Fng1ae30U6 : ZWh4Z1V0ZkFDcTY=[549] 報告

56. 夜盗虫[235] lumTkJKO 2024年10月31日 17:41:05 : GFELIX1W32 : TUJWcGFkTzlaSEk=[6] 報告
自公連立の悪行を他党と連立して責任をそこに擦り付けようとしているw

どこまでも狡賢い連中だからなw

国民民主党も連立は否定してパーシャル連合なら考えるといっているようだが
わからんぞなにされるか

57. 減らず口減らん坊[318] jLiC54K4jPuMuILngvGWVg 2024年10月31日 21:29:42 : 02AqR48qCs : bXcxVEVMTWpOMWc=[317] 報告
>>54
小沢の息の掛った政党だからな
当り前の話

自民党「連立ゆ党、ゴクローサンwww」
小沢・たまきん「そのための泉と野田ですからwww」
そして、前原は維新に移籍済みw

小沢だから悪なのではない、悪だから小沢なのだ

58. 減らず口減らん坊[319] jLiC54K4jPuMuILngvGWVg 2024年10月31日 21:36:56 : 02AqR48qCs : bXcxVEVMTWpOMWc=[318] 報告
>>30
馬鹿言ってんじゃね〜よw
たまきんは最初から「あちら側」だよ
言い方を変えれば、最初から裏切ってるんだよ
最終的には、立民の代表にすべてを押し付けるための傀儡だ・・・非自民のそれに首をすげ変えられてからの話だがな
そのための「元総理」の肩書だw
59. 電磁推進機研究者談[581] k2SOpZCEkGmLQIyki4aO0pJr 2024年10月31日 22:51:33 : VQupAuhy05 : eTlRa21aVEp5MWM=[6] 報告

うん、岸田、韓国サムソンから迂回融資の噂聞いたよ!


  電磁推進機研究者談

PS.岸田氏の弁護だが、確かに、ある意味JBは中国の大統領だ。

60. カミー[1294] g0qDfoFb 2024年11月01日 21:35:31 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[2019] 報告
>>54
玉木が竹中グループなら、維新と国民は合体ですね?
統一は高市入れたひと、石破に入れたひとで分けたとのことでしたね?

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK295掲示板 次へ  前へ


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★事前登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
最新投稿・コメント全文リスト  コメント投稿はメルマガで即時配信  スレ建て依頼スレ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK295掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK295掲示板  
次へ