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自民、1人区リード拡大
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岩手・新潟・山梨も
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参院選終盤情勢
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https://digital.asahi.com/articles/DA3S15345800.html
参院選・1人区の情勢
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https://digital.asahi.com/articles/DA3S15345800.html
複数区の情勢
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長丁場の参院選も、いよいよ終盤。朝日新聞の終盤情勢調査では、勝敗のカギを握る1人区(改選数1の選挙区)で変化もあるが、全体で見れば与党が安定した戦いを続ける。野党陣営は少しでも上積みを図ろうと、重点区を絞るなど追い込みに懸命だ。▼1面参照
勝敗を左右する32の1人区。野党系候補が有利な情勢にあるのは序盤の1選挙区から2選挙区に増え、競り合いが6選挙区から2選挙区に減った。自民有利は25選挙区から28選挙区に増え、自民は2016年の21勝、19年の22勝を上回る勢いだ。
序盤で競り合っていた6選挙区のうち、岩手、新潟、山梨の3選挙区で自民リードに変わった。岩手では自民新顔の広瀬めぐみ氏が、野党統一で立憲現職の木戸口英司氏に対し、一歩抜け出した。岩手の自民公認候補として30年ぶりの勝利を目指す。新潟では、自民新顔の小林一大氏が、野党統一で立憲現職の森ゆうこ氏を引き離した。山梨は、自民新顔の永井学氏が、野党統一で立憲現職の宮沢由佳氏をリードしている。
長野では、野党統一で立憲現職の杉尾秀哉氏が、自民新顔の松山三四六氏を序盤で一歩リードしていたが、終盤では互角の激しい戦いとなっている。
13ある複数区でも序盤に続いて与党が堅調。立憲も一部の選挙区で与党や他の野党と接戦を繰り広げる。
北海道(改選数3)では自民現職の長谷川岳氏がリードし、立憲新顔の石川知裕氏がやや先行する。立憲現職の徳永エリ氏、自民新顔の船橋利実氏が接戦。徳永氏は序盤でやや優位な情勢だったが、終盤で石川氏と入れ替わる格好となった。
京都(改選数2)では自民新顔の吉井章氏が優位に立ち、立憲現職の福山哲郎氏が維新新顔の楠井祐子氏と互角の激しい戦いを見せている。
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物価高には厳しい目 でも
立憲、「受け皿」遠く
今回の参院選で、大きな争点となったのは物価高への対応だ。終盤情勢調査とあわせて実施した世論調査では、岸田文雄首相の対応を「評価しない」60%、「評価する」20%だった。
投票態度を明らかにした人のうち「評価しない」を分析すると、比例区投票先は自民が36%で最多。立憲16%、維新14%などが続いた。同じ質問をした序盤調査(6月22、23日実施)では「評価しない」と答えた人でも、比例区投票先としては「自民」を挙げた人が42%で、立憲(15%)に水をあけていた。選挙戦が進むにつれ、物価高対応への厳しい視線が自民に向くが、立憲など野党が政権批判の受け皿になりえていない。(君島浩、北見英城、寺本大蔵)
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緩み警戒さなかに閣僚ら発言 野党は批判
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選挙戦終盤の情勢に、自民党の閣僚経験者は自信を示す。「流れは悪くない。物価高が響いて若干勢いが落ちたかもしれないが、野党に勢いがあるわけでもない」と語る。
自民は4日夜、党本部で選挙対策本部会議を開き、岸田文雄首相(党総裁)が「一つひとつの選挙区をしっかりやっていこう」と指示した。報道各社の調査で内閣支持率は低下傾向にあるものの、依然高い水準は維持。過去の参院選で野党勢力が勝つことも多かった選挙区の「奪還」を狙う。新潟や長野、沖縄選挙区など10選挙区程度を重点区に決め、党幹部らを次々と投入してテコ入れを図る。
自民内には「野党が迫る選挙区が増えてきた」との分析もある。ただ、もっとも警戒するのは自らの緩みだ。1日には茂木敏充幹事長名で「一票一票の積み重ねに全力を」と題した文書を各候補者に送付した。「一瞬の油断が命取りとなる。風向きも一瞬で変わる危険性がある」とし、楽観ムードを戒めた。
選挙戦では山際大志郎経済再生相が3日、応援演説で「野党の人から来る話はわれわれ政府は何一つ聞かない」などと発言。少数意見に耳を傾けないかのような言葉に、松野博一官房長官が注意する事態となった。党幹部は「選挙は最後まで何があるか分からない。気を引き締めて戦っていくしかない」という。
公明党は兵庫や神奈川、埼玉、愛知、福岡の5選挙区を重視し、全員の当選をめざす。
野党勢力は、最終盤の戦略を練り直す。立憲民主党は5日朝、東京・永田町の本部に泉健太代表ら幹部が顔をそろえた。現職が挑む長野、新潟、山梨といった1人区で接戦が伝えられ、「代表、幹事長、代表代行の誰かが常に入る」(出席者)との方針を決定。激戦区で業界団体などへの働きかけを強化すると確認した。2人擁立した神奈川でも苦戦しているとみて、支援を集中する方針だ。
立憲幹部らは、最大の争点と位置づける「物価高」が与党にじわりと打撃を与えているとみて引き続き攻勢をかける。自民の山際氏の発言や、麻生太郎副総裁が「弱い子がいじめられる。国もおんなじ」といった例えで安全保障論を語ったことなども「政治指導者として極めて不適切」(小川淳也政調会長)とみて、演説やSNSなどで批判を強める。
日本維新の会も4日夜、幹部がオンライン会議を開いて戦略を協議した。地盤の大阪から全国政党化をめざすうえで「絶対落とせない」(幹部)とする東京、京都では激戦を繰り広げる。ここに知名度のある松井一郎代表(大阪市長)や吉村洋文副代表(大阪府知事)を重点的に張り付ける方針だ。
国民民主党は連合傘下の民間労組の組織内候補4人を比例候補として抱える。玉木雄一郎代表は大都市圏を中心に回り、比例票の掘り起こしに集中する。自民に急接近して臨んだ選挙戦で政権批判は抑え気味。党幹部は「とにかく政策を訴えて、地上戦、空中戦をやりきるしかない」と話す。(榊原一生、小野太郎、横山翼)
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