<■811行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可> 深圳の男児殺害で日本人学校に1000束超の献花 大半が中国人、子供犠牲で衝撃広がる 2024/9/20 19:01 https://www.sankei.com/article/20240920-LXHMXQV6ZNP6FNHGXOLSPIXBZ4/ 中国広東省深圳で日本人の男子児童が刺殺された事件で、男児が通っていた日本人学校に20日までに計千以上の花束が贈られたと学校側が明らかにした。 ほとんどは現地の中国人が贈ったもので、哀悼の意を示す人が後を絶たない。 「天国で安らかに」 などとメッセージが添えられたものもある。 インターネット上では事件を巡り反日的な書き込みも少なくないが、市民は子供が犠牲となった事件に衝撃を受けている。 花束は冷房が効いた講堂で保管している。 その様子を撮影した写真が遺族に送られた。 日本人学校には保護者からの要望で献花台が設置された。 保護者らが続々と花を持って学校を訪れた。 来週からのオンライン授業に備えて教室から教材を持ち帰る人もいた。 日本人学校に中学生の息子が通う父親は 「悔しくて悲しい」 「2度とこんな悲惨な事件が起きないでほしい」 と述べ、足早に立ち去った。(共同)中国の危険情報「レベル0」維持 外務省「見直しは検討していない」子供連れには注意喚起 2024/9/20 17:46 https://www.sankei.com/article/20240920-3TGIO6X24VL4JKCKQLC3DNSQBU/ 中国・広東省深圳市の日本人学校に通う男子児童(10)が刺殺された事件を受け、外務省が出す渡航・滞在の 「危険情報」 が注目されている。 中国の危険度は、新疆ウイグル、チベット両自治区を除き 「レベルゼロ」。 インドは全土がレベル1以上、ロシアはレベル2だ。 外務省は 「現段階では見直しの検討はしていないが、中長期的な観点から総合的に判断する」 としている。 中国では6月にも江蘇省蘇州市でスクールバスを待っていた日本人母子が刃物で切りつけられる事件が発生。 日本国内でも靖国神社での落書き事件など 「反日」 が理由とみられる事件が続いており、日本政府が具体的な行動を取らないかぎり邦人の安全は守れないとの指摘も出ている。 一方で、外務省は男児が死亡した19日、日本人の安全に関わる重要な事件が発生した際に速報する 「スポット情報」 で「凶悪犯罪に対する注意喚起」を出し、 「特にお子さん連れの方は、十分注意して行動してください」 などと呼びかけた。 外務省によると、危険情報は渡航・滞在に当たり特に注意が必要な国・地域について発表する情報で、 レベル1「十分注意」 から レベル2「不要不急の渡航自粛」、 レベル3「渡航中止勧告」、 レベル4「退避勧告」 まで計4段階ある。 強制力はないものの、日本企業の海外進出や海外事業のリスクをカバーする貿易保険などにも影響を及ぼす。 外務省海外邦人安全課は 「レベル1〜4でないからといって、リスクがゼロというわけではない」 とした上で 「もちろん今回の事件も検討材料から排除されていない」 「今回の事件にかぎらず、事案の概要や犯罪統計などを勘案しつつ、外務省として然るべき判断をしている」 と説明している。 中国への渡航危険情報をめぐっては、台湾が6月、4段階ある危険レベルを3番目から2番目に引き上げた。 中国が 「台湾独立派」 を対象にした処罰指針を定めたことなどを受け、台湾人の 「人身の安全」 に対するリスクを考慮したという。 中国は反発している。 日本人男児殺害は「偶発事件」と警察 中国・深圳の地元紙報じる 容疑者は2回の拘束歴 2024/9/20 16:29 https://www.sankei.com/article/20240920-FH2EI3VZUVIVVG6OQIQ22CXNJQ/ 中国広東省深圳市の地元紙は20日、深圳で日本人学校へ登校中に男に刺された小学生の日本人男児が死亡した事件について、単独犯による 「偶発的な事件」 だという判断を地元警察が下していると報じた。 容疑者の男(44)が過去2回、警察に拘束されたことがあるとも伝えた。 中国共産党深圳市委員会の機関紙、深圳特区報(電子版)が報じた。 報道によると、容疑者の男は漢族で、定職にはついていない。 2015年には公共の通信設備を破壊した疑いで警察沙汰になり、2019年には公共の秩序を乱した疑いで警察に拘束された。 容疑者の男は刃物で子供を傷つけたことを認めているという。 日本人を狙った犯行なのかといった動機には触れていない。 深圳の日本人男児殺害、中国主要メディア沈黙 SNSは「批判」と「反日」が混在 2024/9/20 16:12 https://www.sankei.com/article/20240920-RLMLCUBNT5LWHOK77UAJNPFJVM/ 中国広東省深圳市で日本人学校の日本人男子児童(10)が男に刺殺された事件で、中国の主要メディアは沈黙を貫いている。 当局から情報統制が敷かれているもようだ。 情報が飛び交う交流サイト(SNS)には 「国の恥だ」 と批判する声も多いが、事件の遠因が 「日本にある」 との異常≠ネ意見もあり、度を越えた 「反日分子」 の存在が浮き彫りとなっている。 ■「心から謝罪」「日本に原因」 地元紙「深圳特区報」は20日、警察から得た情報として 「偶発的事件だった」 と伝えた。 男は容疑を認めている。 日本政府の要請を受け、当局が同紙を通じて詳細を公表したとみられる。 ただ他のメディアの記事は皆無だ。18日に一報を伝えたメディアの記事は現在、削除されている。 模倣犯の発生や政権批判への転化を避けたい狙いとみられる。 事件が発生した18日以降、中国の短文投稿サイト、微博(ウェイボ)には多くのコメントが書き込まれた。 「深圳人として心から謝罪する」 「子供は無実。あらゆる暴力行為を非難する」 などと事件を批判する書き込みも少なくない。 満州事変につながった柳条湖事件の9月18日に事件が起きたことに反応するコメントも数多かった。 「国恥の日に子供を殺した男は国の恥だ」 との見方もある一方、日本の歴史認識や対中姿勢が事件を引き起こしたとの声も散見された。 ■悲劇悼む動きも NHKラジオ国際放送で尖閣諸島を 「中国の領土」 と発言するなどして解雇され、帰国した中国人男性とされるアカウントも事件に反応。 在中日本人や在日中国人の生活を揺るがす元凶は 「安倍晋三政権が推進してきた歴史修正主義路線だ」 とし、日本が一方的な姿勢を続ければ 「両国で非理性的な傷害事件を引き起こすことになる」 などと警告した。 事件の背景に反日教育が関係している可能性もゼロではないが、 「抗日教育を中傷する者は犯人と同じく卑劣な人間だ」 との投稿も。 在中国日本大使館のアカウントには中国人から多数の謝罪や追悼が寄せられるが、中国人が日本で犯罪に遭った際に同様の光景を 「見たことがない」 として、 「中国人の命は日本人よりも軽いのか」 とする書き込みもあった。 一方、X(旧ツイッター)には、男児が通っていた日本人学校前に献花に訪れた男性が 「(中国の)長期にわたる憎悪教育が招いた結果だ」 と話す動画が拡散。 19日には東京都内で在日中国人有志が追悼集会を開くなど、悲劇を悼む動きも広がっている。 斎藤経産相、深圳の男児殺害で「従業員や家族の安全は最重要」 中国政府に安全確保求める 2024/9/20 12:07 https://www.sankei.com/article/20240920-2GZQMGIYR5KIHIFU722QMEQAJU/ 中国広東省深圳市で日本人学校に通う小学生の日本人男子児童(10)が刺殺された事件で、斎藤健経済産業相は20日の記者会見で 「中国に進出する日本企業にとり、従業員や家族の安全は最重要課題だ」 との認識を示し、中国政府に日本人の安全確保や再発防止を求める考えを強調した。 斎藤氏は男児が亡くなったことについて 「深い悲しみを禁じ得ず、心からお悔やみを申し上げる」 と述べた。 その上で経産省としては中国に進出する日本企業で作る「中国日本商会」などと連携し、中国政府に適切な対応を求めるとした。 岸田文雄首相は19日、視察先の石川県内灘町で 「極めて卑劣な犯行であり、重大かつ深刻な事案だ」 と非難し 「日本政府としても、出来る事を全て行っていく」 と強調した。 刺殺された邦人男児に哀悼、秋葉原で自民総裁候補 中国当局に再発防止徹底と真相究明要求 2024/9/20 10:49 https://www.sankei.com/article/20240920-43JEOCTTVVDLZJN5GLTAUEOAX4/ 中国広東省深圳市で男に刺された日本人小学生の男児(10)が死亡した19日に東京・秋葉原で行われた自民党総裁選(27日投開票)の街頭演説では、マイクを握った候補者が男児に対する哀悼とともに、中国当局に再発防止と事件の背景を含めた全容解明と詳細情報の共有を求める声が相次いだ。 首相に就任した際には、中国の在外邦人の安全の徹底を図る考えを各候補が強調した形となる。 ■加藤氏「真相究明を」 「悲しい残念なニュースが飛び込んだ。心からご冥福とご家族へのお見舞いを申し上げたい」 トップバッターに立った加藤勝信元官房長官(68)は冒頭、犠牲になった男児に対する哀悼の言葉を口にし、 「政府は断固として中国政府に対し、真相の究明と説明、こうした事件が2度と起きない再発防止を断固求めるべきだ」 と語った。 ■石破氏「中国は偶発的事件で対応」 石破茂元幹事長(67)も 「ご家族の気持ちを思うと、どんなに悲しいか、悔しいか、皆さまと心から哀悼の誠を捧げたい」 と述べ、遺族の気持ちに寄り添う姿勢を示した。 6月にも中国江蘇省蘇州市で、日本人学校のスクールバスが刃物を持った中国人の暴漢に襲われ、バスを待っていた日本人の母と男児がけがをした。 この事件を巡っては、バスに乗り込もうとした暴漢を阻んだバス案内係の中国人女性、胡友平さんが亡くなっている。 石破氏は 「こういうことが2度とないよう、中国に対し厳正な対処を我々は要請した」 「しかし中国は偶発的な事件として片付けようとしていたのではないか」 「毅然と中国に対して対処を要求していかないといけない」 と強調した。 ■茂木氏「外務省予算は十分か」 茂木敏充幹事長(68)も中国当局に徹底捜査を求める考えを示した上で、 「邦人の命は世界中どこででも、日本政府が守らないといけない」 と言及した。 外務省は令和7年度予算案の概算要求で、中国の日本人学校でのスクールバスの警備費に約3億5000万円を計上した。 初めての予算措置で、バス1台に警備員1人を配置する計画だという。 ただ、茂木氏は予算額が不十分との認識を示し、 「子供の命はかけがえない」 「1人の警備員で本当に十分なのか検証し、体制強化を図っていきたい」 と述べた。 ■高市氏「反スパイ法の詳細説明を」 高市早苗経済安全保障担当相(63)は、憤懣やるかたない様子で、 「皆さま、中国当局に対し、計り知れないほどの怒りを感じていると思う」 「私も同じだ」 「いい加減にしてほしい」 と述べた上で、 「容疑者が逮捕されてから何の背景が説明されたか」 「かけがえのない我が子を失ったご家族のお気持ちを思うと、悔しくてならない」 と語った。 2023年7月に中国で施行されたスパイ取り締まりを強化する改正スパイ法を挙げて、 「『反スパイ法』だって許せない」 「拘束されている日本人を一刻も早く解放して」 「訳の分からない法律の詳細を国際社会に対して説明してほしい」 と語った。 ■林氏「ぐっと腹にため事に当たる」 林芳正官房長官(63)は、 「一体どうなっているのか」 「ご家族に思いを致すと、子を持つ親としていたたまれない」 「この気持ちをぐっと腹にため、全身全霊で事に当たっていきたい」 と語った。 ■小泉氏「自分の子供が失われたよう」 小泉進次郎元環境相(43)は、 「自分の子供が失われたような気持ちで、思いを共有しているのは、全ての皆さんが同じ気持ちだと思う」 「中国に直ちに説明を求め、今回の事件の動機は何か、厳正なる対処を求めたい」 と語った。 ■上川氏「卑劣な犯罪許さない」 上川陽子外相(71)は、 「心が震える思いだ」 「子供の未来、夢や希望のある小さな幼子が命を絶たれた」 「卑劣な犯罪を断じて許すわけにいかない」 と述べ、 「中国に対し、事実の解明と説明をしっかり求めていく」 「子供たちの命を守るために、安全対策を含めてしっかりと求めていく」 と現職の外相として対応していく考えを示した。 ■河野氏「日本人家族へ帰国促す前に中国は対応を」 河野太郎デジタル相(61)と小林鷹之前経済安保相(49)は演説では事件に言及しなかった。 河野氏は(旧ツイッター)で 「中国国内の日本人家族の帰国を促さなければならないようなことになる前に、中国当局にはしっかりとした対応を求める」 と投稿した。 ■小林氏「日本人の安全確保に万全期す」 小林氏もXで 「子を持つ親として、親御さまの悲しみを思うと胸が張り裂けそうな思いです」 と書き込み、 「私が総理総裁になれば、スクールバスの警備費増強など、日本人学校の警備体制強化や日本人の安全確保に万全を期してまいります」 と強調した。 男児殺害で日本人校周辺に監視カメラ 中国、警備強化アピールも不安解消難しく 2024/9/20 7:03 https://www.sankei.com/article/20240920-AXRMY7ABUJN2XP3FZTW7G7OD5Q/ 中国広東省深圳で日本人の男子児童(10)が刺殺された事件で、男児が通っていた日本人学校の周辺では20日までに監視カメラが増設された。 中国当局は日本側が要請した警備強化への迅速な対応をアピールしたいとみられる。 だが容疑者の男(44)の動機など事件の真相につながる情報は公表しておらず、邦人社会に広がる不安の解消は難しい。 登校中だった男児は18日、校門から約200メートルの通学路で刺された。 学校や事件現場近くでは、遅くとも19日朝には監視カメラの増設作業が始まり、子供連れの家族らが足を止めて見ていた。 金杉憲治駐中国大使は19日に深圳市の羅晃浩副市長と面会し、警備強化や邦人の安全確保を求めた。 ただ事件に関する情報が少なく、邦人社会からは 「中国の対応は信じられない」 といった意見も上がっている。(共同) <主張>日本人児童刺殺 中国政府に反省ないのか 社説 2024/9/20 5:00 https://www.sankei.com/article/20240920-5W75JOVASNMKLK2WKQDBQ3LAYY/ 中国の広東省深圳市で、日本人学校に母親と登校していた10歳の男子児童が男に刺されて死亡した。 無辜の男児が突然命を奪われた痛ましさへの深い悲しみと、理不尽で卑劣な凶行への怒りを覚える。心から男児を追悼したい。 中国では6月にも江蘇省蘇州市で、日本人学校のスクールバスを待っていた日本人の母子が刃物で切り付けられて負傷する事件が起きたばかりだった。 日本人は中国で平和に暮らせないのか。 ならば、ビジネスであれ留学であれ、中国で安心して活動できるわけもない。 中国外務省は会見で 「不幸な事件」 に遺憾の意を表明したが、 「同種の事件はどの国でも起こり得る」 とし、 「中日間の往来や協力に影響を与えない」 と主張した。 許し難い言い草である。 短期間に相次いで日本人が襲撃される。 そんな国は中国以外のどこにもない。 中国政府は事態を深く反省し、再発を防ぐ具体的方策を明確に取るべきだ。 岸田文雄首相は記者団に 「中国側に早く事実関係の説明を求めるよう指示した」 と語ったが、なぜ自らが動かないのか。 中国首脳に対策を講じるよう直接迫るべきである。 児童が襲われた18日は、満州事変の発端となった昭和6(1931)年の柳条湖事件から93年に当たる。 中国では反日機運が盛り上がりやすい日ではあるが、事件との関連は不明だ。 日本政府は、中国側に犯行動機などの情報公開をさせなくてはならない。 6月の事件においても動機などは明らかにされないままである。 今回、拘束された男が日本人を標的にしたのであれば、在留邦人の警備を強化しても根本的な解決には繋がらない。 中国共産党政権による反日教育にこそ問題の根があろう。 東京・九段北の靖国神社で相次ぐ中国人の落書きも同じだ。 政治的な思惑で反日を煽る中国の姿勢が改まらないと、在留邦人の安全はいつまでも確保できないのではないか。 日本政府は中国への不要不急の渡航を自粛するよう国民に促すべきだ。 企業は駐在員や家族の帰国が検討課題となる。 政府は帰国後の住居や教育などを支援すべきである。 邦人が被害を受ける悲劇を2度と繰り返してはならない。 <産経抄>「魔の巣」では暮らせぬ、中国・深圳で日本人男児の刺殺 2024/9/20 5:00 https://www.sankei.com/article/20240920-4IJ4SPEDO5NPRHDHKAWDJGB2QU/ 明治生まれの歌人、窪田空穂(うつぼ)には家族を亡くす痛みを詠んだ歌が多い。 母、妻。 まだ幼い次女を病で失う悲哀も味わっている。 <生えずとてうれへし歯はもかはゆきが灰にまじりてありといはずやも>。 骨上げの際の一首という。 ▼娘の歯がなかなか生えないことを、父は気に病んでいたとみえる。 皮肉にも荼毘(だび)に付した後の灰の中に、それは埋もれていた(『人生の節目で読んでほしい短歌』永田和宏著)。 わが子に乳歯を見つけた日は、本当なら欣快(きんかい)に堪えぬ記念日だろう。 ▼事件は一緒にいた母親の前で起きた。 中国の広東省深圳市で日本人学校に登校中の10歳の男の子が、男(44)に刺されて亡くなった。 凶行のあった18日は、満州事変の発端となった柳条湖事件が起きた日と重なる。 男は当局に拘束された。 犯行動機や背景は明らかにされていない。 ▼深圳には日本の企業も多い。 「同種の事件はどの国でも起こり得る」 とは中国外務省の会見である。 その言い分は受け入れ難い。 中国では6月にも、日本人母子らが刃物で襲われている。 身の安全が約束されない 「魔の巣」 で、誰が暮らせようか。 ▼在留邦人の帰国を含め、日本企業は対応を検討すべき時期を迎えているようにも思える。 「一滴舌上に通じて大海の塩味を知る」 という。 物事の一部を知れば全体が見える。 中国共産党政権の応接は、その性根を世界に示すことになろう。 犯行動機の解明を、強く迫り続けたい。 ▼10歳。 将来の夢や「なりたい仕事」が、少しずつ輪郭を帯びてくる年頃だろう。 日々の成長は、親御さんにとっても驚きと喜びの連続だったに違いない。 かの国にどれほど鋭い言の刃≠突き立てようと、失われた命は戻らない。 それが、ただただ悔しい。 駐中国大使が刺殺された邦人男児の遺族と面会 深圳市副市長に安全確保と警備強化申し入れ 2024/9/19 22:18 https://www.sankei.com/article/20240919-3IUCKVOUJJNCNG2MFSMBQYRVKQ/ 中国広東省深圳で日本人学校の男子児童が刺されて死亡した事件を受けて現地入りした金杉憲治駐中国大使は19日、記者団に対し、遺族と会い 「お見舞いを申し上げた」 と述べた。 深圳市の羅晃浩副市長とも面会し、邦人の安全確保や日本人学校の警備強化を要請した。 事件の真相を究明して日本側と内容を共有するよう求めた。 副市長側からは日本人の安全確保に万全を期し、日本人学校の警備についても更に努力するとの回答があった。(共同) 中国外務次官、深圳の男児殺害は「前科者による個別事案」 駐中国日本大使と電話会談 2024/9/19 20:32 https://www.sankei.com/article/20240919-3IUCKVOUJJNCNG2MFSMBQYRVKQ/ 中国広東省深圳で日本人学校へ登校中に刃物で刺された小学生の日本人男児が死亡した事件を受け、現場となった深圳で対応に当たっている金杉憲治・駐中国日本大使は19日、中国の孫衛東(そん・えいとう)外務次官と電話会談し、事件について申し入れを行った。 北京の在中国日本大使館によると、孫氏からは事件について 「前科のある者による個別の事案」 との説明があったという。 金杉氏は電話会談で 「日本政府として尊い人命が奪われる事態となったことを極めて深刻に受け止めている」 と述べ、遺憾の意を表明した。 中国側に再発防止策を講じることや事件の背景を含めた詳細情報の迅速な共有、邦人の安全確保と日本人学校の警備強化を強く求めた。 大使館によると、孫氏は 「極めて遺憾であり、痛惜の念を禁じ得ない」 と述べ、中国政府として日本人を含む外国人の安全を守るため 「最大限の努力をしたい」 と表明したという。 北京の在中国日本大使館では19日、中国に進出する日系企業の団体「中国日本商会」や日本人学校の関係者を集めた緊急会合を開いた。 商会の本間哲朗会長(パナソニックホールディングス副社長)は冒頭、事件について 「極めて深刻に受け止めている」 と表明。 中国側に対し 「在中日本企業にとって従業員と家族の安心と安全の確保は、中国で事業活動を継続するための基本中の基本だ」 と述べ、在留邦人の安全確保や、事件の背景を含めた詳細な情報の速やかな提供を求めた。 本間氏によると、会員企業の間では一時帰国やカウンセリングといった従業員らに対する支援が始まっているという。 中国・深圳の男児殺害で日本企業が警戒 駐在員や家族らに注意喚起 政府に安全確保要望も 2024/9/19 19:50 https://www.sankei.com/article/20240919-GNLFXV3BWNIHVNMOELXF2GVEII/ 中国広東省深圳市の日本人学校に通う男子児童が男に刺され、死亡した事件で、現地に進出する日系企業は警戒を強めている。 「経済特区」 としてハイテク・IT企業が集積し、中国の急成長を支えてきた深圳には、自動車や電子部品関連など多くの日系企業が進出しており、駐在員やその家族らに注意喚起を呼びかけている。 電気自動車(EV)の研究開発合弁会社が深圳にあるトヨタ自動車は、中国の現地統括会社が日本大使館と日本人学校が発信する情報をメールで駐在員と共有し、注意喚起する対応をとった。 電子部品の工場が現地にある村田製作所も注意喚起を呼びかけ、不安に感じた場合は心のケアを行う体制を敷く。 深圳に拠点を構える伊藤忠商事も中国の駐在員約100人に対し、メールなどで当面は安全確保を念頭に置くよう注意を促した。 今のところ、退避までは検討していないという。 三菱商事も公私ともに留意して行動するよう注意喚起を行った。 中国で多くの会員企業が事業を展開する日本自動車工業会(自工会)の片山正則会長(いすゞ自動車会長)は19日の記者会見で 「企業にとって駐在員とその家族の安全は最も大切な問題だ」 「個社で色々な対策を行っている」 と述べた。 その上で 「政府には在留邦人の安全確保について、今まで以上に強化をお願いしたい」 と要望した。 事件が起きた深圳は通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)やIT大手、騰訊控股(テンセント)、EV大手、比亜迪(BYD)などが本社を構え、中国のシリコンバレーと呼ばれている。 大手だけでなく、中小の日系企業も数多く進出している。 深圳市駐日経済貿易代表事務所によると、2020年末までに深圳に投資した日系企業は1000社近くに上るという。 中国への進出企業には近年、景気後退を受けて減少傾向もみられるが、深圳日本商工会の会員数は9月現在で372社に上る。 中国・深圳の男児殺害 日本政府、安全確保策検討急ぐ 自民総裁選候補者からは批判や注文 2024/9/19 19:04 https://www.sankei.com/article/20240919-QLPAN2R5PJLE7BFA7YWD6CQO4I/ 政府は19日、中国深圳市で日本人学校に通う小学生の男児が中国人の男に刺され死亡したことを受け、再発防止策の検討を含め、中国に在留する邦人の安全確保に全力を挙げる方針を示した。 中国側から事件を巡る事実関係の詳細な説明が同日午後までになく、自民党総裁選の候補者からは、中国政府への批判や日本政府に更なる対応を求める声が相次いだ。 「幼い子供を襲う卑劣な行為が行われたことは誠に遺憾だ」。 林芳正官房長官は19日の記者会見で、死亡した男児にこう弔意を示した。 その上で通学時の安全確保策について 「外務省、文科省などが中心となって可及的速やかに検討していきたい」 と語った。 外務省の統計によると中国の在留邦人は10万1786人で、そのうち未成年は約1万5000人(令和5年10月現在)。 北京や深圳など9都市にある11の日本人学校には、計3300人超の児童や生徒が通学している。 江蘇省蘇州では6月、スクールバスで日本人学校に通う母子が襲われる事件が発生。 外務省は令和7年度予算案の概算要求で、初めて中国国内の日本人学校でのスクールバスの警備費として、約3億5000万円を計上し、安全強化を図ろうとしていた。 事件には林氏以外の自民党総裁選の候補者も言及した。 高市早苗経済安全保障担当相は 「中国当局が未だに原因、動機、何も明らかにしていない」 「これも本当に悔しいし、残念だ」 と述べた。 石破茂元幹事長は蘇州の事件や中国で米国人が襲撃された事件を挙げ、 「偶発的な事件ではないという見方もある」 と指摘。 「中国がどういう対応を取ってきたのか、これから取ろうとしているのか、日本政府として、きちんとした対応を求めるのは当然」 と語った。 中国・深圳の日本人男児殺害 在留邦人、相次ぐ外国人襲撃に衝撃 景気悪化で社会不安懸念 2024/9/19 18:31 https://www.sankei.com/article/20240919-ZGEGQJHRHBIUHB5Y3JNQK2LJBI/ 中国広東省深圳市で日本人学校への登校中に男に刺された小学生の日本人男児(10)が19日に死亡したことは中国全土で生活する日本人に衝撃を与えた。 中国政府は動機を明らかにしておらず、中国各地の邦人社会には不安が広がっている。 ■情報なく対策とれず 「残念でたまらない」 深圳にも拠点を持つ日本企業トップは男児襲撃事件に悲しみと憤りを隠さなかった。 特に子供連れで中国に駐在している社員の間では深圳に限らず不安が広がっているという。 中国では6月に江蘇省蘇州市で日本人学校のスクールバスを待っていた日本人の母子が刃物で切り付けられる事件が起きたばかり。 短期間で相次ぎ日本人の子供が襲われる事件が起きたことへの動揺は計り知れない。 深圳は香港にも近い経済都市で、外国人と距離が近い街と思われていたことも衝撃に拍車をかけた。 中国政府が動機などについて詳細を説明していことは、在留邦人の不安感をいっそう増大させてもいる。 中国の主要メディアの報道はごく一部にとどまり、深圳の事件を知る中国人は多くない。 子供を北京の日本人学校に通わせる男性は 「情報がないため対策を取りにくい」 と語った。 ■相次ぐ外国人襲撃 中国では外国人が襲われる事件が立て続けに起きている。 6月には蘇州の事件に加え、吉林省吉林市で米コーネル・カレッジから同市の大学に派遣されている教員4人が刃物で刺され負傷する事件も起きた。 中国政府は 「偶発的な事件」 と強調するばかりで、詳しい説明は避け続けた。 蘇州の事件では、日本人母子に刃物で切り付けた中国人の男を阻止しようとして刺されて死亡した中国人女性を英雄として持ち上げて「美談」にしたが、効果的な対策を取ることはなかった。 ■SNSに疑念あおる動画も 中国では不動産不況を背景に経済成長が鈍化して庶民の雇用・所得環境が悪化しており、社会不安が懸念されている。 そうした中、外国人に不満のはけ口が向かいやすいムードがある。 特に18日は満州事変の発端となった昭和6(1931)年の柳条湖事件から93年に当たり、中国国営メディアは「抗日」の歴史を繰り返し強調した。 中国の交流サイト(SNS)では「日本を打倒せよ!」などと反日感情を露わにした投稿も目立った。 SNSでは深圳の事件について 「これこそが国の恥だ」 などと容疑者を批判する投稿も少なくない。 一方で、中国各地にある日本人学校について 「なぜ各地に日本人学校があるのか」 「背景にはどんな秘密を隠しているのか」 と疑念を煽るような動画も残る。 中国では当局がSNSを管理しており、こうした動画を野放しにしている形だ。 中国政府は現在、不景気の中で海外からの投資呼び込みに熱心だ。 日中外交筋は 「こんな状況では投資などできないと日本企業が考えるのは当然だ」 「中国政府は日中関係の根幹に関わる問題と受け止めて対応する必要がある」 と指摘する。 日本人男児殺害、社会の不安定化の表れ 中国は説明責任果たせ 東京大教授・阿古智子氏 2024/9/19 18:29 https://www.sankei.com/article/20240919-T5I4WOK5SJM7XODIFJE2KBAXJY/ 中国広東省深圳市で日本人学校に通う男子児童(10)が男に刃物で刺されて死亡した事件について、現代中国を研究する東京大の阿古智子教授に背景を聞いた。 ◇ 6月に江蘇省蘇州市で起きた日本人母子への切り付け事件の徹底調査がなされない中、また悲劇が起きてしまった。 殺害されたのは罪のない日本人の男の子だ。 尊い命が奪われた現実に憤りと悲しみを抑えられない。 都合の悪い事実を隠したがる中国政府も、今回はさすがに説明責任を果たさなければならない。 容疑者の動機には 「反日」 「抗日」 が関係している可能性も捨てきれない。 事件が起きた 「9月18日」 は満州事変の発端となった柳条湖事件の日だ。 「この日なら許される」 などの感情が働いたかもしれない。 中国側は背景を徹底調査し、適切に報告すべきだ。 この事件も含め、中国の政府系メディアは詳細を報じないが、中国では最近、外国人への犯罪が増加している。 また交流サイト(SNS)を見ると、中国人同士の殺傷事件も頻繁に起きていることがわかる。 社会が極めて不安定化している表れではないか。 中国は経済が悪化し続けており、習近平政権を批判的に見る人も増えている。 だが、言論統制で不満を口に出すことができず、暴力で解決する傾向が強まっていると感じる。 思想教育やプロパガンダ(政治宣伝)が行われる中、余裕のない人が 「敵」 と教わった日本人を不満のはけ口としてみている恐れもある。 今回の悲劇は日中関係にも影響するだろう。 中国事業により慎重になる日本企業も増えるかもしれない。 中国が徹底調査して説明責任を果たすのが関係維持への第一歩だが、それだけでは根本的な解決にはならない。 日本への憎しみを生むような教育をしていなかったか。 中国側はこれを機に考えるべきだ。 日本人も事件があったからといって中国人差別に手を染めてはいけないが、中国が行き過ぎたナショナリズムの横行を直視しなければ、再び悲劇が起きかねない。 中国・深圳の日本人男児殺害、各候補が政府に「毅然とした対応」促す 自民総裁選 2024/9/19 18:27 https://www.sankei.com/article/20240919-F5Q2JRTB55NDZMJEW6FD7S4FZU/ 中国広東省深圳で日本人学校に通う男子児童が刺殺された事件を受け、自民党総裁選候補者からは19日、中国に毅然とした対応を取るよう政府に促す意見が相次いだ。 事件が日中関係に与える影響を懸念する声も出た。 石破茂元幹事長は記者団の取材に 「日本政府として中国に申し入れるだけでなく、どういう対応を取ったのか強く質していくべきだ」 と強調した。 小泉進次郎元環境相は 「中国政府には動機の解明を含めて厳正な対処を求めたい」 と記者団に述べた。 高市早苗経済安全保障担当相は国会内の陣営会合に出席した議員らと黙とうした。 「中国当局が未だに原因や動機を明らかにしておらず、残念だ。説明を求めていく」 と訴えた。 茂木敏充幹事長は、中国で通学する日本人児童の警備費用増額を検討する必要があると主張した。 河野太郎デジタル相は 「こうした事件が続けば、中国で働く日本人が引き揚げることに繋がりかねない」 と指摘した。 中国・深圳の日本人襲撃、動機などなお伝えられず 邦人の安全確保 日中間の重要課題に 2024/9/19 18:19 https://www.sankei.com/article/20240919-IARXY3SOTJP5FKORYIUE6IELAA/ 中国広東省深圳市で日本人学校に通う小学生の日本人男子児童(10)が18日に刺されて負傷した事件で、同省広州市の日本総領事館は19日、男児が死亡したと明らかにした。 当局は容疑者の男(44)の身柄を現場で確保して取り調べを行っているが、これまでのところ日本側に動機など詳細な情報は伝えられていない。 中国における日本人の安全確保や、事件の真相解明が日中間における重要課題となる。 日中両政府などによると、男児は18日朝に保護者と登校中、日本人学校の校門から約200メートル離れた場所で男に襲われた。 男児は腹部を刺され、病院で手術を受けたが19日未明に死亡した。 中国では6月、江蘇省蘇州市で日本人学校のスクールバスを待っていた日本人の母子が刃物で切り付けられて負傷する事件が起きたばかり。 在中国日本大使館は19日、在留邦人に対し 「日本人が被害に遭う事件が相次いでいる」 と改めて注意を呼び掛けた。 大使館は事件に関して 「背景など詳細は現在のところ不明」 だとして 「中国側に情報提供を強く求めている」 と強調した。 中国外務省の林剣報道官は19日の記者会見で、男児が死亡したことについて 「不幸な事件」 だとの認識を示して 「遺憾」 の意を示した。 林氏は 「類似の事件は如何なる国でも起きる可能性がある」 と主張し、 「個別の事件が中日両国の往来や協力に影響しないと信じている」 と表明した。 男児は日本国籍で、両親は日本人と中国人だと説明した。 金杉憲治・駐中国日本大使は19日、深圳に急遽入り現地で対応にあたった。 北京市にある在中国日本大使館は同日、日の丸の半旗を掲げて弔意を示した。 日本総領事館の貴島善子総領事は18日夜に深圳の対外窓口である外事弁公室主任と面会。 真相解明や再発防止の具体策などを求めた。 自民・高市早苗氏、中国・深圳の邦人男児殺害に「本当に胸が痛む」 中国政府に説明求める 2024/9/19 17:44 https://www.sankei.com/article/20240919-L255GXC3PNI6TLSJYDPYFJ2TUU/ 自民党総裁選(27日投開票)に立候補した高市早苗経済安全保障担当相は19日、中国広東省深圳にある日本人学校に通う男子児童(10)が刺殺された事件について、国会内で記者団に「家族の方の思いを考えると本当に胸が痛む。心からお悔やみを申し上げる」と述べた。 中国当局が犯人拘束後も事件の背景や原因を公表していないことを指摘し、「説明をしてもらわなければ日本人学校の安全も守れない」と強調。中国政府に対し、「中国に滞在している日本人の安全を守る具体的な策を示してほしい」と求めた。 高市氏は中国の反スパイ法への懸念も表明。「日本人にも適用される法律の解釈の詳細な説明を求めることは日本政府の責務だ」と述べ、中国側に説明を求める考えを示した。 中国外務省が深圳の日本人男児死亡に「遺憾」表明 「どの国でも起こり得る」とも主張 2024/9/19 17:24 https://www.sankei.com/article/20240919-E6B6VWL6MVJKLJ3UXZDN7EIGJY/ 中国外務省の林剣(りん・けん)報道官は19日の記者会見で、広東省深圳の日本人学校への登校中に小学生の日本人男児(10)が男に刺され死亡したことについて、 「不幸な事件」 だとして 「遺憾」 の意を表明した。 男児に対して哀悼の意も示した。 林氏は 「類似の事件は如何なる国でも起きる可能性がある」 と主張して 「個別の事件が中日両国の往来や協力に影響しないと信じている」 との認識を示した。 「中国側は一貫して有効な措置を取り続けており、中国にいる全ての外国人の安全を保障している」 とも強調した。 動機など詳細については 「現在、調査中であり、中国側の関係部門が法に照らして処理する」 と述べるにとどめた。 岸田首相、中国・深圳で男児殺害に「極めて卑劣な犯行で重大かつ深刻」「説明強く求める」 2024/9/19 15:54 https://www.sankei.com/article/20240919-Z52XZSPCJNJGTCT2HSEEEZ75YA/ 岸田文雄首相は19日、中国広東省深圳にある日本人学校に通う男子児童(10)が刺殺された事件について 「極めて卑劣な犯行であり、重大かつ深刻な事案だ」 と非難した。 「中国側に事実関係の説明を強く求めていく」 「犯行から既に1日以上経っている」 「一刻も早く説明を強く求めるよう指示した」 と語った。 視察先の石川県内灘町で語った。 首相は 「このような事案を二度と繰り返してはならない」 「日本人の安全確保と再発防止を中国側に強く求めていくと同時に、日本政府としても、できることを全て行っていく」 と強調。 「ご家族のご心痛、察して余りあるものがある」 「全力でご家族の支援に当たっていきたい」 と語った。 自民・茂木氏 中国・深圳の児童死亡に「強い怒りを覚える」 2024/9/19 14:38 https://www.sankei.com/article/20240919-EVDW2FCFS5NQDPEN4REGZWSO7I/ 自民党の茂木敏充幹事長は19日、中国・深圳で日本人学校の男児が刺され死亡した事件を受け、自身のX(旧ツイッター)に 「心よりお悔やみ申し上げる」 「そして今回の事件に強い怒りを覚える」 「捜査当局によるしっかりとした捜査がされることを強く求める」 と投稿した。 北京の日本大使館に半旗 中国・深圳の日本人男児死亡で弔意 駐中国大使が現地入り 2024/9/19 13:53 https://www.sankei.com/article/20240919-AEUXC5QFYZMUHEEJFVWW2JMU34/ 中国広東省深圳で日本人学校への登校中に男に刺された小学生の日本人男児(10)が19日に死亡したことを受け、北京の在中国日本大使館は同日、日の丸の半旗を掲げて弔意を示した。 金杉憲治・駐中国日本大使は同日、現場となった深圳に急遽向かった。 事態を深刻に見て現地で対応に当たる。 事件発生後、広東省省広州市の日本総領事館の貴島善子総領事らが現地で家族への対応や地元当局への要請などにあたってきた。 日本政府関係者などによると、男児は18日朝に保護者と登校中、日本人学校の校門から約200メートル離れた場所で男に襲われた。 腹部を刺されており、病院に搬送して手術など治療を続けたが19日未明に死亡した。 容疑者の男(44)は当局が現場で身柄を確保して取り調べを行っている。 日本側には動機など詳細な情報は伝えられていない。 深圳は、香港と隣接する中国南部を代表する経済都市だ。中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)などが本社を置き、IT産業の集積地として日系企業も多数進出している。 外務省のデータによると、2023年10月時点で深圳の在留邦人数は3600人で、中国本土の都市では5番目に多い。 中国には9都市に11の日本人学校、スクールバスの警備強化目指した矢先に 邦人男児死亡 2024/9/19 12:06 https://www.sankei.com/article/20240919-TTHSRMDWQZK5LDMBLO5R4ZGWVE/ 中国広東省深圳にある日本人学校近くで、同校に通う男児(10)が男に刺されて20日、死亡した。 中国では6月にも江蘇省蘇州で、スクールバスで日本人学校に通う子供らが襲われる事件が起きている。 政府は中国本土9都市に11ある日本人学校に通う子供の安全確保を徹底するため、スクールバスの警備強化などを図ろうとしていた矢先だった。 蘇州では6月24日、スクールバスを待っていた日本人の母子が、50代の男から刃物で切り付けられて怪我を負った。 事件を受け、外務省は令和7年度予算案の概算要求で、初めて中国国内の日本人学校でのスクールバスの警備費として、約3億5000万円を計上。 スクールバスに1台当たり警備員1人を配置する計画を立て、子供らの安全強化を図ろうとしていた。 外務省の海外在留邦人数調査統計によると、中国の在留邦人は10万1786人おり、2万人近い未成年も在留している(令和5年10月現在)。 11の日本人学校には、合わせて3300人を超える児童や生徒が通学している。 中国に進出する日本企業で作る中国日本商会(本間哲朗会長=パナソニックホールディングス副社長)も今年7月、中国政府に邦人の安全確保を要望していた。 「卑劣な行為」と上川陽子外相 中国・深圳の日本人男児刺殺事件で再発防止を指示 2024/9/19 9:52 https://www.sankei.com/article/20240919-BDDTFTMYLVMLJH4FEFH3P76FLU/ 中国広東省深圳にある日本人学校近くで同校に通う男児(10)が男に刺され死亡した事件で、上川陽子外相は19日、 「卑劣な行為で誠に遺憾だ」 「深い悲しみを禁じ得ない」 と外務省で記者団に述べた。 上川外相は再発防止策の検討を外務省の担当者に指示。 また、中国側に日本人の安全確保を求めていくことも明らかにした。 中国・深圳の日本人襲撃で刺された男児が死亡 相次ぐ事件に衝撃、中国側に再発防止を要請 2024/9/19 8:58 https://www.sankei.com/article/20240919-T46FIP3YE5MXXCBUHRGYD72HQM/ 中国広東省深圳市で日本人学校に通う小学生の男児(10)が18日に男に刺されて負傷した事件で、同省広州市にある日本総領事館は19日、男児が死亡したと発表した。 男児は病院に搬送されて手術を受けており、総領事館は19日未明に男児の容体が 「予断を許さない状況」 だと説明していた。 容疑者の男(44)は当局が身柄を確保して取り調べを行っているが、日本側には動機など詳細な情報は伝えられていない。 金杉憲治・駐中国日本大使は18日に北京市で記者団に対し、今回の事件が日本人を狙ったものであるかどうかについては 「まだ背景が分からない」 とコメントを避けた。 在広州日本総領事館の貴島善子総領事は18日夜に深圳市の対外窓口である外事弁公室主任と面会。 男児の家族へのケアや真相解明、再発防止の具体策などを求めた。 総領事館は、日本人学校も交えて再発防止に関する協議を始めた。 中国では6月に江蘇省蘇州市で日本人学校のスクールバスを待っていた日本人の母子が刃物で切り付けられる事件が起きており、総領事館が日本人学校などと安全対策に関する情報交換や対策協議を行っていた最中に今回の事件が起きたという。 総領事館は貴島氏ら複数の館員が深圳に入り、家族への対応や日本人学校との連絡、地元当局への要請などを行っている。 中国に進出する日系企業の団体「中国日本商会」は18日にホームページで談話を発表し、事件について 「極めて深刻に受け止めており、このような事案が発生したことは極めて遺憾だ」と表明した。 商会は、今回の事件を受けて日中両政府に対し在中邦人の安全確保を改めて求めるとともに、 「事件の背景を含めた詳細情報を速やかに明らかにすること」 を求めた。 中国に住む日系企業駐在員らの間では、日本人の子供を襲う事件が相次ぎ起きていることに衝撃が広がっている。 10歳男児の容体は「予断を許さない深刻な状況」 中国・深圳の刺傷事件、最善の措置要望 2024/9/19 7:58 https://www.sankei.com/article/20240919-CJ5ATBYX6JLNBDQ4D4HQ66BQOQ/ 中国広東省深圳にある日本人学校近くで同校に通う男児(10)が18日に男に刺された事件で、同省広州市にある日本総領事館の貴島善子総領事は19日未明、記者団の取材に応じ、男児の容体は 「予断を許さない非常に深刻な状況だ」 と明らかにした。 同日未明時点で男児は手術室で医療措置を受けているという。 貴島氏は18日夜に深圳市の外事弁公室主任に会い、男児を救うための最善の医療措置や再発防止の具体的措置を要望した。 事件の真相解明と日本側への丁寧な説明も求めた。 現場付近で容疑者の男を取り押さえたのは、近くで警備に当たっていた警察関係者だと述べた。 犯行の動機については警察から情報を得られていない。 日本人を狙った犯行だったかどうかについては 「分析するには情報がまだ少ない」 として明言を避けた。 深圳市の外事弁公室からは事件が起き残念だとの表明があり、男児の治療には広東省の一流の医師が治療に当たっているとの説明があったという。(共同) 金杉憲治中国大使、再度の日本人襲撃に「じくじたる思い」「満足できる説明ない」 2024/9/18 21:35 https://www.sankei.com/article/20240919-T46FIP3YE5MXXCBUHRGYD72HQM/ 金杉憲治・駐中国日本大使は18日、中国広東省深圳市で日本人学校に通う小学生の男子児童が男に刺されて負傷した事件を受け、中国側に対し 「在留邦人の安全、安心、万全な警備を改めて働きかけた」 ことを明らかにした。 北京市内で記者団に語った。 中国側に真相究明や背景に関する説明も求めたが、 「残念ながら今のところ我々が満足できるような説明はきていない」 という。 今回の事件が日本人を狙ったものであるかどうかについては 「まだ背景が分からない」 とコメントを避けた。 6月に江蘇省蘇州市で起きた日本人母子が刃物で切り付けられた事件に続いて再び日本人が襲われたことについて 「本当に忸怩たる思いだ」 と述べた。 中国側に対して 「邦人コミュニティー全体の危機意識をしっかりと受け止めた上で対応してほしい」 と適切な対応を求めた。 「在留邦人の安全、安心について大使館、総領事館を挙げて最大限努力していきたい」 と表明した。 一方、中国に進出する日系企業の団体「中国日本商会」は18日にホームページで談話を発表し、事件について 中国・深圳で日本人学校に登校中の小学児童が襲われて負傷 容疑者は当局が確保 2024/9/18 12:08 https://www.sankei.com/article/20240918-SAMWB2FTFFOJ5FYSXRGJZGHW3I/ 日本政府関係者や現地関係者によると、中国南部の広東省深圳市で18日午前、日本人学校に登校中だった小学生の男子児童が男に襲われて負傷した。 児童は病院に搬送されて治療を受けている。 怪我の程度などは明らかになっていない。 中国では6月にも、東部の江蘇省蘇州市で日本人学校のスクールバスを待っていた日本人の母子が刃物で切り付けられて負傷する事件が起きている。 容疑者の男は当局が身柄を確保して取り調べを行っているという。 在広州日本総領事館が現地に担当者を送って、被害者の支援や情報収集などに当たっている。 深圳は中国南部の経済都市で、IT産業などの集積地として知られる。 中国 襲われた日本人学校の男子児童死亡 現地に衝撃広がる 2024年9月19日 12時52分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240919/k10014585361000.html 中国南部 広東省の※深センで日本人学校に通う10歳の男子児童が登校中に刃物を持った男に襲われた事件で、現地に駐在する日本の総領事は19日未明に男子児童が死亡したと明らかにしました。 中国ではおよそ3か月前のことし6月にも東部の江蘇省蘇州で日本人学校のスクールバスが刃物を持った男に襲われ、日本人の親子がけがをする事件があり、現地では警戒が高まっていただけに衝撃が広がっています。 ※「セン」は「土」へんに「川」。 18日午前、中国 広東省の深センで、日本人の10歳の男子児童が保護者と一緒に日本人学校に登校していたところ、男に刃物で刺されて病院に搬送されました。 広東省広州に駐在する貴島善子総領事は19日朝、記者団に対して 「男子児童は病院で治療を受けていましたが、19日未明、亡くなりました」 「心より哀悼の意を捧げたい」 と述べ、男子児童が死亡したことを明らかにしました。 児童は腹部を刺されて傷を負っていたということで、具体的な死因については、中国の当局が調査しているとしています。 ■貴島総領事「一番に家族のケアを」 貴島総領事は 「今回の事案の発生を受けて、引き続き中国側には日本人の安全確保のために尽くしてもらいたい」 「総領事館としても全力で対応していきたい」 と述べました。 そして 「まずご家族のケアを一番に考えて対応していきたい」 と述べ、日本人学校や深セン市政府とも連絡をとりながら対応していく考えを示しました。 ■容疑者は44歳の男 動機など不明 地元の警察によりますと、容疑者は44歳の男で、その場で当局に身柄を拘束され、取り調べを受けているとみられますが、動機などについてはこれまでのところ、明らかになっていません。 ■「本当に悲しい」「大部分は友好的」中国人からも悲しみの声 現場のすぐ近くに住む30代の中国人の女性は、自らも5歳の子どもがいることにふれた上で 「事件のことを知ったときはびっくりしました」 「お子さんのことを心配していました」 「亡くなったことを知って本当に悲しいです」 「このようなことが起きて残念です」 と話していました。 北京の50代の女性は 「大部分の中国人は日本人に対してとても友好的で、今回は極端な事例だと思う」 「大多数の中国人の本当の考えを代表していない」 「本当に遺憾で心を痛めている」 と話していました。 また、20代の女性は 「もし歴史問題が原因で繰り返し起きたことであれば私は受け入れられない」 と話していました。 ■中国メディア 短く伝えるのみ 中国の主なテレビや新聞は、18日に事件が起きた時点ではほとんど伝えず、午後になって中国外務省の報道官が定例会見で記者に聞かれて発言すると、一部のメディアは事件の概要に関する発言だけを短く伝えました。 男子児童が死亡したことについては、いまのところ報じていません。 また、中国外務省は18日の記者会見の内容をホームページに掲載していますが、事件に関する5回の質疑応答のうち、最初のやりとりを除く4回を掲載していません。 ■6月にも江蘇省でスクールバス襲われる事件 中国ではことし6月にも東部の江蘇省蘇州で日本人学校のスクールバスが、刃物を持った男に襲われ、日本人の親子がけがをし、男を止めようとした中国人女性が死亡する事件が発生しています。 その後、中国各地の日本人学校では警備体制を強化するなど、警戒が高まっていただけに、日本人が巻き込まれる事件がふたたび起きたことに現地の日本人社会では衝撃が広がっています。 ■北京 日本大使館 半旗掲げる 男子児童が死亡したことを受けて、北京にある日本大使館は19日、半旗を掲げました。 また、中国のSNS「ウェイボー」の公式アカウントで半旗の写真と中国語で哀悼のことばを投稿して、中国政府に対して、事件の真相を明らかにするとともに中国にいる邦人の保護や再発防止に努めるよう求めています。 また、日本大使館は18日に続いて19日も、中国国内にいる日本人に対して安全の確保に努めるようメールで強く呼びかけました。 メールでは、ことし6月の江蘇省 蘇州の事件にも触れ、中国の関係当局に日本人の安全確保を強く要請しているとしています。 その上で、外出の際は不審者の接近など周囲の状況に留意し、特に子どもを連れて外出する場合は十分に対策をとるよう呼びかけています。 ■上川外相「卑劣な行為で遺憾」中国側に安全確保求める考え 上川外務大臣は19日朝、外務省で記者団に対し 「深い悲しみを禁じ得ず、心からのお悔やみを申し上げる」 「登校中の児童に対し、卑劣な行為が行われたことは誠に遺憾で、両親の心痛も考えると胸が潰れる思いだ」 「政府として全力で家族の支援にあたる」 と述べました。 そして 「ことし6月の蘇州の事件を受け、安全対策の再点検を早急に行うよう伝達していたほか、9月18日が柳条湖事件が起きた日であることを踏まえ、中国外交部に対し、日本人学校の安全対策について万全の対応を行うよう申し入れを行ったところだが、こうした中で本件事案が起きたことは大変残念だ」 と述べました。 その上で 「今般の事案を極めて重く受け止めており、改めて中国側に対し、日本人の安全確保を求めていくとともに、再発防止に向けて、どのような追加的な措置が可能か、事務方に検討を指示した」 と述べました。 ■中国との人的交流や投資に影響も 今回の事件は日本と中国の間の人的な交流や日本企業の中国への投資に影響を与えることになりそうです。 中国では、景気の先行きへの不透明感に加え、スパイ行為に関わったなどとして日本人が当局に拘束されるケースも相次いでいます。 このため日本企業の間では、社員の出張や中国への投資を控える動きが広がっています。 中国に進出する企業でつくる「中国日本商会」が8月末に発表した会員企業へのアンケート調査では、ことしの中国への投資額について ▽「大幅に増加させる」や「増加させる」と答えた企業が15%にとどまった一方、 ▽「減らす」もしくは「投資はしない」は45%にのぼりました。 調査の中では、中国政府への要望事項として、ことし6月に江蘇省蘇州で日本人学校のスクールバスが襲われた事件を受け、在留邦人の安心や安全を求める声が相次いでいました。 今回の事件を受けて「中国日本商会」は18日 「極めて深刻に受け止めている」 とするコメントを発表しました。 その上で 「改めて邦人の安全確保を日中両国政府に強く求めるとともに、事件の背景を含めた詳細情報を速やかに明らかにすることを求めていく」 とし、北京にある日本大使館に申し入れを行いました。 事件の背景などの詳細はわかっていませんが、蘇州の事件から3か月足らずで発生した今回の事件を受け、日本企業の間で安全への懸念が一段と強まるのは避けられないとみられます。 ■専門家「駐在員の安全対策 企業でも」 中国情勢に詳しい神田外語大学の興梠一郎教授は、今回の事件による影響について 「中国への投資はすでに減ってきているが、今後ますます影響してくると思う」 「ビザの問題ですでに減少している日本人観光客や修学旅行への影響も避けられないだろう」 と話していました。 また、中国で日本人が襲われる事件が相次いでいることを受けて現地の日本企業への影響も大きいとしたうえで 「今後、社員が中国に駐在する時にどうするのか、1人で単身赴任する場合、安全対策をどうするのかなど考えないといけない」 「日本人がいると明らかにわかるような場所に行くことは、避けたほうが良い」 と話し、日本政府や現地の日本企業による安全対策の徹底が必要だと訴えました。
[18初期非表示理由]:担当:スレと関係が薄い長文多数のため全部処理。自分でスレを建てて好きな事を投稿してください
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