アメリカ - クラシック音楽 一口感想メモ https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB エイミー・ビーチ(Amy Marcy Beach, 1867 - 1944) 19世紀の女性作曲家。
交響曲 2.0点 立派で聴き応えがあって驚く。フランス風で構築感があるという点ではフランクに近いし、きびきびと次の場面に移行する音自体の充実感はブラームス的か。しかし、音楽として立派なのに聴後の印象が残らない。印象的なメロディーが欠けているせいだろうか。 ピアノ協奏曲 2.0点 ピアノが華やかで効果的であり、優れたピアニストだったのがよく分かる。しかし曲としては交響曲同様に立派なのに印象に残らない。 チャールズ・アイヴズ Charles Edward Ives (1874 - 1954) 交響曲第1番 ニ短調(1896年〜98年) 交響曲第2番(1897年〜01年) 交響曲第3番「キャンプ・ミーティングThe Camp Meeting」(1901年〜04年)(マーラーが注目したことでも有名) 交響曲第4番(1910年〜16年) ピアノソナタ第2番「マサチューセッツ州コンコード、1840年〜60年」(コンコード・ソナタ) (1909年〜15年) アグスティン・ピオ・バリオス( Agustín Pío Barrios, 1885 - 1944) ウォルター・ピストン(Walter (Hamor) Piston (Jr.) 、1894 - 1976) 交響曲 第1番(1938年) 第2番(1943年) 第3番(1948年) 第4番(1950年) 第5番(1954年) 第6番(1955年) 第7番(1960年) 第8番(1965年) ハワード・ハンソン (Howard Harold Hanson, 1896 - 1981) 交響曲 第1番 ホ短調《北欧風》(1922年) 第2番(1930年) 第3番(1936〜38年) 第4番 《レクィエム》作品34(1943年) 第5番 《神聖なる交響曲 Sinfonia Sacra》作品43(1954年) 第6番(1967〜68年) 第7番 《海の交響曲 A Sea Symphony》(1977年) ロイ・ハリス(Roy Harris, 1898 – 1979) 交響曲、管弦楽曲 交響曲「1933年」(交響曲第1番) 交響曲第2番 交響曲第3番 交響曲第4番「民謡交響曲」 交響曲第5番 交響曲第6番「ゲティスバーグの演説」 交響曲第7番 交響曲第8番「サンフランシスコ」 交響曲第9番 交響曲第10番「アブラハム・リンカーン」 交響曲第11番 交響曲第12番 シルベストレ・レブエルタス(Silvestre Revueltas, 1899 - 1940) マヤ族の夜 カルロス・アントニオ・チャペス(Carlos Antonio de Padua Chávez y Ramírez, 1899 - 1978) ジョージ・ガーシュウィン(George Gershwin、1898 - 1937) 管弦楽曲・協奏曲 ラプソディ・イン・ブルー
アイ・ガット・リズム変奏曲 パリのアメリカ人 ラプソディ第2番 キューバ序曲 交響組曲「キャットフィッシュ・ロウ」(『ポーギーとべス』の音楽を演奏会用組曲に編曲した作品) ピアノ協奏曲ヘ調 ピアノ曲 3つの前奏曲 ソング・ブック アーロン・コープランド(Aaron Copland, 1900 - 1990) 交響曲・管弦楽作品 交響曲第1番(1928年) 交響曲第2番『短い交響曲』(1934年) 交響曲第3番(1946年) 3点 グローフェと似たアメリカらしいおおらかな開放感、圧倒的な壮大な国土と大自然を感じさせる曲想が交響曲の形でそれなりに構築的に造形されている力作。 エル・サロン・メヒコ(1936年) 3.5点 静かな都会(クワイエット・シティ)(1941年、劇音楽1939年) 4点 アパラチアの春 3.5点 叙景音楽。コープランドでこの表題となれば期待するとおりの音楽であり、出来の良さである。 市民のためのファンファーレ(庶民のためのファンファーレ)(1942年) 協奏曲 ピアノ協奏曲(1926年)
クラリネット協奏曲(1950年) ベニー・グッドマンの依頼による。 ポール・クレストン(Paul Creston、1906 - 1985) 交響曲1番 交響曲2番 2.5点 いい曲とまではいかないが、所々魅力的な部分はある。しかし、様式がなんだか中途半端。都会的なところはさすがアメリカと感じる。 交響曲3番 交響曲4番 交響曲5番 交響曲6番 ウィリアム・シューマン(William Howard Schuman, 1910 – 1992) 交響曲 交響曲第3番 (1941年) 3.3点 温かみよりも鋭角的な切れ味を楽しむ曲。とはいえ、現代音楽的な音の不協和音のきつさとか、即物主義の気持ち悪さは少なく、あくまで包み込むような温もりを徹底的に排除して作った感じなのが良い。難解な音楽であると感じるが理解不能ではない落とし所も好きだ。なかなか洗練されていて都会的でカッコいい曲であり、新しい音楽を聴いた衝撃を得られる。しかし、衝撃だけで終わってしまい良い音楽を聴いたというような感想も残らないとも思った。30分とコンパクトで良いが、刺激ばかりで深い追求が足りない感じである。作者の中では他の交響曲と比較して本格的な構成でバランスが良く濃密であり、おそらく代表作だろう。 交響曲第4番(1942年) 弦楽のための交響曲 (交響曲第5番)(1943年) 3.3点 弦楽のための交響曲。ナイフで石を切り刻んで形を作っていくかのような鋭利な音使いが印象的な1楽章。2楽章はしなやかそうでありながらも、切れ味を感じさせる電子楽器的ともいえるデジタルな音の動きを重ねていく。中間のカオス感を作っていく感じと、そのあとの不思議な異次元空間に存在するかのような感じは面白い。3楽章のピチカートを活用した動きの感じは、かなり斬新な音の世界と感じて楽しめた。都会的な斬新さを弦楽の曲だけに純粋に楽しみやすい。 交響曲第6番(1948年) 交響曲第7番(1960年) 3.3点 3楽章までは暗いエレジーのような曲調で驚く。4楽章が面白い。プロコフィエフのピアノソナタ7番3楽章を思い起こすような変則リズムの組み合わせ。あれよりはマッタリであるが。2つのモールス信号の打鍵が組み合わされたようにも聞こえる。ある意味でポップな雰囲気に浸って楽しい気分のまま最後まで聞ける。 交響曲第8番(1962年) 交響曲第9番『アルデアティーネの洞窟』(1968年) 3.0点 戦争をテーマにした副題がついているだけに、抽象的で空気感や映像性に乏しい作曲者の曲の中では、ある程度テーマの明確さを感じて聴きやすい。とはいえ音の動きはらしいものがあり、基本的に抽象性は高い。銃撃を模しているような場面から、犠牲者を鎮魂する音楽への大きなストーリーは分かりやすい。細かいストーリーが分かりにくくて淡々と場面が進んでいるように感じるのが難点。しかし、作者の強い思いと衝動がわかる曲。 交響曲第10番『アメリカのミューズ』(1976年) 管弦楽曲・吹奏楽曲 アメリカ祝典序曲(American Festival Overture, 1939年) 協奏曲 ピアノ協奏曲(1943年) ヴァイオリン協奏曲(1947年/1959年改訂) https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB
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