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「いざなぎ景気」に並ぶ?どこが? 1月の消費者物価はキャベツ3倍、白菜2倍と大爆騰
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/368085
2025/02/22 日刊ゲンダイ
何でも高い!(C)日刊ゲンダイ
キャベツは3倍、白菜は2倍に高騰、米類の上昇率は70.9%と過去最大を更新だ。
総務省が21日発表した1月の全国消費者物価指数(2020年=100)によると、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数は109.8となり、前年同月比3.2%上昇した。
生活実感に近い生鮮食品を含む総合指数も4.0%上昇と、2年ぶりの高さとなり、生鮮食品を除く食料は5.1%プラス。
政府備蓄米の放出が決まった米類は需給の引き締まりに加え、生産コストが上乗せされたため、上昇率は4カ月連続で過去最大。生鮮食品は21.9%プラスで、04年11月以来の高い伸びとなった。
エネルギー全体の伸びも10.8%。ガソリンは政府の補助金縮小が響き、3.9%、灯油は6.3%と、それぞれ大幅に拡大した。
そんな中で、改めて話題となっているのが、政府が19日に公表した2月の月例経済報告だ。
国内の景気判断について前月を維持し、「一部に足踏みが残るものの、緩やかに回復している」としたことから、毎日新聞が<2020年6月から始まった景気拡大は今月分を加えると57カ月になる計算で、戦後3位の「いざなぎ景気」(1965年11月〜70年7月)と並ぶことになる>などと報じていたからだ。
石破茂首相(67)も1月の年頭所感で、「前回の乙巳は昭和40年。『いざなぎ景気』が始まり、日本中が活気に溢れていた時代でした」「日本は今ほど豊かではありませんでしたが、一人一人に笑顔があり、お年寄りも若い人も子供たちも笑顔で活気がありました」などと言っていたが、食料品も資源も歴史的な高値続きで、実質賃金は3年連続で減少。こんな状況下で「いざなぎ景気」を実感し、「笑顔で活気溢れる」ような国民はどこに存在しているのだろうか。
むしろネット上の声は悲鳴ばかりだ。
《最高税収となったはずのカネはどこに消えたのだ》《ガソリンのトリガー条項凍結を早く解除しろ》《税金と社会保険料が重すぎるよ》《こんな貧乏日本のどこが好景気なのか》《一体誰が、景気の何を見て回復していると言っているのか》
今後、「朕は国家なり」と勘違いした米トランプ大統領が日本に対して関税強化策を打ち出せば、さらに国民生活は疲弊するだろう。「国栄えて民滅ぶ」。世が世なら一揆が起きても不思議ではない。
◇ ◇ ◇
疲弊する国民生活。●関連記事【もっと読む】で《「生活実感の悪化と不安」が日銀のアンケートでクッキリ…消費者物価指数は3年4カ月連続で上昇》【さらに読む】で《税収は過去最高でも国民に還元する気なし…《石破さん、今、還元しないでいつやるのさ》とフルボッコ》を取り上げている。
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