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<速報>強制不妊訴訟で原告が勝訴、最高裁が国の賠償責任を認める 旧優生保護法は「憲法違反」(東京新聞)
http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/746.html
投稿者 蒲田の富士山 日時 2024 年 7 月 03 日 16:28:28: OoIP2Z8mrhxx6 ipeTY4LMlXiObY5S
 

2024年7月3日 15時10分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/337645

 旧優生保護法(1948〜96年)下で不妊手術を強制されたのは憲法違反だとして、全国の障害者らが国に損害賠償を求めた5件の訴訟で、最高裁大法廷(裁判長・戸倉三郎長官)は3日、旧法が憲法に違反するとの判断を示し、国の賠償責任を認める判決を言い渡した。不法行為から20年が経過すると損害賠償請求権が消滅する「除斥期間」を適用しないとの初めての判断を示した。

◆損害賠償権が消滅する「除斥期間」適用せず
 旧法により約2万5000人が不妊手術を受けたとされ、「戦後最大の人権侵害」とも言われる。2018年以降、全国12の地裁・支部で被害者や配偶者計39人が国を相手に訴訟を起こし、国の責任を認めるかどうか判断が分かれていた。最高裁が統一判断を示したことで、他の訴訟の行方を左右するとともに、国に謝罪や補償といった対応を迫ることになりそうだ。
 大法廷で審理対象となったのは、60〜90代の男女12人が東京、大阪、仙台など5地裁で起こした訴訟。大法廷は、国に賠償を命じた4つの高裁判決を支持。賠償を認めなかった仙台高裁判決は破棄し、国の責任を前提に賠償額を算定するため、審理を差し戻した。
 訴訟の最大の争点は、除斥期間を適用するかどうかだった。
 原告側は、旧法が助長した差別と偏見の中で訴えを起こすことは困難だったと主張し、「時の経過のみを理由に責任を逃れることは許されない」と適用しないよう求めた。国側は、適用しない特段の事情はないと反論していた。(太田理英子)

【関連記事】恐怖で泣き叫ぶ中、強制不妊手術が始まり…当時12歳の女性の人生は国に狂わされた 7月3日最高裁判決
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コメント
1. 蒲田の富士山[2428] ipeTY4LMlXiObY5S 2024年7月03日 17:29:48 : qzxIr6HPas : UEkvdmtFSWUubWc=[11] 報告
大法廷に響く拍手、光る涙 「重大な犠牲」字幕見つめ(東京新聞・共同)
2024年7月3日 17時17分 (共同通信)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/337696?rct=national

 「正当な理由なく差別し、重大な犠牲を求めた」。天窓から光の差し込む大法廷に響く裁判長の言葉に、原告らはじっと聞き入った。最高裁が旧優生保護法を違憲とする判決を下した3日。言い渡しが終わった瞬間、傍聴席からは拍手が湧き起こり、原告らは感極まって涙ぐみ、弁護団と固く握手を交わした。
 幾多の絶望や屈辱を乗り越えて勝ち取った悲願の判決。国の責任、旧法の違憲性などが一つずつ、聴覚障害者などのために設置された字幕に表示されていき、原告らはじっと見つめていた。
 原告団は最高裁正門前で、支援者らに感謝を伝える言葉など、複数の手書きの垂れ幕を掲げ、歓喜。「おめでとう」の声が飛び交った。

2. 蒲田の富士山[2429] ipeTY4LMlXiObY5S 2024年7月03日 17:39:55 : qzxIr6HPas : UEkvdmtFSWUubWc=[12] 報告
旧優生保護法は違憲 強制不妊、国に賠償責任(東京新聞・共同)
2024年7月3日 16時41分 (共同通信)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/337678?rct=national

 旧優生保護法下で不妊手術を強いたのは憲法違反だとして、障害のある人らが国に損害賠償を求めた5訴訟の判決で、最高裁大法廷(裁判長・戸倉三郎長官)は3日、旧法は違憲とし、国の賠償責任を認める初の統一判断を示した。不法行為から20年で損害賠償請求権が消滅する「除斥期間」を適用しなかった。最高裁による法令の違憲判断は13例目。
 「不良な子孫の出生を防止する」との目的で1948年に制定された同法により、理不尽な手術を強いられた被害者の救済に道筋が付いた。最高裁の統一判断で、後続訴訟は今回の枠組みに沿って判断されることになる。
 大法廷は旧法が「意思に反して身体への侵襲を受けない自由」を保障した憲法13条、法の下の平等を定めた憲法14条に違反すると指摘。96年に障害者差別に当たる条文が削除されるまで「国は政策として障害のある人を差別し、重大な犠牲を求めてきた」とし、除斥期間の経過を理由に国が賠償責任を免れることは「著しく正義・公平に反し、到底容認できない」と述べた。

3. 2024年7月04日 01:48:07 : 8PPRS5EDxk : dmdMTHpuN0ZRcWs=[1085] 報告
<△20行くらい>

国の責任とはいつもこんなもの。

被害者が高齢化しその多くが鬼籍に入った頃を見計らって

その罪を認めるのである。

当時の責任者は何一つ罪を問われることはない。

この時の経過が加害者を放免するように

ユルユルと訴訟を長引かせるのが常套。

----

裁判所はこの国の卑劣な医療介入に関わった

全ての加害者を処罰すべきである。

除斥期間の経過を理由に国が賠償責任を免れることは

「著しく正義・公平に反し、到底容認できない」のであれば、

具体的に加害者を特定すべきである。

「国」などと加害者を曖昧にせず、

少なくともこの裁判の原告の体にメスを入れた医療従事者、

その行為を命じた役人・官僚・政治家で存命の者は

捕われるべきである。

----

遺伝子操作薬(通称「コロナワクチン」「レプリコンワクチン」)による

公衆衛生への国や民間企業の介入は

先祖代々・子々孫々に受け継がれる遺伝子を操作改変すること。

遺伝子を操作し自己免疫疾患(後天性エイズ)にし、

子々孫々までもその疾患を引き継がせ、それを伝播することであり

これは旧優生保護法下での不妊手術と何ら変わらない。

それが憲法違反だとされるのは百年後だろうよ。

そんな司法の判断よりも前に、ニッポン人は世界人類に対するテロリストとしての

レッテルを国際社会から貼られることだろう。


4. わて阿呆やしそちかて[71] gu2CxIiilfCC4oK1gruCv4KpgsQ 2024年7月04日 15:17:08 : qwKT8b2pj2 : UUJMVVBoOU10N00=[3] 報告
 
 ・旧優生保護法(1948〜96年)
 ・日本国憲法( 1947年5月3日)

憲法13条「意思に反して身体への侵襲を受けない自由」を保障。
つまり、憲法発布の翌年から、延々・茫々48年間、断種や子宮摘出、卵巣に放射線照射を行ってきた。
その数、女性1200人以上、男性300人以上にものぼっている。

それで、最高裁の「憲法違反」の判決を受けて、加藤こども政策担当大臣が謝罪したと?
何で今ごろの謝罪なんや、何でこども相なんや!
厚生省はどないしたんや、武見、出て来い!
とオモたら、武見はん全生園に視察行ってたわ(謝罪はしたんか?)。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1033141/


多摩全生園 …… 、子どもの頃2・3度花見に連れて行かれた。
サクラ吹雪の中を走り回って弁当食べて・・・、子ども心によう覚えとるわ、黒々と太い桜の幹を。
ここの桜は不遇な人たちに怨念が宿っているとも聞かされた。だから花が見事なんやと。

しかし遅すぎる、判決が遅すぎる!
ティンポ切り落としておいて48年後に判決だと?!
ハンセン病は細菌によって感染するもので遺伝はしない。とうに分かっている科学的知見ではないか。
武見はん、アンタそれでも医者かい?
 

5. 蒲田の富士山[2433] ipeTY4LMlXiObY5S 2024年7月05日 21:44:07 : qzxIr6HPas : UEkvdmtFSWUubWc=[16] 報告
<■67行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
多摩全生園に関しての記事がありました。

―――以下引用

「悲しい時はここに来て祈っていた」 ハンセン病療養所の教会、70年の歴史に幕(東京新聞)
2024年7月5日 12時00分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/337851?rct=national

 東村山市の国立ハンセン病療養所多磨全生(ぜんしょう)園で、園内にある教会の一つが閉鎖された。長く続いた強制隔離の時代から、多くの入所者が祈りをささげてきた心のよりどころは、信者の高齢化や減少で70年を超える歴史に幕を下ろした。

―――――――――――――――
多磨全生園 らい菌による感染症・ハンセン病の患者を収容するため、1909(明治42)年に公立療養所全生病院として発足。41年に国立療養所多磨全生園となった。患者を強制隔離する国の政策で、多い時で1500人以上が収容された。強制隔離を定めた「らい予防法」は96年に廃止され、2001年、隔離政策を違憲とした熊本地裁判決が、国の控訴断念で確定した。園内で子どもたちが学んだ全生学園は08年に解体され、強制隔離の象徴だったヒイラギの垣根は20年にほとんどが撤去された。
―――――――――――――――

◆「昔はいっぱいになったんだけどね。みんな、亡くなった」
 入所者で教会の信者の田辺幸子さん(91、仮名)が、木の長いすにゆっくりと腰を下ろす。いつもと同じ、後ろから2列目の左側。座面の緑色の生地が、わずかにあせている。しんと静まり返った礼拝堂を見渡した。「昔はここがいっぱいになったんだけどね。みんな、亡くなった」
 園内のキリスト教「日本聖公会聖フランシス・聖エリザベツ礼拝堂」が5月末に閉鎖された。1950年ごろに造られ、62年に現在の形に建て直された。これまでの信者は、記録に残るだけで92人。園を退所した人を加えると100人を超えるとみられる。

◆故郷に帰れず、家族と離れ、子どもを持てず
 「つらい時、悲しい時は教会に来てずっと祈っていました」と語る田辺さん。10歳でハンセン病を発症した。両親から「東京の親戚の所に遊びに行く」とだけ聞かされ、そのまま全生園に一人残された。「悲しくて、何日も泣いた」。同じ少年少女舎で暮らす子に誘われ、聖公会に入信。園内で洗礼を受けた。
 当時、入所者たちは国の強制隔離政策の下、故郷に帰れず、家族と離れた生活を強いられた。子どもを持てず、妊娠すれば堕胎させられた。
 田辺さんも幼い頃から外の世界を夢見ることを許されず、園内で医療用のガーゼを伸ばす作業などを続けた。外に出られないまま亡くなる仲間を見送った。社会の差別や偏見から、引き取られた遺骨がそのまま電車に放置されたと聞いた。

◆「ちゃんと終わりにしよう」と閉鎖を申し出た
 全生園に来て約80年。入所者の高齢化と共に教会の信者は減り、最後は田辺さんを含めて6人になった。教会に来られない人が多く、日曜のミサに訪れるのは田辺さん1人。「まだ体が動くうちに、ちゃんと終わりにしよう」と閉鎖を申し出た。決定を聞き、涙を流す信者もいたという。
 ハンセン病療養所での宗教には、入所者を救済する側面がある一方、強制隔離という国の誤った政策を補完し、差別や偏見を助長してきた負の一面もある。

◆差別と偏見の歴史をどう伝えていくのか
 96年まで続いた強制隔離政策の下では「一度入所したら死ぬまで出られない」とされ、入所時には将来の葬儀のため、宗教を聞かれることが通例だった。国立ハンセン病資料館(同市)の大高俊一郎学芸員は、療養所での宗教の役割について「外に出られない入所者の不安や不満を和らげることで『円滑な隔離生活』を可能にした」と指摘する。
 全国ハンセン病療養所入所者協議会(全療協)によると、全国13の国立療養所に暮らす元患者は、5月末時点で710人。この1年で約90人減り、平均年齢は88.4歳になった。新たに発症する可能性がほぼない国内では近い将来、元患者がいなくなる。当事者がいない中で、差別と偏見の歴史をどう伝えていくのか。閉鎖後の教会の建物は国が所有し、今後の活用方法は決まっていない。
 田辺さんは今も毎朝、亡くなっていった入所者を悼み、自室で祈りをささげる。

文・岡本太/写真・由木直子、木戸佑

 ◆紙面へのご意見、ご要望は「t-hatsu@tokyo-np.co.jp」へメールでお願いします。

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6. ノーサイト[60] g22BW4NUg0ODZw 2024年7月06日 16:09:27 : rO63q5XdL2 : RUdGRmt4aWVDL0E=[5] 報告

 
  「悲しい時はここに来て祈っていた」

  閉鎖された聖フランシス・聖エリザベツ礼拝堂で、思い出を振り返る田辺幸子さん
  =東村山市の多磨全生園で(2024/07/05 由木直子撮影)

7. ノーサイト[63] g22BW4NUg0ODZw 2024年7月06日 16:56:42 : rO63q5XdL2 : RUdGRmt4aWVDL0E=[8] 報告

 
10歳でハンセン病を発症した。両親から「東京の親戚の所に遊びに行く」とだけ聞かされ、
そのまま全生園に一人残された。「悲しくて、何日も泣いた」

  多磨全生園にある日本聖公会 聖フランシス・聖エリザベツ礼拝堂=東村山市で(木戸佑撮影)

8. 2024年7月07日 23:56:05 : pFOo12dNeQ : S2x6SVQxaHdmaVE=[2313] 報告
産まない選択 子どもを持たない楽しさ 福島瑞穂
販売会社/発売会社 亜紀書房/
発売年月日 1992/07/15
JAN 9784750592084

[スレ主【蒲田の富士山】による初期非表示理由]:アラシかも(アラシや工作員コメントはスレ主が処理可能)
9. 2024年7月08日 00:01:22 : pFOo12dNeQ : S2x6SVQxaHdmaVE=[2316] 報告
>福島瑞穂

[スレ主【蒲田の富士山】による初期非表示理由]:アラシかも(アラシや工作員コメントはスレ主が処理可能)
10. ノーサイト[73] g22BW4NUg0ODZw 2024年7月08日 06:17:31 : hKImg1sfOg : WmlVanBwLncxeFU=[1] 報告
 
多摩全生園の桜、確かに素晴らしい。
全生園の桜と言えば、一般に古い桜並木や、畑の周囲の若木の広場が有名のようだ。

が、この一枚も素晴らしい───
https://bijutsutecho.com/exhibitions/6597
撮ったのはプロの写真家・石井正則さん。
ここに貼りつけようと思ったのですが、著作権があろうかと思い控えました。

全生園の桜は「不遇な人たちに怨念が宿っている」のだそうですが、その方々の思いを偲ぼうとすれば、
どんな桜の写真を観たところでそれで満ち足りることはないでしょう。
プロの写真家は、ソコを白黒写真で見る側の想像力で補わせようとしているのだろうか。

一度全生園のハンセン病資料館を訪ねてみたい。この桜木を見て、しばし彼ら彼女らの苦悩の深さを推して
みたい。この世に同じく生を受けた人間として、それによってしか自分が人間であることを証す術を思い付
かない。
 

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