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(回答先: 在日に知り合いが多いのかな 投稿者 日時 2003 年 2 月 19 日 02:44:17)
☆呪われてるのかね
韓国地下鉄放火、死者・不明120人超す
【ソウル=山口真典】韓国南東部の大邱市を走る地下鉄で18日午前に発生した放火による火災は、その後死傷者数が増え続けた。同市は19日午前零時半時点で、死者52人と負傷者141人を確認。さらに列車の車内に残された遺体は70人を超えるとみている。犠牲者は120人を超えたとみられ、世界の地下鉄事故の中でも記録的な大惨事となった。
釜山の日本総領事館は担当者2人を現場に派遣して情報を収集しているが、「日本人の死傷者は確認されていない」としている。警察当局は放火容疑で56歳の男を拘束したが、動機の解明などには時間がかかるもようだ。
火災現場は大邱市中心部の地下鉄1号線中央路駅。韓国メディアが伝えた目撃証言によると、列車(六両編成)が地下3階のホームにさしかかったところ、車内の男が持っていたプラスチック容器の引火性物質を辺りにまいて、ライターで火を付けたという。間もなく反対ホームに進入してきた列車にも燃え移り、2列車、計12両が全焼した。(01:49)
地下鉄火災:
死者130人以上の報道 防火システムに欠陥か
【大邱・澤田克己】18日午前10時(日本時間同)ごろ、韓国南東部・大邱(テグ)市の地下鉄「中央路」駅に到着直前の電車内で火災が発生し、多数の乗客がやけどや有毒ガスなどを吸って死亡した。警察当局の発表によると少なくとも乗客51人が死亡、138人が負傷した。このうち43人が重傷。また59人が行方不明となっている。韓国の聯合ニュースは、130人以上が死亡したと伝えており、犠牲者の数は警察発表よりさらに増える可能性がある。世界の地下鉄史上、最大級の事故となった。大邱市は事故対策本部を設置し、死者の身元確認などを急いでいる。
大邱市の消防当局によると、18日夜現在、車内に30人以上の遺体が残されている。釜山の日本総領事館が現地で情報収集しているが、死傷者に日本人がいるとの情報はない。
調べによると、電車に乗っていた男性(56)が、引火性の物質が入ったプラスチック製の牛乳容器2本を取り出して火をつけ、車両の床に投げた。火は一気に車内に広まって有毒ガスが充満し、多数の乗客が煙に巻かれた。男性も煙にまかれて負傷しは病院に搬送され、警察当局は入院先の病院で身柄を拘束し放火容疑で調べている。
男性は脳卒中の治療の医療過誤で身体がマヒしたと主張し、家族に「病院に火をつける」と話していたという。
目撃者の話などによると、男性は座席に座っていたが、地下鉄が駅に停車する直前に容器に火を付けたという。火は座席などに燃え移り、車両全体が黒煙に包まれた。車両から逃げ出した乗客は出口に殺到したが、有毒ガスも発生し、次々に倒れたという。
火災が広がった瞬間、車内が停電状態となってドアが締まり、乗客が逃げ場を失ったとの情報もあり、防火システムの構造的な欠陥が被害を拡大したとも指摘されている。車両に閉じこめられ、逃げ場を失った乗客も多数いた。救助に向かう消防隊員は黒煙のため視界が遮られ、救助活動は難航した。
大邱市は人口約248万人。ソウル、釜山市に次ぐ第3の都市で、韓国第一の繊維工場地帯。
[毎日新聞2月18日] ( 2003-02-18-22:34 )
【大邱18日共同】韓国の地下鉄関連の事故としては最悪の事態となった大邱市の地下鉄火災。中央路駅構内は天井まで真っ黒に燃え尽くし、火災のすさまじさを物語っていた。
記者は事故発生から約5時間半後に現場の駅構内に入った。有毒ガスはようやく消えかかっていたが、まだあちらこちらで火がくすぶり、小さな煙が上がっていた。
駅構内には出口を求めて殺到した多くの乗客の必死の行動を示すように焦げた靴が多数散乱していた。
構内の壁などもまっ黒に焼け、床には消火のための水がたまっていた。放火のあった6両編成の列車は後ろから2両目と3両目がくびれ、記者は3両目には進めなかった。
手前1両目の列車の中にはまだ外に搬出されていない遺体が一体残っていた。遺体には消防隊員が掛けたと思われる白い布が。地下鉄内での放火という想像もつかない犯罪の犠牲になった乗客たちの無念さを思った。
列車の中も完全に焼けただれ、座席や手すりなども焼けてめくれ上がっていた。黒く焦げた鉄の部分がむき出しになっている。多くの乗客は火や有毒ガスを逃れようとドアに殺到したが、ドアが開かず犠牲になった人も多い。密閉された空間から逃れようともがいた被害者たちの叫び声が聞こえてくるような凄惨(せいさん)な現場だ。〔共同〕
95年は爆発で約100人死亡――事故相次ぐ大邱の地下鉄
【ソウル18日共同】18日に100人以上が死亡する地下鉄火災が起きた韓国・大邱市の地下鉄は、1995年4月、工事中にガス爆発で約100人が死亡するなど、過去にも死傷事故が相次いでいる。
ガス爆発は近くのデパート新築工事中にガス管が破損、約100メートル離れた地下鉄の工事現場に流入して発生。101人が死亡、101人が負傷する大惨事となった。
当時は94年10月のソウルの聖水大橋崩壊事故(32人死亡)などの大事故が相次ぎ、安全性を無視した企業体質や、行政の不備への批判が高まり、金泳三政権が苦境に立たされた。
大邱市では95年8月にも地下鉄工事現場でトンネル掘削のために爆薬を爆発させた際、4人が死傷。92年1月には工事現場の天井や壁を支える鉄骨が壊れ、1人が死亡した。
2000年1月には同市内の別の地下鉄工事現場で、天井を支える鉄板が上を走る道路とともに長さ約40メートル、幅約30メートルにわたり崩落、道路を走っていたバスなどが巻き込まれて4人が死傷する事故も起きた。
韓国ではソウルの地下鉄工事現場で80年代から労災事故が続発、90年代に入ってもソウルや仁川市でも現場の落盤事故などが相次いだ。〔共同〕
・(2/18)韓国地下鉄放火、死者・不明120人超す
・(2/18)駅構内は天井まで燃え尽き――車両に残る遺体、靴散乱
・95年は爆発で約100人死亡――事故相次ぐ大邱の地下鉄
・大邱市とは