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(回答先: 景気判断、8カ月ぶり上方修正・3月月例経済報告 [日本経済新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 17 日 20:10:58)
イラク、株安で強い懸念 3月の月例経済報告
竹中平蔵経済財政担当相は17日、3月の月例経済報告を関係閣僚会議に提出、イラク情勢の緊迫や株価急落を受けて、景気の先行きについて「イラク情勢等からくる不確実性の高まりや世界的な株価の低迷の中で、最終需要が下押しされる懸念が強まっている」と警戒感を一段と強めた。
一方で景気の現状判断を、設備投資の改善などから「おおむね横ばいとなっているが、イラク情勢等から不透明感が増している」とし、昨年7月以来8カ月ぶりに上方修正した。前月は「このところ弱含んでいる」と、景気がわずかに「下向き」と判断していた。
内閣府は株安の影響について「足元の不透明感は増しているが、それが景気に大きな影響を与える状況ではない」と説明している。
今後の政策対応では「政府は日銀と一体となって、金融危機を起こさせないよう万全を期す」と強調。金融・資本市場の安定に全力を挙げる姿勢を示した。
個別項目では、機械受注が改善した設備投資を「持ち直している」として、前月の「下げ止まっている」から判断を強めた。企業物価も前月の「弱含み」から「横ばい」に引き上げた。国際収支は原油高から金額ベースの輸入が増えたため、「おおむね横ばい」を「やや減少」へ下方修正した。