今まで　新聞が　本質を　書いているのだろうか

　まあ　疑いを持って　読むこと

投資が減少しすることで、投資のための信用創造が起きにくくなる一方で、膨張した累積債務は減らないため、債務返済に要する金額は現行のままだから、マネーの流れが大きくマネー不足に変わったことになる。

マネーの循環が慢性的なマネー不足へ変化したことが、人々の生産物の需要を抑制することで、企業収益は落ちてゆく。株価が下げどまるには、生産物の需要が安定することが条件だ。しかし、過剰投資が資本を増やしていたときは、投資の減少は長期間続く。同時に、過剰投資によって、もたらされた資産の値下がりも長期化する。

債務者が債務の重みに気づくときは、こうなったときである。資産価値は暴落して回復できなくなり、企業倒産と失業、不良債権の増加、税収の激減が世界経済を支配することになる。これこそ世界恐慌だ。