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(回答先: 20世紀末経済 ≪岡田卓也・ジャスコ名誉会長≫(下)外資交え混とん 投稿者 hou 日時 2002 年 12 月 30 日 18:47:12)
4―6月期売上高、前年同期比一・六%増
独流通大手メトロの四―六月期売上高は百二十一億ユーロ(約一兆四千億円)で、ドイツ国内消費が低迷する中で国外への展開が功を奏し前年同期比一・六%増を確保した。ただ、税引き前利益は一億百六十万ユーロと、同二三・八%の減益だった。二○○二年通期では前年比五・五―六・○%の増収を見込んでいる。
四―六月期の売り上げはドイツ国内が五三・五%、国外が四六・五%を占めた。同期の売上高伸び率は国内が同一・三%減、国外が同五・八%増だった。
メトロの主力事業であるキャッシュ&キャリー(業者向け小売り事業)の売上高は同三%増の五十七億七千万ユーロ。これを地域別に見ると、東欧で同七%増、西欧で同二・七%増と前期に続き増収だったが、国内は同○・二%減と苦戦した。売り上げ全体に占める国外シェアは七七・一%で、一―三月期の七六・四%から拡大した。
今年に入ってベトナムなど国外で六店舗を開店したほか、年内に日本出店を果たし国際戦略を加速させる。 業態別では、食品量販スーパーの売上高が同七%減の十九億四千万ユーロと不調だった。景気の先行き不安やユーロ導入による物価上昇感から個人消費が冷え込んだことに加え、ポーランドとトルコでの為替の影響が大きかった。
一方、電化製品量販事業は約二十億ユーロで同一六・七%増と好調だった。スペイン、イタリア、オランダを中心に西欧地域で同二四・八%の伸びを示し、国内でも同一一%増えた。