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(回答先: 国連安保理:イラク査察、当面継続方針を確認 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 30 日 18:15:59)
【ニューヨーク=朝田武蔵】国連安全保障理事会は29日、イラク査察団の正式報告をめぐり非公式会合を開いた。英国のグリーンストック国連大使は記者団に「(査察は)時間の問題ではない。イラクが試合終了を認識しているかどうかが問題だ」と述べたうえで、イラクへの武力行使を容認する新たな決議案の提出を検討していることを示唆した。
新決議案は米英共同で草案を作成している。パウエル米国務長官が2月5日の安保理外相級会合で大量破壊兵器の保有・開発を示す証拠を開示した後に国内外の情勢を見ながら提出を最終判断するとみられる。現段階での新決議案にはフランスが拒否権発動を明確にしており、今後の安保理が紛糾することも予想される。
証拠の中身について米国のネグロポンテ国連大使は(1)違法な兵器開発計画(2)兵器隠ぺい工作(3)テロ組織とイラクの関連――を挙げた。これに対しロシアのラブロフ国連大使は「(証拠には)説得力が必要だ。否定できない証拠が見たい」と述べ、米国をけん制した。 (11:51)