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国連によるイラクの大量破壊兵器査察で主任査察官を務めた経験を持つスコット・リッター元米海兵隊大尉が4日、東京都内で記者会見した。リッター氏は、イラクの大量破壊兵器の大半はすでに廃棄されたとの見方を示し、「国際社会にとって自衛のために戦う相手ではない」と述べて、イラク攻撃の準備を進める米国のブッシュ政権を批判した。
リッター氏は91年から98年まで国連大量破壊兵器廃棄特別委員会(UNSCOM)で抜き打ち査察を担当。98年8月、UNSCOMの査察に介入した米国を批判し、辞任した。
その経験から、リッター氏は「大量破壊兵器の製造施設の90〜95%は検証可能な形で廃棄された」と説明。廃棄が確認できない化学物質は残るものの、「その後の厳しい査察で、依然として(イラクが)保有している兆候は発見されていない」と話し、解明のためには戦争ではなく査察を続ける必要性を訴えた。 (12:05)