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日本警察に鬼滅の刃<本澤二郎の「日本の風景」(4177)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30178388.html
2021年08月17日 jlj0011のblog
<裏金追及の大河原宗平・警察正常化協議会が「でっち上げ」出版>
日本国民のための生活と治安維持を任務とする警察は、市民の安心安全を保障する不可欠な組織として、きわめて大事な役割を担っている。市民の人権を守る、犯罪容疑者を公正に裁く第一次的任務を帯びている。かりそめにも全体の奉仕者を忘れ、犯罪者をかくまい、市民をいたぶる行為などは許されない。そのために国民は、彼らに対して血税を支払っている。この大事な使命を果たさない暴走は、厳罰に処して厳しく戒められなくてはならない。
議会と言論の監視によって、公正な警察が担保されるはずだが、現実は大分怪しいことが分かってきた。筆者の目の前に降りかかった「木更津レイプ殺人事件」のヤクザ捜査放棄や、国民の健康と災害防止という正義の原発全廃を叫んできたジャーナリストを、刑事告訴という不当な警察と検察の職権乱用事件などから、やはり深刻すぎる警察捜査に問題が多すぎることが判明した。先に長崎の元警部補の告発インタビュー、そして今回、群馬の元警部補を活字で紹介した告発本「でっち上げ」が登場した。「群馬県警裏金告発者の記録」(日輪出版)は、国民の多くが読まれるべきだろう。日本警察の正常化に役立つこと請け合いである。
特に警察・検察・裁判所の情報を、一方的に垂れ流すだけのサツ回り記者に対する警鐘本でもあろう。
ここに東西二人の元警部補による「警察正常化」に向けた、真摯な国民運動に敬意を表したい。警察によるいじめで泣いている市民の「駆け込み寺」として期待されている。
二人の正義の「裏金内部告発」に組織は、事件の「でっち上げで」で応じるというヤクザまがいの反民主的手段で抑え込もうとしたが、幸い真の正義が屈することはなく、逆効果となってしまった。彼らの運動は、市民をいたぶりかねない悪しき権力の走狗となって、監視社会に徹する警察を逆監視するという。こうした勇気ある市民運動は、元警察官の正義に期待する所が大きい。
血税を裏金とする警察の体質は、検察や裁判所にも及んでいる可能性が高い。したがって、そこに不正があれば、組織の構成員は、すべからく内部告発する義務を有している。全国の警察員に警鐘を鳴らすほかない。
<公務員の雇い主・納税者を裏切り続ける警察監視に一役>
いかなる組織、それが教団であっても、腐る。創価学会や神道をみても分かる。首相官邸も腐っている。頭が腐ると、胴体手足も腐る。警察も腐っていて恥じない。しかし、それは納税者・主権者を裏切ることであって、決して許されるものではない。罷免される対象となる。民主主義の根幹を破壊することになるからである。
元警部補の決起に賛同したい。多くの国民も大喜んでいる。大河原宗平と入江憲彦両氏に改めて敬意を表したい。警察とのトラブルで泣いている多くの市民は、警察正常化協議会に駆け込むといい。
<西の入江憲彦元警部補と東の大河原に警察被害者が殺到か!>
これも不思議なことである。西の入江憲彦と東の大河原宗平の、共にエリート警察官だった正義の告発に対して、腐りきった組織は、あろうことか事件をでっち上げて、正義の告発の口封じを図った。結果は、逆効果となってしまった。告発の大義の重要性を知悉している両者の、さらなる戦いは、新たなでっち上げなど通用するわけがないのである。
最近、長崎県警は再度入江に手錠をかけたが、裁判所は勾留期間の延長を認めることが出来なかった、との報告が入った。かつては国際都市の長崎も、近年は地方都市に落下してしまったものか。
領収書の改ざんは、北海道警でも露見して大騒ぎとなったが、先の入江証言でも確認できた。架空の領収書作成に家族を巻き込んでいる。許しがたい警察犯罪である。犯罪捜査の当局が、犯罪を日常的に行ってきている事実に、国民は愕然とするばかりである。
警察庁の中村格の犯罪も、伊藤詩織さん強姦事件で発覚して久しい。国家公安委員会も、名存実亡の機関でしかない。小此木八郎が、そこから逃げ出して横浜市長選に飛び出した理由でもあろう。泣けてくる事態である。検事総長候補が、マージャン狂いで失格の烙印を押されたばかりだ。
市民の生殺与奪の権限を有する警察と検察と判事の、知られざる裏の暴走は、想像を絶するものなのであろう。
<亀井静香の指摘を裏付けた大河原本に市民の関心集まる!>
警察官僚から政治家になった亀井静香は、志賀節が立ち上げた死刑廃止議員連盟に参加した。志賀は驚いて、亀井にその理由を尋ねた。
そのくだりを志賀が教えてくれた。「警察は何でもやる。無実の人でも犯罪者に仕立て上げることが出来る。男を女に、女を男にする以外は全てできる組織。冤罪は当たり前。死刑廃止にしないと、罪のない善良な人間を死刑にすることが出来る。死刑廃止でないと、無実の人間を死刑にしてしまう」というものだった。
不都合な人物を拘束、拷問して死刑にするという戦前の特高警察は、現在も引きずっている。入江の証言もそうだった。
大河原も「証拠の改ざん」が一般化しているという恐ろしい日本警察。狙われたら無実の市民も、犯人にされる警察というのである。本当に恐ろしい組織である。その組織に血税が支払われている。それに満足せず、裏金作りにも励んでいる。犯罪集団が国民をどう防御する?出来るわけがないだろう。
警察正常化協議会は、市民を警察の不正から守る、正義の市民運動だ。その決意は堅い。警察を監視する市民の会について、言論界も議会も勇気を出す責任があろう。
<いかがわしい警察・検察・判事を監視する時代の到来か>
警察正常化協議会の存在を知らせてくれたのは、市民運動や山本太郎・小沢一郎を応援しているAさんだった。彼の紹介で、大河原宗平メールと交流を始めた。そのうちに西の入江のことを知った筆者である。
問題本によると、犯人が見つからないと、別人に濡れ衣を着せることもする。ありもしない暴行を「あった」と捏造もする、虚偽の自供もさせる、拷問による自白の強要は無くなってきているというが、果たして本当だろうか。
警察官を狂わせる手段はノルマ主義。交通安全週間はその典型的な手口というのだ。元警視総監・秦野章は「速度違反」向けのネズミ捕りに反対した。彼は自らそれにかかってしまって驚いた。「こんなことをやっているから、市民は警察に協力しない。市民の協力なしに犯罪捜査は出来ない」と拙著「日本警察改革論」(エール出版)で語っている。
違法な職務質問も常態化している。これもノルマ主義によるものだ。大河原は「警察の横暴を取り締まる機関が存在しない日本」とも断罪、そのための警察正常化協議会の立ち上げだったという。異論などない。
警察と政治家とマスコミの癒着についても、厳しく指摘する大河原である。その通りであろう。もう一つ加えると、ヤクザと警察の癒着が気になる。「木更津レイプ殺人事件」を検証すると、これも図星だ。
犯人逮捕という場面では、警察・検察・判事が連携して行動する。この取り締まり当局らの、たまの犯罪性に対しては、市民の監視が不可欠である。
本来、真っ当な警察組織であれば、おかしな議員は日本からいなくなる。政治屋に手心を加える警察は、なにもヤクザ天国の千葉県警や木更津署だけではない。どこにもいる。警察庁の中村格は別格だろうが、同じような警察官はどこにもいるのである。
公正・正義の警察が存在していれば、腐敗した政治屋のみならず、公務員もいなくなるだろう。役人天国は消える。そこに正義の言論、議会も加われば、日本の民主主義は、間違いなく正常化する。権力の中枢に、安倍晋三や菅義偉ら悪党がのさばることなど出来ない。
まずは「隗より始めよ」である。警察が正常化すれば、日本が変わるのである。
<日航123便墜落(1985・8・12)と中曽根警護と機動隊に第一報の奇遇>
また記憶が戻ってきた。1985年8月12日のことである。大河原にとって忘れがたい日だった。群馬県警・警備二課に所属、要人警護の任務に就いていた彼は、同日軽井沢でゴルフに興じていた首相・中曽根康弘が、列車で長野県から群馬県に入ったところで、長野県警とバトンタッチした。「本庄で埼玉県警に引き継いで、群馬県警本部の警備二課に戻った。そこに新聞記者の電話で、日航墜落事故を知り、直ちに機動隊や消防その他に連絡するという大事な任務に就いた」のだ。
筆者はその日、在京政治部長会と中曽根とのゴルフに興じていた。前日の夕刻三々五々西武のホテルに着いて、湯船に浸かった後、中曽根懇談をして過ごし、翌8月12日に嫌いなゴルフをして、それぞれ夕刻前に上京した。大河原も、中曽根警護で同じ特急に乗っていたのである。
現在は改憲軍拡と原発推進派の読売・ナベツネの暴走で、新聞テレビの首脳陣が、こともあろうに首相と官房機密費を使って大宴会をするようになって、内外から批判を浴びている。以前は違った。官邸と言論の窓口は、在京政治部長会に絞ることで、一定のケジメある首相と新聞の関係を維持してきた。幸運にも同部長会最長記録保持者(8年9か月)の筆者は、鈴木善幸・中曽根・竹下登・宇野宗助・海部俊樹と5代の首相懇談に首を突っ込むことが出来た。
ちなみに官邸前の国会記者会館も、在京政治部長会が管理してきたが、現在はどうか。ともかくナベツネの暴走で、日本の新聞テレビは、一線を越えてしまった。言論の自由度ランクは下がりっぱなしのはずである。
特に安倍晋三が、政権を担当するなりNHKを公共放送から、安倍宣伝のNHKに格下げしてしまい、長期政権の基礎を構築してしまったが、背後でナベツネの暗躍を見て取れるだろう。彼が蓄積した財産に言論界の注目が集まっている。それにしても、たかが左翼から右翼に転向した、たった一人の人物に翻弄されてしまった日本の言論界の衰退に、当事者の一人として恥じ入るばかりだ。ナベツネの恩師・宇都宮徳馬の「ツネは忘恩の徒」と断じた言動を忘れることは出来ない。
正力松太郎や岸信介、ついでナベツネと中曽根康弘ら改憲軍拡原発派による、311の東電原発のフクシマの惨状を見るにつけ、呪われた日本に善良な日本人は怒り心頭である。
それにしても、乗員・乗客520人が死亡した航空機事故として最悪の日航ジャンボ機墜落事故は、不可解極まりない。12日午後6時56分に墜落したの言うのに、事故対策本部が午後8時というのは、大河原が指摘してるように、いかにも遅い。墜落する以前の操縦不能の場面でのボイスレコーダーの改ざんも指摘されている。遅すぎた捜索も怪しい。
事故対策の総指揮官・群馬県警本部長の河村一男著「捜索の真相」(イースト・プレス)について、大河原は彼の「虚言」を指摘している。筆者は事故原因は、自衛隊機か米軍機の接触事故と考えている。前者の可能性だと、防衛問題の中心人物・中曽根の暗躍も想定されるだろう。彼は8月15日に靖国参拝をしている。中国の猛烈な反発に遭遇、親中派の鍵田忠三郎が中国大使館と折衝、二度と参拝しない約束で事なきを得た。
鍵田の「あの中曽根がわしの前で土下座してありがとうと繰り返しよった。アハハ!」と筆者に打ち明けた。真相を知る人物というと、ナベツネ一人かもしれない。
大河原証言は、群馬県警裏金事件にとどまらない。全警察官も読んで、日々の教訓としてほしい。
2021年8月17日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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