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(回答先: 北の核問題、中国「米朝対話を」米「多国間協議で」 [読売] 投稿者 ファントムランチ 日時 2003 年 2 月 24 日 22:55:57)
2003/02/24 21:00
訪中したパウエル米国務長官は24日、中国の唐家セン(タン・チアシュワン)外相、胡錦涛(フー・チンタオ)共産党総書記、江沢民(チアン・ツォーミン)国家主席と相次いで会談した。パウエル長官は、イラクへの武力行使を容認する国連安保理の新決議や、北朝鮮の核開発問題で中国の協力を求めた。中国側はイラクへの査察の継続や米朝直接対話の必要性など、これまでの主張を繰り返した。
中国国営通信・新華社などによると、パウエル長官はイラクが武装解除に応じない場合、武力行使は避けられないとする米側の考えを説明。新決議を近く提出する考えを示した。
これに対し唐外相は「中国は戦争回避のためあらゆる方策をとり、国連の枠組みによる政治的解決を目指す」と強調。「中国を含む国際社会のほとんどは、当面の急務は新たな決議ではなく、査察の継続だと信じている」と慎重な考えを示した。ただ新華社は、中国側の新決議そのものへの賛否には触れていない。
パウエル長官も記者会見で、安保理常任理事国として拒否権を持つ中国の新決議への態度について「提出後の中国の検討を期待する」と、対応を見守る考えを示した。
北朝鮮問題について、パウエル長官は記者会見で、米国や中国、日本、韓国、ロシア、国連など、多国間の協議で解決を図る必要があるとの認識を示した。一方、中国側は胡総書記が「米朝の早期直接対話を希望している」と述べるなど、従来の姿勢を変えなかった。
転載元
http://www.asahi.com/international/update/0224/016.html