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(回答先: 金総書記、ロシア特使と会談=核問題で回答提示か [時事通信] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 20 日 17:20:50)
【モスクワ田中洋之】ロシア大統領特使として平壌を訪問しているロシュコフ外務次官(アジア太平洋担当)は20日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日(キムジョンイル)総書記と核開発問題について会談した。会談内容は明らかでないが、平壌発のタス通信によると、次官はプーチン大統領からの親書を金総書記に口頭で伝達した。
次官は19日、核問題解決に向けたロシアの包括提案に対する北朝鮮側の見解が20日に示されるとの見通しを語っている。米国が北朝鮮への不可侵を文書化する用意を示す中、北朝鮮側の出方が注目される。
ロシアの提案は(1)核拡散防止条約(NPT)や米朝枠組み合意の順守による朝鮮半島の非核化(2)北朝鮮の安全保障に関する関係国間の対話(3)北朝鮮への人道・経済支援の再開――を3本柱に核問題解決の包括的合意を目指す内容。
ロシュコフ次官は金総書記に先立ち、国防委員会の趙明禄(チョミョンロク)第1副委員長とも会談し、ロシア側の提案を伝えた。
次官は21日まで平壌に滞在。続いて北京に入り、北朝鮮との話し合いを受けて中国側と対応を協議する。その後、米国や韓国、日本を訪問する可能性もある。
[毎日新聞1月20日] ( 2003-01-20-19:54 )