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(回答先: 北朝鮮、「電力援助なら原子炉再稼働停止も」 タス報道 [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 27 日 21:49:45)
アメリカが、日本を尖兵として、北朝鮮攻撃の極東政策をはじめたのは、2001年12月の「北スパイ船撃沈」事件以後の事だね。アメリカが、アフガニスタンを侵攻し、それにより中央アジア油田地帯を支配し得ると考えていた当時の事だ。アメリカが、これで21世紀も、自分が世界をも支配できると、夢想していた頃の事だね。残る邪魔者は、北朝鮮とイラク位だと、考えられていた頃の事だ。
しかし、アメリカのイラク侵攻計画が頓挫する中で、アメリカとその「悪の連合国」陣営は、経済的にも政治的にも行き詰まりを見ているね。北朝鮮が、アメリカとその衛星諸国の敵対政策にたいし、対抗措置を取り、自国の利益を計っている事は、言うまでも無い。重油供給の中止と言うアメリカ側の「制裁」に対抗し、北朝鮮が原発再稼動を言う事は、目に見えていた筈の事でね。
何時の時代でも、外交は、国家権力の手段に過ぎ無い。特に、今の時代は、尚更でね。その時代に、アメリカと日本が、北朝鮮を混乱に陥れようとして、その外交政策を利用している事は、何の不思議も無いね。外交は、戦争の代替手段でもあるのでね。だからこそ、先進国では、外交は素人に任せられ無い仕事なのだね。影の薄い外相を立てている日本の外交は、その点でも、後進的だがね。
「北朝鮮は今回の危機の当初から電力問題解決とひき替えに枠組み合意に戻るとの姿勢を堅持しているが、西側は気づこうとしない」と言うのは、北朝鮮の言い分だね。しかし、北朝鮮にたいする重油の提供を打ち切れば、北朝鮮が原子力にエネルギー源を求めざるを得ないのは、子供でも判る話でね。重油如き物を、安全保障問題の「切り札」に出来ると考えている日米の方が、どうかしている。
北朝鮮は、米朝合意の枠組みには、固執してい無いみたいだね。アメリカと北朝鮮が、今でも戦争状態にある事からしてもね。日本は、アメリカとサンフランシスコで講和条約を結んだ。だからと言って、他の国が、アメリカと戦争状態に無いかのように考えているのでは、平和呆けもいい所でね。
この一年の間に、日米が進めた北朝鮮敵対政策は、後戻り出来ない情況らしいね。メディアの狂乱情況を観察していれば、それは、火を見るより明らかだしね。それは、ダブヤにとっても、同じ事でね。ダブヤの周辺には、最早その無能を証明された「長官」や「補佐官」しか、存在してい無いからね。
そして、小泉とその周辺の福田や安倍や某某と言った政治屋たちのような、他に何の能力も無い利権屋集団にとり、アメリカから北朝鮮敵対政策をちらつかせられたのは、命取りだったね。人気取りと利権漁りが一気に出来ると言う、一石二鳥のおいしそうな人参をちらつかせられたのは、運の尽きだったと言える。この連中は、馬のように、ひたすら走り続けるだけだね。その最後は、力尽きて、破滅するだけでね。
日本にとり、既に、北朝鮮敵対政策と言うサイは、投げられたのだね。今更それを取り消す事などは、出来ない相談だ。しかし、こうなる事は、日本の防衛庁も海上保安庁も、理解していなかったみたいだね。これが、破滅の運命と言う物だ。