★阿修羅♪ > 経世済民136 > 508.html
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ ★阿修羅♪
害悪だらけの日銀超緩和政策(植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/508.html
投稿者 赤かぶ 日時 2025 年 1 月 11 日 21:45:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

害悪だらけの日銀超緩和政策
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2025/01/post-16de73.html
2025年1月 9日 植草一秀の『知られざる真実』

12月19日の金融政策決定会合で日銀は金利引き上げを見送った。

利上げを見送った直接の要因は、前日の12月18日に米国FRBが利下げを決定したものの、先行きの金利引き下げペースを緩やかにする方針が明示されて米国株価が急落したことにある。

NYダウは12月17日終値43,449ドルから1,123ドル急落して18日は42,326ドルで取引を終了した。

FRBはFFレートの見通しを公表した。

9月FOMCでは2025年末のFFレート水準を3.25〜3.50%としていたが、12月FOMCでは3.75〜4.00%とした。

12月18日のFOMCでFRBはFFレートの誘導目標を4.25〜4.50%に引き下げた。

昨年9月FOMC以来12月までに3回のFOMCが開催されたが、そのすべてで利下げが決定された。

しかし、12月のFOMCでは2025年の利下げをペースダウンする方針が決定された。

9月時点での、2025年に0.25%幅の利下げを4回実施するとの見通しが、2回実施方針に修正された。

パウエルFRB議長は会見で

「今後は利下げでより慎重になる可能性」

「インフレ率が持続的に2%に向かわなければ、利下げペースをより鈍化させることが可能」

と示した。

FRBの利下げペースが鈍化する方針が示されたことに反応してNYダウが前日比1123ドル急落した。

昨年7月末の金融政策決定会合で日銀は利上げを決定。

利上げ決定は想定の範囲内のもので、日銀の利上げ決定を受けて日本株価は反発した。

ところが、その後の記者会見で植田和男日銀総裁が

「今回の展望レポートで示した経済・物価の見通しが実現していくとすれば、それに応じて引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことになると考えています。」

と述べて金融市場が激烈な反応を示した。

日銀の利上げ対応は適正なもの。

しかし、利上げ後の会見で「利上げを継続する」と宣言する必要はなかったと言える。

日経平均株価は7月11日の42,426円から8月5日の31,156円へ11,270円、26.6%の暴落を演じた。

歴史的な株価大暴落になった。

しかし、1990年の大暴落とは異なり、今回の株価急落は「バブル崩壊」ではない。

私は株価が反発に転じる可能性が高いとの予測を明示した。

実際、その通りになった。

この経験があるため、12月19日の利上げは見送る以外に道はなくなった。

しかし、日銀の短期金利引き上げは適正な政策対応である。

日銀の利上げを闇雲に批判する者がいるが正しくない。

日銀の責務は「通貨価値の維持」と「金融システムの安定性確保」。

「通貨価値の維持」とは「物価安定」のことだが、対外的な「通貨価値」が為替レートであり、日本円暴落は「通貨価値の暴落」を意味しており、日銀は日本円暴落を回避するために行動しなければならない。

マクドナルドのビッグマックはさまざまな要素価格が組み込まれたものであるとともに、各国で販売されていることから、為替レートの偏りを判定する上で有用な財である。

ビッグマック1個の価格がA国とB国で等しくなる為替レートを計算することができ、これを「購買力平価」と捉えることができる。

現在のビッグマック価格を基準とするとドル円レートの購買力平価は1ドル=85円程度になる。

1ドル=160円は日本円暴落水準である。

日本円暴落は日本国民保有資産のドル表示金額を激減させる。

グローバルスタンダードでの日本国民保有資産金額の激減を招いている。

国民は海外から輸入した財を消費する。

円が暴落すると輸入財に対して多くの日本円を支払わなければならない。

日本円暴落によって日本国民は巨大な損失を蒙っている。

日本円暴落によって利益を得るのは輸出者のみである。

また、2023年には日本で4%を超えるインフレも発生した。

インフレも消費者、労働者、生活者、主権者、国民に損失を与える。

金利が上がると住宅ローン金利が上昇して困ると言うが、家計の預金と借金を比較すると圧倒的に預金が多い。

金利上昇はプラスマイナスを相殺すると家計にはプラスになる。

1月の金融政策決定会合で日銀が利上げを決定することは適正な措置になる。

気鋭の政治学者・政治思想家である白井聡氏との共著が好評販売中です。

『沈む日本 4つの大罪
経済、政治、外交、メディアの大嘘にダマされるな!』
(ビジネス社)


https://x.gd/3proI

ぜひご高覧賜りたい。
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 赤かぶ[234605] kNSCqYLU 2025年1月11日 21:45:43 : IvD8SHFNnE : MFVDdUVtdUFlT1U=[2703] 報告
<△24行くらい>

2. 赤かぶ[234606] kNSCqYLU 2025年1月11日 21:46:41 : IvD8SHFNnE : MFVDdUVtdUFlT1U=[2704] 報告

3. 赤かぶ[234607] kNSCqYLU 2025年1月11日 21:47:20 : IvD8SHFNnE : MFVDdUVtdUFlT1U=[2705] 報告

4. 赤かぶ[234608] kNSCqYLU 2025年1月11日 21:48:46 : IvD8SHFNnE : MFVDdUVtdUFlT1U=[2706] 報告

5. 赤かぶ[234609] kNSCqYLU 2025年1月11日 21:51:18 : IvD8SHFNnE : MFVDdUVtdUFlT1U=[2707] 報告

6. 赤かぶ[234610] kNSCqYLU 2025年1月11日 21:52:38 : IvD8SHFNnE : MFVDdUVtdUFlT1U=[2708] 報告

7. 赤かぶ[234611] kNSCqYLU 2025年1月11日 21:54:37 : IvD8SHFNnE : MFVDdUVtdUFlT1U=[2709] 報告

8. 赤かぶ[234612] kNSCqYLU 2025年1月11日 22:09:55 : IvD8SHFNnE : MFVDdUVtdUFlT1U=[2710] 報告

9. 赤かぶ[234613] kNSCqYLU 2025年1月11日 22:10:26 : IvD8SHFNnE : MFVDdUVtdUFlT1U=[2711] 報告

10. [2739] iKQ 2025年1月12日 22:54:38 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[2740] 報告

 野菜が高いと 文句を言っても 政府の責任ではなく 天候の不純だ

 ===

 愛は 幾ら高くても買うことはできるのだが〜〜  最近 キャベツの小玉を
 
 500円出して買った 普通のキャベツの 2分の1の大きさだった

 キャベツを 湯がいて食べたが 硬かった

 ===

 値段が 高いだけではなく マズイぞ〜〜〜  

 ま〜〜 だからね〜〜 無理して 高いものを買うより 安い旨いものを 買うのがいいぞ

 

11. [2740] iKQ 2025年1月12日 23:00:22 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[2741] 報告

 昨日の 新聞には 養殖の魚の売り上げが 増えている様だ

 すでに 海から取ってくる(燃料代がかかる)魚よりも 養殖の方が多い

 ===

 魚は 養殖で 粗末なものを食わせても 良く育つみたいだね〜〜〜〜

 ===

 卵は 卵工場 だし キノコは キノコ工場が 100%だ〜〜〜

 野菜なども 工場で育てる様になるのだろう

 

12. 佐助[10090] jbKPlQ 2025年1月14日 20:49:31 : VBinCqrmYQ : LnRPOXdUU0ZCWms=[66] 報告
家庭菜園・自給自足です

高齢化時代,ただで貸してくれる人,都会でも沢山いますよ。日本海側は税金取られて荒地ばかり。馬鹿みたい。馬鹿政治による税金の虫がいるからネ。都会は無料で貸してもらっています。まあ当然お礼はしていますが?

肥料は鶏糞,雑草を腐らしたり燃やして使っています。農薬一切なし。見てくださいこの程度ならOk。日本海側ならみずみずしくほったらかしても害虫も少ないが太平洋側は最近は暑さと水不足で大変です。手作り市などでお礼に野菜をあげたり,0円から100円程度でさばいています。

80年周期になりました消費税撤廃すれば日本の社会が大きく変わり景気が回復するのに官僚と政治家のドロボー詐欺で大変なことになってしまった。ドル一極集中の終焉と新通貨の複数通貨制が遅れていてどうなることでしょう。歴史では確実視されている世界信用収縮の二番底,三番底の恐れがある。これから円安から円高の恐れがある,それは日本が日本商品の世界的優位性の国だからです。指導者は誰も気付いていないが森永さんとトランプさんが気付いたみたい

13. 岩宿[450] iuKPaA 2025年1月26日 07:35:12 : Zm7mKWLuyI : OTdCcTJhNjBpWWc=[2] 報告
<■102行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
Windows 11のパソコンにはCopilotという名のアプリが標準装備されている。大型コンピュータの力を借りて答えを出すアプリであるCopilotをはじめて使ってみた。私の質問は、日銀の利上げに関連する質問だ。結果を以下に示す。


(私の質問) 経済の中立金利を説明してほしい

経済の中立金利を説明してほしい
もちろんです!経済の中立金利について説明しますね。

中立金利、英語で「Natural Rate of Interest」または「Neutral Interest Rate」とも呼ばれるものは、経済学において非常に重要な概念です。この金利は、経済が完全雇用と安定的なインフレーション率を維持するのに適した金利水準を指します。つまり、経済が過熱することもなく、不況に陥ることもない理想的な状態を保つための金利です。

具体的には、中央銀行が利上げや利下げの判断を行う際、この中立金利を基準に行います。例えば、現在の市場金利が中立金利より低い場合、中央銀行は利上げを行うことでインフレーションを抑えようとするでしょう。一方、現在の市場金利が中立金利より高い場合、利下げを行うことで経済活動を促進しようとすることが考えられます。

また、中立金利は時間や景気状況、技術革新、労働市場の変化など、様々な要因によって変動するため、常に一定ではありません。このため、中央銀行は最新の経済データをもとに中立金利の水準を予測し、適切な金融政策を策定する必要があります。

経済学におけるこの概念は、政策運営において非常に重要な役割を果たしています。理解を深めるために、他にも質問があればどうぞ!

(私の質問) 金利は景気変動を生じさせ、長い期間でとらえれば、中立金利は存在しないのではないか

あなたの視点はとても興味深いですし、経済学では金利と景気変動の関係を様々な観点から探求しています。

まず、金利が景気に与える影響について考えてみましょう。金利の上昇は通常、企業や個人の借入コストを増加させ、消費や投資を抑制する効果があります。一方、金利の低下はこれらのコストを減少させ、経済活動を促進することが一般的です。このように、金利は景気循環の一因となることがあります。

しかし、長期間の視点で見た場合、中立金利の存在が議論の対象となるのはその通りです。中立金利は理論上の概念であり、現実世界で完璧に常に同じ水準を維持することは現実的ではありません。また、中立金利が実際に存在するかどうかについては、経済学者の間で意見が分かれています。

それでもなお、中立金利は中央銀行や政策決定者が金融政策を実施する際の重要なガイドラインとして機能します。経済の変動要因は複雑で多岐にわたるため、一つの変数だけで完全に説明することはできませんが、それでも中立金利という概念を用いることで、理想的な経済環境を目指す助けとなることが期待されています。

あなたはどのような観点でこの問題を探求していますか?他にも気になる点があれば教えてくださいね。

(私の質問) 中央銀行が金利を低下させても、多くの者たちが借金をしようとしないなら、また貸し手が現れないなら、中央銀行が市場の資産を購入する量的緩和を実行する。この量的緩和に欠点はないのか

量的緩和(Quantitative Easing, QE)は、中央銀行が市場に資金を供給するための手法で、金融市場の流動性を高め、経済活動を促進することを目的としています。しかし、この政策にはいくつかの欠点やリスクが存在します。以下、代表的なものをいくつか挙げてみます。

量的緩和の欠点・リスク ------

1) インフレーションのリスク: 過度な量的緩和は、資金供給の増加によりインフレーションを引き起こす可能性があります。インフレ率が制御不能な水準に達すると、物価が急速に上昇し、経済の安定性が損なわれる危険性があります。

2) 資産バブルの形成: 銀行や投資家が余剰資金を投資する際、特定の資産(例えば不動産や株式市場など)に過度に集中することがあります。これが資産価格の急激な上昇、つまりバブルの形成をもたらすことがあり、バブルが崩壊する際には大きな経済的損失を招く恐れがあります。

3) 国債金利の低下: 量的緩和は国債を大量に購入することを伴うため、国債金利が低下します。これにより、将来的に中央銀行が金利を引き上げる際、その効果が限定される可能性があります。金利を引き上げにくい環境を作り出してしまうことが懸念されます。

4) 中央銀行のバランスシートの拡大: 中央銀行が市場から大量の資産を購入することで、そのバランスシートが大幅に拡大します。これにより、金融政策の柔軟性が低下し、中央銀行の資産管理に関するリスクが増大することがあります。

5) 金融機関の依存度の高まり: 金融機関や企業が量的緩和による支援に依存する傾向が強まると、自律的な経済成長の力が弱まり、金融システム全体のもろさが増す可能性があります。

以上のように、量的緩和は経済を支えるために有効な手段である一方で、その実施には十分な注意と慎重な舵取りが求められます。政策の効果を常に検証し、適切なタイミングで調整を行うことが重要です。

あなたがこの問題についてさらに詳しく知りたい具体的なテーマがあれば、ぜひ教えてください!

(私の質問) 量的緩和の政策の実施がさらに大幅な量的緩和を必要とする政策につながるのでは、最初からやらないほうがいいのではないか

ご指摘の通り、量的緩和は一度実施されると、経済状況の変化に伴って更なる量的緩和が必要となる場合があります。これは、「量的緩和からの脱出」が難しいという問題とも関連しています。以下のような理由から、この政策の継続が求められる場合があります。

量的緩和の連鎖的な実施が起こる理由------

1) デフレーションの懸念: 量的緩和が停止され、資金供給が縮小されると、デフレーション(物価の持続的な下落)が発生する可能性があります。このため、中央銀行はデフレーションを防ぐために量的緩和を継続することが求められる場合があります。

2) 経済活動の停滞防止: 一度経済が量的緩和の支援に依存すると、突然の緩和政策の終了は経済活動の停滞やリセッション(景気後退)を引き起こす可能性が高くなります。そのため、さらなる量的緩和が必要となることがあります。

3) 市場の反応: 市場は中央銀行の動向に敏感に反応します。量的緩和を終了するというシグナルが市場に与える影響を考慮し、慎重に政策を調整する必要があります。

最初から量的緩和を避けるべきか------

確かに、量的緩和の依存度が高まるリスクを考えると、最初から量的緩和を避けるべきとの意見も理解できます。しかし、その一方で、致命的な経済危機に対処するためには、迅速かつ強力な政策対応が必要です。量的緩和は、そのような緊急事態においては有効な手段とされているのも事実です。

バランスが重要------

最も重要なのはバランスの取り方です。中央銀行や政策決定者は、量的緩和の実施に際し、その効果とリスクを慎重に評価し、経済の状況に応じて柔軟かつ適切な対応を行う必要があります。また、長期的な視点での経済政策を策定し、量的緩和に過度に依存しないような対策も同時に講じることが求められます。

このような課題がある中で、中央銀行や政策決定者がどのような対策を講じていけばよいと思いますか?あなたの意見をぜひお聞かせください。

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民136掲示板 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★事前登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
最新投稿・コメント全文リスト  コメント投稿はメルマガで即時配信  スレ建て依頼スレ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民136掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民136掲示板  
次へ