★阿修羅♪ > 近代史6 > 1048.html
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ ★阿修羅♪
最美の音楽は何か? _ モーツァルト『エクスルターテ・ユビラーテ KV.165 (158a)』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/1048.html
投稿者 中川隆 日時 2022 年 2 月 12 日 08:42:25: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 最美の音楽は何か? _ モーツァルト『魔笛 K. 620b』 投稿者 中川隆 日時 2021 年 8 月 07 日 11:22:14)

モーツァルト『エクスルターテ・ユビラーテ KV.165 (158a)』


Mozart - Exsultate, Jubilate, KV165/158a - Alleluja KOOPMAN



Directed by Ton KOOPMAN
The Amsterdam Baroque Orchestra & Choir


Soprano: Barbara SCHLICK
Alto: Elisabeth von MAGNUS
Tenor: Paul AGNEW
Bass: Matthijs MESDAG



Mozart - "Exultate, Jubilate" KV165 (Ton Koopman)




Performed by the Mozarteum Orchester Salzburg
Featuring Luba Orgonasova, soprano
Conducted by Ton Koopman




《エクスルターテ・ユビラーテ》(ラテン語:Exsultate, Jubilate)KV.165 (158a) は、モーツァルトが1773年に作曲したモテット。日本では、第1楽章の歌詞から『踊れ、喜べ、幸いなる魂よ』などの訳題が使われることもある。


モーツァルト父子がミラノ訪問中に、モーツァルトのお気に入りのカストラート歌手ヴェナンツィオ・ラウッツィーニのために作曲された。現在では、通常リリック・ソプラノの主要なレパートリーとなっており、その華やかな曲調からコロラトゥーラ的技術も要求される。


以下の3楽章からなり、冒頭楽章がソナタ形式をとっているため、さしずめ声楽と管弦楽のための協奏曲のような構成になっている。とりわけ終楽章の「アレルヤ」が有名。第1楽章の最後に短いレチタティーヴォが挿入されている他、第2楽章と第3楽章は切れ目無く演奏される。


アレグロ(ヘ長調、4分の4拍子)
アンダンテ(イ長調、4分の3拍子)
アレグロ(ヘ長調、4分の2拍子)
楽器編成は、ソプラノ独唱の他にオーボエ・ホルンが各2、弦楽五部とオルガン。


異稿
現在ヤギェウォ図書館(クラクフ)所蔵の自筆スコアで伝えられる初演版とは別に、1978年ヴァッサーブルク・アム・インの聖ヤコブ教会で発見されたこの曲の筆写譜には初めのアレグロ楽章とレシタティーヴォに初演版と異なる2種類の歌詞が書き込まれ、オーボエのパートもフルートで演奏されるように変わっていた。パリで母を喪ってザルツブルクに戻ったモーツァルトが1779年3月30日(三位一体の主日)に行なわれた演奏のため行なった改作とみられている。


2種類の片方の歌詞を書いたのはコロレド大司教とされる。もう片方の歌詞はクリスマスに歌われる事を念頭に置いた歌詞で、実際に演奏されたかどうかは判っていない。


ミラノの初演版と区別して「ザルツブルク版」と呼ばれるこのヴァージョンの認知度は極めて低いが、ベーレンライター社の新版BA4897で見る事が出来る。これは同社の新モーツァルト全集が元になった、2つの版どちらの演奏にも対応した楽譜である。


歌詞
Exsultate, jubilate,
o vos animae beatae,
dulcia cantica canendo,
cantui vestro respondendo,
psallant aethera cum me.


歌いなさい、喜びなさい、
あなたがた祝福された魂よ、
甘い歌を歌いながら。
あなたの歌に応えて、
天も私と共に歌います。


Recitative
Fulget amica dies,
jam fugere et nubila et procellae;
exorta est justis
inexspectata quies.
Undique obscura regnabat nox,
surgite tandem laeti
qui timuistis adhuc,
et jucundi aurorae fortunatae
frondes dextera plena et lilia date.


幸先よく陽は輝き、
雲も嵐も収まりました。
まさに予期せずに、
平安が訪れました。
(かつては)暗い夜があまねく君臨していました。
今こそ起きなさい。喜びに充ちた人々よ。
今まで恐れていたあなたがた、
この幸せな夜明けに喜びの声を上げ、
右手で花冠と百合の花を捧げなさい。


Tu virginum corona,
tu nobis pacem dona,
tu consolare affectus,
unde suspirat cor.


純潔の王冠であるあなた、
私たちに平安を与えてください。
嘆き悲しむ心には、
慰めを与えてください。


Alleluja, alleluja!


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%93%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%86
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 中川隆[-10120] koaQ7Jey 2024年6月25日 06:03:50 : oqdeZEYozg : RHNIdlNVUnVYYTY=[13] 報告
<■52行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
「音楽&オーディオ」の小部屋
音楽をタダで聴ける 夢のような時代 がやってきた
2024年06月23日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/47466946ca9f99892b3a8ea6128e43a0

今朝、起床した時(4時30分)の気温は27℃だった、窓を開け放した状態でこれだから今年いちばんの高温・・、いよいよ本格的な夏の到来ですか〜。

さて、一年ほど前のブログで「百花繚乱のソプラノ歌手たち」と題して投稿したことをご記憶だろうか・・。

そして、つい最近、新たなソプラノ歌手を発掘したので一部重複するけど改めて記録しておこう。

テレビの故障による買い替えに伴い、内蔵された「You Tube」にリモコンで簡単にアクセスできる様になってからおよそ一年、あらゆるクラシック音楽が手軽に聴けるようになって、ちょっと大げさだが「狂喜乱舞」状態になり、今でもその余波が続いている(笑)。

たとえば、昔から大好きなモーツァルトの宗教曲「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ K165」は「ソプラノ歌手と小編成の管弦楽団」という素朴な組み合わせだが、日本ではそれほどポピュラーな曲目ではなくどんな演奏会でもプログラムに入っているのをこれまで見たこともないし、聞いたこともない・・。

ところが、「You Tube」のテレビ画面でこの曲を検索してみると、ずらりとこの曲のアルバムが登場してくるから驚く。

欧米ではこういう曲目が中世風の素敵な小ホールで、まるで当たり前のように数限りなく演奏されていることに少なからずショックを受ける。日常的に宗教音楽がとても身近に鑑賞されているのだ!

延々と続いてきた伝統に深く裏打ちされた西欧の「精神文化」は、急に成金になった国々や科学技術がどんなに進展した国であろうと、 揺るぎない堅城を誇っている ような気がする。

で、たくさんのソプラノ歌手たちの歌唱を次から次に楽しませてもらったが、その中でも特上だと気に入ったのが次の2名の歌手。

「Stefanie Steger」(ドイツ)

Wolfgang Amadeus Mozart - Exsultate, jubilate KV 165 (KV 158a) performed by Amarida Orchester live in concert.
https://www.youtube.com/watch?v=_KczRwDV6L4

Soloist: Stefanie Steger
Direction: Marian Polin
MUSIK SOMMER PUSTERTAL 20.08.2017, Niedervintl

はじめて聴く歌手だったが、声の張りといい、伸び具合といいたいへんな逸材ですね、おまけに見てくれもいい。もう、ぞっこんです(笑)。

そして、次は「Arleen Auger」(アーリーン・オジェー)

Wolfgang Amadeus Mozart: Exsultate, jubilate, KV 165 (158a) - Arleen Auger - Leonard Bernstein
https://www.youtube.com/watch?v=co8l3GSkbaA
https://www.youtube.com/watch?v=I3h3tRyCZNQ
https://www.youtube.com/watch?v=BQUrnQwJQOY

Arleen Auger, Soprano
Symphony Orchestra of the Bavarian Radio
Leonard Bernstein, conductor
Stiftsbasilika Waldsassen, 1990

いかにも落ち着いた佇まい、自信に満ち溢れた表情のもと、その揺るぎない歌唱力に感心した。こんな歌手がいたなんて・・、大発見である。

急いでネットでググってみると、エ〜ッ、1993年に59歳で鬼籍に入っていた! ガンだったそうでまだ若いのに・・。

▲上へ      ★阿修羅♪ > 近代史6掲示板 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
最新投稿・コメント全文リスト  コメント投稿はメルマガで即時配信  スレ建て依頼スレ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 近代史6掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
近代史6掲示板  
次へ