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フランス語圏アフリカの崩壊を通してロシアに対するマクロンの執拗さを説明する(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/24/kokusai34/msg/737.html
投稿者 HIMAZIN 日時 2024 年 7 月 10 日 21:40:45: OVGN3lMPHO62U SElNQVpJTg
 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2024/07/post-535057.html

フランス語圏アフリカの崩壊を通してロシアに対するマクロンの執拗さを説明する

2024年4月7日
Mohamed Lamine KABA
New Eastern Outlook



 国際関係の研究において、フランスとアフリカの関係の歴史記録は、フランスとアフリカの協力の将来を決定づける暗い記憶に満ちている。植民地主義の廃止と解体後、イギリスとフランスの植民地帝国は、それぞれ、アフリカにおける植民地支配を永続させるための悪意あるシステム、すなわちフランス語圏アフリカと英連邦を設計した。



 数十年にわたる混乱した統治の中、アフリカにおける意識の進化は、この新植民地主義的、家父長的体制を揺るがしている。BRICSの新たな多極的世界秩序に直面して、恒常性を維持しようと植民地帝国が奮闘する一方、アフリカ社会は根本的な社会的、政治的、経済的変革を開始しつつある。アフリカで家畜化された黒人を生産する工場たるフランス語圏アフリカは、益々加速的に崩壊しつつあり、とうとうアフリカ人は未開発の悪循環から抜け出すと決意しつつある。いくつかの命題が疑問視されている。「ブラック・アフリカは悪いスタートを切った」や「アフリカ社会の歴史を修復する」や「アフリカ社会の復讐」だ。ロシア連邦とBRICSの多極化は、フランス語圏アフリカに課せられた制度的な素振りから抜け出す保証をアフリカに提供している。



 ドゴールからマクロンに至るまで、フランスのアフリカ政策はアフリカだけでなく世界各地で厳しい批判の対象となっており、アフリカの人々の集団的良心に対する侮辱だと主張する人も多い。この批判の根源を理解するには、アフリカへのフランス関与の歴史的背景を調べることが重要だ。



 アフリカにおけるフランスの植民地遺産



 アフリカにおけるフランス植民地遺産は西アフリカと中央アフリカに植民地を築いた19世紀にまで遡る。フランスの植民地制度 (イギリスは間接統治を基本としていたが、フランスは直接統治を基本としていた) は搾取と抑圧と文化の抑圧を特徴としていた。フランスはアフリカの天然資源を搾取し、アフリカにフランスの言語と文化を押し付け、アフリカ人のアイデンティティと伝統を抑圧した。この植民地主義の遺産はフランスとアフリカの関係に永続的影響を残した。フランス語圏アフリカは、この略奪と強奪制度の延長だ。



 ド・ゴールのアフリカ政策:フランス語圏アフリカ



 第二次世界大戦後、自由フランス軍指導者のシャルル・ド・ゴールは、アフリカにおけるフランスの影響力を維持しようとした。「フランス語圏アフリカ」という概念を彼は導入したが、狙いはフランスと旧植民地との緊密な関係を維持することだった。ド・ゴールのアフリカ政策は「協力」と「協調」の考えに基づいていると言われていたが、実際は別の手段による植民地主義の継続だった。フランスはアフリカの経済、政治、文化に対する支配を維持し、ド・ゴール政策は父権主義的で新植民地主義的だと批判された。植民地主義を永続させるための戦略であるフランス語圏アフリカには(「最小限の汎アフリカ主義」と呼ぶことが可能な)モンロビア・グループという武装勢力が存在し、現在も存在している。



 ド・ゴール後のフランス語圏アフリカ



 1969年にドゴールが辞任した後も、フランスのアフリカ政策は進化を続けたが、その根底にある原則は変わらなかった。フランスは経済的、政治的、軍事的手段を通じてアフリカにおける影響力を維持した。フランス政府はアフリカ諸国に財政援助と軍事援助を提供したが、この援助は常にフランスへの忠誠を条件としていた。フランス政府は、アフリカで軍事基地と軍隊のネットワークも維持したが、これはフランス新植民地主義の象徴と見なされていた。フランス語圏アフリカの原則は、現代の奴隷には鎖がない事実に基づいている。彼らは首まで借金漬けだ。



 マクロンのアフリカ政策



 近年、エマニュエル・マクロン政権は、フランスとアフリカのより平等な協力関係の必要性を強調し、フランス・アフリカ政策のブランドを再構築しようと試みている。しかし、フランスがアフリカ経済と政治に対する影響力を維持し続けている点で、マクロン政権の政策は以前と変わらないと批判されている。アフリカの人々の集団的良心に対する侮辱と見なされるフランス語圏アフリカ体制を存続させているとマクロン政権が非難されているのも当然だ。したがって、ロシアに対するマクロンの容赦ない態度は、フランスの監獄からアフリカ諸国を完全に解放することをロシア連邦が保証している事実で説明できる。中央アフリカ共和国やマリやブルキナファソやニジェールなどの事例を調べれば、アフリカ諸国がフランスから距離を置くと、彼がヤギのように興奮する理由がすぐ理解できるだろう。アフリカにおけるロシア影響圏拡大は、エマニュエル・マクロンをパニックに陥れているのだ。ロシアの唯一の悪行は、フランスによって確立されたアフリカ資源の略奪と強奪の体制にアフリカ人の目を開けたことだ。



 フランスのアフリカ政策に対する批判



 ドゴールからマクロンに至るまで、フランスのアフリカ政策はいくつかの理由で批判されている。第一に、アフリカの経済、政治、文化に対する支配をフランスが維持していることから、植民地主義の継続と見なされている。第二に、アフリカとの関係の条件をフランスが指示していることから、家父長的だと批判されている。第三に、アフリカの天然資源をフランスが搾取し続け、アフリカ経済に対する影響力を維持する一方、アフリカの不平等と未開発を永続させていると正当に非難されている。



 結論として、ドゴールからマクロンに至るまでのフランスのアフリカ政策は、植民地主義の遺産を永続させ、アフリカ経済と政治に対するフランスの影響力を維持し、家父長的で不平等な関係に基づいているため、アフリカの人々の集団的良心に対する侮辱であり、人道に対する基本的侵害なのは明らかだ。



 Mohamed Lamine KABAはパンアフリカン大学ガバナンス・人文・社会科学研究所のガバナンス・地域統合地政学専門家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。



記事原文のurl:https://journal-neo.su/2024/07/04/explaining-macrons-relentlessness-against-russia-through-francafriques-unravelling/



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2024年7月10日 (水)  

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コメント
1. [6] k34 2024年7月11日 11:26:01 : P2FLNHe1xs : anVMbHlpVElYWUU=[1] 報告
 フランスのマクロン大統領のロシアのプーチン大統領への対抗意識は相当なものですが当のプーチン大統領はマクロン ふんあのアホかと言いそう
2. 2024年7月11日 14:51:14 : hOZSeqFwkI : blUzQ29ZMm1zelk=[1551] 報告
<▽43行くらい>

 「マクロンのアフリカ政策」と言ったってフランスのアフリカ政策をマクロン本人が作っているわけではない。
マクロンをフランス大統領に据えている連中が作っているのである。

 誰が、又はどのような集団が、各国の政治的トップを作り、政策
を画策しているのかを、そろそろメデイアは語るべきだろう。
彼らの大もとはほぼ壊滅している。
その下の中間層が今だにマクロンを動かしバイデンを動かしているのだが、
それももうすぐ終わる。
...

一般庶民は自分の夫や妻や知人が途中で別人に入れ替わるという事を想像した事も経験した事もない。
だからマクロンやバイデンが人形であり「記号」である事を想像できない。

 一週間くらい姿を見せなかった小池百合子氏がその後ひと前に
出て来た時には声も顔も変わっていた事を書いたメデイアはなかった。
 ネット上では「違う顔だ」という話が出る事は再々あるが、既存
のメデイアではまず、全くない。
何故なのか。
理由は簡単、書けないのだ。
政治屋連中が別人になるという事は、別人を設定しなければならない存在(集団)が背後に居るということである。

(ヒラリー・クリントンは4〜5人以上いた。何故そんなに多かったのか。「ヒラリーをコントロールできなくなった」と彼女の背後にいる者が言っていたらしい。コントロールできない人形は取り換えるしかない。)

それらの、「背後にいる者達」を既存のメデイアは書けない。
自分らも同じ穴の狢であり、それを暴露すれば自殺を装って殺される
事を知っているからである。文春なども暴露を装った記事を書くが
最後までは決して書かない。ガス抜き要員である。
...

 アフリカで英国やフランスが何をやったか調べてみると余りに残虐であることに衝撃を受ける。
つまり「(人種)差別」である。

 イスラエルのネタニヤフや大臣は「パレスチナ人は人ではない人モドキである。だから殺してもよい」と言った。
フランス人や英国人はアフリカでアフリカ人の富と命を奪い彼らを「奴隷」
として、つまり「物」として売り買いし、今私達の世界で犬や
馬が鎖でつながれているように、つないだ。
生き物としての自由を奪って平然としていた。
反抗にはこれまた残虐な暴力で報復した。

 ネタニヤフらは、念の入った事に「この事(パレスチナ人は人ではない)はユダヤ経典に明確に記されている」と自分らの蛮行の根拠となる文書が存在することを公にしゃべった。

が、又々これによって「ネタニヤフらは本当のユダヤ人ではない」との
批判が出て来たのである。
私達はユダヤ人に本物と偽物がいるなどとは知らなかった。
 が、日本にも背乗りをして「日本人を装っている」者が
いるのは周知の事実だから、同じような事は世界で珍しい事で
もないのだろう。
何者か、自分とは異なる存在に自分を装って生きて行く事には
何らかの目的がなければならない。
 目的達成の為に「嘘」を使うという事はその目的が大声では
言えない事であるはずだ。

 イスラエルは(ウクライナと同様に)世界がどれだけ大量の嘘で出来上が
っているのかを初めて見せてくれた、と感じる。

3. 2024年7月12日 21:38:57 : aD39qGVdqU : Q3Q3LkplbkZkNTI=[1022] 報告
■『・・・ロシアに対するマクロンの執拗さ』

 二百余年前の1812年に ロシアを征服せんと

 モスクワに入るも 冬将軍に勝てず敗退 

 逆にアレクサンドル一世に追撃され

 パリに入城され恥を曝したのがフランス ナポレオン 

 マクロンはあの時の恥辱を晴らそうと

 ロシア叩きを執拗に画策するが・・・

 結果は200年前と同じ

 今回もロシアプ〜チンの勝ちだろう

 恥をかくのはフランス マクロンが透けて見える!

 それにしても・・・マクロンのおでこ

 ナポレオンのおでこにそっくり!

 ・・・敗軍の将のおでことは このカタチなんだ!


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