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平壌発のイタル・タス通信は27日、北朝鮮の外務省に近い情報筋の話として、「電力危機解決に向けた国際社会からの現実的な提案」を条件に「北朝鮮は原子炉再稼働に備えた準備を停止する用意がある」と伝えた。この情報筋は、現実的な提案の一例として「(米朝枠組み合意による)一時的な重油提供の再開」をあげた。
北朝鮮は寧辺(ヨンビョン)の核施設での実験炉、核燃料棒製造工場などの封印解除について「深刻な電力不足を解決するため」と説明している。情報筋は「北朝鮮は今回の危機の当初から電力問題解決とひき替えに枠組み合意に戻るとの姿勢を堅持しているが、西側は気づこうとしない」と批判した。
(21:38)
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★ 米国はちゃんと気づいているよ。
『【朝鮮半島問題に関する米外交問題評議会タスクフォースリポート】「水面下の日朝交渉」が始まる直前にCFRから提起された対北朝鮮政策 【透けて見える日朝交渉の裏側】』( http://www.asyura.com/2003/dispute6/msg/123.html )
『アメリカは、北朝鮮に毎年提供する重油の代わりに、北朝鮮における既存の電力発電・供給システムの復旧を手助けすると申し入れるべきだろう。石油価格の高騰ゆえに、重油提供に関するアメリカのコミットメントはコストがかさんできているし、北朝鮮側も五十万トンの重油すべてをうまく使いこなせずにいる。このアプローチの切り替えは、軽水炉が完成するまでエネルギーを供給するというコミットメントとも一体性を持っている。』