http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/686.html
Tweet |
危険すぎる大阪カジノの予定地 夢洲「大規模地盤沈下」なら税金投入で大阪市は“無間地獄”の恐れ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/328754
2023/09/07 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし
夢洲はユルユル軟弱地盤、分かっていたことではないか(C)日刊ゲンダイ
カジノ運営で税負担が拡大しそうだ。
カジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)を巡って、大阪府・市が5日に予定地「夢洲」の借地権設定に関する契約書案を公表。想定を超える大規模な地盤沈下が起きた場合、市が対策費を負担する内容が含まれていることに、SNSで〈血税が際限なく夢洲に投じられようとしている〉〈アホみたいな計画〉などとブーイングが飛んでいる。
想定外の地中埋設物が見つかった場合の撤去費も市の負担となる。
さらに、同日に公表された実施協定案では、IRを運営する米MGMリゾーツ・インターナショナル日本法人などで構成する「大阪IR株式会社」が違約金ナシで事業から撤退できる「解除権」が3年間も延長された。完全な“事業者ファースト”だ。
IRの旗振り役「日本維新の会」共同代表の吉村洋文・大阪府知事は以前、「公でお金を出すものではない」と言っていたのに、事業者に譲歩しまくり、巨額の血税を投入することになりかねない状況である。
問題は埋め立て地である夢洲の軟弱地盤。約50年後に2メートルの地盤沈下が起きる可能性が指摘されている。契約書案では、著しい地盤沈下が発生し、それが市の埋め立てに起因する場合、市が対策費を負担することになっている。市の埋め立てに瑕疵があるか否かを立証するのはIR事業者だ。「おまえらのせいでヒドイ地盤沈下が起きてしまったやないか」と文句をつけられたら、市民負担が拡大する恐れがあるということだ。
追加負担は数百億円か
「公費負担はない」と明言していたのに…(IR推進先鋒の吉村洋文大阪府知事)/(C)共同通信社
著しい地盤沈下について、横山英幸市長は「非常に想定されづらいケース」と言っていたが、そんな甘い認識で大丈夫なのか。建築エコノミストの森山高至氏の調べによると、夢洲は地盤の強さを示す「N値」が地下40メートルまで「0」だという。
一般的に、高層マンションを建てる場合、N値が「50」以上、中低層なら「30」以上が5メートル続く支持層に杭を打って建物を支える必要がある。地盤ユルユルの夢洲である。地盤沈下は避けられないのではないか。
「夢洲の南側に位置する埋め立て地の関西国際空港で地盤沈下していますから、夢洲でも確実に発生します。2メートル程度では済まないことも考えられる。それに、地盤沈下は建物直下だけで起こるわけではありません。周辺の道路や駐車場などでも発生します。すると、最悪の場合、地下に埋設する水道管などの配管が破損する恐れがある。そうした配管の修繕費用まで含めると、地盤沈下対策は数百億円に上るのではないか。公費負担は青天井になってしまう可能性があります」(森山高至氏)
市民を“無間地獄”に陥れる前に、白紙撤回した方がいいのではないか。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK291掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK291掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。