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岸田首相「6月解散」強行なら自公81減、過半数割れ、下野もある! 野上忠興氏が議席予測
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/339785
2024/05/05 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし
衆院3補選は全敗だった(岸田首相と錦織候補)/(C)日刊ゲンダイ
保守王国・島根で大惨敗を喫し、衆院3補選に全敗した自民党だが、保身に走る岸田首相のアタマの中は「6月解散.7月総選挙」が基本路線だという。党内から羽交い締めにされようが、強行突破するのか。岸田首相本人は「自公で過半数を維持できる」と考えているらしいが、甘すぎる。本紙は、選挙予測に定評のある政治評論家の野上忠興氏に、各党の議席予想を依頼。岸田首相で6月解散なら「自公で81議席減の過半数割れ」と出た。
野上氏は、過去5回分の衆院選のデータに加え、投票率、票の流れ、トレンドなどを分析して予測。各党の議席は<別表>の結果となった。
自民党については、岸田内閣の支持率の低さや自民党派閥の裏金事件への猛反発はもちろんのこと、「支持者の岸田離れ」「公明党とのギクシャクした関係による創価学会員離れ」「旧統一教会員から選挙での協力が得られない」などの理由で大幅減が避けられないという。公明党も大阪・兵庫での日本維新の会とのバッティングが影響し、11人の擁立を予定している小選挙区で3議席しか見込めない。結果、自公は合わせて207議席となり、過半数の233に26議席足りない。
一方、自民批判票の受け皿は立憲民主党だ。63議席増の161。維新は大阪で圧勝して関西中心に議席を増やし、17議席増の58。れいわ新選組は比例が6議席に伸びる。諸派の1議席は日本保守党。補選で2万4000票を得た東京ブロックで議席を獲得する可能性があるという。
「何人もの自民党議員が、都市部だけでなく農村部でも自民離れが顕著だと嘆いています。街頭演説では、唾を吐くしぐさをされたりもすると。岸田首相がこのまま選挙に突っ込んだら、『討ち死にするくらいなら』と大量離党の動きまで出るんじゃないかとの話も聞きます。立憲が議席を伸ばすのは、イデオロギーではなく、与野党伯仲の緊張感を求める有権者の票が集まるからです」(野上忠興氏)
過半数に足りない自公は、維新を取り込んで政権を維持するのか。それとも立憲を中心とした連立政権ができ、自公は下野するのか。いずれにしても岸田首相はサヨナラだ。
【東京】丸川元五輪相は焦りまくり
丸川珠世元五輪相(C)日刊ゲンダイ
首都・東京の小選挙区で、自民党は大量落選を免れない。
全30選挙区のうち、当選がかないそうなのはわずか8人。巨額の裏金が発覚した萩生田光一前政調会長(24区)や下村博文元文科相(11区)、丸川珠代元五輪相(7区)ら大物議員を含む21人が“討ち死に”必至である。特に、参院からの鞍替えを決めた丸川氏は相当な焦りを募らせているという。
「7区は、丸川さんと立憲前職、維新現職による三つ巴が予想されています。ある政党が春先に実施した情勢調査では、立憲が先行し、丸川さん、維新が続いていた。丸川本人もリードされていることは百も承知で、かなり追い詰められています。裏金事件のイメージを払拭するため、地元の集会で『政治を“更地”にしてイチから立て直すような思いで頑張りたい』と挨拶。他人事のような話しぶりに『まず自分自身を“更地”にしろよ』と陰口を叩かれていました」(都政関係者)
【大阪】自民は全滅必至
維新の牙城、大阪では自民は全滅濃厚だ。
「全19選挙区のうち、維新が負けそうなのは、公明党の北側一雄元幹事長が当選を重ねてきた16区くらい」(府政関係者)
同区では、山本香苗参院議員の鞍替え出馬が決まっている。公明は3、5、6区で維新とぶつかり、いずれも落選の危機だ。
【北海道】裏金2000万円超の堀井議員アウト確実
北海道も自民はボロボロ。12選挙区中、当選が見込まれるのはたったの3人だけ。2196万円もの裏金が発覚した9区の元スピードスケート選手・堀井学議員については、党苫小牧支部が「(堀井を)支部長として認めない」とする文書を選挙区内の22支部に送付。次期衆院選はまずアウトである。
【神奈川】甘利元経産相「当選圏外」
(C)日刊ゲンダイ
全20選挙区の神奈川で盤石なのは、菅前首相(2区)や小泉元環境相(11区)ら7人くらい。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との蜜月関係を指摘され、大臣を辞任した山際大志郎元経済再生相(18区)ら13人は落選必至。2021年の前回、旧13区から出馬し、幹事長でありながら立憲若手に選挙区で敗北した甘利明元経産相も当選は厳しい。
「今なお“口利きワイロ”疑惑がくすぶる甘利さんは、区割り変更に伴い、次期衆院選はなじみの薄い20区からの出馬が決まっている。『当選圏外』とみられています」(地元関係者)
【愛知】鈴木前総務相、地元で総スカン
全16選挙区の愛知でも、勝ち抜けできそうなのは6人だけ。昨年末、5年間で60万円の裏金受領を明かし、大臣退任会見で「裏金は文化」と言い放った鈴木淳司前総務相(7区)は、地元で総スカンだそうだ。
「大臣更迭に追い込まれた後も鈴木さんは都内でのパーティー開催に執着していました。県連幹部が『何でこだわるの』と聞くと、本人は『日程が合わないから』と的外れなことを言っていた。重鎮県議から『そういう問題じゃないでしょ』といさめられ、ようやく開催を見送ったが、本人は最後まで納得のいかない様子だった。『一度、落ちた方がいいんじゃないか』と呆れられています」(県政関係者)
【福岡】“魔の4回生”落選不可避
都市部ながら比較的自民が強かった福岡(全11選挙区)もガタガタだ。8区の麻生副総裁ら5人は盤石だが、井上貴博議員(1区)や鬼木誠議員(2区)ら“魔の4回生”を含む6人は厳しい。
こんな状況で6月解散など、文字通りの「自殺行為」。やれるものならやってみろ、である。
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