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国際情勢の動きが激しい日々だったため、レスが遅くなりました。
● 「神(神々)」と「悪魔」
「神(神々)」や「悪魔」の実在については、実在するかもしれないし、思念的存在かもしれないと思っています。
(実在とは何ぞやという命題にはここでは立ち入りません。「鬼神を語らず」という身構えですので、論証や実証ができないことには立ち入らないようにしています)
「神(神々)」を類的存在である人が超えられない規定的存在と捉えれば、その存在を信じています。
「悪魔」を「神(神々)」の規定性のなかで、類的存在としての論理を損なうことを承知で、個としての欲求実現をめざすように唆すものと考えればその存在を認めます。
個々人は、「神(神々)」による規定性と「悪魔」による唆しのはざまでなんとか心地よい日々をおくりたいと生きていく存在なんでしょう。
(認識や判断が個のものであることから、「悪魔」の唆しに乗りやすい、とりわけ他者よりもそれらが優れていると考える人は乗りやすいと考えています)
「神(神々)」については、超越神よりも、神々という考え方にシンパシーを感じます。類的人に対する規定性は、超越的な全知全能の神というより、神々の関係的ふるまいによって生起すると考えています。
いわゆる科学的な認識というのは、神々の関係的ふるまいを類的人として解釈するもの、すなわち、神々が与える規定性を理解し、類的活動の仕方を目的が実現できるものにするものだと思っています。
既存の宗教で言えば、ヒンドゥーの説明体系に親近感を持っています。
信仰者ではないので我流の理解ですが、アートマンという宇宙原理と神々という併置はしっくりくる説明です。
また、アートマン=ブラフマン(凡我一如)という宇宙原理と自我の一体性という認識論も共感できます。
超越神を宇宙原理とし、それを関係的に動かす存在として神々があるという理解構図です。
ユダヤ−イスラムに通底する人格神的超越神には拒絶意識を持っています。
全知全能の神が人に似た存在(神に似せられて人がつくられたので逆ではありますが)である宇宙=自然観に、傲慢さの源泉があるようにも思われます。
(イスラムに好意を抱くのは、人格神の色合いを残しながらも、人の被規定性・限界性をしつこく繰り返すことで神(規定性)を畏れかしこむよう教え、喜捨を何より重要な行為として執拗に推奨しているからです。コーランは、何でも論理で説明できるという態度を傲慢とし、それは神を裏切りサタンに身を委ねることとし退けるよう求めています)
神は人間的特性とはまったく無関係だと考えており、神の特性がなにであるかは、たかだか人間である人には認識できないことだと思っています。
近代の科学主義と人間主義の普遍化は、イスラム的観点から見れば、人が類としてサタンに身を委ねているということになります。
個としても類としても、人の力はたがが知れています。
それを忘却し、知性の力で神(規定性)を打破できると考えがちな近代人は、神(規定性)の力で
知性の力で打破できるのは、「悪魔」に身を委ねた人に対する他者の妨害だけです。
無から有を生じることはできず、活動力を通じて自然を改変することしかできない類的人が神(規定性)を打破できると考えのは、傲慢であり愚かの極みです。
● 「アセンション(霊的次元上昇)」
「アセンション(霊的次元上昇)」は阿修羅の投稿されてものをきっかけにして、あるサイトにあったまとまったを読んだことがあります。
>2012年の12月に地球及び太陽系は、物理現象的には「フォトン・ベルト」内へ
>と深く入り込むことによって、現在まで通用してきた様々な自然法則が異常な働きを
>見せるようになり、異次元と連動した大変動を引き起こしながら「霊的上昇」してい
>く(らしい)
>それまでの間に「地球と共に行く」ことを「選択」した連中は一緒に上っていき、
>「別の星に転生する」ことを「選択」した連中は「肉体の死」というプロセスを経て
>よそへ行く(らしい)
>そして現在のような世界は完全に崩壊して全く新しい状態へと変化する(らしい)
かつて読み今もっている感想を率直に言えば、2012年というタイミングは類的存在としての人が「霊的上昇」を迫られる時期に符合するので、そうかもしれないと思いました。
それが、宇宙(神々)の動きと連動していても不思議ではありません。
類的人の歴史が何百万年あるかはわかりませんが、個人史・地域史が世界史のなかに恒常的に強く組み込まれるようになった近代の終焉時期にあたるここ数年の激動が、想像を絶するものになるのは不思議ではありません。
そして、それを乗り越えるためには、「霊的上昇」(霊的回復と思っています)が不可欠だとも思っています。
「別の星に転生する」というのは、地球が別次元の星に転生すると理解しました。
「アセンション(霊的次元上昇)」の説明を読んで記憶に残っているのは、「霊的上昇」を遂げた人が多いほどスムーズに“地球の転生”が実現されるという説明です。
外的影響力がなければ「霊的上昇」がスムーズに達成できない状況ですから、「フォトン・ベルト」のような出来事もあるのかもしれません。(他力本願になりますが...)
あまり役に立たないレスだとは思いますが、感じるままに書いてみました。