現在地 HOME > 掲示板 > 戦争23 > 956.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 新決議へ協力要請=小泉首相、チリ大統領に [時事通信] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 15 日 15:43:30)
★ CNNでさえ、安保理を報告をこう理解している。
2003.02.15
Web posted at: 13:58 JST
- CNN/REUTERS/AP
ニューヨーク――イラクの大量破壊兵器開発、保有疑惑で国連安全保障理事会は14日午前(日本時間15日未明)、国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)のブリクス委員長と国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長から今月初旬のイラク再訪を踏まえた追加報告を受けた。
ブリクス氏はイラク側の協力姿勢について、「まだ十分ではない」としながらも、「積極的かつ無条件の協力が提供されるなら、査察は短期で終了可能」と述べ、米軍のU2偵察機などを使った査察を継続したいとの意向を表明した。
安保理決議に違反するとして急浮上したイラクのミサイルの射程問題については、制限を超えているとの認識を示し、廃棄する必要性があると指摘。ただ、査察現場へのアクセスなどでの進展を評価し、イラクの大量破壊兵器に関する明白な「クロ」認定は避けた。
委員長はまた、イラクが廃棄したとする多くの禁止兵器について説明が不十分で、炭疽(たんそ)菌など化学兵器1000トン分についても説明がないと指摘、イラク側の一層の協力を促した。
エルバラダイ事務局長は、「核開発を続けているという証拠は見つかっていない」と一定の評価をしたものの、「しかし、多くの問題がまだ調査中だ」と表明した。要員を増やして査察を強化していることを強調した。
査察委の追加報告がイラクの決議違反の明確な認定を避けたことで、武力行使容認を求める米政府にとっては当面、国際社会に対する新たな説得工作を迫られることになった。安保理には、査察の打ち切りを主張する米英と、査察の継続・強化を訴える仏ロ独との対立を背景に、15理事国中10カ国からは外相が出席した。