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すべてがドン詰まった自民党の年の暮れ 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/748.html
投稿者 赤かぶ 日時 2023 年 12 月 27 日 21:35:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


すべてがドン詰まった自民党の年の暮れ 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/334012
2023/12/27 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


“全面依存大作戦”だった岸田首相、安倍派切りは自殺行為にほかならない(C)共同通信社

 久しぶりに自民党のベテラン秘書氏に電話をすると、「いやあ、岸田文雄首相の命脈はもはや尽きたね」と、のっけから手厳しい。

「だってそうでしょ、最大派閥の安倍派におんぶに抱っこで政権維持を図ってきた岸田が、裏金スキャンダルが炸裂したとみるや安倍派を切り捨てて自分だけは生き残ろうなんて、できるはずがない」と言う。私も同意見だが、これには少々解説が必要だろう。

 岸田は2021年10月に政権に就いたものの「何をしようとしているか分からない」と言われ続けて、それでも何とか「新しい資本主義」とか打ち出して、それはアベノミクスとは違う別の経済政策を追求するという暗喩ではあった。しかし、その中身はといえば「デジタル田園都市構想」という、デジタル化で地方と中央の格差を縮めるといった程度の浅薄なものでしかなかった。

 かつて大平正芳が四十数年前に打ち出した田園都市構想は、「明治以来の過度の中央集権を脱却」して地方の自主制や地域の特性を生かした大都市と地方、農山村、バランスの取れた社会のあり方を追求するという国家改造計画ともいえるスケールのもので、岸田のそれとは雲泥の差がある。案の定、それは一度話題になっただけですぐに泡の如く消えてしまった。

 それで、再び「何をしようとしているか分からない」状態に陥っている時、22年7月に安倍晋三元首相が射殺される事件が勃発。

 ここから先は推測だが、人々が事件現場に長蛇の列をなして花束を捧げる様子を見て、「これだ!」と、直ちに「安倍国葬」を決断、それをバネに政策面ではトマホーク400発爆買いをはじめ大軍拡、組織面でも安倍派幹部の閣僚・党役員への大量登用という「安倍派への全面依存大作戦」に踏み切ったのだった。だから、秘書氏の言うとおり、岸田の安倍派切りは自殺行為なのだ。

 さてしかし、年明けから春にかけて、政局がどう流動するのかは誰にも分からない。何しろ政権自体も、それを支えてきた安倍派もすでに半壊状態の中で、ひたすら隠忍自重で政権が転がり込んでくるのを待つのは第2派閥を率いる茂木敏充幹事長だなどといわれるが、岸田政権のナンバー2が何の責任も問われずに次に収まるなどという非常識がまかり通るとは思えない。いよいよ全てがドン詰まった自民党の年の暮れである。


高野孟 ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。
 

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コメント
1. 赤かぶ[206814] kNSCqYLU 2023年12月27日 21:36:16 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[869] 報告

2. 赤かぶ[206815] kNSCqYLU 2023年12月27日 21:43:01 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[870] 報告

3. 赤かぶ[206816] kNSCqYLU 2023年12月27日 21:43:52 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[871] 報告

4. 赤かぶ[206817] kNSCqYLU 2023年12月27日 21:45:35 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[872] 報告

5. 赤かぶ[206818] kNSCqYLU 2023年12月27日 21:47:05 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[873] 報告
<△22行くらい>

6. 赤かぶ[206819] kNSCqYLU 2023年12月27日 21:47:59 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[874] 報告

7. 赤かぶ[206820] kNSCqYLU 2023年12月27日 21:49:41 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[875] 報告

8. 赤かぶ[206821] kNSCqYLU 2023年12月27日 21:50:31 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[876] 報告

9. 赤かぶ[206822] kNSCqYLU 2023年12月27日 21:51:56 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[877] 報告

10. 赤かぶ[206823] kNSCqYLU 2023年12月27日 21:52:56 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[878] 報告

11. 赤かぶ[206824] kNSCqYLU 2023年12月27日 21:55:21 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[879] 報告

12. 赤かぶ[206825] kNSCqYLU 2023年12月27日 22:08:06 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[880] 報告

13. 赤かぶ[206826] kNSCqYLU 2023年12月27日 22:08:52 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[881] 報告

14. 赤かぶ[206827] kNSCqYLU 2023年12月27日 22:09:55 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[882] 報告

15. 赤かぶ[206828] kNSCqYLU 2023年12月27日 22:11:36 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[883] 報告

16. 赤かぶ[206829] kNSCqYLU 2023年12月27日 22:13:15 : 3M3JZGtRWo : YVp5enVDSW1CVmc=[884] 報告

17. 罵愚[7969] lGyL8A 2023年12月28日 04:46:31 : WIjHohauJo : SGpJRU5MWWJtNVU=[1] 報告
 “すべてがドン詰まった自民党”は、そのとおりなんだが、政権政党が“ドン詰まった”時には、政権が交代するのが民主主義だろう。日常的に政権交代が起きる政治システムが“民主主義”っていうやつで、そこがロシアや共産支那の全体主義との違いのはずだった。ところが、いまの日本には交代できる能力を持った野党がいない。ドン詰まり状態の自民党政権も問題なんだが、それ以上に、そのときになって、野党に政権担当能力が欠落している現実のほうが、もっと、大問題なんだよな。
 日常的に政権交代が起き、新しい政策が提供できる政治システムが、全体主義より民主主義のほうが良い点だったのに、日本の戦後民主主義では、その政権交代機能が働かずに、ロシアのプーチン政権や共産支那の共産党政権とおなじような末期症状におちいっている。
  ★阿修羅♪の全体主義者には、それが理解できていない。

[18初期非表示理由]:担当:掲示板を『自分の意見をできるだけ多く繰り返し書く場所』と考えているhttp://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/616.html#c93こと、かつ管理人の依頼を無視するhttp://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/615.html#c41ことにより全部処理
18. TNK07[119] gnOCbYJqgk@CVg 2023年12月28日 09:05:31 : JJTs818zGQ : cVBRVDBKWEJzcFU=[169] 報告
逮捕!
19. 2023年12月28日 09:33:27 : MFXZprgkvM : a3lVZnFhWEJFcVk=[2183] 報告
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。

先程から、、ウイルス攻撃で、、PCを再起動。

履歴も消されて、、サイトの整理もしている?(証拠隠滅?)

茶番サイト・トビ・投稿も、、去年と同じ。

今年も、、これで春まで持たせるつもり?

朝鮮人達では、、国の運営など無理。

特に、、日本人の国の。

宗教解体と帰国。

皇室制度廃止と半島との国交断交。

日本人にバレたから、、おかしな事で時間稼ぎ。

外国へお金をバラまくのは、、自分達を支援してもらう為。

日本での立場擁護の為だけ。

ユダヤ・ニダヤ達の好き放題、、差別利権は終了。

自国へ帰国して大人しく過ごせ。

何が平和・福祉か、、自分達の劣化遺伝子(自分達で招いた事)を改良する為の

宗教利用・差別利用、、洗脳工作と言葉遣いの手法。

もう、、ばれている。

マルチビジネス・金融商法・詐欺・ねずみ講・カルトビジネス、、全てユダヤ

ユダ系・ユダ菌と特亜の手法と一致。

昔から、、ユダヤ商法は、、有名で嫌われている、、民族も。

歴史と本を見れば、、解かる。

後、、宗教絡みも。

他国と他国民を愚弄する連中。

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数のため全部処理

20. わ寺アホ集団のアホB[23] gu2Om4NBg3qPV5JjgsyDQYN6Qg 2023年12月28日 10:38:26 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[1679] 報告
>自民党のベテラン秘書

って誰?

まあ、昭和の化石サン、なんでしょうけど・・・

>年明けから春にかけて、政局がどう流動するのかは誰にも分からない

昭和の化石に分かるはずもないが・・・

俺には分かるよ・・・

G7の支援のもと、キシダはCIA配下で生き延びる・・・

春までは米ドルは崩壊しない・・・

円安は続く・・・

沖縄ヘノコは強制代執行・・・

etc

https://www.youtube.com/watch?v=iZZ7eANKnJY
>叭喇撃突ケ響×WoT・WT


21. さんてんリーダー[-1049] grOC8YLEgvGDioFbg1@BWw 2023年12月28日 11:01:04 : fTElTGjGR6 : ZlJJbXplVzBuakE=[1] 報告
>>20

>俺には分かるよ

俺にも…

分からないのは、高野サンたち

昭和の化石

だけ…

アルメニアのEU加盟…

イタリアとロシアのルーブル建て貿易の開始…

など…

22. スパイだー登場[1] g1iDcINDgr6BW5Nvj@o 2023年12月28日 11:26:31 : fTElTGjGR6 : ZlJJbXplVzBuakE=[2] 報告
>>21

http://www.asyura2.com/23/cult48/msg/731.html

スパイだー

23. 2023年12月28日 11:28:24 : MFXZprgkvM : a3lVZnFhWEJFcVk=[2187] 報告
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。

No.20・21 創価の朝鮮人の交代でのストーカー低レベル投稿。

(右隣の部屋から交代工作員の馬鹿達の)

三店のリーダー? コンビニ? スーパー? それとも? 遊技場?

という事で、、日本で暗躍していないで帰国して暮らせ。

皇室制度廃止と半島との国交断交。

宗教解体と政治屋・信者・関係者達の帰国。

腐っている連中が上にいたら、こうなるという事。

戦前・戦後、、結局責任を取らない民族のやりたい放題。

今度は、、左の部屋の馬鹿創価の朝鮮人の反応(壁を叩く)何時もの事です。

彼等の根性の悪さは、、昔から変わっていない。

はよ帰れ、、差別利権は、、自国で頑張れ。

毎日PC監視とこちらの行動を監視する逆差別横行の害来種の連中。

とっとと出て行け、、馬鹿民族。

嫌われて、、当然の連中。

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数のため全部処理

24. スパイだー参上[1] g1iDcINDgr6BW45Rj@M 2023年12月28日 11:33:37 : fTElTGjGR6 : ZlJJbXplVzBuakE=[3] 報告
>>22

>在ロシア・イタリアビジネスロビーは、現地のバイヤーがイタリア製品に対してルーブルで支払うことを可能にする仕組みを最終調整している。

>フェルディナンド・ペラッツォ氏は、RIAノーボスチとのインタビューの中で、この仕組みは2024年2月14日までに準備が整う予定であると述べた。

春までには…

25. わ寺アホ集団のアホA[-988] gu2Om4NBg3qPV5JjgsyDQYN6QQ 2023年12月28日 11:40:16 : fTElTGjGR6 : ZlJJbXplVzBuakE=[4] 報告
>>22

>アルメニアを経由して商品を送るのと、ヨーロッパを経由して商品を送るのとでは、多かれ少なかれコストは変わらない。

>アルメニアはイタリアからそれほど遠くないので、プロセス全体をより透明性をもって監視することができます

そして、EU加盟、ですね。

26. 2023年12月28日 11:58:48 : MFXZprgkvM : a3lVZnFhWEJFcVk=[2188] 報告
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。

追記しようとしたら、、字が表示しなくなり、、今も妨害三昧の創価の朝鮮人達。

公安が、、日本人を追いかけたり、、民団が日本人を追いかける、、差別がーと

言う害来種などが好き放題している自体、、腐っているという事。

何が宗教か、、朝鮮カルト汚染の宗教など不要。

皇室制度廃止と半島との国交断交。

何時でも逃げ出せる用意をしている偽者天皇・皇室の面々。

日本人の象徴など、、日本人を愚弄しているという事。

先の大戦の責任、、併合という名の侵略の責任も取る時。

残った資産は、、日本人で分配し、、まともな国へと再生。

これだけ低レベルの害来種が好き放題するという事は、、上が害来種で

腐っているから。

とっとと出て行け、、馬鹿民族。

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数のため全部処理

27. わ寺そーか臨済宗門徒[171] gu2Om4K7gVuCqZfVjc@PQJblk2s 2023年12月28日 12:13:36 : V8UZq8oY5E : SHFVRlBWMjh0akU=[1] 報告
>>20

>沖縄ヘノコは強制代執行

予言が当たりましたね。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6486440

https://article.auone.jp/detail/1/2/2/223_2_r_20231228_1703730202731533?ref=top

来年の年明け早々に工事開始…

28. わ寺そーか日蓮宗門徒[1] gu2Om4K7gVuCqZP6mECPQJblk2s 2023年12月28日 12:24:58 : V8UZq8oY5E : SHFVRlBWMjh0akU=[2] 報告
>>27

CIAタマキは、直訴へ…

https://article.auone.jp/detail/1/2/3/224_3_r_20230210_1675997821982390

さあ、CIAは、

タマキとキシダの

どちらを選ぶかな…

???

29. わ寺アホ集団のアホD[54] gu2Om4NBg3qPV5JjgsyDQYN6RA 2023年12月28日 12:33:13 : V8UZq8oY5E : SHFVRlBWMjh0akU=[3] 報告
>すべてがドン詰まったCIAの年の暮れ

紅白にタマキを飛び入り出演させるかな?

30. 2023年12月28日 13:00:41 : MFXZprgkvM : a3lVZnFhWEJFcVk=[2190] 報告
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。

相変わらず、、馬鹿創価の低レベル信者の投稿。

No.27〜29 交代での投稿の名前(右隣・左隣の創価の朝鮮人囲い組の面々)

低レベル投稿・日本語だけの問題ではない・根性が滲みだしている文章と名前。

日本人の感性などとは、、程遠い。

日本に長年住んでも? この程度の連中。

共存・狂存・狂生は、、無理。

宗教解体と政治屋・信者・関係者達の帰国。

皇室制度廃止・半島との国交断交。

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数のため全部処理

31. 秘密のアッコちゃん[63] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2023年12月28日 13:26:52 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[176] 報告
<■402行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
再稼働の焦点は地元同意へ、東日本の「原発ゼロ」解消なるか
2023/12/27 18:13
https://www.sankei.com/article/20231227-GCSUCYRBM5PNZGXDWRU2EX3EQM/
東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を巡る議論が2年8カ月ぶりに動き出す。
原子力規制委員会の運転禁止命令が解除され、焦点は立地自治体の同意へと移った。
再稼働すれば、事故を起こした福島第1原発の同型炉で初の稼働となり、
「原発ゼロ」
が続く東日本の電力供給へのインパクトも大きい。
東電は今後、地元への説明を尽くし、理解を求める考えだ。
「最初の試験で不合格となり、補講と再試験を繰り返してようやく合格した」
「評定は決して優や良にならない」
「合格ラインぎりぎりのところだ」。
東電の小早川智明社長と面談した2023年12月20日の規制委会合で、伴信彦委員は厳しい言葉を重ねた。
他の委員からも苦言が相次ぎ、小早川氏は
「まずはスタートラインに…」
と返すのがやっとだった。
解除判断の前提となる追加検査は延べ4268時間に及んだ。
検査官が長期に渡って変化の兆候を把握する
「行動観察」
の手法を国内の原発で初めて導入。
規制委は当初、2000時間程度を目安と考えていたが、検査で指摘した課題の改善がみられず、想定の2倍以上もかかった。
東電は2023年5月に社長直轄の核物質防護モニター室を新設。
再発防止の重要な柱と位置付け、現場で起こったトラブルを監視できる体制や、協力企業などから寄せられた問題点にも対応できる仕組みを構築し、規制委も
「自律的に改善できる仕組みが定着しつつある」
と評価した。
山中伸介委員長は2023年12月27日の決定会合で
「福島第1原発の廃炉をきちんと貫徹してもらうことが重要だ」
と強調。
課題とされる荒天時の対応などを今後も日常検査などで確認していくことを委員間で申し合わせた。
■知事選も選択肢
2年8カ月に及んだ運転禁止命令が解除されたことで、再稼働に向けた議論のフェーズは地元同意に移った。
新潟県の花角英世知事は
「県民の信を問う」
と述べるにとどめたが、再稼働の是非を知事選で問うことも選択肢の1つに入れる。
東日本は福島事故以来、
「原発稼働ゼロ」
の状況が続く。
事故前の稼働率に戻りつつある西日本との地域格差は広がっている。
ただ、柏崎刈羽原発は、地元同意という最後のプロセスが順調に進めば、2024年春以降の早期稼働もあり得る。
一方、規制委の安全審査に合格した東北電力女川原発は、福島第1と同じ沸騰水型炉の2号機の稼働時期を
「2024年5月頃」
と見込む。
どちらが先に稼働するかは微妙な情勢だが、いずれにせよ東日本では事故後初の原発稼働となる。

再稼働、首都圏の電力供給に必須 東京工業大特任教授・奈良林直氏
2023/12/27 17:07
https://www.sankei.com/article/20231227-AE6NRLQA3FPE5PQ3M6SWXTT62U/
東京電力の柏崎刈羽原子力発電所が稼働していないために、首都圏は電力供給が脆弱になっている。
平成30年9月の北海道胆振(いぶり)東部地震では火力発電所が停止し、道内全域が停電した。
同様の大停電が首都圏で起これば甚大な被害が発生する。
原発停止の影響は、広域で電力需給を調整している東日本全域に及び、高い電気料金が生活弱者に負担を強いている。
需給を安定させるために柏崎刈羽原発の再稼働は必須で、運転禁止命令の解除は評価できる。
同原発ではIDカードの不正利用や長期にわたる侵入検知設備の故障など、安全意識が厳しく問われる事態が発生した。
東電は襟を正し、現場の士気を高めるべきだ。
再稼働の遅れの責任が東電にある事は言うまでもないが、必要なテロ対策を予め十分に明示せず、場当たり的な審査を重ねてきた原子力規制委員会にも半分の責任がある。
揚げ足取りで電力会社の社長を叱りつ付けるような審査が現場のやる気を削ぎ、原発でトラブルが続出する原因を作っている。
関西電力など他電力の原発の審査でも同じ事が言える。
規制当局は野球で言えば「監督」。
「選手」である電力会社と信頼関係を築き、審査の方針をはっきり示し、対話の中で良い点も悪い点も正当に評価できる明朗な規制委を作るべきだ。

新潟県知事「規制委は今回の判断の説明を」 柏崎刈羽原発の運転禁止命令解除で
2023/12/27 16:22
https://www.sankei.com/article/20231227-SKPATVKEFBKEPDIN3OAUWCU4GA/
原子力規制委員会が2023年12月27日、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)への事実上の運転禁止命令を解除したことなどを受け、同原発の再稼働問題は、県など地元自治体が再稼働に同意するかどうかが最大の焦点になる。
同県の花角英世知事はこの日、
「規制委には判断の経緯について(同原発の安全性について確認している)県技術委員会や県民に丁寧に説明してほしい」
「説明を踏まえ、技術委で中身を確認していく」
とのコメントを出した。
県、同原発が立地する柏崎市と刈羽村は、東電と安全に関する協定を締結。
その中で、同原発を再稼働する場合は県、柏崎市、刈羽村から事前に了解を得ることになっている。
法的拘束力はないが、同意を得た上で再稼働するのが一般的になっている。
知事は、県民から再稼働の是非に関する意見を聞く場を設けた上で、再稼働に同意するかどうかを判断。
自身が出した結論に対し、
「県民に信を問う」
としている。
信を問う方法について、知事は
「決めていない」
としつつも、
「信を問うとは存在をかけるということ。選挙はその1つ」
と述べ、知事選で信を問うことも選択肢の1つとした。
また、県民から意見を聞く方法として
「公聴会やシンポジウム、セミナーなどが考えられる」
と述べた。
同原発が立地する自治体の1つ、柏崎市の桜井雅浩市長は同日午後、記者会見を開き、東電の小早川智明社長から規制委の会合後に電話がかかってきたことを明かした。
市長は
「(同原発で不祥事が相次ぎ)3年ほどの年月を無駄に過ごしたことの重みを、東電は認識してほしい」
と厳しい言葉を伝えたという。
再稼働の是非については
「市民や市議会と意見交換をさせて頂き、県が行っている(再稼働論議の判断材料となる)『3つの検証』に対する県民の意見も見ながら、判断したい」
とした。
刈羽村の品田宏夫村長は
「1つの区切りに至ったことは喜ばしい」
「規制委と東電には経験を生かして『いい規制』『いい電力事業』を展開してほしい」
とのコメントを出した。

1基で電力供給余力は2.5ポイント改善、燃料コストは年1200億円削減 柏崎刈羽6、7号機、急がれる再稼働
2023/12/27 11:38
https://www.sankei.com/article/20231227-RKCTVUQKI5PEBECF5KTHHLDQYE/
原子力規制委員会による東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の事実上の運転禁止命令が2023年12月27日、解除された。
今後の焦点は、規制委の審査に合格済みの6、7号機が地元の同意を得て、早期の再稼働にこぎつけられるかとなる。
再稼働が遅れれば、電力の安定供給だけでなく、収支悪化による電気料金の再値上げにも繋がりかねない。
東電は必要な対応を迅速かつ適切に行う責任がある。
■再稼働で需給改善
6、7号機の発電量はそれぞれ国内最大規模の135万6000キロワット。
夏や冬の電力需給逼迫時に稼働していれば、電力需要に対する供給余力を示す供給予備率は1基で2.5ポイント程度改善する見込みだ。
今冬の東日本の予備率は安定供給に最低限必要な3%は上回ったが、令和6年1月は5.2%、2月は5.7%と厳しい状況が続く。
導入が進む太陽光や風力など再生可能エネルギーは天候に発電量が左右される上、生成人工知能(AI)の普及に伴う電力需要の増加も予想される。
現在主力の火力発電は中長期の脱炭素化との両立が課題だ。
6、7号機の再稼働実現すれば、夏や冬の電力需給逼迫が解消される可能性は高まる。
東電は6、7号機が1基再稼働すれば、大半を輸入に頼る火力用燃料の調達コストを年1200億円削減可能とする。
2023年6月に家庭向け電気料金(規制料金)を平均15.9%値上げした際も7号機は令和7年4月の再稼働を織り込み、値上げ幅を1.3ポイント程度圧縮した。
ただ、7号機は再稼働の想定時期から既に2カ月遅れたことによるコストが生じている。
東電は再稼働の遅れに伴うコスト増は
「他の経営改善努力で吸収する」
と強調するが、再稼働が遅れれば、電気料金の再値上げへの懸念が高まる。
小早川智明社長は2023年12月27日の記者会見で
「安全、セキュリティー、地元の信頼を大前提に再稼働を進めていく」
とするが、早期の再稼働実現も重要だ。
関係者と連携し、具体的な行動を示すことが必要となる。

柏崎刈羽原発、2年8カ月ぶり「運転禁止命令」解除、再稼働は来春以降か
2023/12/27 11:02
https://www.sankei.com/article/20231227-OJHJBFQPL5PV3OXAPW2BADOI6E/
テロ対策不備で事実上の運転禁止命令が出ている東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)について、原子力規制委員会は2023年12月27日、追加検査で指摘した改善項目の是正が図られたとして命令を解除した。
原発を動かす事業者としての適格性も認められると判断した。
再稼働に向けてのハードルは地元同意を残すのみとなったが、稼働時期は早くても2024年春以降になる見通し。
規制委は同日、規制検査の対応区分を事業者が取り組む安全活動に重大な劣化がある
「第4区分」
から、自律的な改善が見込める
「第1区分」
に引き下げた。
区分変更は2年8カ月ぶりで、これにより同原発の核燃料を移動させることが可能になる。
柏崎刈羽原発は平成29年、再稼働に必要な審査に合格したが、令和3年に東電社員によるIDカードの不正利用や侵入検知設備の故障などのトラブルが相次いで発覚。
規制委は令和3年4月に核燃料の移動禁止を命じ、運転ができなくなっている。
規制委は27項目の課題を指摘し、延べ4268時間の追加検査を実施。
原発事業者としての適格性についても再確認した結果、経済性よりも安全性を優先するという東電の基本姿勢に
「問題はない」
と判断した。
東電は2023年1月、家庭向け電気料金の値上げを国に申請した際、同原発7号機の再稼働を2023年10月、6号機を令和7年4月と想定し、運転計画に織り込んだ。

やっぱり必要になる原発フル稼働
正論2024年1月号 社会保障経済研究所 石川和男
現在、イスラエルで続いているイスラエル軍とイスラム組織ハマスとの戦闘が中東地域に拡大した場合、原油価格は現状から最大75%上昇するとの試算を2023年10月末、世界銀行が公表しました。
連動して、天然ガスや石炭の価格も大幅に上昇する可能性があると見ています。
2023年11月末からは中東のアラブ首長国連邦で国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)が開かれますが、どうやら地球温暖化対策どころではない国際情勢になりつつあります。
中東情勢で、日本が出来ることはほとんどありません。
化石燃料価格が高騰する可能性も視野に、国内で対策を進めていくしかないのです。
日本で2023年5月に成立したGX推進法(脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律)は、経済産業省が主導して作った法律です。
法律の名前に
「脱炭素」
と入っているようにGX(グリーントランスフォーメーション)とは要するに脱炭素のことですが、実際のところ本当に二酸化炭素(CO2)などの温暖化ガスの排出をゼロにすることは、まず不可能です。
結果的に温暖化ガスの排出を減らす
「低炭素」
を目指すことになるはずです。
国がGX推進法で目指すものは低炭素と、原子力の活用をはじめとする電力の転換です。
そして財源をどうするかもキッチリ盛り込んだ点は評価できます。
2028(令和10)年度から
「化石燃料賦課金」
が導入され、化石燃料を供給する企業側に
「賦課金」
が課されるわけですが、最終的にはガソリン価格などに転嫁され、我々庶民が負担することになります。
単純に考えて、5年後の2028年には電気代もガソリン・灯油代も上がることになるわけです。
だからこそ、日本は動かせる原子力発電所をフル稼働させ、CO2の排出量を減らしつつ電気代も抑える必要がある。
原発の稼働状況を東日本大震災前の状況に戻す必要があるのです。
今後10年間、国は毎年2兆円の
「GX経済移行債」
を発行することになっています。
そこで2028(令和10)年度からは、毎年2兆円の
「賦課金」
を国民に課していく必要が出てきますが、原発を東日本大震災前のように稼働させられればその程度の余剰金は十分に生まれます。
「化石燃料賦課金」
の負担率を実質ゼロにするためには、原発をフル稼働させるしかありません。
それが出来れば十分お釣りがくるでしょう。
東日本大震災後、原発が動いていなかった時期には火力発電所の燃料費がかさみ、年2兆〜5兆円の国富が海外に流出していたとされています。
現在は当時よりも円安が進んでいるため、化石燃料の輸入コストは更に上がっている。
この状況をまだ動いていない原発の運転を再開できれば、非常に経済的でかつ環境面でもプラスです。
原発を順調に動かすことさえできれば、
「化石燃料賦課金」
で国民にほとんど負担をかけずに済む。
経産省は実にうまく制度設計を考えたものだと思います。
■知事の「ブレーキ」許すな
ただし、今のように原子力規制委員会や新潟、北海道など一部の知事が原発再稼働にブレーキをかけ続けると、結果的に国民負担が増加することになりかねません。
GXが成功し、追加の国民負担なしで済ませるためには既存原発のフル稼働が必須だと言えます。
それが実現すれば現在、電気代に上乗せされている
「再エネ賦課金」
の一部も相殺することができるでしょう。
つまり、国民の負担している電気代が下がるわけです。
一方で、原発再稼働が進まない現状のままでは、
「GX経済移行債」
は単なる借金ということになり、後々国民負担が増えることになります。
多くの国民は気付いていないようですが、
「化石燃料賦課金」
はステルス(隠れ)増税なのです。
皆さんの電気代に上乗せされている
「再エネ賦課金」
も同様にステルス増税なのですが、誰もが
「賦課金」
という言葉に騙されてしまい、ほとんど問題視されません。
仮に
「再エネ税」
という名前であったら大騒ぎされるところでしょうが
「あれは賦課金だから」
とスルーされてしまっています。
「化石燃料賦課金」
の枠組みは経産省が実にうまく考えたものです。
名目的には新税ではないので、騒がれることもありません。
そして原発が順調に再稼働していけば、発電単価の低下で
「賦課金」(ステルス増税)
を相殺できるので、電気代は上がらず国民負担は増えないのです。
つまり原発の再稼働こそがGX成功のカギであり、それは経産省と原子力規制委と各都道府県知事の3者が決めるのです。
原子力規制委が普通の国の規制当局のように健全に機能していれば、原発の再稼働は問題なく進んでいくことでしょう。
しかし原子力規制委は現在、過剰で異常とも言える規制で再稼働を阻んでいます。
米国の原子力規制委員会のようにまともな規制行政をすれば、国内各地の原発は順次、安全に再稼働させられるはずです。
また原発が立地する道府県の一部では知事が再稼働に難色を示していますが、これは首相や官房長官が説得すれば済む話。
本来、知事に原発の再稼働を止める権限などないのですから。
特に東京電力の柏崎刈羽原発の地元、新潟県の知事は問題だと言わざるを得ません。
前々任の知事だった泉田裕彦氏(現・自民党衆議院議員)は福島第1原発の事故を検証する委員会も立ち上げましたが、国や東電も事故の検証をしていた中で、わざわざ新潟県が検証をするなど意味不明。
単なる嫌がらせだったと言われても反論できないでしょう。
この謎の検証の仕組みを、米山隆一前知事(現・立憲民主党衆議院議員)と花角英世知事も引き継いでいます。
東日本大震災からもう10年以上が経ちますが、新潟県は一体何をやっているのか。
柏崎刈羽原発を動かさないことが新潟県の利益になるとは到底思えません。
原発の再稼働は、動かすまでは大騒ぎになるかもしれませんが、動かしてしまえば騒ぎは収まり
「あれは一体、何だったんでしょうね」
となるものです。
福島第1原発の処理水放出がそうでした。
2023年8月24日の放出までは
「風評被害が大変だ」
と大騒ぎされていましたが、実際に放出が始まると風評被害など雲散霧消してしまいました。
そして後に残ったのは、中国による嫌がらせだけです。
一方で国内では、原発のある福島県浜通り地方の自治体へのふるさと納税が急増し、国産の水産物を消費する動きも広がっています。
案ずるより産むが易いのです。
柏崎刈羽原発をはじめ、北海道電力の泊原発、東北電力の女川原発、北陸電力の志賀原発など、東日本大震災後に止まってしまった各地の原発も、再稼働させるまでは反対派や一部のメディアが大騒ぎすることでしょう。
しかし一旦動いてしまえば、そのような批判も消え失せてしまうものなのです。
そして各地の原発が再稼働すれば、GXの実現に必要な財源は簡単に確保できるのです。
逆に現状のまま原発の再稼働が進まないと単純に計算して年間2兆円の国民負担増となってしまいます。
■福島第2の廃炉撤回を
経産省の中には、以上のような財源の解決策を考えて制度設計した人も、一部にはいたでしょう。
ただ、GX推進法案の審議の中で、原発再稼働で財源を確保する旨の国会答弁はありませんでした。
何故かと言えば、原発再稼働が前提だということを明言すると野党から
「国民不在だ」
といった批判が出てくるからです。
岸田文雄首相は2022年、原子力規制委の審査に合格した原発17基の再稼働に言及しましたが、遅々として進んでいません。
本来、柏崎刈羽原発は2023年秋に再稼働するはずでしたが、実際には2024年以降に先送りされています。
東日本大震災の震源に近く、激しい揺れと津波にも耐えた宮城県の女川原発2号機の再稼働も、安全対策工事が長引いて遅れています。
これは私に言わせれば、原子力規制委が悪い。
政府の1機関でありながら、なぜ国の足を引っ張るようなことを続けているのか。
原子力規制委は独立性の強い
「3条委員会」
であるとはいえ、国が設置したものであり国に人事権があるわけで、最終的に首相の判断に従うのは当然のことでしょう。
かつて菅直人元首相は原子力規制委について
「そう簡単に(原発の稼働状況が元に)戻らない仕組みを民主党は残した」
と豪語しました。
しかし、西日本の原発は概ね再稼働を果たしています。
その意味で菅直人元首相の発言など今となってはどうでもいい。
東日本の原発再稼働が遅れているのは、現在の原子力規制委の問題です。
原発の審査をするのは構いませんが、審査しながらでも原発を再稼働することは可能なはずです。
東京電力社員のIDカード不正利用など、審査とは直接関係のない問題で原発を止めていますが、原子力規制委はそれほど公明正大なのか。
自分たちも、必要とされる身分証を紛失したまま原発への立ち入り検査をしていたことが報じられています。
あれこれ理由を付けて原発を止め続けることによって、原子力規制委は日本経済を壊しているのです。
原発の保安規制というのは、あくまでも安全に動かすためのものであって、止めるためのものではありません。
元々、東京電力に対して私怨を抱いているとしか思えないような人物を委員に据えたので、原子力規制委はおかしなことになったのです。
それもあって民主党政権は崩壊しましたが、後を継いだ安倍晋三元首相、菅義偉前首相も原子力規制委の歪みを正さなかった。

身分証明書紛失、携帯せず原発立ち入り検査…原子力規制庁調査で11枚紛失判明
2021/10/28 10:38
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20211028-OYT1T50061/
原子力規制委員会は2021年10月27日、委員会の事務局を担当する原子力規制庁の職員10人が身分証明書など計11枚の証明書を紛失したと発表した。
うち3枚は原子力発電所などへの立ち入り検査で携帯が義務づけられている身分証明書だが、携帯せずに検査を行っていた。
規制委によると、紛失が確認されたのは、検査時に必要な「検査官証」2枚と「立入検査証」1枚の他、テロ対策などの機密情報を扱う職員に発行する「信頼性確認済証」8枚。
第三者による不正使用は確認されていないという。
同庁の地方事務所職員が2021年8月、検査官証と立入検査証の2枚を紛失したと申告。
規制委が全庁で同様の例がないか調査したところ、他にも9人が1枚ずつなくしていたことが判明した。
検査時は運転免許証などで本人確認をしていたため実際に提示する場面はなく、紛失時期は不明という。
規制委は今後、年1回の証明書の所在確認などを行う。

その点、岸田首相は原発の再稼働に向けて発言していることは評価しますが、それも遅々として進んでいません。
付言すれば、東日本の原発が動かないのは自公連立政権の問題だと言えます。
いい加減に過剰な
「地元への寄り添い」
はやめた方がいい。
本当に原発立地地域のことを考えるならば、早期に再稼働させるべきなのです。
そして、柏崎刈羽原発で発電した電気を、まずは地元・新潟を含む東北電力管内に送るべきです。
首都圏の電気料金値下げを後回しにしてでも早期の再稼働で、原発に関わる技術をきちんと次世代に伝承することが国益上、重要だと思います。
更に、福島第2原発の1〜4号機、および福島第1原発5号機・6号機の廃炉は、撤回すべきでしょう。
東日本大震災の津波で破壊されたのは福島第1の1〜4号機であって、それ以外の福島県内の原発はほぼ無傷で、先の女川原発と同様に再稼働が可能なはずなのです。
過去の世界的な原発の大事故を振り返ってみても、米スリーマイル島原発や旧ソ連のチェルノブイリ原発でも、事故があった以外の号機は運転を続けているのです。
なぜ日本だけ、事故炉の隣にあったからといって無事だった原発を廃炉にするのでしょうか。
地元県民の
「お気持ち」
に寄り添うのはそろそろやめるべきです。
もちろん福島の無事だった原発を再稼働できたならば、その安い電力の一部は東北電力に送り、地元還元をした方がいい。
国民負担軽減のためにも、またCO2削減のためにも、原発の稼働状況は東日本大震災以前に戻すべきです。
ただ近年、太陽光発電が大きな供給力になっています。
これに伴って古い火力発電所の稼働率が低下して廃止が進む一方、新増設が進まないのは困ります。
そこで将来、太陽光など再エネの発電量が余った場合の逃げ場として
「蓄電所」
の整備も進めるべきです。
とはいえ、現状ではまだ蓄電池は高価で、割に合いません。
しかしいずれ蓄電池が安くなれば再エネ用の蓄電所を整備して
「お天気任せ」
から脱却し、火力発電所を安定的に稼働させ維持できるようにする必要があります。
■再エネだけでは無理
GXでは脱炭素を掲げているだけに石炭火力発電には逆風が吹いていますが、これを衰退させてはいけません。
石油や天然ガスの可採年数が50年前後とされているのに対し、石炭の可採年数は約130年です。
石油・天然ガスが尽きた後も利用できる石炭火力を淘汰していいはずがありません。
そして石炭火力発電はまだまだ高効率化できる余地があります。
だから日本の将来のことを、私たちの子孫のことを本当に考えるなら、この技術を廃らせることは愚の骨頂と言わざるを得ません。
またこの石炭火力の技術はインドなど海外にも広めるべきで、それで海外のCO2排出削減にも貢献することができるのです。
ここで北海道電力について触れておきたいのですが、次世代半導体の国産化を目指す
「ラピダス」
が北海道千歳市で工場建設を始めています。
果たして現状のままで北海道の電気は足りるのか。
風力発電所が北海道では多数、立地しているとはいえ、風力発電事業者も困るのではないでしょうか。
「風が吹かないので電力が足りず、半導体工場が止まった」
などと文句を付けられかねないのです。
半導体工場ともなれば、周波数の安定した良質の電力が必要になりますが、再エネではそれが難しい。
洋上風力発電事業者にとっては発送電が安定しないからといって責任を取るわけにもいかず、北海道に半導体工場が来るというのは困った話なのです。
そうなると、北海道電力としては火力・原子力発電に頼らざるを得ませんが、北海道では火力発電所の老朽化・休廃止が相次ぎ、供給力には不安があります。
後は原発をフル稼働させるしかありません。
現在、北海道電力は泊原発3号機の再稼働を申請していますが、1・2号機も再稼働させるべきでしょう。
それくらいでなければ、半導体工場を造ったとしても安心して操業できません。
北海道の鈴木直道知事は原発の再稼働に慎重な姿勢ですが、
「それなら何故北海道に工場誘致するのですか」
と問いたい。
安価で安定した電力を確保できなければ、いくら工場を誘致しても
「絵に描いた餅」
でしかありません。
2023年2月に閣議決定された
「GX実現に向けた基本方針」
ではエネルギー安全保障についても触れられています。
ここには経済安全保障も含まれると見ていいでしょう。
ですのでGXの補助対象は経済安保に即したもの、もっと言えば中国・北朝鮮・ロシアのような”経済的仮想敵国”をサプライチェーンから極力外す工場誘致や技術開発などへの投資に限られそうです。
その観点からすると、再エネとは言っても中国・新疆ウイグル自治区の労働力で作られた太陽光パネルの輸入に補助金は出ません。
中国からの電気自動車の輸入にも、あまり補助金を出すわけにはいかないでしょう。
電気自動車の工場は日本国内に造るべきだと思います。
今後、ガソリンスタンドが減っていく地方では、電気自動車は一定程度、普及するはずです。
その地方では海外製ではなく国産の電気自動車を買おう、という流れになることが予想されます。
それに付随して電池の国産工場、あるいは屋根の上に載せるような薄膜太陽光パネルの国産工場も、GXの補助対象となりそうです。
尚、電気自動車は現状では1回の充電で走れる距離も限られており、また車両自体も重いという難点があります。
都会では
「金持ちの道楽」
に終わり、さほど普及しないのではないでしょうか。
日本ではハイブリッド車の方が、まだ優位性はありそうです。
■CO2削減は限定的
結局、GXでは今後10年に渡って最低でも2兆円の投資が続くことになり、経済的には間違いなくプラスになります。
ただし、国民負担が増すかどうかは原発の再稼働次第で、それが実現するかどうかは国の努力次第。
政府としては再稼働したいところを、原子力規制委や新潟県知事・北海道知事が阻止するかどうかの戦いになってきます。
そこは政府が強引に、あるいは知事に頭を下げてでも再稼働を実現すべきところで、岸田首相の実行力が問われています。
尚、GXの推進によってCO2の排出をどれだけ減らせるかと言えば、仮に東日本大震災前の平成10年代並みに原発をフル稼働できたとしても国が掲げている
「2030年に2013年比46%減」
の目標達成は、まず無理でしょう。
よほど経済が縮小すればCO2削減で目標実現となるかもしれませんが、現実的な話ではありません。
太陽光や風力などの再エネは、いくら増やしても不安定なので当てになりません。
やはり原発の再稼働に加え、火力発電も全体の4割程度の発電を担うことになるでしょう。
それが健全な形であって、火力発電所の新増設も必要になってきます。
CO2を抜本的にどう減らすのか、また減らす必要が本当にあるのか否かについては、GX推進法とは別途に検討する必要があると言えます。
いずれにしても国際情勢の変化に適応しながら安価で安定した電力の大量供給を続けるためには、原発のフル稼働が必須なのです。

[18初期非表示理由]:担当:スレ違いの長文多数のため全部処理

32. わ寺ソーカ基督教門徒[-653] gu2Om4NcgVuDSoruk8KLs5blk2s 2023年12月28日 13:48:11 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[1680] 報告
>>29

>紅白にタマキを飛び入り出演させる

冗談として片づけられないのがCIA支配のNHK・・・

まあ、今日が仕事納めだから、いまさら、そんな事態にはならないだろうが・・・

今年の紅白は工作員のおかげで視聴率でアップ・・・

???


33. 2023年12月28日 18:30:47 : MFXZprgkvM : a3lVZnFhWEJFcVk=[2193] 報告
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。

朝鮮玉入れ紅白〇〇〇など、、見るのは、、半島勢と馬鹿だけ。

まともな日本人は、、昔から一度も見ていない。

朝鮮茶番の低レベルは、、昔から。

という事で、、カルト版で、、集団ストーカー日本人弾圧犯罪をしている加害者の

連中の投稿があるから見たら良い(去年もあった) ダイヤ・小林、、何とか

というトビ。

人権侵害・逆差別をして都合が悪くなると、、議論とか共存とかほざくカスの

本性を、、昔からこうやって日本人を大阪から追い出して好き放題していた証拠。

あんた達は、、自国へ帰国する責任がある。

侵略者達、、腐った民族として。

併合派侵略、、先の大戦も茶番。

日本人大虐殺と敗戦国というレッテル貼り、、キリスト教の侵略が出来なかった

から? 原爆を落とした? 害来種を手下にして今の状態?

まあ、、ユダヤ・ユダ系(アングロサクソン)などとのこいつ等のコラボ。

ユダ系混血・ニダ系混血などを輩出しているのは、、そういう事。

ドイツ・イタリア、、の統治の仕方も参考に。

皇室制度廃止・半島との国交断交。

宗教解体と政治屋・信者・関係者達の帰国。

まともな民族なら、、帰国か出て行っている(95年位に)



[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数のため全部処理

34. ノーサイド[154] g22BW4NUg0ODaA 2023年12月28日 21:40:21 : DVltb6gS4Q : SjVhTjAvWkZoZUE=[2] 報告

国内問題にCIAは関係ない。関係あったら国家を揺るがす大事件だよ。(大笑)
  
35. 電磁推進機研究者談[71] k2SOpZCEkGmLQIyki4aO0pJr 2023年12月28日 23:07:22 : xatDOOYzBs : Q0FlQU45RFl6U1E=[14] 報告

日本の騒動と連携?

フランスの鉄道で日本人と名乗る東洋人が急増している件について
【海外の反応】
https://www.youtube.com/watch?v=4TU58LpgS0k


  電磁推進機研究者談

PS.う〜ん、タコとダイオウイカ!?

36. PVT[57] gm@CdYJz 2023年12月29日 00:15:29 : oAZvbuk8Yk : RGUwaVBuSlFQOFE=[445] 報告
公務員の罷免権を使わせてくださいよ。
37. あしたまにあ〜な[104] gqCCtYK9gtyCyYKgJiMxMjMxNjuCyA 2023年12月29日 10:42:38 : aaJMLQchdI : WEhWWW1WSWpMWHM=[239] 報告
<■181行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
長い文章だが、見れる日とは見て
何故、安倍派潰しを岸田は容認したのか?

●●CHQ→CIA→東京地検特捜部の系譜

第1部#CIAによる洗脳
 日本敗戦後まもない1947年までは、第二次世界大戦中の特務機関であった戦略諜報局OSS(Office of Strategic Services )がアメリカ統合参謀本部でスパイ活動や敵国への心理戦などを実施していたが、1947年9月18日に機能を拡大して中央情報局(Central Intelligence Agency=CIA)と改名した。

 サンフランシスコ平和条約締結に伴ってGHQが解散され、アメリカの占領軍が引き揚げると、アメリカはすかさずCIAを中心として日本テレビを動かし、新たな「日本人の精神構造解体を実行する装置」を構築した。その詳細は『日本テレビとCIA 発掘された「正力ファイル」』(有馬哲夫、新潮社、2006年)などに書いてある。

 CIAのその操作は大成功を収め、日本は世界で唯一の「大洗脳に成功した国」と言っても過言ではないほど、完全に「アメリカ脳化」することに成功したのだ。

 日本のその成功例を過信し、アメリカはイラクに大量の破壊兵器があるという偽情報に基づいて「イラクの自由作戦」などと名前だけ民主的な名目を付け、激しい武力攻撃に入った。実態は侵略戦争以外の何ものでもない。大量の破壊兵器は見つからず、それは偽情報だったということがわかっても、イラク国内での戦闘は止まず、凄絶な混乱と治安悪化を生み出しただけだった。

 アメリカの腹には、日本に原爆を二つも落として惨敗させても、日本はアメリカによる占領軍の指示を従順に聞きアメリカを崇めるに至ったので、他の国でも日本と同様のことができるはずだという目算があったにちがいない。

 しかし世界中、日本以外のどの国でも、そうはいかなかった。

 なぜだろう?

◆なぜ日本では完全洗脳に成功したのか?
 なぜ他の国ではうまくいかないのに、日本では成功したのだろうか。

 あれは『毛沢東 日本軍と共謀した男』を書いていたときだった。アメリカのスタンフォード大学のフーバー研究所に通い続け、そこにしかない直筆の「蒋介石日記」を精読する月日の中で知ったのだが、蒋介石は日本の戦後処理に関して「天皇制だけは残さなければだめだ。日本人は天皇陛下をものすごく尊敬している。天皇制さえ残せば、戦後の日本を占領統治することができるだろう」という趣旨のことを書いている。

 かつて日本軍は「皇軍」と呼ばれて、「天皇陛下のためなら命を落としてもいい」という覚悟で闘った。戦死するときには「天皇陛下万歳――!」と叫んだ。

 1945年8月15日、終戦を告げる詔書を読み上げた天皇陛下の玉音放送を、私は長春の二階の部屋で聞いたが、そのとき家族一同だけでなく工場の日本人従業員が集まって、全員がラジオの前に正座して両手を畳に揃えてうつむき、むせび泣いていた。

 それから何十年もあとになってから、日本で玉音放送を聞いている人たちの姿を映像で見たが、その正座の仕方から始まり、うつむいてむせび泣く姿は、異国にいた長春でのあの風景と完全に一致したのだ。

 なぜ、全員が、誰からも指示されていないのに、同じ格好で玉音放送を聞いたのだろうか?

 日本人の多くが天皇陛下に対する畏敬の念を抱いていたからではないだろうか?

 その昭和天皇が「堪(た)え難(がた)きを堪え、忍(しの)び難きを忍び…」と日本国民に呼びかけたのだ。日本人は終戦を受け容れ、天皇陛下がマッカーサーに会いに行ったことによって、これは天皇陛下の意思決定だと解釈して、GHQの指示に従ったものと思う。

 この要素が決定的になったのではないだろうか。

 こうして日本人は自ら積極的にCIAの洗脳を歓迎し、「アメリカ脳」化していったにちがいない。

第2部#●東京地検設立

東京地検特捜部は、連合国軍による占領下で、旧日本軍が貯蔵していた隠退蔵物資を摘発してGHQの管理下に置くことを目的に設置された「隠匿退蔵物資事件捜査部」としてスタートした経緯や特捜部エリートに駐米大使館の一等書記官経験者が多いことから、「アメリカの影響を受けている」とする見方がある。

また、捜査対象が歴史的に木曜クラブの流れを汲む平成研究会系列(田中派―竹下(登)派―小渕派―橋本派―津島派―額賀派―竹下(亘)派―茂木派)の政治家に集中する一方で、党風刷新連盟を興りとする清和政策研究会系列(福田派―安倍(晋太郎)派―森派―町村派―細田派―安倍(晋三)派)の政治家は多くが免れていることから、「捜査対象が偏っているのではないか?」という主張がある。

第3部#なぜ東京地検特捜部は「政治家」にメスを入れ始めたのか ?

 自民党5派閥の政治団体が資金集めのパーティー収入計約4千万円を政治資金収支報告書に記載していなかった問題は、政治家の「裏金づくり」の温床として疑獄事件になりつつある。

 特に12月2日以降、複数の主要メディアが「捜査を行っている東京地検特捜部は、全国から応援検事を集めた」と報道。X(旧Twitter)などSNSでは、真相解明に期待する国民の声が多数を占めている。

「東京地検をはじめ、かつての特捜部には『巨悪を恐れず立ちむかう正義の集団』というイメージがありました。しかし近年は“国策捜査”の弊害が批判されたり、大阪地検特捜部の検事による郵便不正事件の証拠改ざんが発覚などもあり、『特捜部不要論』が出るほど権威が失墜していました。ところが、最近の特捜部は約4年の間に8人の国会議員を立件しています。最強の捜査機関と呼ばれた特捜部が復活したのでは、との声も上がっています」(週刊誌記者)
 立件された8人はいずれも現職の国会議員で7人が自民党、1人が公明党と全員が与党議員だった(いずれも立件時点)。そのうち7人が衆院議員、1人が参院議員で、12月7日現在、1人は今も現職の国会議員だ。簡単にこれまでの流れを振り返ってみる。

■大臣経験者も続々と立件される
 発端は2019年12月。IR・統合型リゾート施設の事業をめぐる汚職事件で、東京地検特捜部は秋元司被告を収賄容疑で逮捕した。秋元被告は17年にIRを担当する内閣府副大臣に任命されていた。

 逮捕時、多くのメディアは「現職の国会議員が逮捕されたのは10年ぶり」と報じた。10年、当時は民主党の衆院議員だった石川知裕氏が政治資金規正法違反容疑で東京地検特捜部に逮捕されて以来だった。

 20年6月には公職選挙法違反の疑いで、河井克行氏と河井案里氏を逮捕した。2人は夫婦で、克行氏は法務大臣の経験者だった。また8人の中で唯一の参院議員が案里氏だった。広島県内の地方議員や首長ら94人に投票や票の取りまとめを依頼し、計約2570万円の報酬を渡したという大規模な買収事件で、共に有罪が確定した。

 21年1月には鶏卵汚職事件で、吉川貴盛氏を収賄罪で在宅起訴。農水大臣在任中に鶏卵生産会社から現金500万円を受け取ったという容疑だった。同年6月には公選法(寄付の禁止)違反で元経済産業大臣の菅原一秀氏を略式起訴し、12月には貸金業法違反(無登録営業)で元財務副大臣の遠山清彦氏を在宅起訴。3人とも有罪が確定している。

 22年12月には政治資金規正法違反(不記載・虚偽記載)で元外務副大臣の薗浦健太郎氏を略式起訴。今年9月には政府の洋上風力発電事業をめぐる汚職事件で、秋本真利容疑者を受託収賄の疑いで逮捕した。8人のうち、秋本容疑者が唯一、現職の国会議員だ。

「特捜部の捜査で注目されるのはパー券問題だけではありません。今年4月に行われた東京・江東区の区長選で、前区長の公職選挙法違反事件が起きました。特捜部は関連の捜査として、前区長を支援したとされる柿沢未途前法務副大臣の地元事務所などを11月に家宅捜索しています。柿沢氏を特捜部が逮捕するのか否か、多くの国民が注視しています」(同)

■「転換点」となった黒川弘務氏の辞任
 こうして特捜部の“実績”を振り返ってみると、19年12月に秋元被告を逮捕してから、まるでせきを切ったように次々と国会議員をターゲットにしているようだ。

 19年12月が“転換点”だったようにもみえるが、この時期の政界はどんな状況だったのだろうか。

「19年は故・安倍晋三氏が首相を務めていましたが、政権は『桜を見る会問題』で大揺れでした。高級ホテルで行われる前夜祭の会費が不当に安かったり、招待者名簿が破棄されたりするなど不審な点が次々と明るみに出ました。安倍氏の関連政治団体に前夜祭に関する収支は記載がなかったことから、政治資金規正法違反にあたるのか、国会で激しい論戦となりました」(社会部記者)

 そして、検事総長の人事をめぐってもひと悶着あった。20年1月31日、政府は東京高検検事長だった黒川弘務氏の定年を6カ月延長する閣議決定を行った。黒川氏は安倍氏と近しいとされ「官邸の守護神」と呼ぶ関係者も少なくなかった。この定年延長は、黒川氏を検事総長にするために政府が強引に進めようとしているとの批判が上がった。

「ところが20年5月、賭けマージャン問題が浮上したことで、黒川氏は東京高検検事長を辞任。そして翌6月、前年まで法務大臣を務めていた河井克行氏が東京地検特捜部によって公職選挙法違反の容疑で逮捕されたのです。さらに9月に持病の再発を理由に安倍氏が首相を辞任したことで、特捜部の動きが活発になったようにみえます。時系列でみると、桜を見る会の問題と黒川氏の辞任がターニングポイントになった感があり、やはり安倍政権と検察の間ではさまざまな“駆け引き”があったのではないかと思わざるを得ません」(前出の週刊誌記者)

■パーティー券問題の捜査は「まだ始まったばかり」
 実際、政権の意向が捜査に影響を及ぼすことはあるのだろうか。

 東京地検特捜部副部長を務めた弁護士の若狭勝氏は、「東京地検特捜部に所属する検察官が政治の“圧力”を感じることはまずありません」と前置きしたうえで、こう話す。

「一方で、安倍さんが首相だったときは現職の与党議員に対する捜査や立件は、かなりのハードルとなって立ちはだかっていたでしょう。ただこれは特捜部という現場レベルの問題ではなく、もっと上、検察上層部の話です。そして安倍さんが首相を辞任してからの推移をみると、特捜部が相次いで現職の国会議員を立件していることは、(安倍氏の辞任と)無関係とは言えないと思います」

 04年に起きた日歯連事件で、若狭氏は特捜部の主任検事として捜査を行った。この事件では日本歯科医師連盟の幹部だけでなく、元職を含む自民党の国会議員2人が逮捕、在宅起訴されている。

「私も金の動きを徹底的に追い、自民党幹事長の政策活動費のお金の流れまで調べました。日歯連事件に比べれば、パーティー券問題の捜査は、まだまだ始まったばかりだと言えます。ただ、全国から応援検事が集まっていると報じられていますし、これから検察が本腰を入れるのかどうかが注目されます」(若狭氏)

 政権の“足かせ”が外れた特捜部が政界の「膿」を出してくれることを期待したい。  


第4部#安倍派潰し、アメリカCIA
 裏金問題については、官邸(安倍派閣僚を交代)や、検察(安倍派を重点的に捜査)、大手メディアらが一体となって、安倍派を集中的に“攻撃”している。

報道は安倍派に集中しているが、同様の裏金疑惑は、麻生派、岸田派、二階派にもあると報じられている。

 では安倍派はなぜ、狙い撃ちされているのだろうか。

 裏金問題が発生して以降、何か大きな政策変更があったかといえば、あった。

 政府が、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を米国へ輸出する検討に入り、完成品輸出を解禁する防衛装備移転三原則の運用指針改定を行う方向で調整していると報じられたことだ。

 防衛装備移転三原則の変更という、大政策転換が国会の論議がほぼなしで実施されようとしているのである。

「パトリオット(PAC3)を米国輸出」という話がなぜ、突然、出てきたのだろうか。

 米ワシントン・ポスト紙はこう報じている。

「ウクライナの防空体制が不足。米国は日本に目を向ける。日本は米国政府が追加のパトリオットミサイルをキーウに移転できるよう防衛輸出ルールの大幅な政策転換を準備中」

 米国では、下院で多数を占める共和党がウクライナ軍事支援を拒否している。それで日本に要請が来たのだ。

 米共和党ですら反対している軍事支援の穴埋めを日本がする。それが米国へのパトリオット輸出という狙いだ。

 安倍派が盤石であれば、こうした政策転換はできなかっただろう。安倍派を牛耳っている森元首相は、@ロシアは負けないA一方的なウクライナ支援でいいかと疑念を示している。

 さらに安倍派、二階派は対中包囲網形成に消極的だ。そこで米国の指示で政変を起こす。それが今回の安倍派潰しの真相ではないだろうか。

第5部#総括
CIAにより設置された東京地検特捜部、読売新聞、文春等により真の愛国政治家・官僚・評論家は自動的に葬り去られることになっている。
国民が覚醒しない限り不都合な米国との関係は続いていくし我々の血税が米軍に・米国に搾取され続けてくことになる。戦争に負けるということはこういうことなのである。

38. 電磁推進機研究者談[85] k2SOpZCEkGmLQIyki4aO0pJr 2023年12月31日 22:30:41 : xatDOOYzBs : Q0FlQU45RFl6U1E=[28] 報告

ま、年の瀬なんで、森喜朗も返済不要の

 「 元 総 理 の 餅 代 1 億 」

入って元気盛り帰し!?


  電磁推進機研究者談

39. カミー[117] g0qDfoFb 2024年1月01日 23:51:53 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[842] 報告
>>37
黒川は自爆したと思っています、安倍は河合に1.5億送ったことで辞めたと思っています。

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