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バイデン大統領再選に黄信号…ロシアとサウジの“嫌がらせ減産”で原油高騰は2024年秋まで続く
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/328820
2023/09/08 日刊ゲンダイ
インフレ再燃は痛手のバイデン米大統領(左)を原油供給で揺さぶりかけるロシアのプーチン大統領(C)ロイター
原油高騰は来年秋まで続く──。サウジアラビアの自主減産とロシアの輸出制限が年末まで延長されることが判明し、原油価格が再び上昇している。北海ブレント原油先物は10カ月ぶりに1バレル=90ドルを突破した。
ロシアとサウジの両国が原油の供給を絞るのは、来年秋の大統領選で再選を目指すバイデン大統領への“嫌がらせ”との見方が浮上している。
6日付の英紙フィナンシャル・タイムズは、業界関係者の懸念として、プーチン大統領が原油の供給を通じて、米大統領選に影響を与えようとしていると報じた。プーチンはロシアとウクライナに和平交渉を持ちかけているトランプ前大統領に期待を寄せている。
人権重視のバイデンはサウジにとっても、うっとうしい存在だ。同紙はサウジとトランプの緊密な関係も報じている。
「米大統領選の最大の争点はインフレ退治の成否です。米国のインフレ率はようやく3%台に落ち着いてきましたが、原油が高騰すれば、インフレが再燃し、バイデンの再選にも黄信号がともりかねない。来年11月の投票日に向けて、バイデン嫌いのロシアとサウジが減産で揺さぶりをかけてもおかしくありません」(金融ジャーナリスト・森岡英樹氏)
米ゴールドマン・サックスは5日、ロシアとサウジが強気の供給削減策を撤回しなければ、原油価格は来年、1バレル=100ドル台に高騰する可能性があると警鐘を鳴らした。
さらなる円安を招き値上げラッシュ加速
原油高騰によりエネルギーや日用品の値上げは避けられないが、日本の場合、加えて円安が加速し、輸入物価全体を押し上げる恐れがある。
「原油高でインフレが長引けば、米国は金融引き締めを続け、円安が進行します。また、原油価格が上昇すれば、輸入が輸出を上回る貿易赤字が膨れ上がります。輸入の代金を支払うために、円を売って、ドルを買う必要が多く生じ、円安に向かうという構造です。原油高と円安に見舞われ、日本でもインフレが深刻になるでしょう」(森岡英樹氏)
大統領選が終わる来年秋まで地獄の値上げラッシュが続くことになるのか。
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