http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/227.html
Tweet |
1ドル=155円×1バレル=100ドルはすぐそこ…原油高&円安のWパンチで地獄の値上げラッシュ到来
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/328553
2023/09/04 日刊ゲンダイ
円安は打てる手はあるはずなのに…(米ジャクソンホール会議での日銀の植田和男総裁とパウエルFRB議長=右)/(C)ロイター
円安に加え原油高が家計を直撃──。1日のニューヨーク市場でWTI原油先物価格(終値)は、1バレル=85.55ドルと年初来高値を更新した。一時86ドル台をつけた。6月末の70ドルから2カ月で15ドルも上昇している。
サウジアラビアやロシアなど産油国の減産観測が広がったためだ。この先、1バレル=100ドルも視野に入る。
「産油国の減産に加え、ドン底の中国経済が徐々に上向けば、原油の需給はさらにタイトになる。100ドルに迫れば、これまで米政府は備蓄放出などに手を打つことがありましたが、バイデン政権は賃上げが進んだこともあり、100ドルまでは許容するとみられている。あっという間に100ドル近くまで上昇する恐れもあります」(市場関係者)
1バレル=100ドル×1ドル=155円
円安も深刻だ。足元は1ドル=145円程度だが、155円との見方も浮上している。8月24〜26日の米ジャクソンホール会議で、FRBのパウエル議長が「必要であれば追加利上げの準備はできている」と発言したのに対し、日銀の植田総裁は金融緩和の継続姿勢を鮮明にした。会議後、米ゴールドマン・サックスはドル円相場の予想値を3カ月後150円、6カ月後155円に引き上げた。
ロシアのウクライナ侵攻後、原油は1バレル=130ドルを超えたが、この頃の為替は1ドル=120円前後。為替が1ドル=150円を突破した22年10月の原油価格は1バレル=80ドル程度の水準だ。原油1バレル=100ドルで、かつ1ドル=155円は強烈だ。
「ガソリンや灯油の高騰は政府の補助金で抑えられても、原油の輸入価格の上昇は、日用品から建材までほぼすべての物価を引き上げます。それにガソリンの補助金も税金です。投入額が膨れ上がれば、結局、増税などで国民にしわ寄せが来ることになります。原油価格について政府や日銀はどうにもできないとしても、円安は打てる手はあるはずです」(経済ジャーナリスト・井上学氏)
庶民は、地獄の値上げラッシュをどう乗り越えればいいのか。
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民136掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民136掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。