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(回答先: ブリクス委員長:イラクの姿勢は以前より協力的-14日に安保理に報告 [ブルームバーグ] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 10 日 10:33:12)
ワシントン2月9日(ブルームバーグ):パウエル米国務長官は9日、米フォックス放送の番組「フォックス・オン・サンデー」で、イラクの査察延長を求めるフランスとドイツの主張について、イラクに武装解除を義務付けた国連決議1441の「趣旨から外れている」との考えを示した。
パウエル長官は「われわれが必要なことは、査察団の増加ではなく、サダム・フセインからの協力だ。今よりもさらに強い協力が必要だ」と語った。
同長官のコメントは、イラクへの対応をめぐり、国連安全保障理事会の意見が対立している様子をあらためて浮き彫りにした。ロシアのプーチン大統領は同日、ロシアは査察団に時間的余裕を与え、そのための資源を提供するとしたフランスとドイツの案を支持すると表明。一方、米国と英国の当局者は、大量破壊兵器の放棄のためにイラクに与えられた時間的余裕は限られているとの見解を表明している。
ワシントン Alex Canizares、東京 柴田 広基 Hiroki Shibata