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(回答先: <機械受注>前期比0.3%増、2期ぶりプラス 10〜12月期【毎日新聞】 投稿者 ご破算に願いましては 日時 2003 年 2 月 12 日 19:36:46)
12月の機械受注は前月比5.2%と3ヶ月ぶりに増加した。この結果、02年10−12月の機械受注は前期比+0.3%と横這いとなった。同時に発表された1−3月の企業見通しは前期比▲3.5%となった。機械受注は、製造業・非製造業ともに02年初に下げ止まってから総じて横這いが続いているが、BNPパリバ証券会社・経済調査部エコノミストの村上尚己さんは、「03年1−3月も『底這い』が続く見通しである」と語る。輸出企業の業績は改善傾向にあるが、機械受注にはあいかわらず回復の兆しはみれていない。これまでも述べてきたが、デフレと資産デフレが設備投資の強烈な抑制要因となっているためである。今後も、「業績改善が設備投資につながると は予想できず回復は難しい」と言う。
<海外からの受注は前月比16.7%と大きく増加> ただ、明るい兆しが全くないわけではない。「海外からの受注は前月比16.7%と大きく増加し、11月の落込みを取り戻した」。米経済の回復の遅れを背景に、頼みの輸出の先行きに対する懸念もあるが、「受注動向や輸出動向からみれば 輸出が悪化に転じたとは言えない」。特殊要因があるとはいえ、むしろ回復傾向が続いていると言う。2月14日に発表される02年の10−12月のGDP成長率は、1年ぶりにマイナス成長となる見込み。加えて生産指数も4ヶ月連続で減少しており、景気の先行きに対する懸念は強い。しかし、10−12月の製造業の機械受注は横這いを保つなど、製造業の生産動向を示す指標にはバラツキがみられている。02年初に始まった景気回復が中断しているのは確かだが、「すでに後退局面に入っていると判断するのは早計である」と言う。