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「BA.5」は侮れない リスクは第6波より深刻、30代以下の若者や子どもが重症化するケースも
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309013
2022/07/29 日刊ゲンダイ
驚愕の初の4万人越え…(C)日刊ゲンダイ
新型コロナの感染拡大に歯止めがかからない。28日の全国の新規陽性者は23万3093人。東京都は4万人を突破し、過去最多を更新した。気になるのが、オミクロン株の亜種「BA.5」の重症化リスクだ。
現在、主流になりつつあるBA.5の重症化リスクは、従来のオミクロン株であるBA.1やBA.2と同程度だと指摘されている。28日の都内の新規陽性者数は、第6波のピーク時の約2倍に相当するが、重症者数は27人で第6波のピーク時の3分の1程度。陽性者数は急増しているものの、重症者数は微増にとどまっている状況だ。
ただ、「BA.5は重症化しづらい」「感染しても大丈夫」では決してない。30代以下の若者や子どもが重症化するケースも出ているからだ。
27日時点の都内の重症者24人のうち6人が30代以下で、内訳は10歳未満2人、10代が2人、20代が1人、30代が1人。従来のオミクロン株が主流だった第6波では、現在と同程度の重症者23人(今年1月30日)のうち30代以下は3人だった。第6波に比べ、第7波では子どもや若者の重症者の割合が増えているのだ。
入院リスクは65%増
一体、なぜなのか。昭和大医学部客員教授の二木芳人氏(臨床感染症学)がこう言う。
「前提として、高齢者に比べ若者の方が感染リスクの高い行動をとりやすい。そして、3回目のワクチン接種率が高齢者に比べ低いことも、重症者に占める若年層の割合が高い要因として考えられます。感染者の大半を若年層が占め、かつワクチン接種率が他の年代よりも低いことを踏まえれば、若年層でも一定の重症者が出ると考えられます」
都に見解を求めると、「もっとデータを集積し、専門家の判断を仰ぐ必要があるが、事実として、既往症がある若い人も重症になっている。第6波でも同様のケースはあった。若い人も軽症で済むと思わず、注意して欲しい」(感染症対策部)と回答した。
BA.5による入院リスクを調べたデンマークの国立血清研究所などの論文(査読前)によると、BA.2による入院率を1とした場合、BA.5は1.65だという。従来のオミクロン株よりも、BA.5は入院リスクが65%高いのだ。
重症化リスクをはらんでいる以上、感染しないに越したことはない。
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