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(回答先: 【マレーシア】 非同盟会議、「イラク」予想外に難航か [NNA] 投稿者 ファントムランチ 日時 2003 年 2 月 24 日 20:39:43)
2月24日 23:58
【クアラルンプール=中津幸久】24日開幕した非同盟諸国会議(116か国・機構参加)の首脳会議で、議長国マレーシアのマハティール首相は演説を行い、「我々が直面する最も重要な脅威は戦争を遂行しようとする強い風潮だ」と述べ、米国などが準備する対イラク攻撃を念頭に、非同盟運動として戦争反対に取り組む決意を訴えるとともに、米国の一極支配をけん制した。
マハティール首相は「戦争は何も解決しない。今の戦争は石器時代よりも原始的だ。標的は戦士ではなく、普通の市民だからだ」などと演説の大部分を戦争反対に費やした。
また、「いかなる国も世界の警察となることを許されるべきではない」として世界の多極化を訴え、米国の一極支配に注文をつけた。
首脳会議は最終日の25日、今後の非同盟運動のあり方を示したクアラルンプール宣言を採択する。本紙が入手した宣言案は「冷戦の終結と一極構造の出現は、一極主義と途上国軽視の傾向を増長させている。多極主義の擁護と促進が重要」との表現を盛り込んでいる。
今回、東ティモールとカリブ海のセントビンセント・グレナディーンの参加が認められ、非同盟諸国会議の参加国・機構は116となった。
転載元
http://www.yomiuri.co.jp/05/20030224id27.htm