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【ニューヨーク佐藤由紀】米国が準備を進める対イラク戦争に反対し、国連安全保障理事会で対立するフランスについて、米国民の間に「自国にたてつく目障りな存在」というムードが高まり始め、各地でフランスへの嫌悪感を示す「反仏現象」が起きている。
米南部ノースカロライナ州のレストランでは、ポテトフライの呼び名「フレンチ・フライ」を「フリーダムフライ」と改名し、好評を博している。ラスベガスでは18日、地元放送局の主催で、フランスパンやシャンペンなどを大型の米国車で踏み潰す催しも開かれた。
また、大衆紙「ニューヨーク・ポスト」は14日、安保理の円卓に座る仏、独外相の顔を「いたち」の写真に取り替えた記事を掲載した。米国では「いたち」には裏切り者の意味もある。同紙はまた、シラク仏大統領とシュレーダー独首相を並べて「いたちの枢軸国」と命名した。
さらに、共和党のハスター下院議員は、フランス製ミネラルウォーターの衛生基準を引き上げる法案を検討中だと発言。ことはジョークに留まらなくなってきた。
マケイン上院議員も、フランスのことを「美人だから夕食に誘われると勘違いしている容色の衰えた年配の女優のようだ」とこきおろした。
[毎日新聞2月21日] ( 2003-02-21-21:40 )