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2月24日13:16
【クアラルンプール=中津幸久】114か国・機構が参加する非同盟諸国首脳会議が24日、クアラルンプールで開幕した。会議ではイラク問題や北朝鮮の核開発問題が焦点となり、最終日の25日、イラクに対する武力行使反対を表明する特別声明、非同盟運動の活性化や紛争の平和解決をうたったクアラルンプール宣言など4文書を採択する予定。
会議には約60か国の首脳が出席。イラクからラマダン副大統領、北朝鮮からは金永南・最高人民会議常任委員長が参加している。
北朝鮮問題で、マレーシアと南アフリカは、最終文書に北朝鮮の核拡散防止条約(NPT)からの脱退再考を求める項目を入れるよう提案。これに対し、北朝鮮は自国に対する「米国の敵視政策と核による脅しを中止するよう促す」との一文を盛り込むよう求め、調整に手間取っている。
転載元
http://www.yomiuri.co.jp/05/20030224id02.htm