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【ワシントン=菱沼隆雄】ブッシュ米大統領は7日、イラクの大量破壊兵器問題に関する国連安全保障理事会の対応について、「決定的な瞬間を迎えている」と述べ、各理事国がイラクの武装解除に向けて早期に決断し、米国に同調するよう強く促した。
大統領はこれまでも、イラク問題への対応で国連の存在意義が問われていると強調してきたが、武力行使に向けた動きが山場を迎えるなか、一段と強い形で警告を発した形だ。
大統領は「(フセイン・イラク大統領という)独裁者が嘘をつき、欺くことを許すなら、安保理は弱体化するだろう」と述べた。
そのうえで、イラク攻撃を容認する新たな安保理決議について「必要と感じたことは1度もない」としながらも、イラクの武装解除実現を明確にうたうのであれば「有益だ」と語った。
ロイター通信が外交筋の話として伝えたところによると、米英両国が検討している新たな安保理決議案は、イラクが従来の安保理決議に「さらなる重大な違反」をしていると宣言。イラクに与える猶予期間は最大でも2週間となる見通しという。
(2月8日11:28)