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No. 2254 バンザイ!
投稿日時: 2024年8月30日
BANZAI!
日本が核武装へ
by Declan Hayes
日本人は、辞世の句を書くのをやめ、いまだに日本を荒らしまわっているヤンキーたちをいかに追い出すかを考えるべきだ。
東京での最近の会合で、米国の戦争屋アンソニー・ブリンケンとロイド・オースティンは、日本の外務大臣と防衛大臣とともに共同声明{1}を発表し、米国とその従属国である日本は「法の支配に基づく、自由で開かれた国際秩序を維持し保護するために、肩を並べて立ち、この目標の達成に向けて同盟国およびパートナー国との協力を強化する」と述べた。「米国は、日米安全保障条約第5条に基づき、日本の防衛に対して核を含むあらゆる能力を活用した揺るぎないコミットメントを再確認した」とあるように、この共同声明は、日本と米国が「近隣諸国の最近の動きによって引き起こされた、ますます厳しさを増す安全保障環境」に直面する構えであることを確認するものであり、両国が主に念頭に置いているのは中国である。
主な標的は中国だが、ロシアや、遠く離れたイエメンのフーシ派も共同声明の照準に入っている。この無責任な恫喝のつけを誰が払うかという場面になるまで、これはすべて良いことなのだ。もちろん、責任を押し付けられるのは日本であり、米国が要求し、三島由紀夫のようなピエロがそれを過小評価しても日本と日本に残っているカミカゼ精神にとっては非常に深刻な結果をもたらす。
ここで言いたいのは、日本は日本の利益のために働くべきであり、米国の主人たちの利益のために働くべきではないということだ。しかし共同声明はそうではない。25万人の自衛隊員は、現在日本に駐留している5万5千人の米兵と共に6,200キロ以上離れたハワイのホノルルにある米軍インド太平洋軍の直接統制下に置かれることが明らかになったのだ。
理解してほしいのは、日本は今や韓国や台湾とともにグアムのような存在であり、サーフィン天国であるマカハやワイメア・ベイにたむろする米太平洋軍の前方基地だということだ。そして米国のご主人様がカウアイ島、マウイ島、オアフ島で波乗りを楽しんでいる間、神風特攻隊は関東平野と関西平野が地図から消し去られた後、中国を消滅させることになっている。そしてこれだけでも十分ひどい話なのに、日本人はこの米国の詐欺にまたしても法外な代金を支払うことになっているのだ。
彼らの共同発表の一部として、日本は深刻な不況に陥っているのに、また、デュアルユース技術における日本の比較優位性が特に中国によって急速に侵食されているところなのに、民主主義、アップルパイ、米国式の生活を守るために、250億ドル以上を費やして日本は先進的な第5世代戦闘機F-35を購入する予定である。
ペリー提督の黒船来航と明治維新以来、日本人は常に一人の主人に仕えたが、そのたびに悲惨な結果を招いてきた。最初は英国の愛玩犬となり、それからナチスの、そして今は米国の犬として振る舞っている。文化的な理由からここでは触れないが、日本はベトナム人がよくするように決して二股をかけることも、より幅広い同盟を築くこともなかった。
大日本帝国は幸いにも短命に終わったが、その野放図な野蛮性は苦い遺産を残した。特に中国や韓国では、大英帝国が持っていたと英国の宣伝家たちが主張したようなそれを補うような美徳はほとんど見られなかった。かつての同盟国ドイツと同様に、日本の大東亜共栄圏という概念を売り込むのは困難だったためうまく伝わっていない。{2}
バンザイ!
数年前、日本ウォッチャーたちは、退位した日本の明仁天皇が、長きにわたる「奉公」を称えられ、伝統的なバンザイで迎えられたことを面白がった。{3}そして、大日本帝国の記憶は何百万人もの中国人や韓国人の血をたぎらせることは間違いないが、このビデオは明仁天皇がもう長くないことを示している。
バンザイは日露戦争や太平洋戦争、中国大陸での戦いで日本帝国軍がとった特攻攻撃を彷彿させるが、日本は悲しいかな、粉々になった宝石ではなく、無傷のタイルであり{4}、恥ずべきことに米国に捕獲され、今もなお恥ずべきことに米国に丸ごと利用されている。それは恥ずべき立場であり、中国と核のピンポン外交をしても覆らない。大日本帝国の神風特攻隊員たちはそれを気に入らないだろう。
米海兵隊による沖縄占領後、日本本土への侵攻を準備していた米艦隊に対し、九州に集結可能な限りの航空機を投入して神風特攻作戦の決行に踏み切った。 注目すべきは、多くのパイロットが目標に命中させることができなかったにもかかわらず、誰一人として後退することなく全員が片道切符の任務を遂行したことだ。
とはいえ、天皇陛下が国民に耐えがたいものを耐えるよう促した歴史的な演説の後、生き残った神風特攻隊のパイロットたちは、手に入る限りの貴重品を略奪し、故郷の村や集落に戻って新たな生活を始めた。戦争中と同様戦後の平和においても、規律、勤勉さ、そして突出した知性によって日本は世界に脅威を与える存在となった。
日本は、北にロシア、南は中国、そして米国が依然として日本に突きつけている中央の朝鮮半島という古くからの問題に対して、かつてと同じ規律、勤勉さ、知性を再び適用しなければならない。日本が無謀にも望んでもいないウクライナ問題に首を突っ込んだせいで、北方のロシア問題は悪化し、韓国問題は解決せず、そして、東京の誰もが気づいていないかもしれないが、南では中国が急速に台頭している。
もし日本が本土を、貪欲な米兵たちが地元の女性たちを好き放題できるような沖縄のような島にするのが良い考えだと本当に考えているのなら、そうすればいい。そして、中国との核による真昼の対決もやればいい。でももし日本の軍事指導者や政治指導者が勝てると考えているなら、彼らは1945年8月15日の不名誉な天皇のラジオ放送の後も戦い続けようとした日本兵よりもひどい妄想にとりつかれている。
米国は日本に2度原爆を投下し、東京やその他の主要都市を焼夷弾で攻撃し人々を灰にした。日本が中国、さらにはロシアや北朝鮮に、それらをまた繰り返して欲しいと望むのなら、そうなる方向に向かっている。また、軍事外交は決して日本の得意分野ではないが、旧日本帝国の財閥や現代日本の系列企業は、日本が米国が戦わせようとしている相手国との外交的橋渡しを構築する能力を有していることを示している。米国の主人たちではなく日本が、橋渡し役となるのか、または靖国神社、日本酒、相撲、そして桜の季節に永遠にサヨナラをするのかの選択を迫られている。日本人は、辞世の句{5}を書くのをやめて、いまだに日本を荒らしまわっているヤンキーたちを追い出す方法を考え出し、中国、韓国、ベトナムの近隣諸国の人々と共にバンザイ、万岁、マンセー、vạn tuế と叫ぶべきだ。これらはすべて、1万年の平和と幸福という意味である。
{1}https://www.defense.gov/News/Releases/Release/Article/3852169/joint-statement-of-the-security-consultative-committee-22/
{2}
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9D%B1%E4%BA%9C%E5%85%B1%E6%A0%84%E5%9C%8F
{3}https://www.youtube.com/watch?v=KHcod_wNxDw
{4}
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%82%A4%E7%AA%81%E6%92%83
{5} https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%9E%E4%B8%96
https://strategic-culture.su/news/2024/08/22/banzai-japan-goes-nuclear/
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