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(回答先: インフレを暗示する最新の米雇用統計、株価暴落か物価高騰かの二択に 投稿者 中川隆 日時 2021 年 3 月 11 日 19:26:24)
>インフレって悪ですか?少なくとも欧米は緩やかなインフレであるためVAT≒消費税を上げることができたんですよね。
昔のインフレはともかく、最近は金利がゼロに近いのでインフレになると世界経済が破綻するのです。 そもそも資本主義は投資してその利子や配当で稼ぐシステムなので、金利がゼロというのは資本主義システムが破綻したという事です。 ダボス会議で資本主義をグレートリセットする話が出てきたのはそういう背景があるのです。 陰謀論ではないです:
金利上昇と株式市場
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/12828
コロナ禍における金融緩和と現金給付で莫大な資金が市場と経済に投入されたことにより、アメリカでは物価高騰の初期症状が見られていることは昨年秋から報じている通りである。
いち早く報じたこのトレンドも当時は誰も気にしていなかったが、市場もようやく気にし始めたようであり、国債市場ではインフレを懸念して金利が急上昇している。
どんどん効果が薄くなってゆく金融緩和
以上がマイナード氏の2021年の株価予想である。しかし中期的な株価推移よりも重要なことがこの話の中には含まれている。金融緩和の効力が明らかに弱まっているということである。
2018年の暴落を経験した読者ならお分かりだろう。当時アメリカはバランスシートを縮小する量的引き締めと利上げを同時に行なっており、それが市場を動揺させた。しかし今回はゼロ金利の状態で量的緩和を行なっている最中であるにもかかわらず市場は荒れ始めている。
この状況についてマイナード氏は次のように述べる。
中央銀行は資産買い入れを減らしたり利上げをする、あるいはそういうことを考えているということさえ示唆してもいない。にもかかわらず株式市場は既に動揺している。では中央銀行が実際に「これから資産買い入れを減らします」と宣言したらどうなるだろうか?
ゼロ金利に近づくにつれ金融緩和は効力を失ってゆく。金利が高い時には株が暴落すれば1%利下げできたものが低金利下では0.25%ずつの利下げしか出来なくなり、遂にはゼロ金利となる。量的緩和もアベノミクスの頃は大きな株価上昇要因だったものが、いつの間にか市場を辛うじて支えるだけのものになり、更に大きな緩和をしてより小さな効果を得なければならない状況になってゆく。そしてインフレと通貨暴落に至る。それがBridgewaterのレイ・ダリオ氏の相場観である。
世界最大のヘッジファンド: ドルが下落したらアメリカは終わり
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/11762
マイナード氏の分析を通して先進国経済が終わりの時に近づいているのが分かる。しかし本当に取り返しが付かなくなるのはインフレが制御不能になるもう少し先の話だろう。
- 財政出動で国内に出回る金が増えてもインフレになるだけで(長期的には)経済には全く関係しません 中川隆 2021/3/11 20:07:33
(2)
- バブル崩壊で勝ったのは国債だけだったという事実 中川隆 2021/3/11 20:37:18
(1)
- ユダヤ人は日本を中国小日本省にして、日本人の技術・資金と中国人移民の安い賃金で日本を世界の工場にしようとしているのです 中川隆 2021/3/11 22:56:29
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- ユダヤ人は日本を中国小日本省にして、日本人の技術・資金と中国人移民の安い賃金で日本を世界の工場にしようとしているのです 中川隆 2021/3/11 22:56:29
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- バブル崩壊で勝ったのは国債だけだったという事実 中川隆 2021/3/11 20:37:18
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