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最近、反戦が目に付きます。
あえて反対の反対を書いて見ました。
監視下といっても、ハナ信組に公的資金をいれて金融庁が監視するのと似ているでしょう。
あえて武力行使ということが必要なときもある、ことを想定しました。
貧乏なフセイン政権が、一夜で超お金持ちに変身してもそのような「英米は横暴である」といえるでしょうか?
イラクのフセイン政権の足元にある原油は市場化か推定市場価格で300兆円です。
しかしこの数字は、少なく見積もっているでしょう。
フセイン政権の足元の原油は、良質でコストパフォーマンスにすぐれているため
みなの注目の的です。
それだけ出し惜しみすれば市場価格は跳ね上がります。
それでも、低質な原油を精製するコストを考えるとイラクの原油を買うことになるでしょう。
イスラエルのテロ資金を出しているのもイラク政府だそうです。(たしかではない)
一夜で大金持ちになるとそれには、必ず悪い虫がつきます。
イラク対イランの戦争ではないですが、フセイン大統領の征服虫がうずくかもしれません。
クウェートの占領は、アメリカに邪魔されない原油輸出の港がほしかったためです。
フランスは、最新鋭兵器を売りたがっています。
中国も北朝鮮もロシアもドイツもです。
中東は火種を多く抱えています。
イラク政権はすぐ良質な(お金もち)の顧客という条件で商売できます。
そんな政権が、北朝鮮を生き返らせるようなことになれば、日本への圧力にもなります。
そうすると、アメリカ政府についていきイラクに平和的な憲法をもつ政府を樹立したほうが日本にとっても大変意味があうることだとおもいます。
ヒトラーが、オーストリアを占領する情報も手に入れていたが本気に連合軍が動く気配もなかった。
イラクが、核を持つだろうという動きにアメリカは阻止する姿勢をしめしたが、フランスなどの国は動く気配を持つどころか平和の姿勢をしめした。
そのあと、ポーランド攻略である。
その後、イスラエルへの攻撃である。
(ヒトラーとフセインなんて似ても似つかないがあえて使います)
テロ資金に結びつく可能性は0%といいきれない。
オウムのような間抜けな征服虫の強い指導者は、民主主義の機能で発生しにくいが、フセイン政権や金正日政権は民主主義という地盤がない。
しかも、フセイン政権には原油という国際商品がある。しかも世界第二位の埋蔵量
これだけでも危ない国家として認定すべきだ。
いまは貧乏でも明日には、大金持ちになる人の夢は恐ろしい。
大金持ちがすべて善人とは限らない。
アメリカの尻に火をつけてでも日本も参戦すべきだ。
参考
その日の午前9時、チェンバレンは、大きな決意を胸にヒトラーのもとを訪れた。「最後の領土要求」という彼の言葉を確認したかったのである。英首相は、持参してきた共同声明文に、ヒトラーのサインを求めた。その文面は、英独の協議によって欧州に平和をもたらそうという漠然たるものだった。
起き抜けのヒトラーは、赤い目をこすりながら、二つ返事でサインをした。
「こんな紙切れが、何になるというのだろう」
総統は、内心で不思議がっていたのだが、チェンバレンの反応は違った。老首相は、喜色満面で母国への帰路についたのである。そして、ロンドン空港に着地した彼が、出迎えの大衆に向けて打ち振ったものこそ、ヒトラーのサイン入りの共同声明文だったのである。
「みなさん、私は欧州に平和を持参しましたぞ」
大歓声が、感涙が、痩せた英首相を包み込んだ。
そしてミュンヘン会談は、歴史上の偉業とされた。
当時の世界、特に西欧諸国において、戦争がこれほどまでに嫌われていたことは注目に値する。第一次大戦の後遺症が、それほどに強烈だったということであろう。太平洋戦争の後遺症で戦争アレルギーになっている日本の現状を見れば、何となく頷ける気がする。
こうして、世界中の賞賛が四巨頭に集まった。ヒトラーの威信が高まったことは言うまでもないが、ムソリーニは世界を救った英雄として讃えられ、チェンバレンはノーベル平和賞の候補に上がった。それほど、世界中の人々が平和を願っていたのである。
しかし、時の英雄チェンバレンを、一人冷たく睨む人物があった。
「何が平和だ。何の解決にもならぬ。チェコの人々は、これからどうなるというのだ。ミュンヘン会談は、終わりではない。恐怖の始まりに過ぎない」
シルクハットを目深にかぶり、葉巻をふかすその下院議員は、ウインストン・チャーチルであった。