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NY株式市場はヤバイのか…“世紀の空売り”で有名な投資家が相場下落に2330億円賭ける
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/327734
2023/08/19 日刊ゲンダイ
暴落が近い?(ニューヨーク証券取引所)/(C)ロイター
NY市場の暴落は近いのか。桁違いの金額である。アメリカの有名投資家マイケル・バーリ氏が、米株式市場の「下落」に16億ドル(約2330億円)以上を賭けていることが分かった。米CNNが伝えている。
バーリ氏が率いるファンド「サイオン・アセット・マネジメント」は、S&P500に連動する運用を目指す投資信託の「プットオプション」(売る権利)を8億6600万ドル購入し、さらにナスダック100に連動する運用を目指す投資信託の「プットオプション」も7億3900万ドル購入しているという。ポートフォリオの9割以上を「相場下落」に賭けているそうだ。
バーリ氏は、2008年の米住宅市場崩壊を予測したことで知られる「世紀の空売り」の投資家。後に映画化もされた。やはりNY市場には危険信号がともっているのか。
経済評論家の斎藤満氏はこう言う。
「NY市場では、春先にも大規模な“売り”が仕掛けられています。でも、あの時は、予想以上に市場が強くて株価は下がらず、売りに回っていたヘッジファンドは慌てて買い戻している。1回目は失敗したが、もう一度、“売り”が動き出したということでしょう。投資家は株価が上がっても下がっても、値動きが激しければ儲けるチャンスになる。再び“売り”が仕掛けられているのは、利上げの影響でしょう。米FRBは、年内にもう一度、利上げするとみられています。金利が上がれば、株価は下がるのがセオリーです」
この先、NY株は下がるのか、それとも春先のように“売り”をはね返すのか。
「FRBは1年以上、利上げを重ねています。ここまで利上げをつづければ、普通は景気が後退します。NY連銀の予測では、アメリカ経済は年内に景気が後退する可能性が高い。株価は、景気を先取りするので、秋口から下落してもおかしくありません。“カラ売り”が大規模になった場合、それだけで下げ要因となり、その下げにマーケットが狼狽して“狼狽売り”が起こり、さらに下落するという連鎖もあり得ます」(斎藤満氏)
2330億円という「売り」の行方は要注目だ。
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