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東証社長「イラク攻撃時も通常の売買取引」
東京証券取引所の土田正顕社長は18日の定例会見で、米国によるイラク攻撃が始まった場合でも「基本的には通常通りの売買を行う」と強調した。特別な値幅制限も現段階では「検討していない」という。
東証は米同時多発テロ翌日の2001年9月12日、株式の値幅制限を半分にし、30分遅れの午前9時半から取引を始めた。だが、イラク攻撃は「夜中の実況で驚いた米同時多発テロとは異なる」(土田社長)とし、特別な措置は取らない考えだ。「事前に山ほど報道があり、市場関係者は起こるべき事態を予見している」と判断した。