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(回答先: 少し実証的な説明を追加します 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 18 日 16:40:42)
>98年からの9兆円を超える国民負担増加が、追い打ちというか決定的な需要縮小を招いたわけです。
国内需要の縮小が失業者を増加させ、公的負担の増加が可処分所得を減少させ、デフレ・スパイラルに突入させたということになります。
>小渕内閣に替わって大型補正予算が組まれたわけですが、国内需要の落ち込みを埋めることはできませんでした。
>98年以降のデフレ・スパイラルを決定付けたのは、財政再建を意図した勤労者の可処分所得低下だと考えています。
>(財政政策として低中所得者に過重的に掛かる公的負担を増加させたことがデフレ・スパイラルの要因であれば、財政政策は景気に対して“中立”だとは言えません)
たとえば00年には名目GDPで+成長になっている。
そして’97以降の可処分所得の急減は、消費税による負担をかなり超えて大きいみたい。
これが消費税によるマインドの冷え込みに原因があるのか、空洞化やバブル後遺症による
投資の減少とアジアからの供給過剰によるのかの実証が必要なのでは?
’98以降、為替が円高に変わったことも大きなマイナス要因だ。
それが外資の謀略なのか、市場の合理的な判断の結果かどうかは知らないけどね
新規国債 コールレート 長期国債10年 円レート 名目GDP
(兆円) (%) 利回り(%) (円) 伸び率(%)
=============================================================================
95年度 21.2 0.46 3.190 102.91 2.5
96年度 21.7 0.38 2.760 115.98 2.5
97年度 18.5 0.44 1.910 120.92 0.9
98年度 34.0 0.34 1.970 115.20 −1.3
99年度 37.5 0.01 1.646 102.08 −0.7
00年度 33.0 0.22 1.640 114.90 1.1
01年度 30.0 0.001 1.365 131.47 −2.5
名目GDP デフレータ 国内需要 公的需要 勤労者 完全
(十億円) (%) 増加率 増加率 可処分所得 失業率
===========================================================================
95年度 504038 −0.6 3.7 1.2 0.3 3.2
96年度 516729 −0.7 3.4 0.1 1.6 3.3
97年度 521153 0.7 −0.8 −0.4 1.4 3.5
98年度 514418 −0.6 −0.9 0.6 −0.7 4.3
99年度 510687 −1.7 0.9 0.6 −2.7 4.7
00年度 515478 −2.0 2.9 0.2 −2.2 4.7
01年度 502602 −1.1 −1.0 −0.0 −1.0 5.2