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単身者なら300万円の家でも十分? 「ミニマムな暮らし」を好む若者が増えるワケ 話題の焦点
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/319296
2023/02/28 日刊ゲンダイ
トレーラーハウスも人気
近ごろ若者の住まいとして一部で好まれているのが、“3畳”“風呂なし”といった狭小賃貸。1973年リリースのかぐや姫「神田川」の世界をほうふつとさせるが、当時と今では事情が異なるという。
「年齢とともに収入は増えるものと漠然と考えていた中高年世代と異なり、今の若い世代は未来が見通せない中、節約のため住居費を削らざるを得ないという人も当然いると思います。ただ、昔と大きく異なるのは収入のあるなしにかかわらず、こうした物件をあえて選ぶ人が少なからず存在する点です」(不動産アナリスト・長谷川高氏)
その象徴といえるのがミニマリストで、余計なものを所有せずシンプルに暮らすことがおしゃれと捉えられている影響も大きいという。
「『起きて半畳寝て一畳』というように、寝に帰るだけなら最低限の広さが確保できればよく、浮いた家賃分を自己投資や貯蓄に回すという合理的な考え方をする人が増えていて、そのニーズに応える市場ができつつあります。家に浴室がなくても、銭湯や月1万円払ってスポーツジムに行きがてらシャワーで済ます人も結構いるといいます」(長谷川高氏)
3Dプリンターによって製作時間やコストを抑え、300万円という低価格を実現させた球体状の住宅「スフィア」が話題になっているように、ミニマム生活は今や賃貸に限らないという。
「無印良品などが売り出すなど、ここ数年で小屋ブームが起こっているように、リモートワークが可能な単身者であれば、地方で土地を安価で取得し、こうしたミニマムな住宅を建てて暮らすことも十分可能です。今後も数千万円レベルのローンを組んで家を建てる人がいなくなることはないとは思いますが、こうした合理的な暮らしを選択する人、それが実現できる“土壌”はますます増えていくでしょう」(長谷川高氏)
ほかにもキッチンや収納、トイレやシャワールームがついて移動ができる上、不要になったら売却もできるトレーラーハウスに注目が集まるなど、暮らしの選択肢が増える傾向は歓迎すべきことだろう。
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