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「国民の利益より米国のために動いている」、日米合同委員会廃止要求デモで外務官僚らを叱咤(高橋清隆の文書館)
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/620.html
投稿者 ますらお 日時 2024 年 6 月 15 日 07:17:55: tlXAsMLYVhTKo gtyCt4Lngqg
 

元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2062618.html
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 日米合同委員会の廃止を求める「#みちばた」主催の集会が13日、初めて外務省前で開かれ、およそ20人の市民が参加した。曇り空の下、マイクリレーが展開され、愛国団体「一水会」の木村三浩代表や元衆院議員の小林興起氏らが演説した後、参加者全員で「日米合同員会を廃止しましょう」とシュプレヒコールを上げた。


主催者あいさつ〜マイクリレー(2024.6.13筆者撮影)

 集会は午前10時半から正午近くまで開かれた。5回目となる今回は、初めての「ホーム」開催。同委員会の日本側代表を応援しようとの趣旨で、「ニッポンチャチャチャ」コールを送ることも想定し、太鼓やかねなどの持参も歓迎した。

 しかし、マイクリレーでは「日本国民のための利益を守るより、米国の顔色を伺って米国のために動いている」(木村)、「原爆を落としたのは米国だけ。米国から謝罪の言葉を求めるのが日本の外務省の仕事」(小林)など、外務省の姿勢を叱咤する発言が相次いだ。

 この日は特殊ナンバーを付けた黒塗りの外交官車両が門を出入りしていたが、合同委員会が開かれた確証はない。ただ、5月16日に開かれた証拠があり、同日ニュー山王ホテル前は閑散としていたことから、順番からすれば外務省開催になるはず。

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主催者としてあいさつする川口智也さん(2024.6.13筆者撮影)

 最初に共同主催者の「YouTuber.JT3Reload」こと川口智也さんがビールケースに乗り、「本日は、日米合同委員会に参加している日本側の官僚にエールを送ろうというコンセプトのデモです。特定の民族や差別に基づくヘイトスピーチは禁止していますので、ご了承ください」とあいさつした。

 川口さんは8年前に体調を崩して死にかけた経験があるという。「それまではお金や自分の保身、貯金などばかり考えていた。でも、死んだら、一生懸命守ってきた金も持っていけないし、地位や名声はもともとない。なぜ日米合同委員会への抗議をみんなと一緒にやっているかと言えば、ここ(ハート)が燃えるから。肉体労働していた方がお金は稼げるが、お金を使って東京まで来ている」と吐露した。

 「確かに、外務省の皆さんは日米合同委員会でアメリカさんの言うことを聞いて日本の主権を売り渡すようなことを多少文句があっても聞いていた方が出世できるかもしれない。でも、死んだら地位や名声は持って行けません。持って行けるのは魂だけ。名声よりも、私たちと一緒に、ここが燃えるような活動を一緒にしませんか」と呼び掛けた。

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共同主催者の甲斐正康さん(2024.6.13筆者撮影)

 続いて、「#みちばた」の甲斐正康さんが登壇。「よく間違えられますが、『#みちばた』は市民団体ではありません。右や左の政治的思想の違いは一旦横に置いて、この道端から日本を住みやすい社会にしようという志で集まっている。皆さまも同じ気持ちだと思います」とくぎを刺した。

 普通の庶民としての生活を楽しむ人生を過ごしたかったが、「この国がこのままだと明らかにおかしくなるから、政治の世界に足を踏み入れました」と打ち明ける。

 5月23日の集会で米側代表の在日米軍副司令官、ジョージ.B.ラウル4世准将に手渡そうとした、返答を求める手紙を後日横田基地内に郵送し、受け取られたことを報告。「今日、ジョージB.ラウルさんが来るのでしたらぜひ、ここでお話ししましょう」と呼び掛けた。

 横田基地からの漏出が疑われる有機フッ素化合物(PFAS・ピーファス)の問題を取り上げ、「汚したなら、汚した人が片付けるのは当たり前。それが米軍に通用しないのは、日米地位協定があるから。そして、それに基づく日米合同委員会があるから。外務省さん、ラウルさんにちゃんと始末しなさいと伝えてください」と訴えた。

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木村三浩・一水会代表(2024.6.13筆者撮影)

 マイクリレーの一番手は、一水会の木村代表が務めた。木村氏は開口一番、「日米合同委員会は理不尽な会議。内容は全く国民に知らされない。官僚が米軍人と話し合い、日本をどうコントロールするか、米軍基地をどう運用していくかを決めている。本来ならば、地位協定とともに、廃止されていいはずだ」と断じると、「そうだ」の声援と拍手が湧いた。

 その理由として1990年から始まった「2プラス2(日米外務・防衛担当閣僚会合、正式名称は「日米安全保障協議委員会」)の存在を挙げ、「にもかかわらずあるのは、砂川闘争でも明らかなように、司法の判断すら米国の政治的な力によって変え、日本をコントロールし、植民地化している証明にほかならない」と指摘した。

 「外務省の皆さんが米国側と交渉して日本の利益を守るのが本来の姿だが、今や外務省はこの日米合同委員会によって、米国の意向を忖度するだけの役所になっている。日本国民のための利益を守るより、米国の顔色を伺って米国のために動いていると言われても過言ではない」と非難した。

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小林興起・元衆院議員(2024.6.13筆者撮影)

 続いて、7月7日投票の東京都知事選挙への立候補を表明した小林氏がマイクを取る。自身が日比谷高校を卒業し、同級生や先輩に外務省に入った人がたくさんいたことに触れ、「憧れの役所だった」と明かした。

 「外務省の皆さんにお話ししたいことは一つ。今、日本の政治は全く駄目だから、役人が頑張らなければ。国民の声を聞いて、政治家が間違っていたら、役人が政治家を直し、正しい政策をやりなさい」と激励した。

 自民党の裏金問題や郵政・道路公団の民営化、小池都知事の学歴詐称などを例に政治家の堕落ぶりを指摘。「郵政民営化で米国に金を渡して戦争することに賛成する方が選挙で勝ち、反対する小林興起は自民党から追放される。こんなバカなことがあるか。だから、アホしか政治家になっていない」と嘆いた。

 その上で、「今日本が駄目になっていく根本は、この国が独立していないから。ロシアや中国が突っ込んで来るとしたら、その理由は米軍がいるから」と喝破。「原爆を落としたのは米国だけ。米国から謝罪の言葉を求めるのが日本の外務省の仕事」と叱咤した。

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漫才をする(左から)真田信秋さん・金野奉晴さん(2024.6.13筆者撮影)

 第1回から参加している「主権者国民平和独立会議」代表の金野奉晴さんと動画配信者の真田信秋さんが、漫才に挑戦した。

 金野さんは冒頭、「きょうはホームだからエールを送るんだみたいな話だが、ここに立つとどうしてもエールってならない。いきなり批判しちゃいます」とぶち上げ、「害務省」と書いたボードを掲げた。

 真田さんは「農水省は農衰省」と返した。「看板をこれと換えると?」

 金野さんは「さっき、さすまたがちらちら見えたので、それはやめるとして、この害務省という名前で呼ばれていることを自覚してほしい」と強調した。

 真田さんが「ODAによるウクライナ支援や、日米合同委員会の議事録などの公開請求をしているが、ぐずぐずと出してくれず、説明責任を果たす気がない」とこぼす。金野さんは「ないですね。公開したら、相当やばいですから。米側は、交渉相手にこの外務省を選んだんでしょ。なめられたもんですね」と挑発した。

 真田さんは外務省予算について「補正を入れると1兆円規模だけど、国民のために使わず、ほとんど外国のために使っている」と指摘。SDGsや「偽情報対策」が含まれることを挙げた。

 金野さんは「何が一番まずいかと言えば、米国の戦争外交に乗せられていること。平和外交はやれないの?」と突き上げた。「拉致問題だって本当は解決できるのに、米国の意向で解決しない。北朝鮮の脅威を残しておきたいから」と看破した。

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TTBジャーナルのサルサ岩淵さん(2024.6.13筆者撮影)

 TTBジャーナルを運営するサルサ岩淵さんが、前回に引き続き、マイクを取る。「外務省の皆さんの中にも、日本が実質的に米国の属国であることが分かっていて、上司や大臣らとの板挟みに遭って心苦しい思いをされている方もいらっしゃるかと思う。そういった心ある方にぜひ、お願いがあります」と切り出し、3つの項目を挙げた。

 「横田空域は米軍の許可がないと日本の飛行機が飛べませんよね。おかしくないですか。何で日本の空域なのに、外国の米軍の許可が要るんですか。恥ずかしくないですか」「正月に羽田空港で事故があったし、ガソリンだって余計にかかる。国益損なってるじゃないですか」と責め立てた。

 「憲法改正は、米国から言われてるんでしょ。やめてください。この植民地状態で憲法を変えたらどうなりますか。宗主国のための憲法になってしまう。まず、日米地位協定を変えるまで、凍結してください」

 「日本にはスパイがいます。外務省の皆さん、小池百合子はエジプト政府に首根っこをつかまれているスパイ、売国奴です。調査して、取り締まってください」と求めた。

 最後に全員で、「日米合同委員会を廃止しましょう」「廃止しましょう」とシュプレヒコールを上げた。

 2月から毎月1回開いてきた同集会だが、主催者によれば、7月はフランスを拠点にする民間水道会社「ヴェオリア」への抗議をするため休みとし、8月に大規模集会を計画している。

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コメント
1. 多摩川[121] kb2WgJDs 2024年6月15日 08:25:50 : FmayFqMLaA : Z0kzSXdWb1cwbEU=[163] 報告
<<日米合同委員会を廃止しましょう」「廃止しましょう」とシュプレヒコールを上げた

そんな スロ-ガンは トロイの木馬?

 プーチンは オルガリヒを 消す

 彼らは 邪魔者は 抹殺する位の組織である

 日本に原発を 落とすのは お祝いと考えている

 

2. 2024年6月15日 09:28:31 : aD39qGVdqU : Q3Q3LkplbkZkNTI=[947] 報告
■日本国憲法より 上位にあると言われる『日米地位協定』

 これの運用をはかるために『日米合同委員会』がある?

 我が国の憲法より上にあるものを

 我々国民が ど〜のこ〜のとごねるだけじゃ〜

 ダメだろう・・・な〜・・・?

 但し 外科手術を行えば別

 『日米安保』の破棄でアル

 『日米安保条約は、当初の10年の有効期間(固定期間)が経過した後は、

 日米いずれか一方の意思により、1年間の予告で廃棄できる旨規定しており、

 逆に言えば、そのような意思表示がない限り条約が存続する、

 いわゆる「自動延長」方式である。』

 ・・・『日米合同委員会』を無くすには

 安保破棄が一番手っ取り早いし

 唯一無二の手法なのである!


3. ノーサイド[1493] g22BW4NUg0ODaA 2024年6月15日 10:10:35 : Za0hxUgtxw : RHFVcEdYVmN4Skk=[3] 報告

軍隊を持たない日本は国防の大部分を米軍に依存しているんだよ。つまり日本の国防はアメリカが主導権を持っている。
この関係がある限り日米地位協定は変えることができないのさ。(笑)
  
  
4. 位置[586] iMqSdQ 2024年6月15日 12:30:29 : FKbqQWcHs6 : amNaeHlUTEZwSEk=[7] 報告
脳無い土のようなアメポチしかいない自民公明維新と、経済屋共と官僚共は、説得よりは殺処分したほうがいい段階ではあるけどね。
5. 維新大嫌い[546] iNuQVpHljJmCog 2024年6月15日 15:12:40 : EkOGRdV5NE : cWxrc2luSjZ1ZUU=[424] 報告
日米地位協定は、アメリカが日本を韓国よりも下に見ていることの証左。
ネトウヨの連中は甘んじてそれを受け入れるのかねぇ。
まあ、あの連中のことだから、アメリカ様には怖くて盾突けないだけのことだろうがねww
6. 2024年6月16日 08:59:47 : xutrAnH8Uc : RTEwU1BmR3dDMEU=[5139] 報告
アメリカに守られている、と本気で思っているのか、日本の為に米軍が命をささげるとでも言うのか、あり得ない。米軍は自分たちの都合のいいように基地を置き日本の主権を奪い、基地負担もせず思いやり予算を年々上げて、米軍基地内で何が起こっても自国である日本に調査権がない、全て泣き寝入りというこんな先進国があるか、米軍が日本全国にいるから近隣国がそれに対抗しようとする、あれだけ酷い戦争を経験しながらまた米軍と戦争に参加できる仕組みを作っている自民党、過去に平和党と訴えていた公明党もすっかり自民党と一体化している。
7. カミー[355] g0qDfoFb 2024年6月16日 09:26:03 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[1080] 報告
>>01,02
そうですね。
>>03
やっぱりノータリンさんですね(笑)。
8. 秘密のアッコちゃん[388] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年6月16日 13:50:52 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[501] 報告
<■389行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
<主張>G7サミット 対中「牽制」を打ち出せた
社説
2024/6/16 5:00
https://www.sankei.com/article/20240616-6GCC7VZD4JKG7H6Y6ZRZ5RYBWY/
先進7カ国首脳会議(G7サミット)が閉幕した。
ロシアのウクライナ侵略や中東情勢への関心が集まる中での開催だった。
これらの課題への対応に加え、中国の国際秩序を乱す様々な行動を指摘し、牽制した。
世界の平和と秩序の維持に応分の責任を果たすべきG7として当然の表明である。
首脳声明はウクライナへの支援継続を表明し、ロシアに侵略終結とウクライナへの賠償を要求した。
G7各国は制裁で凍結したロシア資産の運用益を活用し、2024年年内にウクライナへ総額500億ドル(約7兆8000億円)を融資することで一致した。
パレスチナ自治区ガザを巡る紛争では、
「残忍なテロ攻撃」
を受けたイスラエルへの連帯を表明しつつ、バイデン米大統領が示した包括的な停戦案を支持した。
G7がウクライナ、中東情勢で結束したのは妥当だ。
アジアからの唯一の参加国である日本は2023年の広島サミットに続いて、G7がインド太平洋および中国問題を重視する姿勢を示すよう働き掛けた。
インド太平洋は独立した議題に位置付けられ、岸田文雄首相は討議の席上、
「インド太平洋地域と欧州の安全保障は不可分一体だ」
と説いた。
首脳声明は
「法の支配に基づく自由で開かれたインド太平洋」
への関与や
「台湾海峡の平和と安定が国際社会の安全と繁栄に不可欠」
であることを改めて明記した。
更に、中国を名指しして
「ロシアへの支援に対し、深刻な懸念」
を表明した。
ロシアのウクライナ侵略継続を可能にしているとして、中国による兵器の部品を含む軍民両用の資材の対露移転の停止を要求した。
中国によるフィリピン船への圧迫を挙げ南・東シナ海の状況にも
「深刻な懸念」
を示した。
中国の過剰生産や「中国に起因する恒常的かつ悪意のあるサイバー活動」、チベット、ウイグルなど中国の人権状況、香港での自由の侵害も問題視した。
首脳声明は中国との建設的かつ安定的な関係の追求やグローバルな課題での協力の必要性を謳った。
それは当然だが、声明を読み通せば、中国ほど広範囲に国際秩序を乱している国はないことが分かる。
日本はG7諸国と協力し、対中抑止を図っていく必要がある。

G7サミット閉幕、メローニ伊首相「ルール基づく秩序守る」 声明に露資産活用明記
2024/6/16 0:57
https://www.sankei.com/article/20240616-N5C3LUHZ7RLZDKL6CDHAVA7NTI/
イタリア南部プーリア州で開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)は2024年6月15日、閉幕した。
2024年6月14日に採択された首脳声明ではロシアによるウクライナ侵略への経済制裁で凍結した露資産を活用し、ウクライナに500億ドル(約7兆8000億円)を2024年年内に供与すると表明。
「ロシアの軍事機構を実質的に支援」
しているとして中国の金融機関などに制裁を科す方針を示した。
議長国イタリアのメローニ首相は2024年6月15日の記者会見で、声明について
「G7首脳がロシアの侵略で危険に晒されているルールに基づく国際秩序を守るために立ち上がった」
と述べた。
G7は声明で、ロシアはウクライナの損害を
「賠償しなければならない」
と断言。
ロシアが侵略をやめ、賠償を行うまで露資産の凍結を続ける方針を確認した。
また、ロシアを中国が支援しているとして
「深刻な懸念」
を表明すると共に、中国によるロシアの防衛産業への支援は
「ロシアが違法な戦争を継続することを可能にしている」
と非難。
中国に対し、軍民両面で利用可能な物資のロシアへの移転停止を要求した。
北朝鮮によるロシアへの弾道ミサイル輸出も
「可能な限り、最も強い言葉で非難する」
と明記した。
インド太平洋の安全保障を巡り、中国を念頭に東・南シナ海の状況に深刻な懸念を表明。
武力や威圧による一方的な現状変更の試みに強く反対した。
台湾海峡の平和と安定の維持が
「国際社会の安全と繁栄に不可欠である」
ことも再確認した。
過剰生産された中国製品が海外に安価で輸出される問題に関しては、
「非市場的な政策」
と懸念を表明。
中国に重要鉱物の輸出管理を控えるよう要求した。
パレスチナ自治区ガザ情勢では、バイデン米大統領が2024年5月末に発表した新停戦案を完全に支持する方針を示した。
人工知能(AI)を巡っては、軍事利用に関し責任ある開発と利用の枠組みの必要性を指摘。
AIの労働分野での利用に関する行動計画を立ち上げることも明記した。
2025年のG7サミットはカナダで開催される。

G7首脳声明、ウクライナ支援はロシア資産を活用 戦争長期化に加担する中国へ警告
2024/6/15 19:12
https://www.sankei.com/article/20240615-U5ZZ4WKN6RLAXIPQ63JYVFMANA/
2024年6月14日に採択された先進7カ国首脳会議(G7サミット)の首脳声明はウクライナ侵略を続けるロシアと、それを支援する中国を強く意識した内容になった。
凍結した露資産をウクライナ支援に使う正当性を主張すると同時に、中国を戦争長期化の一因と捉え、断固とした態度で対処する姿勢を打ち出した。
声明は、露資産を活用した今回の支援をウクライナへの
「賠償金」
だと説明。
ロシアが侵略でウクライナに生じさせている損害を
「賠償する国際法上の義務は明確だ」
として正当性を強調した。
「損害を賠償するか否か、またいつそれを行うかをロシアが決めるのは正しくない」
とも明記し、ウクライナや西側諸国が賠償金支払いの時期や手法を決める立場にあることを暗に示した。
■欧米で「支援疲れ」が表面化
欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は露資産の活用について
「この侵略戦争の損害を支払うのは欧州の納税者ではなく、プーチン(露大統領)だというメッセージだ」
と指摘。
欧米で
「支援疲れ」
が表面化する中、支援継続に異議を唱える市民の不満を抑制する狙いも窺える。
また、G7は声明で、ロシアの戦争継続能力を減少させるために兵器製造に利用可能な物資の対露輸出を禁止した制裁措置が中国に
「骨抜き」
にされている現状に危機感を示した。
声明は中国がロシアの防衛産業に支援しているとした上で、
「重大で広範な安全保障上の影響がある」
と警戒した。
中国などからロシアに供給される重要物資はウクライナだけでなく、
「欧州の安全保障に長期的な脅威をもたらす恐れ」(米高官)
があるためだ。
更に、ロシアの軍事機構を支援する中国の金融機関などへの制裁に言及した。
欧州政治の専門家は
「G7は声明を通して、ロシアに協力すれば同様に制裁の対象になることを中国などに警告した」
と分析する。
■AIの軍事利用に枠組み必要
一方、声明は人工知能(AI)の軍事利用に関し、責任ある開発と利用の枠組みの必要性を指摘した。
AIを巡っては、台湾海峡で軍事的圧力を強める中国などがAIを利用した自律型致死兵器システム(LAWS)の開発を加速させる可能性が出ている。
LAWSが実用化すれば武力行使の判断が瞬時に下り、一気に紛争化する恐れなどもあるだけに、早期の規制が求められている。

G7サミット、対露勝利へ正念場 「支援に疲れた」は通じない
2024/6/15 17:32
https://www.sankei.com/article/20240615-4K4FZWJ2JFONDEFKWQ255MN5FQ/
イタリア南部ファサーノで開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)は、過去2回のサミットでも最重要議題となったロシアのウクライナ侵略に関し、同国への支援に向けたG7の決意の程度が最も強く問われる正念場となった。
ウクライナは、最大支援国である米国からの大規模な武器・弾薬供与が米議会での政争によって停滞したせいで戦況が不利に陥り、露軍の攻勢による失地を今も回復できないままだ。
一方、米欧諸国の一部では
「支援が自国を疲弊させている」
として支援継続に異議を呈する声が強まりつつある。
加えて、G7のうち米国や欧州の主要支援国であるフランスでは2024年年内に選挙が予定されている。
2024年11月の米大統領選では、ウクライナ支援に懐疑的な言動が目立つトランプ前大統領の返り咲きが取り沙汰される。
フランスでは2024年6月30日の下院総選挙で、親露的傾向が強い極右・右派政党の躍進が予想され、ウクライナ支援に積極的なマクロン大統領の外交政策を揺さぶる恐れが強い。
そうした状況下でG7が今回、凍結した露金融資産を活用したウクライナへの500億ドル(約7兆8000億円)規模の支援を打ち出したのは、国際社会の結束を蝕む
「支援疲れ」
の空気を一掃しつつ、仮にG7各国で政権交代が起きてもウクライナ支援を途絶させない財政的な枠組みの確立を図る狙いがあった。
融資の形式を取ったのは、従来のウクライナへの無償支援に否定的な米欧の一部世論の理解を得るための苦肉の策だ。
凍結された自国資産の活用に対し、ロシアは
「大きな痛手を伴う」
と警告する。
だが国際社会は、支援停滞でウクライナの敗北を招くリスクの解消こそが進むべき道であると明確に示した。
当然の選択だ。
米政府高官はファサーノで記者団に、ウクライナ戦争は
「大きな転換期にある」
とした上で、
「世界各国の選挙で何が起きても私たちは(ウクライナ支援に)疲れることはない」
と言明した。
G7はまた、ロシアの軍事産業に軍民両用の戦略物資を提供する中国に強い警告を発した。
中国はロシアの後ろ盾としてウクライナ侵略戦争を下支えしている。
ウクライナ支援を続ける米欧、特に米国を疲弊させ、最終的にウクライナを見捨てる方向に誘導することで、米国の国際的な信認を低下させるのが中国の戦略だ。
だからこそG7や欧州諸国は、ロシアへの不当な譲歩を排したウクライナの
「公正な勝利」
に向けた連帯を繰り返し確認していく必要がある。
過去の歴史に照らせば、自由民主主義陣営の真価は危機においてこそ問われる。
中露を筆頭とする専制主義勢力の覇権的行動を挫折させるには
「支援に疲れた」
などといった弱音は通じない。

ロシア凍結資産活用のウクライナ支援 実現までに曲折も G7サミット
2024/6/15 12:21
https://www.sankei.com/article/20240615-RL6LR5BWJ5I3LIK56KPZI2HTIQ/
先進7カ国首脳会議(G7サミット)は、ロシアに侵略されたウクライナへの支援に向け、経済制裁で凍結した露中央銀行の資産を活用してウクライナに500億ドル(約7兆8000億円)規模の支援を2024年中に供与することで合意した。
G7としてはウクライナ支援継続への政治的メッセージを打ち出すことに成功したものの、詳細は今後の財務相や実務者による協議に委ねられ、実現までに曲折もありそうだ。
米国の主導で合意した枠組みは、新たに設立する基金
「ウクライナ臨時歳入促進融資」(ERA)
に各国が融資を実施し、基金がそれらをウクライナに供与するというものだ。
調達した資金の返済には露凍結資産の運用益または利子収入を充て、長期間をかけて返済する。
ウクライナには返済義務は生じないとしている。
米国やウクライナは当初、約3000億ドル(約47兆円)に上る露凍結資産を没収するなどして直接活用することを主張していた。
日本やドイツなどが国際法に抵触する恐れがあるなどとして消極的な姿勢を堅持し最終的に見送られたものの、米国はこの選択肢を放棄したわけではない。
一方、露凍結資産の3分の2を管理下に置く欧州連合(EU)は2024年5月、欧州の国際証券決済機関
「ユーロクリア」
で保管されている同資産から生じる運用益について、ウクライナへの支援に充てることをG7に先行して決定した。
ただ、その供与額は年間30億ドル程度にとどまることから、米国は、新たな枠組みであれば多額の戦費や復興費用を恒常的に必要とするウクライナへの迅速な支援が可能だとして、各国の同意を取り付けた。
米国は、G7にとどまらずEU各国が新枠組みに参画することを期待するが、懸念も残る。
将来的に露資産の凍結が解除された場合、融資返済のための原資が消滅するためで、そうした場合の対応に関する議論は詰められていない。
また、G7やEUが警戒するのが、EUの持ち回り議長国が2024年7月から親露的な姿勢の強いハンガリーとなることだ。
同国のオルバン首相は露凍結資産の活用も含め、EUによるウクライナ支援に否定的だ。
EUは6カ月ごとに資産凍結など対露制裁の継続について是非を判断する手続きをとるため、ハンガリーが制裁継続を拒否する動議を発動する事態も想定される。

G7サミット 首脳声明発表 ロシア資産活用明記、支援の金融機関にアクセス制限も
2024/6/15 6:57
https://www.sankei.com/article/20240615-CUF23H2B7RMC3DSFREXE7A2V3U/
先進7カ国(G7)首脳は2024年6月14日、イタリア南部プーリア州で開かれている首脳会議(サミット)の成果をまとめた首脳声明を採択した。
ロシアによるウクライナ侵略への制裁で凍結した露資産を活用し、ウクライナに500億ドル(約7兆8000億円)を提供する方針を決めたと明記。
「ロシアはウクライナにもたらしている損害を賠償しなければならない」
と表明した。
ロシアの軍事機構を支援する中国などの金融機関に対し、金融システムへのアクセス制限といった措置を取る方針も示した。
G7は声明で、ロシアがウクライナ侵略で生じさせている損害を
「賠償する国際法上の義務は明確」
とした上で
「損害を賠償するか否か、またいつそれを行うかをロシアが決めるのは正しくない」
と主張。
「ロシアに義務を果たさせるための全ての適法な方法を引き続き検討する」
とした。
ロシアが侵略により生じた被害の賠償を行うまで露資産の凍結を続ける方針も確認した。
声明は、中国によるロシアの防衛産業への支援は
「ロシアが違法な戦争を継続することを可能にしている」
とし
「重大で広範な安全保障上の影響がある」
と指摘。
中国に対し、軍民両面で利用可能な物資のロシアへの移転停止を要求。
ロシアが軍事的侵略を停止し、完全に軍隊をウクライナから撤退させるよう圧力を掛けることも求めた。
インド太平洋の安全保障問題では、軍事的圧力を強める中国を念頭に東・南シナ海の状況に深刻な懸念を表明。
武力や威圧による一方的な現状変更の試みに強く反対した。
台湾海峡の平和と安定の維持が
「国際社会の安全と繁栄に不可欠である」
ことも再確認した。
北朝鮮とイランによる核や弾道ミサイル開発への対処にも引き続き取り組むと宣言。
インド太平洋地域の平和と安定が
「世界の繁栄の鍵だ」
と強調した。
過剰生産された電気自動車(EV)などの中国製品が海外に安価で輸出される問題については
「我々の労働者や産業、経済的強靱性、経済安全保障を損なっている」
と非難。
中国に対し、重要鉱物の輸出規制を控えるよう要求した他、対中依存を低減させるため
「多様で強靱」
なサプライチェーン(供給網)を発展させる意思を示した。
パレスチナ自治区ガザ情勢では、バイデン米大統領が2024年5月31日に発表した新停戦案を支持する方針を表明した。
G7サミットは2024年6月13日に開幕し、ウクライナ侵略やインド太平洋の安全保障問題などへの対応について協議。
ウクライナに関する討議には同国のゼレンスキー大統領が参加した。
サミットは2024年6月14日、予定された全ての討議を終えた。

インド太平洋、経済安保で危機感共有 中露連携への対応焦点に G7サミット
2024/6/14 23:14
https://www.sankei.com/article/20240614-MLJEQP63VFPE5DHKKBGD2AWP6E/
岸田文雄首相は2024年6月14日、先進7カ国首脳会議(G7サミット)2日目の討議に臨んだ。
インド太平洋と経済安全保障をテーマとした討議で、首相は
「インド太平洋と欧州の安全保障は不可分一体であり、引き続きG7間で連携を深めたい」
と提起。
中国を巡る諸課題や、核・ミサイルと拉致問題を含む北朝鮮への対応で、引き続き緊密に連携していく方針を確認した。
首相はインド太平洋と経済安全保障について、
「G7が国際社会をリードし続ける上で戦略的に重要だ」
との認識も表明した。
首相は前日の2024年6月13日に行ったウクライナのゼレンスキー大統領との会談でも
「2国間文書の署名により、ウクライナの問題が欧州だけではなく国際社会全体の問題だと改めて示すことになる」
と語った。
発電機や地雷除去機など新たな支援や、来年秋に地雷対策の国際会議を日本で開く方針も表明した。
これに先立つ2024年6月13日の討議でも
「今日のウクライナは明日の東アジアかもしれない」
と重ねて強調。
中国が軍事転用可能な物資をロシアに輸出していることも踏まえ、中国企業などに初めて制裁を科す方針も説明した。
ウクライナ情勢と東アジアの結び付きは明らかだ。
ロシアは北朝鮮製の砲弾などをウクライナで使用し、日本の安全を脅かす北朝鮮の弾道ミサイル開発には露が技術協力している。
プーチン露大統領が近く訪朝する計画も取り沙汰される。
中国も同様だ。欧州では最近、電気自動車(EV)の過剰生産問題など特に経済分野で対中警戒感が高まっている。
ただ、中国の物資輸出が軍事面でロシアを支えている実態への危機感もG7内で急速に共有されつつある。
G7が結束し、中露連携に対抗できるかも焦点となる。

G7サミット 中国の過剰生産問題・経済的威圧への対抗、供給網強靭化で結束
2024/6/14 23:07
https://www.sankei.com/article/20240614-CFQGM5MHXZJLVA6F6R3FJXVVTA/
イタリア南部プーリア州で開催中の先進7カ国首脳会議(G7サミット)は2024年6月14日、中国による過剰生産や経済的威圧への対処、サプライチェーン(供給網)の強靱化に向け、連携して取り組む方針で一致した。
日本政府が発表した。
中国が東・南シナ海や台湾海峡で軍事的圧力を強めていることを踏まえインド太平洋地域の安全保障についても協議し、G7が結束して中国への圧力を強めた。
G7首脳は2024年6月14日の2日目の討議で、安価な中国製の電気自動車(EV)や太陽光パネルなどが輸出され、各国で価格競争が加速している現状を共有。
中国が巨額の補助金を特定の企業に拠出し、生産能力を過剰に高めている問題について意見を交換した。
ロイター通信によると、G7首脳はウクライナを侵略するロシアの重要物資の調達を支援する中国の金融機関について警告を発する方針で合意。
重要鉱物に関し、中国に輸出規制を控えるよう求める方針も確認した。
日本政府によると、インド太平洋地域を巡る討議では、G7首脳が核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応について引き続き緊密に連携することを確認した。
岸田文雄首相は討議で中国の一方的な海洋進出や北朝鮮の問題を提起し、各国にインド太平洋への関与を改めて促したとみられる。
これに加え、人工知能(AI)がもたらす人権や倫理への影響や、欧米で急増する移民を巡る問題なども協議した。
AIの討議には、AIが生み出すリスクがある差別や不平等などの問題に関心を持つローマ教皇フランシスコも参加した。

中国の過剰生産問題「報復」の不安隠せない国も G7内で温度差
2024/6/14 18:30
https://www.sankei.com/article/20240614-VIGOJNG525OGPIS37O6NZYEJVA/
中国の過剰生産問題を巡っては、国際的な市場競争をゆがめていると日米欧が警戒を強めている。
米国や欧州連合(EU)は中国製電気自動車(EV)に追加関税を課す方針を表明するなど、強硬な姿勢を打ち出した。
一方で中国と経済的な関係の深いドイツは中国による報復への不安を隠せず、先進7カ国(G7)内で温度差が生じている。
G7は2024年5月下旬に開催した財務相・中央銀行総裁会議の共同声明で中国を名指しし、市場ルールにそぐわない政策や貿易慣行は
「我々の労働者、産業、経済的強靱性を損なう」
と懸念を表明した。
過剰生産への危機感は高まっており、2024年6月15日までのG7サミットで採択される首脳声明では、より強い言葉で中国を批判する可能性がある。
EU欧州委員会はサミット開幕前日の2024年6月12日、中国のEVメーカーは
「不当な補助金を受け取っている」
と暫定的に判断したと表明。
中国との協議が不調に終われば、2024年7月4日から中国製EVに最大38.1%の追加関税を課すとした。
バイデン米政権も2024年5月、中国製EVや半導体、太陽光発電の関連品、鉄鋼などに対する関税を2〜4倍に引き上げると発表した。
ただ、米国やEUが過剰生産問題に強気の姿勢を示す一方で、欧州では
「中国との本格的な貿易戦争を避けたい」(EU外交官)
思惑もある。
特に、中国が最大の貿易相手国であるドイツは、中国側が報復としてEU加盟国の製品の関税を引き上げることを恐れている。
事実、中国商務省は追加関税に関するEUの2024年6月12日の発表を受け、対抗措置を示唆した。
ドイツ自動車工業会のミュラー会長は2024年6月12日、
「貿易戦争のリスクを高め、欧州の自動車セクターの競争力強化には繋がらない」
とEUの追加関税を非難した。
ドイツは自動車産業の対中依存が強く、独フォルクスワーゲンは中国市場の販売が全体の半数近くを占めるとされる。
ウィッシング独運輸相も2024年6月12日、
「貿易戦争や市場の分断ではなく、EU域内の競争拡大や市場の開放を通じて自動車は適正な価格になるべきだ」
と指摘。
追加関税に異議を唱えた。

G7サミット、中国の過剰生産問題に懸念表明へ 対中圧力で結束
2024/6/14 18:00
https://www.sankei.com/article/20240614-A2AUYEYC2ZNX3KFT5NASWB6V7Q/
イタリア南部プーリア州で開催中の先進7カ国首脳会議(G7サミット)は2024年6月14日、過剰生産された電気自動車(EV)などの中国製品が海外に安価で輸出される問題を討議する。
過剰生産問題を経済安全保障上の課題と位置付け、懸念を表明する見通しだ。
中国が東・南シナ海や台湾海峡で軍事的圧力を強めていることを踏まえ、インド太平洋地域の安全保障についても協議し、G7が結束して中国への圧力を強める。
G7首脳は2024年6月14日の2日目の討議で、安価な中国製のEVや太陽光パネルなどが世界中に輸出されているため、各国で価格競争が加速している現状を共有。
中国が巨額の補助金を特定の企業に拠出し、生産能力を過剰に高めている問題について対応を打ち出す方針だ。
インド太平洋地域を巡る討議では、岸田文雄首相がアジアで唯一のG7メンバーとして中国の一方的な海洋進出や北朝鮮の問題を提起し、各国にインド太平洋への関与を改めて促す構え。
これに加え、人工知能(AI)がもたらす人権や倫理への影響や、欧米で急増する移民を巡る問題なども協議する。
G7首脳は2024年6月13日、ロシアによるウクライナ侵略を巡る初日の討議で、制裁で凍結した露資産を活用して少なくとも500億ドル(約7兆8000億円)をウクライナへ支援する方針で合意した。
年内にウクライナへ譲渡される見込み。
ロシアが侵略で生じた被害の賠償を行うまで資産凍結を続けることでも一致した。
米高官によると、ウクライナへの支援金は軍事、政府予算、人道支援、復興などに充てられる。

EUが中国製EVに最大38%の追加関税を課すと警告 補助金不当と判断、対立激化へ
2024/6/12 20:03
https://www.sankei.com/article/20240612-TDXRWSBI4RICHAL44UIZLKPM3Q/
欧州連合(EU)欧州委員会は2024年6月12日、中国製の電気自動車(EV)について
「不当な補助金を受け取っている」
と暫定的に判断したと発表した。
中国当局との協議が不調に終われば2024年7月以降、中国から輸入されるEVに最大で38.1%の追加関税を課すと警告した。
中国製EVへの制裁関税強化を2024年5月に発表した米国に続く動きとなる。
中国側は対抗措置を取る構えで、対立激化は必至だ。
欧米に日本などを加えた先進7カ国(G7)は、中国企業が過剰な生産能力を抱え、EVや太陽光発電設備を不当に安い価格で輸出しているとの問題意識を強めている。
2024年6月13日からイタリア南部プーリア州ファサーノで開かれるG7首脳会議(サミット)でも議論する。(共同)

イタリアで13日開幕のG7サミット、岸田首相も出席 対中やAI議論主導へ
2024/6/12 0:39
https://www.sankei.com/article/20240612-YLKCMMWNMZNINDN6FJ3EW4353E/
先進7カ国首脳会議(G7サミット)が2024年6月13〜15日、イタリア南部プーリア州で開かれる。
岸田文雄首相らG7首脳に加え、ロシアによる侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領も参加。
ウクライナ支援をはじめ、中国の過剰生産など国際社会が直面する課題について議論し、結束した対応を打ち出す。
2024年6月15、16両日にはスイスでウクライナ和平案に関する
「世界平和サミット」
も開かれる。
岸田首相は2024年6月12日に日本を出発し、2024年6月13・14両日にG7サミット、2024年6月15日に世界平和サミットに出席する予定だ。
林芳正官房長官は2024年6月11日の記者会見で
「法の支配の堅持やG7を超えたパートナーとの関係強化という視点で臨み、G7が結束して諸課題の対応を主導する姿勢を示す」
と語った。
G7ではロシアによるウクライナ侵略の開始以降、西側諸国が凍結した約3000億ドル(約47兆円)の露中銀資産の活用が大きな議題となる。
既に欧州連合(EU)理事会は2024年5月、凍結資産から生じる収益をウクライナへの軍事支援などに充てる方針を決めている。
中国メーカーによる電気自動車(EV)などの過剰生産問題も議題になる見込み。
2024年5月のG7財務相・中央銀行総裁会議で各国が中国の過剰生産問題に懸念を共有しており、首脳間の議論が注目される。
議長国のイタリアはこの他、パレスチナ自治区ガザなどの中東情勢や、アフリカから欧州に押し寄せる移民の問題、インド太平洋、経済安全保障、兵器転用の危険性が指摘される人工知能(AI)を議題とする方針を示している。
岸田首相は2023年5月のG7広島サミットで議長を務めた。
生成AIの活用や規制に関する
「広島AIプロセス」
を立ち上げて議論を主導し、2023年末には初の国際的政策枠組みの合意を導いた。
また、中国を念頭に経済安全保障を初めて主要議題として取り上げ、協力の枠組みを整備してきた。
今回のサミットでは広島の成果を土台に、引き続き議論をリードしていく考えを示す。
アジア唯一のG7メンバーとして中国の一方的な海洋進出や北朝鮮の問題を提起し、インド太平洋への関与を改めて各国に促す構えだ。

[18初期非表示理由]:担当:スレ違いの長文多数のため全部処理

9. ノーサイド[1501] g22BW4NUg0ODaA 2024年6月16日 14:29:55 : ft8quWAJ8s : Q2ZjUTk3Qzd2ZkE=[1] 報告

日本の国民は日米同盟解消、軽武装中立なんて選ばないよ、賭けてもいい。(大笑)

10. どぶさいら[161] gseC1IKzgqKC5w 2024年6月16日 19:41:00 : mED9tQq9bE : NjdUbXVtMG9Mcm8=[1] 報告

日本の国民はエラ花って言うガの、ちみ。
選んだこつあったのけ?
じぇんぶ成り行きで着たんじゃないじゃろけ。
コザかしー骨、言うんじゃないよ、ちみ。
11. おとん[269] gqiCxoLx 2024年6月20日 06:59:52 : ANpzwXD8jc : M2ZUVkhHS09Lai4=[10] 報告

国民は今までにない相当の覚悟が必要。

映像の中でしか見ていない世界が現実になる。

これは緩い環境に飼いならされた国民にはかなりハードルが高いのでは?

戦力を増強するとかそんな簡単なものじゃない。

資源の無い、食料自給率が極端に低い日本は外交が肝。

お金配る事しか知らない歴代総理は論外。

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