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(回答先: 「変わるブッシュの世界観」 [ニューズウイーク日本版1・1/8] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 27 日 23:04:35)
2002年のアメリカ中間選挙は、「共和党の歴史的勝利」だと、言われているみたいだね。それを言うなら、辛勝だったと言うべきだがね。しかし、それも、最早どうでも良い問題だね。この選挙で最大の問題だったのは、ウェルストン暗殺事件のような、悪辣な投票操作疑惑だからね。
そして、アメリカでは、票数集計コンピュータシステムの詐欺疑惑も、出ているらしいね。得票数において、完全に同じ数字を示した「当選者」が、何人も出ているらしいからね。これをしも、民主的選挙と、言えるかどうかね。アメリカは、最早、民主国家では無いと言う所以だね。アメリカとその衛星諸国は、戦争を有利に戦うのに絶対必要な道義的優位性を、既に失ったと言う事だ。
この手の不正が、次々に起きる理由は、権力の衝にある連中が、既に民衆に背を向けられている為だ。だから、権力の座を維持するべく、選挙と投票を操作せざるを得ないという事なのでね。マスメディアを利用した洗脳もどきの誘導選挙であれ、旧式なパンチカード方式を悪用するコンピュータ投票システムの「操作」であれね。アメリカや、あるいは日本では、その手の愚劣な手段でしか、政治屋と官僚屋はおのれの「権力」を維持できないのだね。
そのような情況にある「民主主義陣営」は、最早、何ら力を持ってい無い。アメリカであれ、日本であれ、それは同じ事だね。そう言う「権力者」どもは、民衆に追い出されるだけだからでね。となると、アルカイダのような、謀略組織も必要になってくるのだがね。民衆の目を逸らす為にだね。
この半年来、せっせとイラク侵攻を計画し、兵力を移動させてきたアメリカ軍も、イラクの兵器査察問題で、逆に躓いてしまったみたいだね。少なくとも、アメリカ軍が「先制攻撃」に移ると言う戦略は、躓いたみたいだね。だからと言って、アメリカ政府が、イラク侵攻を諦める訳も無いがね。
イラク侵攻を諦めれば、アメリカが、世界の小国に屈服した事を世界中に宣言することになるからね。それは、日本の政治屋などのように、アメリカと言う「虎」の威を借り、悪の限りを尽くしてきた「キツネ」にとっても、年貢の納め時となってしまうのだね。こうして、アメリカだけでなく、アメリカの衛星諸国全体で、今の政治体制が崩壊しかねないとなれば、彼らは、イラク侵攻に訴えるしか無いね。
アメリカとその衛星諸国は、イラク侵攻か、しからざれば、座して死を待つかだね。ルーマニア・チャウシェスク政権の崩壊からソビエト崩壊までの、共産主義陣営の崩壊を髣髴させる、アメリカとその衛星諸国陣営の崩壊と言う予測は、日本の政治屋や官僚屋やメディア屋にとっても、「地獄絵図」である筈だね。そうなれば、イラク侵攻を「選ぶ」しか無い。これが、現在の世界戦略問題なのだね。
アメリカも、或いは日本も、この「ジレンマ」を、逃れ得る筈も無い。アメリカや日本と言った、「悪の連合国」にとり、イラク侵攻だけが、生存の道だからね。イラク側も、そこの所を、誤解はしてい無いみたいだね。イラク国内では、防衛態勢の強化は、今でも進んでいると言うからね。誤解しているのは、この「悪の連合国」陣営の方だけだね。とりわけ、イラクが2000年にウクライナから輸入したとされる、パッシブ・レーダー・システムについてね。
ウクライナ政府では、このレーダー施設輸出問題について、アメリカとイギリスの軍専門家の調査にも、それ程協力しなかったみたいだね。しかし、どうやら、輸出したのは、殆ど間違い無いらしい。これも、ソビエト崩壊後の経済危機と言う足元を見て、ウクライナの資源を買い叩く真似をしてきた、NATO陣営の「自業自得」だったと言えるがね。国連の査察団も、このレーダーシステムは、発見してい無いね。
イラクでは、こうした防空態勢強化の帰結として、23日のような、イラク空軍戦闘機によるアメリカ「プレデター」無人機の撃墜作戦が起きているのだね。このイラク戦闘機による撃墜作戦は、「NFZ飛行禁止空域」で起きている。そして、アメリカとイギリスの空軍は、この撃墜作戦を阻止できなかったばかりか、撃墜したイラク空軍のジェット機をも逃してしまったらしいね。これは、「悪の連合国」陣営のレーダー網が、丸で機能し無かったと言う事でもあるのだね。これは、「悪の連合国」にとり、大きな動揺を齎しかねないね。
2001年に、アメリカとその衛星諸国は、石油の為の世界戦争を望んだ。彼らは、それを手にしたのだったね。それを今更、世界戦争を「中止します」などとは、言え無いのだね。毒を喰らえば、皿までもと言う様にね。
アメリカ政府の第五列「アルカイダ」が、ソビエト崩壊戦略に於いて成功したのは、間違いが無い。しかし、同じ謀略組織を世界戦争戦略にまで利用したのは、アメリカとその衛星諸国にとり、大きな過ちだったみたいだね。ダブヤとその仲間達には、今更踵を返す事は、許され無い。「悪の連合国」陣営には、滅亡あるのみだ。