現在地 HOME > 掲示板 > 戦争23 > 940.html ★阿修羅♪ |
|
★ 安保理報告は二人の査察報告から理事国演説とイラク演説まですべてTV中継で見聞きした。
同じ内容を見聞きして、「イラクへの疑念は残っている。協力も不充分だ」なら納得だが、「イラクへの疑念が深まった」という判断する人が日本の統治に関わっていることは由々しきことである。
===========================================================================================
日本政府は、イラクで大量破壊兵器疑惑を調査している国連査察団が国連安全保障理事会で行ったイラク査察の追加報告について、「イラクへの疑念が深まった」(安倍晋三官房副長官)としている。このため、政府は、18日に予定される国連安保理の公開討論会では、イラクの対応を非難する声明を読み上げる方針だ。
川口外相は15日午前、都内のホテルで、読売新聞の取材に対し、「イラクが査察に協力することが大事だ」と述べ、イラクの国連査察団への対応に不満を表明した。
外務省幹部は同日、報告後の国連安保理メンバーの演説について、「査察継続を求める仏と、査察打ち切り、武力行使を求める米国との間で安保理の対応は分かれている」と述べた。査察の継続をめぐって、国連安保理メンバーの間に溝が深まっていることを懸念したものだ。
このため、政府は、米国が準備している対イラク武力行使を容認する新たな国連安保理決議案の採択に向けて、安保理が一致した対応ができるよう非常任理事国などへの働きかけを強める方針だ。
これに関連し、自民党の山崎幹事長は15日、福岡市内で記者団に対し、「国連査察の継続よりも、新たな国連安保理決議を取り付けることが望ましい。その線で国際協調を進める」との考えを示した。
(2月15日12:34)