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習近平の「経済音痴」で打つ手なし…!中国の「外交力」が地に落ちた本当の理由と、アメリカをマジ切れさせた「もう一つの戦争」の正体/現代ビジネス
藤 和彦(経済産業研究所コンサルティングフェロー) によるストーリ
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%BF%92%E8%BF%91%E5%B9%B3%E3%81%AE-%E7%B5%8C%E6%B8%88%E9%9F%B3%E7%97%B4-%E3%81%A7%E6%89%93%E3%81%A4%E6%89%8B%E3%81%AA%E3%81%97-%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE-%E5%A4%96%E4%BA%A4%E5%8A%9B-%E3%81%8C%E5%9C%B0%E3%81%AB%E8%90%BD%E3%81%A1%E3%81%9F%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1%E3%81%A8-%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%82%92%E3%83%9E%E3%82%B8%E5%88%87%E3%82%8C%E3%81%95%E3%81%9B%E3%81%9F-%E3%82%82%E3%81%86%E4%B8%80%E3%81%A4%E3%81%AE%E6%88%A6%E4%BA%89-%E3%81%AE%E6%AD%A3%E4%BD%93/ar-AA1BbuJv?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=f4d093486a9546dca9c465cc67e35288&ei=20
「経済疲弊」で劣勢に立たされた習近平
トランプ米大統領の関税攻勢が止まらない。
2月1日に「中国がフェンタニル問題を解決しなかった」としてすべての輸入品に10%の関税を課すと発表した後、2月28日にこの関税を20%に引き上げ、3月5日には「中国の輸入品に相互関税を課す」と通告した。
中国の専門家によれば、第2期トランプ政権発足前は平均13%だった中国の輸入品に課される関税率は、今後は33%にまで引き上げられる(3月14日付RecordChina)。
中国側はいつもの強面外交で臨んでいる。王・商務相が「米国が誤った道をさらに進んでいくのであれば、中国は最後までお付き合いする」と宣言するなど、強気の姿勢をことさら堅持している。
だが、トランプ第期政権の時とは異なり、現在の中国経済は芳しくなく、中国が「対米反撃」を続けられるとは思えない。
3月11日に閉幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で発表された措置だけでは、米国との貿易戦争が激化した場合に予想される経済への打撃を相殺することはできないとの疑念が強まっている。
「高関税」と「値下げ要求」のダブル・パンチ
対米貿易戦争で劣勢を強いられるという懸念が強まっている理由は、全人代で内需拡大に資する雇用対策や社会保障の充実などの分野で具体策が示されなかったからだ。このため、中国経済は輸出が柱のまま、米国市場に依存せざるを得ない。
関税引き上げにより、最も打撃を受けるのは中国政府が期待を寄せるクリーンエネルギー産業(太陽光、電気自動車(EV)、風力発電、蓄電池等)だとの指摘がある(3月14日付RecordChina)。
雇用の受け皿となっている雑貨産業への影響も心配だ。
中国商務省は3月11日、「米ウオールマートが中国製品に対する米国の関税を相殺するため中国のサプライヤーに値下げを要請した」とするブルームバーグの報道を受けて、同社幹部と面談した。中国の雑貨産業の利益率は低く、20%の関税分に相当する値下げを求められれば利益はまったくなくなってしまうからだ。
政府高官の発言とは裏腹に、一刻も早く米国と「手打ち」をしたいのが本音だろう。
一刻も早く「トランプと会談したい!」
香港紙サウスチャイナ・モーニングポストが3月10日に「トランプ氏が4月にも中国を訪れる可能性がある」と報じたのはその願望の表れだと筆者は考えている。
トランプ氏は大統領就任前の1月17日に習近平国家主席と電話会談し、高官協議の枠組みを設置することで合意した。
トランプ氏は2月前半に「次の会談はすぐに行われる」と述べていたが、両首脳が直接会談する予定は今のところ確定していない。
米中間の外交手法に大きなズレがあることが災いしているとの見方がある。
トランプ米大統領が首脳間での直接交渉を好む一方、中国では習近平国家主席が首脳会談を行う前に落としどころが大方決まっていなければならない。
米中は担当者レベルで接触しているが、交渉を進めていくやり方について合意が得られず、両国間の貿易協議は初期段階で停滞しているのが現状だ。
そして、米中間の対立が一向に沈静化しない背景には、中国が仕掛けたとされる「21世紀版アヘン戦争」がある。
合成麻薬フェンタニルをめぐる交渉には、アメリカ側の底知れぬ怒りが隠されている。
つづきは後編『「関税戦争」だけじゃない習近平を追い込む新たな火種…!トランプ側近の「怒りの交渉」で明らかになる「21世紀版アヘン戦争の悲劇」』でじっくりとお伝えしていこう。
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