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https://jp.news.cn/20230830/bb368156be9946068e218c8f8c468501/c.html
「米国以外に海洋放出を支持する国を挙げられるのか」
中国外交部が、「超難問」を日本に突き付けてきた。
日本政府はどうするんだろう・・・。
「丁寧に無視」かな?
それとも税金で・・・。
日本政府としては軽々には回答できない。
中国政府は、当然のごとく「裏取り」は済ませていることだろう。
「確信」が無ければ、このような言葉は投げつけられない。
あの韓国でさえ、韓国野党の追及に対して、
「韓国政府が放出に賛成または支持したわけではない」
と公式に回答している。
各国は、「IAEAのこれまでの検討を信頼している」としつつも、IAEAが包括報告書にわざわざ
海洋放出の方針を「推奨するものでも承認するものでもない」
と記載していることの意味を理解しているはずだ。
各国がIAEAに同意しているということは、
海洋放出の方針を「推奨するものでも承認するものでもない」
という、そのことに同意しているということだ。
以下記事の全文を転載する。
【新華社北京8月30日】中国外交部の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は29日の記者会見で、日本で最近、「海洋放出が米国などの支持を得ていることが中国に国際社会の声を聞かせることになる」と報道されたことについてコメントを求められ、次のように述べた。
世界には200近い国があるが、米国以外に日本の放射能汚染水の海洋放出を支持する国の名前を日本は公に挙げることができるのか。日本の放射能汚染水の海洋放出を公に支持する国はほとんどなく、日本国内の多くの国民を含め、大多数の国が海洋放出に批判と反対の態度をとり、相応の予防措置を講じている。これは争いようのない事実である。日本は見て見ぬふりをすべきでなく、ましてや自国や他国を欺いてはならない。
特に指摘しておきたいのは、放射能汚染水の海洋放出は海洋環境や人間の健康に関わり、決して日本一国だけの私事ではないということだ。特定の国が政治的目的からゴーサインを出せば滞りなく進めて良いものでもない。日本の行為は、強権を重視して国際社会を無視し、私利を重視して国際的な公共利益を無視するというこの国の本質をさらに露呈させた。
記事の転載はここまで。
「IAEAのこれまでの検討を信頼している」とされてきたIAEA。
その信頼が、グロッシ事務局長の言動で揺らいでいる。
AFP BBNEWSによれば、
https://www.afpbb.com/articles/-/3479123
グロッシ氏はスウェーデンの首都ストックホルムを訪問中にAFPに対し、「これまでに確認した限りでは、初期に放出された処理水に有害なレベルの放射性核種(物質)は一切含まれていなかった」「第1段階は想定通りだが、最後の一滴が放出されるまで(モニタリングを)続ける」と述べた。
報じている。
しかし、この発言には明らかに誤りがあり、グロッシがそのことを知った上で発言していたとすれば「最悪」だ。
知らなかったとすれば「極悪」だ。
8月24日から始められた「汚染水の海洋放出」。
政府は海水のモニタリングを強化し、速やかに数値を公表するとしている。
従来の試験、分析方法では優に1か月を越える時間を必要としていた。
従って速やかに数値を発表するには使用できない。
そこで政府が考え出したのは、検出核種を絞り、検出レベルを甘く設定した、あくまでも「簡易」な方法を使うことを公表している。
検出核種はトリチウムだけなのかはよくわからないが、全てではないことに間違いはない。
その「簡易」な方法も、検出、分析方法として「科学的に」、目的に照らして妥当な方法なのか、科学的検証も受けていないのではないか。
そんな懸念が湧く代物だ。
そういう事実を認識した上で、グロッシ事務局長の「この発言」を見直してみよう。
「・・・初期に放出された処理水に有害なレベルの放射性核種(物質)は一切含まれていなかった・・・」
検出しようとして「一切」検出できなかったことと、
検出する能力が無いから「一切」検出していないこととは、天地の差がある。
そんなグロッシ事務局長に、
「・・・初期に放出された処理水に有害なレベルの放射性核種(物質)は一切含まれていなかった・・・」
このことをもってして、
「・・・人体への影響はないとの見解を示した。・・・」
と言われても、何の慰めにもならない。
以前には、「「処理水」は飲めるし、泳ぐことも出来る」と言ったり・・・。
グロッシ事務局長の発言は、どうも科学的というよりも、「ド素人」のにおいがする。
あまりに酷いので、グロッシ氏は何を専門としている人なのかを調べてみた。
グロッシ氏は学生時代、政治学で学士号、国際関係学で修士号を取得したほか、国際史と政治学および国際関係学で博士号を取得。IAEAでは2010年〜2011年まで事務局長室のトップ、その後2013年までは政策関係の幹部職(Assistant Director General for Policy)も勤めた。
そうだ。
結局は、「自然科学」とは無縁の文系の政治家あるいは実務家といった感じでした。
変に「納得」です。
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