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https://mainichi.jp/articles/20231218/k00/00m/040/097000c
この事件に対して、裁判所には事件の真相を明らかにしようという姿勢は全く見られない。
そして、事件の真相は、未だに明かにされることなく、深い闇に包まれたままだ。
事件の関係者は、そんな闇に紛れるようにして、身を潜め、沈黙し、世間の関心が薄れ、世間が忘れ去る日をひたすら待ち続けている。
赤木さんが自らの死をもって訴えたことは、何の意味も無かったということにしてもいいのか。
目の前に、明かな犯罪が存在し、そして改ざんを指示した実行犯も明らかな事件。
後ろで糸を引いていた「真犯人」へ迫るべき「司法」が機能不全状態では、希望は持てない。
「司法」の腐敗も極まれりといったところか。
以下、記事の抜粋。
学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る財務省の公文書改ざんを苦に自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫さん(当時54歳)の妻雅子さん(52)が、改ざんを主導した同省の佐川宣寿(のぶひさ)・元理財局長に1650万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が19日、大阪高裁であった。黒野功久(よしひさ)裁判長は雅子さん側の請求を棄却した1審判決を支持し、控訴を棄却した。
2022年11月の1審・大阪地裁判決は、公務員が職務中の行為で他人に損害を与えた場合、国が賠償責任を負い、公務員個人は負わないとする最高裁判例に基づき、佐川氏個人の責任を否定した。これに対し、雅子さん側は「改ざん指示は自らの保身などの目的で行われた悪質な行為で、個人の責任を認めるべきだ」と主張していた。・・・
・・・佐川氏との訴訟だけが継続し、雅子さん側が1審判決を不服として控訴していた。雅子さん側は1、2審を通じ、佐川氏の本人尋問も申請したが、いずれも却下されている。
この訴訟では、赤木さんが改ざんの経緯を記した「赤木ファイル」が開示された。改ざんについて佐川氏の「直接指示」を示す財務省幹部のメールが含まれていたが、指示の動機や官邸の関与の有無は今も解明されていない。【鈴木拓也】
記事の抜粋はここまで。
「・・・1審・大阪地裁判決は、公務員が職務中の行為で他人に損害を与えた場合、国が賠償責任を負い、公務員個人は負わないとする最高裁判例に基づき、佐川氏個人の責任を否定した。・・・」
不思議なことに、「公文書改ざん」を指示した佐川氏の尋問は民事裁判においても、一度たりとも実施されていない。
佐川氏こそが、事件の全てを知る人物であることは、明々白々であるにもかかわらず・・・。
刑事案件としては、関係者全員が不起訴。
「司法」にも届かせない、完璧な「守護神」振りを発揮する。
検察の逃がし屋稼業は依然として大盛況という始末だ。
公務員の「職務関連犯罪」というものがある。
虚偽公文書作成等。
公務員職権乱用罪。
受託収賄罪。
などなど。
これらは、懲役、禁固、罰金等々の法定刑が定められている。
つまりは、
公務員が職務中の行為で他人に損害を与えた場合、国が賠償責任を負い、公務員個人は負わないとする最高裁判例は、全ての事件について、一律に適用されるものではないということだ。
ここで言う「職務中の行為」とは、当該公務員が「上司」から「業務命令」を受けて実行した「職務の中での行為」と捉えれば、佐川氏が自らの判断で「財務省の公文書改ざんを指示した」行為を「職務中の行為」とみるのは無理がある。
「職務時間中に行った違法行為」とみるのが正しい。
雅子さん側は「改ざん指示は自らの保身などの目的で行われた悪質な行為で、個人の責任を認めるべきだ」と主張していた。
妥当な判断であり、もっともな主張だと思う。
仮に、「公文書改ざん」の指示が、佐川氏の「職務中の行為」としてなされたものだと結論付けるならば、佐川氏に「業務命令」として「公文書改ざんの指示」を出した人物にその責任を問うべく、その人物を追及し、特定しなければならない。
裁判によって、真相を明らかにするということは、そういうことをいうのではないだろうか。
佐川氏が、公務員の立場を悪用して犯罪を犯し、赤木さんに重大な損害を与えたと認定されている今、その賠償を国が肩代わりすると言うのなら、国民は、佐川氏が国に損害を与えたとして、佐川氏を「被告」として、損害賠償の訴訟を起こすべきではないか。
佐川氏が上司からの「業務命令」を受け、「職務中の行為」として実行した「不法行為」であるならば、その上司が「被告」席に座るべきなのは言うまでもない。
私は見たことが無いし、知らなかったが、
最高裁判所内には,ギリシャ神話の法の女神テミスに由来すると言われる「正義」の彫像が立っているらしい。
像の右手には正邪を断ずる剣を掲げ,左手には衡平を表す秤を持っているという。
また,裁判官の法服は色が漆黒で,袖の袂は狭められているらしい。
これには,何ものにも染まらず,袖の下を受け取らないとの意味が込められていると言われている。・・・そうだ。
いずれも裁判官の中立・公正を表したものだと。
そうだったのかぁ〜。
だけど、現実はどうなのかなぁ〜。
「法の女神テミス」の前で胸を張れる裁判官が、日本には何人いるのだろうか。
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