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(回答先: 米国の政策基調はドル高 − ドル安は米国の交易条件を改善しない − 投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 16 日 20:32:54)
お久しぶりです。相変わらず明快な見通し、感嘆しておりますが、しかし人民元とのかねあいが触れられていないのが残念ですが。
今、ヘッジファンドが日本株、特に銀行株を売り、同時に円高を”演出”していると考えていますが、しかし今の情勢で彼らはそこまでリスクをとれるんですか?
不確実要素をはたくさんあります。アルゼンチンは世銀からの債務を踏み倒す決意をしたようですし、ブラジルもこれからどうなるかわかりません。シティーの格下げも在り得ると思います。
安全な資産を求めて金価格は上昇しています。一方、韓国・中国の経済も綱渡りを続けており、中近東はもちろん不透明です。トルコがアルゼンチンの後を続けばヨーロッパの負担は大変なものになるでしょう。
これだけ不確実要素が多い中でヘッジファンドが日本のメガバンクを売る/円高を演出するのは非常に危険な行為、一歩間違えば自滅する行為だと思います。むしろアメリカ自身を売った方が確実に利益が上がるのでは?少なくとも為替リスクは無い(ヘッジファンドの資金はほとんどヨーロッパから来ていると聞いています)。
ヘッジファンドは一獲千金を狙っているのか?失敗した場合、つぶれてもかまわないと思っているのか?興味あります。