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https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230517-OYT1T50226/
立憲民主党泉代表の、政治に対する認識には基本的な誤りがあるのではないか。
そういう疑念を抱かせる、彼の行動の一風景としてのニュース。
共産党が駄目なら維新、維新が駄目なら国民民主党。
全く節操がないというか、定見が無いというか。
泉代表が「連携」を呼びかけ、「一緒に闘おう」と呼びかけるべき相手は、日本国民であり、有権者ではないか。
ここにきて、共に自民党に媚びを売り、すり寄って恥じない、「連合」と「国民民主党」に秋波を送って、立憲民主党をどうしようというのか。
まさか、彼らと共に自民党に媚びようとしているのか。
そんな行動は、私には理解出来ない。
そんな思いで、怒りを抑えられない、嫌なニュースを以下に転載する。
以下、読売新聞の記事から。
「立憲民主党の泉代表は17日、支持組織である連合の芳野友子会長と東京都内で会談し、次期衆院選で国民民主党と連携できるよう仲介を要請した。連合は立民、国民の両党を支援しており、芳野氏は会談後、記者団に「一枚岩に近づけていくようにやっていく」と述べた。
会談で泉氏は、日本維新の会や共産党とは選挙協力をしないと明言し、「国民との距離を縮められるよう協力してほしい」と頭を下げた。芳野氏は支援先が立民と国民で割れている状況について、「現場から非常に戦いにくいとの声が上がっている」と苦言を呈する一方、共産との「決別」に踏み込んだことは評価した。
泉氏が国民との接近を模索するのは、立民の党勢が低迷する中、かつての「同胞」との連携に活路を見いだしているためだ。
ただ、立民と国民の協力が深まるかは不透明だ。国民の玉木代表は16日の記者会見で安全保障政策などで隔たりが大きいと指摘し、「絶対野合だと言われる」と述べ、連携に否定的な考えを示した。
立民内にも「共産票がなければ選挙は戦えない」との声は少なくなく、共産側も共闘再構築を呼びかけている。維新幹部からは「立民は『立共』でやっていくしかない」との冷ややかな意見も聞かれる。」
記事は以上。
記事にある「かつての同胞」とは、「希望の党」で、同じ釜の飯を喰らったことを言っているのか。
今の立憲民主党は、かつての民主党の解党、そして維新の党と合流して民進党となり、間もなく「希望の党」の悲劇を迎える、といった歴史をなぞっているかのようだ。
岡田氏が幹事長になって以降、そのことが顕著になった気がする。
役者もそのままといったところなのも「可笑しい」。
笑うしかないのかもしれないが、全く「反省」が無いところは、救い難い。
「民進党」の名の由来は「民と共に進む」ことであったはずだが、その部分だけは置き去りにされてしまっているようだ。
そんな民進党ですら、最後は「絶望の党」と共に消滅した。
考え方の違う部分がある政党同士が、「国民のための政治」を実現するために協力しあうことは、自然な成り行きと言えよう。
国民民主党の玉木代表が「絶対野合だと言われる」というのは、求めているものが「党利党略」でしかないと、自ら告白しているも同然ではないか。
「国民のための政治」を実現するためには、政権を取らなければならない。
政権を奪取できなければ、すべては「画餅」で終わる。
野合と言われるのは、「党利党略」と見透かされているからに他ならない。
共産党が駄目なら維新、維新が駄目なら国民民主党。
こういうことを繰り返すたびに、国民の信頼は失われ、期待は萎んでいくしかない。
野党が協力して政権を取るということは、「連立政権」を樹立するということだ。
連立政権と言う以上は、「連立政権構想」がなくてはならない。
この「連立政権構想」を「旗」として、有権者に「一緒に闘おう」と呼びかけるべきなのではないか。
確固たる「連立政権構想」が示されれば、「絶対野合だとは言われない」
泉代表は、立憲民主党が150議席を取れなければ、代表を辞めると言った。
しかし、150議席では、単独では政権は取れない。
「連立政権」を考えているなら、「連合」などに「仲良しクラブ」の仲介を頼むのではなく、今はまだ野党第一党の責任として、「連立政権構想」を取りまとめ、一つの「旗」を立てるべきではないのか。
その上で、
「来るもの拒まず、去るもの追わず」
「国民のための政治」を目指す者が一同に会し、政権を奪取し、理想とする政策をを実現し、
日本を「戦争をしない国」のまま未来の子孫に残していく。
政治とは、「国民のため」のものであってほしい。
「国民の生活が第一」
この言葉は、今でも色あせることが無い。
最近は聞かなくなったが、かつて小沢氏が唱えた
「オリーブの木」構想
選挙戦術として捉えられがちだが、野党第一党が、「連立政権構想」に裏打ちされたものに纏められていれば、今頃は、「台湾有事」と不安を煽られることも無かったかもしれない。
あくまでも・・・かも知れないだが・・・。
残念ではある。
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