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2月24日 19:54
【北京・浦松丈二】パウエル米国務長官は24日、北京で江沢民・中国国家主席や胡錦涛総書記(国家副主席)、唐家セン外相と相次いで会談した。同日午後会見したパウエル長官はイラク問題に関して「今週初めに提出する新決議案について中国側に説明した」と述べ、理解を求めたことを明らかにした。一方、中国側は新決議は時期尚早として査察継続を訴え、協議は平行線をたどった。
パウエル長官は会見で「イラクは12年間にわたって大量破壊兵器廃棄に関する国連安保理決議を守ってこなかった。今こそ武装解除する時だ」と語った。北朝鮮については「94年の米朝枠組み合意から抜けたのは北朝鮮だ」と強調した。
新華社電によると、イラク問題に関して唐外相は「現在の急務は、国連査察の継続による問題解明であり、新決議を行うことではない」と述べた。胡総書記は「国連の枠組み内での政治解決を目指すべきだ」と語る一方、イラク側には安保理決議の順守を要求した。
北朝鮮の核問題を巡っては、パウエル長官が北朝鮮の主要な援助国である中国側に積極的な役割を求めたのに対し、唐外相は「米朝が一刻も早く対話を開始するよう希望する」と対話再開を呼びかけた。胡総書記は「朝鮮半島は核兵器を持つことはできない」と述べ、北朝鮮の核開発を非難した。さらにイラクと北朝鮮問題で「政治解決の努力を続ける」と強調した。
江主席は会談で、米中関係について「国際情勢全般と長期戦略の観点から両国関係を築くべきだ」と語った。
転載元
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030225k0000m030056000c.html